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しゃばけ
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しゃばけの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全191件 81~100 5/10ページ
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これ面白いですか? 江戸の日常感がでていてほのぼのしていますけど、特別すごく面白いとは感じませんでした。なにより妖怪物のくせに妖怪の怪しさがぜんぜん出てません。お子様向けの妖怪マンガレベルです。白沢も犬神も名前ばかりでぜんぜん貧弱。妖怪マンガのようといいつつも戦いのシーンはほとんどありません。ひたすらただの日常です。クライマックスもしょぼい。せめて最後くらい派手は戦闘があればよかったのに。これが賞とったなんて正直選考委員のセンスを疑います。 | ||||
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江戸有数の廻船問屋の一人息子である一太郎は、幼少の頃より体が弱く寝込みがちであった。 一太郎はそんな自分を情けなく思う毎日を送っていた。 そんな一太郎を若旦那と慕い、幼いころから親身になって世話をしてくれるのは人ならざる妖怪たちであった。 やがて珍妙な日常を脅かす殺人事件が起こる。 事件の目撃者でもあった一太郎は、真相を確かめるべく、事件の解決に臨む。 そして一太郎は、事件の影に潜む自身の出世の秘密を知るのだった。 人間でありながら妖怪たちに好かれる一太郎が羨ましく、妖怪でありながら一太郎を我が子のように可愛がる妖怪たちが微笑ましかったです。 親や妖怪が一太郎を思う気持ちは愛情に溢れていて、思わず読んでいるこっちが嫉妬してしまいそうなほどでした。 | ||||
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2007年に出た単行本の文庫化。2006年に出た絵本『みぃつけた』を採録している。 畠中恵さんの「しゃばけシリーズ」の解説、登場人物紹介、グッズのオンライン販売、母校での講演会、インタビューなどをまとめて一冊としている。 また、シリーズのイラストを担当している柴田ゆうさんががんばっている。多数の妖怪たちのイラストで彩られた本で、見ているだけでも楽しい。 『みぃつけた』は、若だんなの幼少時の話。鳴家たちとの交流を描いている。 全体的にはあまりおもしろくない。再録集といった感じ。講演会の内容が創作の秘密に迫っていて興味深かったくらいか。まあ、ファンなら買ってもという本だ。 | ||||
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舞台は江戸、今でいう薬局問屋の1人息子が、 多くの妖(あやかし)と呼ばれる妖怪たちとのやりとりを通して、 成長していくユニークな物語。 とても読みやすく、新鮮で、かつおもしろかった。 1人息子の一太郎はかなりの虚弱体質で、 起きてから寝るまでのすべてを、 世話人の妖に管理されているほど両親から溺愛されている。 妖怪というと人間とはまった異なる性質を想像しがちだが、 この物語に登場する妖怪はなぜか現実味があり、 読者としてはあまり違和感なく受け入れられた気がした。 身体は弱けれど、心はやさしく、 周囲の人々に配慮の気持ちを忘れない憎めない一太郎。 ひょんなことから、物語は連続殺人事件へと展開していくが、 読み進めるにつれて、 弱々しい一太郎を応援したい気持ちになっていった。 人は義務や責任といった覚悟を求められた時に、 一皮むけるという事実を、 あらためてこの歴史ファンタジーから教えられた気がした。 | ||||
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正直、話題になっているほど面白くなかった。 妖怪たちの姿かたちをもっと細かく描写してくれないと、どう想像していいのか分からなかった。 ファンタジー小説なので、マンガか実写で見たい感じ。 | ||||
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江戸時代が舞台の時代小説であり、妖怪が出てくるファンタジーであり、 謎解きのミステリーでもある。 普段は時代小説は読まないのだけれど、こういう味付けならば興味を持って 読める。妖怪も江戸時代という設定なら不自然に感じないなあ、などと思っ てしまうから不思議だ。 グイグイ引きこまれるという内容ではないけれど、主役の若旦那を取り巻く 妖も人間も憎めないキャラクターばかりで、次回作も読んでみようかなと感 じた。 | ||||
