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レーン最後の事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
レーン最後の事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 1~20 1/3ページ
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無事に届きました、有り難うございます! | ||||
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思いもよらないラストシーン 涙さえ誘うような…四部作の中でも最高の出来だと思います。 | ||||
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※削除申請(1件)
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本がタバコ臭かった。読んでて本当に不快だった。あり得ない! | ||||
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シェイクスピアとセドラー レーン最後の事件に相応しい題材。 ウイリアム・シェイクスピアにはハムネット・セドラーという友がいて、シェイクスピアの息子には彼の名前ハムネットがつけられている程の仲だった。一方で、ハムネット・セドラーの妻とシェイクスピアの不倫も当時噂されていて、セドラーの息子の本当の父親はシェイクスピアだったとも言われている。そのような前知識があると「ふむふむ、なるほどね~。実際そうだったかもねえ」などと、物語はもっと楽しめると思う。 翻訳は原作の時代的な香りを損ねずに、現代の日本語としてわかりやすくすんなり入ってくる。宇野さんや鮎川さんは横溝正史を読んでいるような言葉遣い、あれはあれで私は大好きだった。 前作はペーシェンスの一人称語りだったが、また元に戻っている。そして今までになかったカーアクション的な場面も出てきたり、その他文明的変化、女性の社会進出など、Xからの時代の経過を感じる。逆に事件の発端は古い古い時代になった。 もう、とっくに作者がお亡くなりになっているのがわかっていても、これで最後なんだと悲しくなった。レーン、サム、クエイシー・・・愛すべき登場人物だった。寂しいです。 | ||||
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あまりにも名高い「X」と「Y」の影にやや霞んでしまっている「Z」も第一級の作品である事に間違いはないと思います。しかしこの「レーン最後の事件」はちょっとガッカリで、第1作目から読み続けてきた私は、ラストシーンで期待していた大感動を得られませんでした。(以下、ネタバレありです。) 今回は4部作と深い関わりのあるシェイクスピアの古書に関するミステリーですが、シェイクスピア・ファン以外には読み進めていくのが結構しんどいです。殺人もなかなか起こりませんし。その我慢を帳消しにしてくれる華麗な謎解きを期待していのですが、私は、「犯人に双子の兄弟がいた!」と言う設定にはどうもついて行けませんでした。その双子が、同じような仕事をしていて、2人とも独身でないと、この話しは成り立たないわけで、ウーン。 なぜ4部作の中で本作が語られる事が1番少ないのかー。クイーンに敬意を表して誰もあまり語りませんが、やはりこの部分に不満を覚えている人が多いのではないでしょうか。犯行の動機は確かに面白いものでしたが、この双子ネタを受け入れられるかどうかで、この作品に対する評価は変わって来ると思います。 | ||||
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怪しい依頼人の登場に始まり、次々と失踪する関係者、盗まれてまたすぐ返却される稀覯本、暗号、手紙など謎が深まりサム警視は途中でさじを投げる始末です。覆面の怪人や双生児トリックなど横溝正史を思い起こさせます。優秀な女探偵ペイシェンスにも相応しい彼氏が現れ相思相愛に。振り返れば殺人は1件だけしか行われていないのです。その唯一の犯人の動機は人類の共通財産を後世に伝えるためという崇高な動機なのでした。タイトルに相応しいエンディングが訪れます。 | ||||
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前作『Zの悲劇』で登場したサム警部の娘ペーシェンス。その明晰な頭脳は最後に犯人へと到達するのだが、なぜエラリー・クイーンが彼女にペーシェンスという名を与えたのかがそこで読者には理解できるでしょう。 誰のためのペーシェンス(忍耐)か? 全編にシェイクスピアに対する深い造詣と愛情が充ち満ちています。そのプロットの壮大さは全作品一と言えると思います。 間違いなくドルリー・レーン・シリーズの白眉です。 しかしながら他のレビューアの方々がご忠告されている通り、X・Y・Z・最後の事件の順に読み、エラリー・クイーンの壮大な複線に触れるべきなのでしょう。大傑作。 | ||||
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本格推理の黎明期というか、全盛期というかの頃の作品。謎解きというか、フェアなパズルという側面で言えば、ほぼほぼ満点に近いんだろうけど、やはり人物造形の部分で時代を感じさせてしまう。今の感覚とは少し違う。たぶん今若い人が熱中してるラノベなんかも50年、100年経ったら、とてもじゃないが付いていけないなんて読者は思うんだろうな…なんて思った次第。でもでも、ドストエフスキーとか一部の文豪は、今読んでも人物がしっかり立ち上がってくるよな…なんて思ったりもした。自分なりの「美学」に拘る探偵が、その「美学」に拘るあまり悲しい結末を迎える…。考えれば、この設定だけでも今リライトする価値はあるよな…。自分の「美学」に拘る探偵は、その後も沢山創作されてきたけれど、ここまで突き詰めた作品はなかったんじゃないかな…。 だから推理小説なり、それなりに本好きを自任している人は絶対に読まないといけない本だと思う。探偵の苦悩のかたちは今とは表現の仕方が違ってるから、違和感はあるだろうけど、こういう作品があって、今があるわけなんだしね。 | ||||
