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(短編集)
百鬼夜行 陰
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百鬼夜行 陰の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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昔読んだことがあるがオーディブルで見かけたので聴く。(なので内容については割愛) 朗読が地の文もやや感情的なので、セリフなのか一人称の文なのかちょっと曖昧。 | ||||
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京極堂シリーズのスピンオフ作品で、本編とは違いミステリ要素はなく 本編に登場した人物たちが怪異等に巻き込まれるホラーなのだが、 それなりに盛り上がる作品もあれば、淡々と始まり妖怪チラ見せで終わる作品もありと 作品の出来にやや差があるものが多い。 本編の知識ありで読むならばそれなりに面白いが、それなしだとそこまで魅力的ではなく まあファン向けの内容だろう できれば京極堂シリーズを読んでから読むべき一冊 | ||||
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京極堂シリーズの脇役たちに焦点をあて、 彼らがあの事件のとき、あの事件に至るまで、 何を思い、どうその日に辿り着いたのかが描かれていく。 『姑獲鳥の夏』の久遠時涼子 『絡新婦の理』の杉浦隆夫、平野祐吉、山本純子などなど…、 本編だけではわからなかったそれぞれの一面が見えてくる。 だからこそ、本編を読んでからの方が、「あぁ、そうか」と、 思えるハズ。 本編の重厚さを求めて読み始めてしまったため、ある種の物足りなさを感じてしまったものの、これはこれとして違う楽しみ方ができる。 我らが関口巽が主役の「川赤子」も必見。 | ||||
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妖怪の名前を表題にした連作短編集。数年にわたって断続的に雑誌に掲載された短編をまとめたもの。各編異なる人物設定のもとに描かれており、テーマや時代設定は共通するものの、作品間のつながりはない。舞台は京極堂シリーズと同じく、終戦後しばらくたった昭和20年代後半。最後の「川赤子」のみ京極堂シリーズに登場する作家「わたし」を主人公とする。妖怪をテーマにするとは言っても、作中、妖怪そのものが登場するわけではない。怪異は起こるが、各編の主人公たちの精神が見せた幻想だったり、環境や人の生み出す業だったり、判然としない。著者の他の作品と同じく、時代がかった文章の語り口はうまく、雰囲気のある各編のストーリーはひきこまれる。著者のストーリーテリング巧みさは感じられる一方で、どの作品も作中で解決されずに終わってしまうためか、強烈な印象を残すだけのインパクトがある作品がないようにも思えた。 | ||||
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