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妖怪を信じている人も、信じていない人も、なんとなく読んで満足。 現代でも意味通ずる物語。子供のころに読めたらよかったと思いました。 | ||||
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江戸時代を舞台とした小説ですが、文体をそれほど古くなく非常に読みやすいです。 しかし、昔の雰囲気はしっかりと感じられます。 主人公の「若だんな」と取り巻きの妖(あやかし)たちを中心に話が展開する しゃばけシリーズの最初のおはなしです。 以降の巻は基本的に短編ですが、この巻だけ長編になっています。 若だんなはとある事情により、生まれつき妖の世界が見えます。 妖は、人間とは少し感覚が異なっている部分があり それが怖くもあり、可笑しくも感じられます。 また、極端な虚弱体質だけど芯が強く、向上心も持っている若だんなの 人柄に、好感を覚えずにはいられないと思います。 その若だんなと妖の間には、また人間とはちがった 特殊な信頼関係が結ばれています。 怖かったり・笑ったり・感動したりする場面があるけれど とにかくこころがあったかくなる作品です。 | ||||
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江戸時代。問屋の若旦那と妖怪の物語。 大丈夫、怖くはない。むしろ微笑ましい。 病弱な若旦那と、彼を慕う妖怪のまわりには、和菓子がいつも横にある。 大福餅、金平糖、饅頭、かりんとう..。また美味しそうに食べるんだ。 そういえば、私も久しく口にしてないなぁ。熱いお茶と甘いものを用意し て再読してみるか.. | ||||
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苦手だった江戸時代の物語。 ほんわかした体の弱すぎる主人公、しっかりしすぎている妖たちに守られてうらやましい限り。 いろんな妖たちが登場するが、人間的にもみえてとても親近感が沸き、とても読み応えあります。 オススメはかわいい小さな妖のやなりっていう小鬼。 主人公が大好きでちょこちょこ走り回ったり、主人公のために頑張るところはかわいい! ぜひ、この世界に浸ってほしいです。 ストーリーもミステリー的な要素もあるので、面白いはず。 かなりオススメです!! | ||||
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起こる事件はとても陰惨なのですが、それを感じさせず、軽く読み進められます。絵のかわいさに救われている面もあるのかも。登場人物たちは皆、魅力的ですね。ミステリーというよりはファンタジー色が強いと思います。 | ||||
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畠中恵さんの略歴を読んでいて あまりに似た一歳年上の女性 そう故杉浦日向子さんを忘れないでね、と言いたくなって書きますね。彼女は1958年生まれ可愛らしい美人で(畠中さんが一歳下)彼女がまあ最初に「江戸」に取っ憑かれ まず漫画で「二つ枕」「百物語」「合葬」(他も全て名作)等素晴らしい江戸の世界を現出させたかと思ったら漫画家を止めて文筆家になり 荒俣怪人と結婚し離婚し中咽頭癌で2005年7月に亡くなるまで刊行された書籍は全て持っています。どうしてもダブる。本当だったら二人に怪談話をしてほしかった。絵も掛ける杉浦さんと柴田ゆうさんとタッグを組んだ畠中さんとのおばけ話を聞いてみたかったな。江戸に対する知識とかを広めたのは間違いなく昭和末期の杉浦さんだし 途中 筆を折ったのは闘病生活のためだったと伺いました。畠中さんも定期健診を絶対欠かさずに先人の失敗を繰り返さないようご自愛下さい。そして ここで「杉浦日向子」の名前を聞いた方は是非文庫本で出ている彼女の漫画を読んでみてください。最初は百物語か百日紅がいいと思います。 | ||||
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前々から気になっていたので、手に取って読んでみると、これがまた思いの外面白い(^-^) 読み終わった後は、ホッコリとして、暖かさの残る素敵な本です。 若だんなの今後の成長が楽しみ! | ||||
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江戸時代の庶民の暮らしが背景。 その中での人間と妖(まやかし)との間の物語。 自分の血筋を知った時、どう思うか。 昔から不思議だと思ってきたことが、 そのことによって一気につながる。 自分の血筋に興味がある人は 多いのではないだろうか。 生まれは変えられない。 それをどう受け入れるかによって、 生き方が変わる。 その辺りを感じさせる作品だと思う。 | ||||