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結末は分かっていても衝撃的だった。 ただ、活劇調のストーリー展開がいただけなかった。大げさで芝居がかった登場人物の描き方も鼻につく。 | ||||
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ようやくハヤカワ版で入手出来ました。 X.Y.Zまではメルカリや、ヤフオクでも結構見るんですが、この最後の1冊だけはなかなか見当たらなくって困ってました。 ドルリィレーン4部作やっと読めます。 | ||||
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物語は七色の髭をつけた男がサム警視の元へ訪ねて、何百万ドルもの価値があるという封筒を預けるところから始まり、本のすり替え、警備員が行方不明になったりと、不可解な事件が次々に起こっていきます。 今作も、これまでの3作と同様、犯人の奇妙な行動に隠された謎を、緻密な論理で解決していきます。その鮮やかさは今作も他の推理小説とは一線を画しています。バラバラだった一つ一つの出来事が、すっと1本に繋がった瞬間は、流石エラリークイーンだと唸らされました。 そして最後のパートはドキドキしながら、あるいは、恐怖に近いような思いでページをめくりました。ドルリーレーン4部作はどれも一気に結末まで駆け上がり、衝撃の結末にしばらく考えさせられますが、今作は特にそれが強かったです。そして、是非これまでの3作を読んでから今作を読むことをお勧めします。その方が、より今作の結末に衝撃を受けることでしょう。 | ||||
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何だか盛り上がらない展開で読むのに苦労するほど退屈。が、終盤は俄然ヒートアップし、ラストは驚天動地の結末に、序盤から読み直して伏線が張られていたのか確認する事になった。それにしてもこの結末は「X」「Y」「Z」の先行3作品を伏線に使うウルトラC級の大技であり、その構想力だけでミステリ史に残る衝撃。 だが退屈な序盤など欠点も多く、満点評価は出来ない。衝撃的なラストから読み直しても、どうしても納得出来なかったのは犯行動機であるが、俗人には理解出来ない。それに凶器を持って荒らし回り、人まで殺す粗暴さと真犯人像はとても結び付かない。だからこそ衝撃的なのだけど、アンフェアではないのだろうか。 | ||||
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愛書狂たちのシェイクスピアの死にまつわる因縁が現代に殺人事件を起こす・・・ ストーリーの所々に専門的な学識がちりばめられていて勉強になった。 殺人事件は終盤に一件しかおこらず、失踪と古書の窃盗といった事件のつみかさねが物語を展開させてゆく。 もちろん、快活な若い男女の恋模様も進展してゆくが・・・ 文体は古典や聖書からの引用があって、古い訳文ではもっと読みにくかったような印象。 今回の翻訳者はまわりくどさがなく、安心して読み進めた。 レーン四部作のうち「Yの悲劇」同様、余韻がある衝撃のラストだ。 | ||||
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冗漫で終盤になるまで盛り上がらず退屈だった。私はXとYの方が面白かった。 | ||||
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エラリー・クイーンの推理小説は、最高ですね。その中でも、Xの悲劇、Yの悲劇、Zの悲劇、ドルリイ・レーン最後事件の4部作至上最高の作品ですね。 | ||||
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結末が衝撃的です! さすが名作といわれるだけありました! 初めて読む方は「Xの悲劇」から順に読むことをお勧めします。そうすることでなぜこういう結末になったかがより理解できると思います。 | ||||
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前3作に比べレーンの最後の事件を描きたいが為に物語に力を入れた感じでした。 なので大きな謎は登場人物によって推理され読者が推理する余地は少ないです。 特に暗号系がありやる気が削がれました タイトルにも書きましたが中盤まで殺人が無く失踪依頼を地味に捜査します。 しかし後半は二転三転と事件が動くのが楽しかったです 前半のサムに渡した手紙の意味や人の失踪が後半の大きな事件に全く関係していない感じで後半だけで良くないかということが正直な感想です | ||||
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レーンさんが好きで最後まで読みました。が、より深くレーンさんを描写してくれたら、もっと厚くて読み応えがあったはず。劇的な最期だけど、納得はしずらいと思います。 | ||||
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クイーンの名作である「Xの悲劇」、「Yの悲劇」、「Zの悲劇」及び「レーン最後の事件」を一気に読むことに決めて購入した。以前に読んだ経験が有り、主要なトリックや印象的な犯人は覚えていたものの、細部については忘れており、新たに読んだのと代わりがないくらい楽しめた。 初読の際に、エラーリー・クインの他の作品は余り好きではないがこのシリーズは面白かったと感じたことを思い出した。 クイーンの良さを発見したので、今後は他の作品も読もうかと考えているところです。 | ||||
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GOODGOODGOODGOODGOODGOODGOODGOOD | ||||
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