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レーン最後の事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
レーン最後の事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 41~50 3/3ページ
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後味の悪いエンディングです。 レーンは前作よりも更に老い、知能まで衰えたのではないかと疑うほどの体たらくです。前作までのレーンであればあのようなエンディングは回避しえたはずです。何よりも読み手の私が"その"行動に理不尽さを感じるほどです。 クイーンにとっては「最初に結末ありき」といった感じでスタートした4部作だったのでしょうが、本作はあまりにも稚拙です。7色の髭の男の登場という奇抜なスタートの割に話は盛り上がらず(盛り上げる気も無かったのかもしれませんが)、やっと殺人が起こったと思ったらアレですし。 何よりも拙いのが殺人犯を指し示すたった一つの証拠について。クイーンはこのトリックとこの証拠があれば、読者に強いインパクトを与えられると思って書いたのでしょう。事実、これを読んだ多くの人が衝撃を受けたと思われます。しかし、それによって作品としての出来は落ちたのではないでしょうか。アイデアだけで作品を作ってしまったのかなぁ。 散々悪口を書きましたが、私だって読んだときのダメージはかなり大きかったんですよ。読み返してダメージ受ければ受けるほど、ドルリー・レーンを愛して止まない自分に気が付いて更に鬱になりますけど。 | ||||
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後味の悪いエンディングです。レーンは前作よりも更に老い、知能まで衰えたのではないかと疑うほどの体たらくです。前作までのレーンであればあのようなエンディングは回避しえたはずです。何よりも読み手の私が"その"行動に理不尽さを感じるほどです。クイーンにとっては「最初に結末ありき」といった感じでスタートした4部作だったのでしょうが、本作はあまりにも稚拙です。7色の髭の男の登場という奇抜なスタートの割に話は盛り上がらず(盛り上げる気も無かったのかもしれませんが)、やっと殺人が起こったと思ったらアレですし。何よりも拙いのが殺人犯を指し示すたった一つの証拠について。クイーンはこのトリックとこの証拠があれば、読者に強いインパクトを与えられると思って書いたのでしょう。事実、これを読んだ多くの人が衝撃を受けたと思われます。しかし、それによって作品としての出来は落ちたのではないでしょうか。アイデアだけで作品を作ってしまったのかなぁ。散々悪口を書きましたが、私だって読んだときのダメージはかなり大きかったんですよ。読み返してダメージ受ければ受けるほど、ドルリー・レーンを愛して止まない自分に気が付いて更に鬱になりますけど。 | ||||
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世にも名高いレーン四部作の最後を飾る作品。その内容は様々な長所、短所が混ざりあっていたので評価は難しいですが、ミステリファンもそうでない方も「X」から順番に読むべきだ、とだけは言えます。 さて、本格ミステリの評価としてはもちろん評論家などが言うように、事件の明らかにされない部分がある点、少し真相に無理がある点など、欠点を挙げることはできるのですが、そんなことは常に完璧なクイーンだからこそ目につくのだし、クイーン当時全盛期だったので、書けなかったのではなく、あえて書かなかったのでしょう。 それに、そのクイーンの判断は実に正しかったと思います。実際、だからこそ一般にこんなに人気があるのだと思うし、クイーンは最高の形で四部作を終わらせたと思います。「X」、「Y」がこんなに有名になったのもこの作品あってこそでしょう。つまり、この作品はあまり推理小説を読んだことがない方、推理小説ファンのどちらでも楽しめる、印象深いものだと思います。少なくとも、この四部作を読んでよかったと思うことは請合えます。 | ||||
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小学校くらいに読んだYの悲劇を再読しようとして、クイーンにはまりました。XYZと読み終えた後 お読みください。シリーズごと徐々に年おいていく主人公レーン。 最後の作品は私てきにちょっと悲しい最高傑作だと思っております。是非! | ||||
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小学校くらいに読んだYの悲劇を再読しようとして、クイーンにはまりました。XYZと読み終えた後 お読みください。シリーズごと徐々に年おいていく主人公レーン。 最後の作品は私てきにちょっと悲しい最高傑作だと思っております。是非! | ||||
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前作『Zの悲劇』で登場したサム警部の娘ペーシェンス。その明晰な頭脳は最後に犯人へと到達するのだが、なぜエラリー・クイーンが彼女にペーシェンスという名を与えたのかがそこで読者には理解できるだろう。誰のためのペーシェンス(忍耐)か?全編にシェイクスピアに対する深い造詣と愛情が充ち満ちている。そのプロットの壮大さは全作品一と言えるだろう。間違いなくドルリー・レーン・シリーズの白眉だ。しかしながら他のレビューアーの方々がご忠告されている通り(●^o^●)、X・Y・Z・最後の事件の順に読み、エラリー・クイーンの壮大な複線に触れるべきなのだろう。大傑作。 | ||||
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前作『Zの悲劇』で登場したサム警部の娘ペーシェンス。その明晰な頭脳は最後に犯人へと到達するのだが、なぜエラリー・クイーンが彼女にペーシェンスという名を与えたのかがそこで読者には理解できるだろう。誰のためのペーシェンス(忍耐)か? 全編にシェイクスピアに対する深い造詣と愛情が充ち満ちている。そのプロットの壮大さは全作品一と言えるだろう。 間違いなくドルリー・レーン・シリーズの白眉だ。 しかしながら他のレビューアーの方々がご忠告されている通り(●^o^●)、X・Y・Z・最後の事件の順に読み、エラリー・クイーンの壮大な複線に触れるべきなのだろう。大傑作。 | ||||
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xyzの後、最後に読むべき本なのですが、最後の最後に、いろんな思いの入り混じったなんとも言えない気持ちにさせられ、叫び出しそうになりました。私にとって、叫びそうになる本は未だこの本しか、ありません。 | ||||
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xyzの後、最後に読むべき本なのですが、 最後の最後に、いろんな思いの入り混じった なんとも言えない気持ちにさせられ、 叫び出しそうになりました。 私にとって、叫びそうになる本は 未だこの本しか、ありません。 | ||||
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レビューですが、内容云々は語るべきではないでしょう。 面白い作品であることは間違いありません。伝えたいことは一つ、 本作の前にXの悲劇、Yの悲劇、Zの悲劇を必ず読みましょう。 私にとっては面白いというより、絶対に忘れることの出来ない 最高の作品です。部屋で一人きりの夜中、暗めの照明でじっくり 読むことをお薦めします。 | ||||
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