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舞台は江戸時代だが、言葉使いが現代風で誰にでも読めるけど、逆に言うと臨場感が足りない。妖怪たちとの関係も面白いのだが、もう一つパンチにかける感じがする。中学生くらいが江戸時代の雰囲気を感じつつ読んだら一番良いのかな。よわっちいゲゲゲの鬼太郎みたいな話。普通に面白く読めるけど、続編をもらったら絶対読むが、買って読むかは迷うところだ。 | ||||
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娯楽小説なんでしょうが、それでも物足りない点がいくつかあります。 1.時代小説なのに現代的、2.妖がでてくるのに不気味さや恐ろしさがない 他のレビュアーの方も書いていますが、時代小説の持つ風情もないし時代考証もできていません。 江戸時代といってもパラレルワールドの江戸という感じです。 また、どの妖も可愛らしく描かれていて、妖怪というよりキャラクターという印象です。 それでも、それなりに面白く読めるのはストーリー展開と一太郎という主人公のキャラクターの良さでしょう。 通勤電車の中で読む分には、それなりに楽しめました。 | ||||
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ドラマ化されると聞いて読んでみました。 時代モノって、ちょっと解らないしなぁと思っていたら ・・・なんとハマってしまいました。 何といっても登場人物すべてが個性的で魅力的。 ストーリーもドキドキさせられ、一気に読んでしまい あぁ、こんな面白いもの一気に読んじゃった。 もっと妖怪たちと一緒に居たかったと後悔したくらい。 続編もあるけれど、短編なので物足りない。 やはりコレをじっくり、その世界に浸ってほしい。 | ||||
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大江戸妖怪ミステリー。 私が今まで読んできたミステリーものの中で最も主人公が病弱です! ちょっと事件解決に頑張るとすぐに寝込んで生死の境をさまよってしまいます。 主人公は、廻船問屋の大店の一粒種で、17歳にして、薬種問屋を任されています。 そんな主人公のまわりには、なぜか妖怪が手代や番頭としてかしづいています。 江戸では、殺人事件が頻発し、なぜか薬種問屋が襲われます。 なぜ薬種問屋が襲われるのか、という疑問をはじめ、病弱な主人公がなぜお化けにかしづかれているのか、といった主人公の身の回りに関する疑問も徐々にあきらかになっていく。 事件と、主人公に関する謎の2方面から展開していくストーリーがあきさせません。 病弱だけど芯の強い主人公と、何が何でも主人公を守ろうとする犬神、白沢などの妖怪たち主従の活躍が愉快痛快です。 舞台設定とキャラクター設定が秀逸で、面白かった。 | ||||
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おもしろかったです。体の弱い若旦那とそれを過保護のまでに守る妖たちとのふれあいがうらやましくなりました。 シリーズ化されている作品なので、他の作品も読んでみたいと思います。 | ||||
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江戸有数の廻船問屋の一人息子、若だんなこと一太郎は生まれつき虚弱で直ぐ寝込んでしまうが、周りの妖(あやかし)が見えてしまうという得意な能力を持つ。 ある日、若だんなが行きあった殺人事件を皮切りに、次々と不可解な殺人が連続する。若だんなは妖達の手を借りて真相を探るのだが、魔の手はその身辺にまで及び…。 2001年度日本ファンタジーノベル大賞受賞作。江戸に妖怪に捕物と私にとっては堪えられない要素をてんこ盛りにした作品。 若だんなほか妖怪達のキャラクターに魅力があり、着眼とアイディアで決まりという感じ。そこに若だんなの出生の秘密や殺人事件の謎を上手く絡めており、シリーズ第1作としての作者の意図は十分成功しているように思う。 ミステリーとして見た場合は、一種のアームチェアディテクティヴ(安楽椅子探偵)の変型で、探偵役の一太郎に対し、ワトソン役(若しくは小林少年以下少年探偵団)が妖怪達という設定が面白い。或いは一種の妖怪バスターズもの、とも言えるかも。 ただ、推理や江戸情緒を楽しむというよりは、あくまでキャラクターで読ませるタイプで、全体として少女マンガ風な雰囲気がある(作者が漫画家出身であるせいか?)。ちょっと刺激は少ないのだが、気軽に安心して読めるエンターテインメントといった感じ。 | ||||
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