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魍魎の匣



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魍魎の匣の評価: 4.34/5点 レビュー 189件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.34pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全189件 121~140 7/10ページ
No.69:
(5pt)

エンターテイメントここに極まれり

京極夏彦はすごい。彼は本物のプロで仕事師だ。
本書は本編だけで1048頁ある。その量を一気に読ませる京極夏彦の手腕はとてつもない。
箱詰めの死体、バラバラ殺人、奇妙な宗教、事件に関わった人間たちのそれぞれが抱える闇。それら全ての要素を魍魎とたくみに結びつけ一つのミステリーが出来上がっている。
場面に応じて視点を変え、必要があれば箱に魅入られた男の奇妙なサイドストーリーを載せ、読み手の読書意欲を煽る。
文句なしに面白い。そして読後に一番感じたことは「仕事」として小説を作る京極夏彦の姿勢だ。
魍魎の匣 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:魍魎の匣 (講談社ノベルス)より
4061818120
No.68:
(5pt)

第2弾にして、早くもシリーズ最高の出来。

京極堂シリーズ第2弾。
シリーズ第1弾『姑獲鳥の夏』で表された登場人物それぞれのキャラクターが、
この作品でより濃くなり、固まっていく感じなので、やはり本書を読む前には
『姑獲鳥の夏』は読んでおきたい(もちろん、本書を独立して読んでも十分に楽しめる)。
このシリーズ(というか京極夏彦氏)は、本当に多様な分野を扱ったストーリーを描く。
作者自身はどういう意図でこのシリーズを書いているのかわからないけれど、
個人的にはこのシリーズは啓蒙の書だと思っている。
つまらん常識を覆す、という意味で。
特に本書は、(メインテーマとは少しズレるけれど)一般的な「犯罪者に対するイメージ」
を覆そうとする作者の意図がよく見て取れる。そういう意味で、できる限り多くの人が本書を読んで欲しいなあと思う。
評者は、テレビのコメンテーターやなんかが犯罪者を異常者扱いするのを観て、さらにそれらを無批判に受け入れる人間をみて、毎度ムカついているタイプなので、同じような方は本書に共感できるところが多いはずであるし。
評者は推理小説が好き、というわけではないので、本書のトリックや推理が推理小説として
成功しているかどうかはわからない(この点、他のレビューでは良い風に評価していないものもあるようだ)。
ただ、ストーリーの奇抜さ、それに伴ってついてくる知識、ボリュームがあるのに一文の無駄も無い構成etc...秀作が多いこのシリーズの中でも、本書の「面白さレベル」は群を抜いていると思われる。
個人的にはシリーズ最高の出来。
なぜ商品の評価を「星5つ」までにしかできないのだろう・・・残念。
魍魎の匣 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:魍魎の匣 (講談社ノベルス)より
4061818120
No.67:
(4pt)

ノベルスのこの厚さが愛おしくなる

 物語の出だしから中盤までの方がとても面白かった。もうワクワクしながら読んだ。読み始めても京極堂がなかなか出てこない。なんだか満を持しての登場。そして長い長いウンチク談議が始まる。このウンチクがとてつもなく面白い。最後の謎解きは前作「姑獲鳥の夏」でも感じたことなのだが、やはり辻褄合わせが感じられるし現実的にも無理がある。
 京極堂のウンチクには魅了されたので、自分としてはそれを聞くためにも次回作も読みたいと思う。
魍魎の匣 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:魍魎の匣 (講談社ノベルス)より
4061818120
No.66:
(5pt)

不可能犯罪を前にして木場が吼える「何の呪文だ? 俺には効かねえな」

箱の中にぴったりと入っている綺麗な娘は、
にっこりと笑うと鈴を転がすような声で「ほう」と言った。
作家、久保の作品「匣の中の娘」の幻想的な書き出しからこの物語は始まる。
自分は捜査に動かず、推理したところで語らなかったり、
詭弁で煙に巻いたりする座敷探偵京極堂が主人公の第二弾。
頼子は聡明で気高く美しい加菜子に憧れを抱いていた。
ある日、加菜子から最終電車に乗って湖へ行こうと誘われる。
しかし、当日に起こる加菜子の線路内への転落。それは事故か自殺か事件か。
どこか恩田陸が描く少女と少女の青春小説のような趣の導入。
そしてこの加菜子の件を切っ掛けに物語は突然動き出す。
多発するバラバラ殺人事件、榎木津に持ち込まれた捜索依頼、
鳥口から関口と京極へもたらされた「穢封じの御筥様」という存在、
警察が捜索する行方不明者リストと御筥様の信者リストの奇妙な符号。
捉え所の無い魍魎という存在と、その向こう側に垣間見える蟲惑的な彼岸の存在。
人が背負うには深過ぎる業、とそれ故の深淵の愛。
医療、命のあり方、幸福に生きる方法、明らかにされる京極堂の過去。
そして頑丈なだけで中身の無い空の箱、木場。
彼は本作の主人公とも言える立ち位置にいる。
果たしてその箱は一体何で満たされるのか。
何を入れ、何を守るための箱になるのか。
不可能犯罪を前にして木場が吼える「何の呪文だ? 俺には効かねえな」と。
魍魎の匣 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:魍魎の匣 (講談社ノベルス)より
4061818120
No.65:
(5pt)

