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密やかな結晶
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密やかな結晶の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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鬼のようにつまらなかった 糾弾の物語、とか解説には描かれてますが、ここまで残酷に全てを葬る必要があるのですか?それをじわりじわりと体感させるために読む時間を費やしたと思うと、どれほどに無駄だったかと哀しくなります。ツッコミどころ多いです。R氏との関係も然り。書いていた小説の内容も然り。作者の自己満足としか思えません。 | ||||
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左足が無くなり、右手が消えて、最後に声だけ残り、そして存在さえ無くなるという不気味なお話。しかし、本書のような虚無の世界を提示されることで、現実の世界がいかに豊かであるかが浮き彫りにされてくる。 「秘密警察」の存在は、ナチスのユダヤ人狩りを連想させるが、「支配」「被支配」という政治的ニュアンスは薄い。 | ||||
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少しずつ、物を記憶を失っていく島の話。 生きていかざるをえない人間を取り巻くモノの意味を問いかける話は、比喩に満ちていて考えさせられます。 ただ無気力になりがちなコロナ禍の現在、落ち込むだけなので、おすすめはしません。 | ||||
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駄作である。つまらなかった。 ただのディストピア小説だった。 また、文庫にしては誤植が多い。 小川洋子はわりと好きな作家だが、この本は100ページも読むことができなかった。 他の本を買うのが価値ある選択といえるだろう。 | ||||
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冗長で最後まで読み終えるのが苦痛でした(最後の方は流し読みにさせていただきました、ゴメンなさい。彼女は今後も小説作りに行き詰まる、といことは無い作家さんなのでしょうが、意外にも、『博士の愛した・・・・』だけの作家さんかも)。 思わせぶりな小説。人間の記憶は個人差はあるものの徐々に失われていきます。特にアルツハイマー型の認知症などに罹患すると、その経過・結末には過大な悲しさが伴います。この小説は、その様を壮大な《比喩》として、長々と記述した・・・・と私には読めました。読者(わたしだけ?)にペイシェント(忍耐、我慢、苦痛?)を要求します。 著者は物語として巧みに記述したと思っているのかもしれませんが―――冷静に読むと―――物語の中味は意外に薄く(だらだらし過ぎ:冗長)、読み進むのが、本当に苦痛でした。 現在の脳生理学の研究では、この小説に登場する理不尽に、冷酷に記憶を奪ってゆく「秘密警察」が脳の中で何に相当(可溶性オリゴマー状態のペプチド:最小の蛋白質)するのか、誰の脳にあのイヤらしい「秘密警察」が訪れるのか、まさに研究の真っ最中で詳細は分かっておりません。 壊れつつある、あるいは壊れた神経細胞(記憶)を綺麗に掃除するのは「ミクログリア(小膠細胞)、後に残るのがアミロイド・ベータ(老人斑)ということになるのでしょう。 | ||||
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小川洋子さんの作品は、比較的好きなんですが、この作品は最後まで読むのが辛かったです。内容がつまらないとかではなく、展開が私には退屈でした。残念です。 | ||||
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記憶がテーマで、皆さん褒めていますが、私にはこの手の小説は楽しめないし、読後の記憶には何も残っていない。 多分この本のテーマのように読んだことすら忘れているのではないかと? | ||||
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まだ、読んでない❗目がしょぼしょぼしてしまいました? | ||||
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安部公房さんが書いた作品だったとしたら、結構高得点だったかもしれませんが……。自分としては、小川洋子さんには二度と書いてもらいたくない類の作品です。 | ||||
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恐怖をあおるつもりはないのだろうが、消滅の危機・切迫感がまったくみられず、無表情にことが進行する。 愛くるしい犬をもてあそんだり、秘密警察以外、悪人をいっさい登場させないなど、どこかほのぼのしている。 メタ小説が現実と反転しており、ドMなのは作者の嗜好だろうか。 ※ 写真・自己紹介は無視して下さい | ||||
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小川ワールドの根底に流れる世界観はここにあった。 本作の主人公が書く小説で、男に少女が閉じ込められる話は薬指の標本そのものだ。 テーマを正面から扱った分、消化不良感や昇華されなかった感が否めない。ここで描かれたいくつかの作品がその後の作品で絶妙の切れ口を見せているともいえるけど。 この本を先に読んだ方が良かったのか、それともルーツをたどる的にこの作品に触れる形でよかったのか、今となってはわかりませんが。 うん。でも、やっぱりあと、もう一ひねり。 | ||||
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