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カブト虫殺人事件
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カブト虫殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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私設エジプト博物館内で起きた殺人事件。その現場に残る証拠は全て博物館長であり有名なエジプト学者であるブリス博士を指し示していた。早速逮捕しようとするヒース部長刑事たちに対しヴァンスは待ったをかける。地方検事マーカムはヒース部長とヴァンスの間で揺れ動く。そして第2、第3の事件が… 関係者からの証言を丹念に引き出して真相へと進む展開はいつもながら重厚でサスペンスも十分にありグイグイ引き込まれていく。しかし全体的に納得感が今一つであった。犯人側から見た時ここまでやるかという非現実感がある。犯人像もぼやけており読後感としては興ざめであった。 | ||||
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シリーズ第5作目。『あまりにもあからさまに犯人を示している証拠をどう解釈するか?』というお話です。犯人捜し自体は仕掛けられた「ワナ」に惑わされずに、「どういった行動が必要か?」ということを考えていけばそれほど難しくはないでしょう。しかし、一番の注目はヴァンスの「解決」方法。冷静に考えると凄いことをしています。所謂ディレッタントな作風がこの作家の特徴ですが、本作は前4作に比べていささか過剰気味な印象を受けました。夥しい証拠品と相俟って、やりすぎの嫌いがあるのが欠点でしょうか。 | ||||
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