構成力と伏線とキャラクター性

…が、とにかく凄かったですね。私自身…ミステリーというジャンルでも無く、京極夏彦の世界観といいますか…「その伏線はそう来たか!」な構成力に驚きます。そして大好きなシリーズ作品です。またしても榎さんと御亀様に笑いつつ、木場刑事に惚れました。京極堂のウンチクも大変タメになりました。このウンチクを執筆されている京極先生の文章力に脱帽致します。
魍魎の匣 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:魍魎の匣 (講談社ノベルス)より
4061818120
No.64:
(5pt)

堂々の最高傑作

京極氏の妖怪シリ−ズはいつも楽しませてもらっている、その中でもこの作品が最高傑作であることは広く認められている。
前作で繰り広げられた、一種力技の論理がさらに強力に展開され、京極堂の過去まで真相に絡まってくる。
特にこの作品に彩を添えているのが作中作品のあの文章であろう。
日常から一気に各品世界へ引き込む異様な文章。
それが、物語の中核に関連し解決に結びつくとは驚愕ですらある。
函の中の少女が欲しかった・・・・
友人にして、読んでいる最中は悪夢を見ているようだと言わしめた傑作
万人受けする内容とは言いにくいが、乱歩、正史あたりが好みの方にはお勧めです
魍魎の匣 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:魍魎の匣 (講談社ノベルス)より
4061818120
No.63:
(5pt)

登場人物の圧倒的な存在感

1999年リリース。京極堂第2作。なんと1,048ページの作品である。長いものには巻かれ慣れている僕もさすがに最後は緊張感を維持するのに苦労した気もするが面白かった。作品の構成力からすると『姑獲鳥の夏』より上だと思う。なんと言っても五幕まであるのが凄いな。こういう複雑な構成の作品は読後感もスゴイ。この作品を読了して僕の京極作品に対する予想は大分外れていたことを感じた。何となく森博嗣と似たところも感じるのが自分でも意外だった。頭に浮かんだ作品は『笑わない数学者』だ。
何しろ不思議な書き方だ。京極は圧倒的な古典の知識がある。あるにもかかわらずわざと馬鹿のように見せている感じがある。そこがこの作家の一大特色だ。(>_<)もう一つの特徴は登場人物の圧倒的な存在感だ。能弁かつ論理的な陰陽師の京極堂もさることながら、サイコメトラー探偵榎木津。直感で生き抜く木場修。今にも『不定だ』とか言い出しそうな美馬坂。・・・・誰をとってもスゴイ存在感だ。なおかつその壮絶なラストにただ開いた口がふさがらなかった。
魍魎の匣 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:魍魎の匣 (講談社ノベルス)より
4061818120
No.62:
(4pt)

夢も希望もない。

確かに面白い。読み始めると、最後まで一気に読めてしまう。しかし読み終えて本を閉じた後で、何ともいえない嫌ーな感触が残ります。この作品で描かれている事件は多分、宮崎勤の幼女連続殺人が一つのベースになっていると思われますが、そのせいでしょうか、単なるフィクションとして片付けられないような生々しさがあります。悪い夢を見そうなので、就寝前に読むのは避けた方が無難かなと思います。
魍魎の匣 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:魍魎の匣 (講談社ノベルス)より
4061818120
No.61:
(4pt)

