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ラグナロク洞「あかずの扉」研究会影郎沼へ



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ラグナロク洞「あかずの扉」研究会影郎沼への評価: 3.21/5点 レビュー 14件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.21pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(5pt)

満足

良かった
ラグナロク洞―“あかずの扉”研究会影郎沼へ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ラグナロク洞―“あかずの扉”研究会影郎沼へ (講談社文庫)より
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No.13:
(5pt)

ダイイングメッセージものへのアンチテーゼでありながらダイイングメッセージものを敢えてやる意欲作

20世紀最後の新本格こと霧舎氏のあかずの扉研究会シリーズの3作目である。
ボリュームは前2作と比べると減ったが、相変わらずの意欲的な作品である。
今回はこれまた定番の嵐の山荘ものに挑んだ作品だが、主な舞台は山荘の地下の洞くつ内の宿泊施設となる。文字通り閉じ込められてしまう。
更に劇中で唐突にダイイングメッセージについての探偵役による講義が展開されるようにダイイングメッセージが大きな事件のキーとなる。
注目すべきはこの講義において、ダイイングメッセージネタは推理作家がネタに困った時に手を出す最も安易なネタである!と言及している点。これには納得する読者も多いはずだが、作中でまず安易な無理のあるネタだとダイイングメッセージを否定しながらもダイイングメッセージが事件で乱れ飛ぶ。これには著者ならではのダイイングメッセージの新たな可能性の開拓として評価したい。この講座とメッセージのアンチテーゼが見事に無理なくトリックに取り込まれている。
また、このシリーズの定番の建物の構造自体がトリックとなる物理大仕掛けトリックもあり、連続殺人の被害者のミッシングリンクネタなどあらゆる新本格の定番要素をこれでもかと詰め込んである。
なので、無理のある展開だという批判もあるが、新本格推理作品に無理のない展開などあり得ないのである。こういった趣向の作品に無理がある、現実性がないという批判ほど的外れなものはない。
本作を読んで、無理があると感じて楽しめなかった人はそもそも新本格推理を読む適正がないのである。
本作も相変わらず、新本格推理好きならば100%楽しめる作品に仕上がっている。
ラグナロク洞―「あかずの扉」研究会 影郎沼へ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ラグナロク洞―「あかずの扉」研究会 影郎沼へ (講談社ノベルス)より
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No.12:
(3pt)

本屋より早い

本屋に置いていなかったので、取り寄せるてもらう手もあったのですが、時間がかかるのでこちらで入手。
ラグナロク洞―“あかずの扉”研究会影郎沼へ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ラグナロク洞―“あかずの扉”研究会影郎沼へ (講談社文庫)より
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No.11:
(4pt)

殺人劇の最中においても全く変わりない

由井広美の無邪気さが大好きなんだ。そりゃリアリスティックな観点から見れば不自然に映るだろうが,本格推理小説ではその前提は
ナンセンスなの。それは譲ってもさ,ただのワガママ女じゃないかと言うだろうが,すくなくとも彼女の行動に嘘はなく喜びも悲しみも
ありのままナチュラルに表現するさまは終始一貫している。
後動悟に鳴海雄一郎というダブル名探偵の存在は良い意味重厚だが,一方どうしようもなく煮詰まった論理合戦になりとても堅苦しい。
それを中和してくれるだけに余計愛すべき存在だ。作風・質の前にキャラが受け付けないと批判する方が多いのも事実ではあるが...
結局は好みの問題...
さてそれはさておき霧舎巧の三作目となる本作の内容はというと,本格ファンにはなじみの深い嵐の山荘ものです。しかもそれを
エキセントリックに発展させているところが妙で,閉鎖空間でおきる連続殺人の現場には意味不明なダイイング・メッセージが
次から次へとしつこいぐらいに残されています。もはや死者からの伝言という概念すら覆す意気込みは見事。そしてその暗号が
最後の最後にもたらすパラノイアで醜悪な真相には驚きだし,同時に著者がなぜこのタイトルをつけたかが解りニヤッとしちゃうよ。
興味ある人どーぞ。
ラグナロク洞―“あかずの扉”研究会影郎沼へ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ラグナロク洞―“あかずの扉”研究会影郎沼へ (講談社文庫)より
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No.10:
(2pt)

無理ありすぎ

基本的に地図が謎解きの鍵になるのだが、私の場合必要な地図を両方見た後、しばらくの間ストーリーについていけませんでした。彼らが「謎解き」の時に示した「正しい見方」を最初からしていたからです。
というわけで、今回のネタはあまりにも無理がありすぎます。
ラグナロク洞―「あかずの扉」研究会 影郎沼へ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ラグナロク洞―「あかずの扉」研究会 影郎沼へ (講談社ノベルス)より
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No.9:
(3pt)

