ラグナロク洞「あかずの扉」研究会影郎沼へ
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ラグナロク洞「あかずの扉」研究会影郎沼への総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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シリーズ第3作にして最高傑作!嵐の山荘を洞窟でやったのが、良かった。シリーズ最高のドキドキ感! | ||||
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今度は嵐の山荘もの。舞台は本格で、探偵の鳴海さんのダイイング・メッセージ講義は面白かった。 | ||||
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良かった | ||||
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20世紀最後の新本格こと霧舎氏のあかずの扉研究会シリーズの3作目である。 ボリュームは前2作と比べると減ったが、相変わらずの意欲的な作品である。 今回はこれまた定番の嵐の山荘ものに挑んだ作品だが、主な舞台は山荘の地下の洞くつ内の宿泊施設となる。文字通り閉じ込められてしまう。 更に劇中で唐突にダイイングメッセージについての探偵役による講義が展開されるようにダイイングメッセージが大きな事件のキーとなる。 注目すべきはこの講義において、ダイイングメッセージネタは推理作家がネタに困った時に手を出す最も安易なネタである!と言及している点。これには納得する読者も多いはずだが、作中でまず安易な無理のあるネタだとダイイングメッセージを否定しながらもダイイングメッセージが事件で乱れ飛ぶ。これには著者ならではのダイイングメッセージの新たな可能性の開拓として評価したい。この講座とメッセージのアンチテーゼが見事に無理なくトリックに取り込まれている。 また、このシリーズの定番の建物の構造自体がトリックとなる物理大仕掛けトリックもあり、連続殺人の被害者のミッシングリンクネタなどあらゆる新本格の定番要素をこれでもかと詰め込んである。 なので、無理のある展開だという批判もあるが、新本格推理作品に無理のない展開などあり得ないのである。こういった趣向の作品に無理がある、現実性がないという批判ほど的外れなものはない。 本作を読んで、無理があると感じて楽しめなかった人はそもそも新本格推理を読む適正がないのである。 本作も相変わらず、新本格推理好きならば100%楽しめる作品に仕上がっている。 | ||||
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本屋に置いていなかったので、取り寄せるてもらう手もあったのですが、時間がかかるのでこちらで入手。 | ||||
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由井広美の無邪気さが大好きなんだ。そりゃリアリスティックな観点から見れば不自然に映るだろうが,本格推理小説ではその前提は ナンセンスなの。それは譲ってもさ,ただのワガママ女じゃないかと言うだろうが,すくなくとも彼女の行動に嘘はなく喜びも悲しみも ありのままナチュラルに表現するさまは終始一貫している。 後動悟に鳴海雄一郎というダブル名探偵の存在は良い意味重厚だが,一方どうしようもなく煮詰まった論理合戦になりとても堅苦しい。 それを中和してくれるだけに余計愛すべき存在だ。作風・質の前にキャラが受け付けないと批判する方が多いのも事実ではあるが... 結局は好みの問題... さてそれはさておき霧舎巧の三作目となる本作の内容はというと,本格ファンにはなじみの深い嵐の山荘ものです。しかもそれを エキセントリックに発展させているところが妙で,閉鎖空間でおきる連続殺人の現場には意味不明なダイイング・メッセージが 次から次へとしつこいぐらいに残されています。もはや死者からの伝言という概念すら覆す意気込みは見事。そしてその暗号が 最後の最後にもたらすパラノイアで醜悪な真相には驚きだし,同時に著者がなぜこのタイトルをつけたかが解りニヤッとしちゃうよ。 興味ある人どーぞ。 | ||||
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基本的に地図が謎解きの鍵になるのだが、私の場合必要な地図を両方見た後、しばらくの間ストーリーについていけませんでした。彼らが「謎解き」の時に示した「正しい見方」を最初からしていたからです。 というわけで、今回のネタはあまりにも無理がありすぎます。 | ||||
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