幻想味・透明感溢れる傑作〜京極版「押絵と旅する男」

「京極堂」シリーズ第2段。シリーズ中で最も幻想味・透明感溢れる出来。デビュー作に比べ、エピソードの積み重ねとそれを有機的に繋げる全体の構成が巧みになっている。作者の本業はイラストレータだが、本書執筆時には水木しげる氏が昔撮ったフィルムをビデオに纏める作業をメインに行なっており、本作はその合間に書いた由。それにしては上述の通り、出来が良い。
冒頭の、箱を抱えて汽車で旅する男の姿が作品全体を象徴している。
前半は妖しい魅力を持つ少女ともう一人の少女の逃避行を中心に描かれる。しかし、妖しい少女は駅で転落死してしまう。残された一人は呆然となり、後で「憑き物落し」の対象となる。この辺の前フリもうまい。他方でバラバラ殺人が描かれ、結局は京極堂の旧敵の元陸軍高官と、京極堂一派の対決に。しかし、旧敵所有の箱のような建物の一室で、治療中の少女が密室から消えてしまうという事件が...。
この謎は、本格ミステリ的には解かれない。この"謎解き"に怒り出す人もいるかもしれない。しかし、この脱出劇が冒頭の箱を抱えて旅する男の姿に繋がり、「押絵と旅する男」を読んでいるかのような印象を与えるのである。この構成は非常に巧みだと思った。衝撃的なデビュー作と並んで、日本の文学界に確固たる地位を築いたエンターテインメントの傑作。
魍魎の匣 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:魍魎の匣 (講談社ノベルス)より
4061818120
No.60:
(5pt)

魍魎が憑いたのは…

京極堂は言う。
「この世にはね、不思議なことなど何ひとつないのだよ」
そう、一見、特異に思える思考も行動も、実は異質でも何でもない。
それは単に捉え方が違ったり、きっかけがないだけなのだ。
すべてはきっと、ほんの小さなきっかけや状況の差で
自分にも降りかかるかもしれない現実…。
京極堂シリーズ第2弾『魍魎の匣』では、
前作以上に心の闇を見た気がした。
「魍魎」がキーとなりつつも、怖いくらいのリアルを感じた物語だ。
うっかり向こう側に引き込まれそうになる。
読んだ人にしかわからないこの読後感、是非味わってみて欲しい。
魍魎の匣 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:魍魎の匣 (講談社ノベルス)より
4061818120
No.59:
(5pt)

背筋が凍る(ほんの少しネタばれかな)

出版の仕方に多少の問題はあるとは思う。が、本の内容には全く関係なし。ミステリー小説の醍醐味は書き手の表現力によって読み手の想像力が刺激されるところだと思う。そういう意味ではとても面白いし、ドキドキするし、そして怖い。「みっしりと」、この一言がぞぞっときました。
分冊文庫版 魍魎の匣〈下〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:分冊文庫版 魍魎の匣〈下〉 (講談社文庫)より
4062751135
No.58:
(4pt)

かつて経験したことのない「読後感」が味わえます!

「京極堂シリーズ最高作品!」
との呼び声高いだけあって、
すさまじい物語でした。
    ふ〜・・・
これはもう完全に…
   「SF超大作」です!
ただですね〜
エンディングがものすごくいいんです!
京極さんの天才ぶりを実感しました。
そこだけ何回も読み返したほどです。
かつて経験したことのなかったような
「読後感」が味わえる驚異の一冊!
なんてことが言えるんじゃないでしょうか?
魍魎の匣 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:魍魎の匣 (講談社ノベルス)より
4061818120
No.57:
(5pt)

匣。

魍魎の匣にとり憑かれていく人たちの物語。
気がつけば読んでいる自分も魅了されている。恐い、本当に恐い。
グロテスクな、それでいてリアルに迫ってくる匣。
匣を肌身離さず持ち歩いたり、欲しくなってしまったりはしなくても、
ちょっとそんな匣を見てみたいな、と思ったとき、背筋が凍てつく……。
魍魎の匣 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:魍魎の匣 (講談社ノベルス)より
4061818120
No.56:
(5pt)

寝不足注意のシリーズです

京極作品は物語がどう展開していくのか以前に、まず文章そのものに惹かれます。
読み始めた時点であの怪しく奇妙な世界にとりこまれ、最後のあたりで京極堂に憑物を落としてもらうまで、
そこが確かに現実の世界なんだという事に気づけなくなる、そんな力が文章に宿っているように感じました。
京極堂シリーズ2作目の魍魎の匣ですが、前作以上に事件への興味がわきます。何が起きたのか?又はこれから起きるのか?
真相を知りたい、だから読み始めると止まらない!でもどこかで止めないと大変です、とても長いので…。
読み始めるタイミングには十分注意して下さい。
魍魎の匣 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:魍魎の匣 (講談社ノベルス)より
4061818120
No.55:
(5pt)

壮大なホラ話

 複数の事件が平行して進行するが、モジュラー型の警察小説とは異なる。霧の中を手探りで歩くような印象の小説だが、その霧が晴れたとき現れる真相はとんでもなくでかいスケールである。真相のすさまじさは京極堂シリーズでもおそらく一番。普通の作家が書けばホラ話にしかならないような真相だが、それをそう感じさせない京極夏彦の筆力はやはり並ではない。シリーズはこの後、鉄鼠、ジョロウグモ、とさらに複雑化していくが今のところクオリティ的にはこれが最高傑作ではないだろうか。
魍魎の匣 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:魍魎の匣 (講談社ノベルス)より
4061818120
No.54:
(5pt)

これはズゴイ!