閉じ込められる

 2000年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 「<あかずの扉>研究会」シリーズの第3弾。
 ミステリとしてはいまいち。トリックのわりには無駄に人が殺されすぎる。ただ、名探偵が途中でべらべらと語り出すダイイング・メッセージ講義の使い方にはびっくりさせられる。こんな馬鹿な仕掛けがあって良いのか。しかし、これもプロットのなかで上手く処理できていないような。
 キャラクターに魅力がなく、造形がお粗末な点にも不満が残る。
ラグナロク洞―“あかずの扉”研究会影郎沼へ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ラグナロク洞―“あかずの扉”研究会影郎沼へ (講談社文庫)より
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No.8:
(4pt)

ダイイングメッセージに一種のこだわりを感じます

目玉(?)となるのはダイイングメッセージ講座と、犯人の偽装を含めて人が死ぬ度に様々なパターンで現場に残されるダイイングメッセージでしょう
ですが、このダイイングメッセージ講座。著者のこだわりは汲み取れるにせよ、内容自体は関心するでもなく不満でもなく……。可もなく不可もなく。要するに、「そんなの言われなくても分かるよ」的な印象…
犯人の犯行ルートのトリックは大仕掛けの印象を与える割に大したことはなかったです
その逆に、被害者に隠された所謂ミッシングリンクはなかなか良かったかと
総評として、悪くないミステリーだったと思います♪
ラグナロク洞―“あかずの扉”研究会影郎沼へ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ラグナロク洞―“あかずの扉”研究会影郎沼へ (講談社文庫)より
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No.7:
(5pt)

定番への挑戦

《あかずの扉》研究会シリーズの三作目。
推理小説の定番「嵐の山荘もの」に挑戦した意欲作。
今回もこのシリーズのお決まりの“事件は一つ・現場が二つ・探偵二人”というスタイルを踏襲している。
一つの事件を二人の探偵が解き明かしていくスタイルは、読み手の読解力が必要なため好き嫌いがはっきり出ると思います。
でも、師である島田荘司さんのような大掛かりなトリックと著者お得意の“ちょっとラブコメ”は読んでいて楽しいです。
自称名探偵・鳴海さんの薀蓄『ダイイング・メッセージ講座』はちょっとくどくて、作品のリズムを崩してしまっている所は残念。
個人的には大変面白く読ませていただきましたので満足度は、星五つです。
ラグナロク洞―「あかずの扉」研究会 影郎沼へ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ラグナロク洞―「あかずの扉」研究会 影郎沼へ (講談社ノベルス)より
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No.6:
(2pt)

惜しい・・・・

作者が真正面の本格を書こうとしているのは分かるが、失敗している。いきなり鳴海がダイイング・メッセージ講義を始めるのは変だし、主人公がマニアックで匂わせぶりなことを言っているのは痛い。あと、前の2作を読んでいないとかなりつらい。それにプロットが整理できていない。もっとすっきり出来ないものか。
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No.5:
(2pt)

嵐の山荘物新機軸

と作者の意気込みが文中に伝わる作品です惜しむらくは上滑りになっていることですが
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No.4:
(2pt)

嵐の山荘物新機軸

と作者の意気込みが文中に伝わる作品です
惜しむらくは上滑りになっていることですが
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No.3:
(2pt)

連続殺人もの

太古の昔から綿々と書き続けられている連続殺人ものミッシングリンクを探せ!ですね割と早めにミッシングリンクがばれた上にそれで大騒ぎしてしまうのは興をそいでいますが
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No.2:
(1pt)

ひとりよがり

連続殺人事件の新機軸といって作中でやたらと大仰なことを謳っていますが要は先達となんら変わることがありません自己中心的なダイイングメッセージ論も詰め込まれているしすかすかの人物像しかない連中がやたらめったらと死ぬしおなかいっぱいです
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No.1:
(5pt)

是非読んで欲しい!

「《あかずの扉》研究会」シリ-ズ第三弾!シリ-ズもいよいよ3作目。今回は嵐の中、研究会メンバ-二人が洞窟に閉じ込められてしまい、お約束のごとく事件が中で起こって…といったお話です。前作、前々作と比べると本の厚みこそ減っていますが合いも変わらず複雑で魅力的なトリックがあちこちに仕掛けられています。さすが本格派と感じさせてくれること請け合いです。研究会メンバ-の活躍はもうおなじみ、彼らのリ-ダ-である後動悟の秘められた過去の一部が少し明らかに!まだ読んでいない人は是非是非シリ-ズを通して読んでもらいたい。オススメです。
ラグナロク洞―「あかずの扉」研究会 影郎沼へ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ラグナロク洞―「あかずの扉」研究会 影郎沼へ (講談社ノベルス)より
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