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クイーン警視自身の事件
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クイーン警視自身の事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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この作品には探偵エラリーは出ていませんが、警視の退職後の物語で、警察官としてではなく事件に巻き込まれていくという話しと、珍しくロマンスもあったりして、中々面白かったです。 今まで年代順に読んできたのですが、今までの感じでは、警視は相当なお年だと思っていたのに、この作品を読んでみると、まだまだそんな感じではないのかな、と警視のイメージが私の中で変わりました。 | ||||
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エラリー・クイーンの長編25作目ですが、この本には名探偵 エラリー・クイーンは登場しません。 エラリーは旅行で留守で、親父さんのリチャード・クイーンは退職しており 親父さんのクイーン元警視が解決する体裁をこの本ではとっています。 だから厳密には本のタイトルは『クイーン元警視自身の事件』ですねw 富豪のハンフリーに雇われた看護婦ジェシー・シャーウッドが、 ふと胸騒ぎを覚えて富豪の養子として迎えた赤ん坊の育児室に飛び込むと、 赤ん坊は冷たくなっていて、枕には殺人の跡と思しき手形が残っているが 枕は騒ぎの最中に無くなっていた。 不審に思った看護婦ジェシーとクイーン元警視が調査を始めたが 行く先々で殺人事件が起こっていく…… この本での特徴はクイーン元警視と看護婦ジェシーとのロマンスです。 普段は嗅ぎたばこをやり、唾を飛ばしまくっているクイーン元警視ですが この本では一切(?)やりません。 やはり女性を前に気を遣っているのだろうか? サスペンス色の強い作品ですが、ちゃんと謎は解けるように 提示されているので本格好きの人にもお勧めですが、 サスペンス色の強いが故に本格が嫌いな人、エラリー・クイーンって なんかまどろっこしいと思っている人こそお勧めです。 なお、『クイーン警視自身の事件』とこの本の続編『真鍮の家』は 通常のエラリー・クイーンのシリーズとパラレルになっており、 通常のシリーズでは、クイーン警視は退職していないし、 看護婦ジェシーも存在しません。 | ||||
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