前作よりも独特の「おどろおどろ」感が増しています(コレがイイ!)。
相変わらず論理展開の骨太さを感じます。
とにかく京極道はおそろしく切れ者、それだけでも面白いです。
登場人物をより深く知るためにも、うぶめの夏から読むことをオススメします。
魍魎の匣 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:魍魎の匣 (講談社ノベルス)より
4061818120
No.53:
(4pt)

グロテスクで、甘美な仕掛けを堪能

 新書版で700ページにならんとする本書で、420ページを越えたあたりから早くも謎解きが始まる。それだけ複雑で緻密に構成された物語が、隙を見せることなく、みっしり詰まっていると言うことだ。 相互の関係がよく分からない事件を追いながら、女学生とその母、元女優とその妹、穢封じ御筥様なる霊能者とその信者、怪しげな研究所などが錯綜して、だんだん因果関係が見えてくる。事件を追っている小説家、探偵、カストリ雑誌編集者、警察官は右往左往して振り回されるばかり。箱状の建物を30人に及ぶ警察官が取り囲んでいる中で密室誘拐事件まで発生するに及んで、登場人物たちの無能さがさらけ出される。 これらの事実を分析して再構築して解きほぐすのが今回の京極堂である。 解き明かされたのはグロテスクな仕掛けに溢れた甘美な事物、犯罪性が希薄で愛情に満ちた事件であった。そして今回も解決と共に、物語は大きな軌跡を描いて始点に戻って、ぴたりと嵌った。 それにしても表紙カバー折り返しにある箱館と、背表紙カバー折り返しの著者の写真が目に焼き付いて離れない。
魍魎の匣 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:魍魎の匣 (講談社ノベルス)より
4061818120
No.52:
(5pt)

うーん

分厚い装丁で、内容も『姑獲鳥の夏』より若干ややこしい。前作が読み難かった人は読まない方が身のためかもしれない。
今作での京極堂の語りは、「世界に入り込む」というよりは、むしろ「勉強になる」という感じ。魍魎という定義がいかに曖昧か、いわゆるオカルトがいかに捻じ曲げられた概念かがよくわかる。物語全体としても、現代社会の道徳的な問題を風刺しているので、かなり考えさせられる内容だと思う。
今作では人がたくさん死ぬ。それも皆マトモな死に方ではないので、初めは猟奇的で気持ちの悪い印象を受けると思う。ただし終幕は実にキレイな構成なので、読後の胃もたれの心配はない。
魍魎の匣 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:魍魎の匣 (講談社ノベルス)より
4061818120
No.51:
(5pt)

やっぱりいい!いいのです!

悲しいかな悲しいかな。でもやっぱりいいんですね!
魍魎の匣 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:魍魎の匣 (講談社ノベルス)より
4061818120
No.50:
(5pt)

本作を超える作品は存在しない…とは言い過ぎだろうか。

 他の方々のレビューを読むと、陰惨、猟奇的に過ぎる、などの意見も散見されるが、これはまるで京極氏の好みが高じた結果であるかのような発言と受け取れてしまう。 もしそうであるなら、そのような批評はまったく的外れであると言わざるを得ない。 何故ならこの物語こそまさに作中で語られる「開けてはならぬオカルトの匣」にほかならないからだ。 その匣の中を覗けばどうなるのかは、賢明な読者なら容易に想像がついたはずだ。 魍魎というつかみ所のない妖怪を、その概念を、曲解させず完璧な形で読者に提示するために、京極氏は敢えてこのような結末を用意する以外になかったのだと思う。 言わば物語のテーマが必然的に行き着く「彼岸」であろう。私はむしろこれ以外の結末は認められない。 個人的には本作と第四作「鉄鼠の檻」が双肩である。 「絡新婦の理」なども高評価だが、本作と比べると幾分構成に精彩を欠く部分がみられる。 この物語を読了した後、魍魎が通り過ぎるだろう。 そして、確実に何かが変わることを約束する。
魍魎の匣 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:魍魎の匣 (講談社ノベルス)より
4061818120

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