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魍魎の匣
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【この小説が収録されている参考書籍】
魍魎の匣の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全186件 41~60 3/10ページ
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長いです。そしてぎっしりです。でも、このお話を語るのに、やっぱりこれくらいの量がないといけないのでしょう。それくらい無駄のない、ただ長いだけのお話ではないと思います。長くてよく分からない薀蓄もやっぱり意味があります。その伏線がきっちりと回収されていくのはとても気持ちがよいです。 あらすじに関しても、シリーズの中で一番人気があるもの頷けます。お話として、読者がこうあってほしいという展開にちゃんともっていきますね。 登場人物、話の展開ともに、とても素晴らしい作品でした。 | ||||
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700ページ弱の長編ミステリー、正直、読むのに疲れました。初めて読んだ作品だったといのも有るかもしれませんが。会話が多くて、漢字が難しいし、説教じみてて。ただし、ストーリーは良いです。 | ||||
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最後が納得のいくものでないと満足できないのだが、とても満足。 | ||||
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私小説作家が出てくるから面白いかと期待したがただ饒舌が続いてやたら長いだけであった。それと「君何ぞは」とか書いてあるが「など」→「なぞ」→なんぞ」と転訛したものが「何ぞ」になるわけがない。こんな日本語でよく推理作家協会賞をとったもんだ。 | ||||
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状態良く、支障有りませんでした。また機会があれば宜しくお願いします。 | ||||
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姑獲鳥の夏が面白かったので順当に2作目をということで読みました。 シリーズ中最高傑作と名高いですし実際知名度もナンバーワンではと思いますが、個人的には、姑獲鳥の夏の方が面白かったです。 展開が姑獲鳥の夏と同パターンだからか(批判ではないです。同じ作者の同じシリーズ、これからもこの形式が続くならば様式美だし……)新鮮味がなく、種明かしをされてもその種明かしは姑獲鳥の夏以上に無理があると思いました。そもそもスケールが大きすぎて現実味はまるでありません。決着のつけ方にがっかり、描写に吐き気、でした。 読んでる最中面白かったのは間違いないので星3つです。もちろんこの先の話も読むつもり。 京極夏彦という作家の本自体2冊目ですが、これから先も変人ばかり出てくるのだろうか……。 | ||||
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こんなにきれいな状態で届くとは思っていませんでした。約10年前に出た本とは思えないほどきれいな保存状態で、中古本特有の臭いもそれほどしませんでした。買って良かったです | ||||
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読んだのは5年程前。 急にレビューを書く気になりましたが、最初に読んだシリーズ中の一冊が本作でしたのでここに書くだけで、内容としてはシリーズ全体のことなので内容の細かい感想やネタバレはありません。 本シリーズすべてを追って読んでみようという方には参考になるかもしれません。 まず、本シリーズは推理小説ではありません。 事件が起き、人物たちの関係や謎を解き明かす、という手法はまさに推理小説のものですが、この手法は物語を作る際の基本的なもので、小説だけでなく漫画でもおなじみのものです(らんま1/2などは典型的かと思います)。 ですので、こういった手法のものすべてが推理物というわけではありません。ギャグ漫画や日常物でもあります。 そういった点で、本シリーズはよく「妖怪物」といった評価をされることが多いようです。 事件が起き、謎を解き明かしますが、骨子は京極堂の妖怪に関する薀蓄であり、妖怪の薀蓄を軸にして人物たちの心象や置かれている環境を解釈することで説明付けを行い、事件の解決を図ったり、事態を落ち着かせたりするのです。 事件の解決を図るとはいうものの、それがそのまま犯人が逮捕される、因縁がすっぱりと解消されるということではありません。 主人公が探偵や警察官ならば、その人が持っているであろう解決したという状態があればいいのですが、本作品の主人公たる京極堂は「拝みや」です。 胡散臭いことですが、拝みやの解決と探偵や警察官の解決は違うようで、これが本作品が推理物として読んだ場合にすっきりしない、はっきりしない要因となっています。 しかし、物語の骨子が妖怪である以上、主人公は探偵であったり警察官であるわけにはいかないのです、軸がぶれてしまいますから。 拝みやたる京極堂の理屈の体系と、法社会との理屈の体系は違います。 同じ事象を見ていても、捉え方や考え方が違えばそれは別のものとして認識されます。 京極堂は拝みやたる理屈も理解しているし、法社会の理屈も理解していますから、読者はその違いを知ることができるのです。 ですから、推理小説としてみた場合の余計とも思える薀蓄は、この作品を楽しむときに絶対に欠かすことのできないものということです。 本作を一度手に取ってみて、薀蓄が合わないと思ったら本シリーズは合わないということです。 それでも物語としての面白さは素晴らしいですので、とりあえず読んでみるのも一興かもしれません。 また、京極先生は小説家としての技量も一定以上のものであり、出版形態が変わるごとに調整を加えるというこだわりぶりです。 「面白いけどなんか読みずらいな」といったことはあまりないと思いますので、1000項近くあるものでも意外とさっくり読めます。 | ||||
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とにかく時間かかりそうなのを・・・で選んだ1冊。 そして(重量が)重い本でした。手首痛いのはこれのせいなのか? よくぞこれだけの要素を1つに統合したなぁ~というのが、まず1つ。 それから”チーム中禅寺”が気に入りました。よって、「姑獲鳥の夏」を即注文することに・・・。 攻殻機動隊で言うところの「義体」の先駆けのような考え方も提示されていて 作中の時代からしたら、えらい先進的。 記憶メモリーさえあるなら、その人は生きてることになるのか・・・? (この命題はいまも突きつけられていますよね) 映画は当時どっちも見てるんですが、「京極いいよー」とはならなかったので まぁそれが映画の出来具合だったのでしょうね。 加菜子の本当の父親がアレってのは別にいいんですが、 「愛してる」の応酬は、流石に茶番。そこが1番ウザイかな。 そもそもオッサン慰めるだけなら避妊しろと。 そんなこんなで、この本自体が「魍魎の小匣」とも言えるような、ドえらい作品でした。 | ||||
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おもしろいです 京極堂が死んで能書きたれるやつがいなかったら星5つです おしい! | ||||
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京極シリーズで一番好きな話です。 ハコっていうのはロマンがあっていいですよね。 漫画やアニメにもなっていたんですね〜最近見かけたので改めて読み直しました。やっぱり面白かったです。 これからも読みたいと思います。 | ||||
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もう十何年も前に読んだのですが、未だにこれが日本のエンタテインメント小説史上最高傑作だと思っています。幻想的かつ古めかしい雰囲気も、仰々しくもクセになる京極文体も、予想がつかない展開も、現代○○批判まで組み込みながら迎える驚愕のクライマックスも、笑いしかこみ上げてこない最後のオチも、すべてが最高。読んで損はないですよこれは。 | ||||
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京極堂シリーズの2作目で日本推理作家協会賞受賞ということもあり、一般的にはシリーズの最高傑作に挙げる人も多い作品である。 シリーズ中では最も派手でスケールの大きい展開と言えるが、その反面、なんか大味な感じもあり、シリーズ作品の中では評価の分かれる作品であるかと言えるかもしれない。 個人的には1作目や3作目の地味な方が好きである。 | ||||
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みなさんと同じ。 分冊にして、値段を上げるなんて。。。残念です。 書籍版と同じ値段ならまだしも。。。 お金儲け以外の理由があるなら、ぜひ、説明をして欲しい。 「原価が書籍より高い」とか、そういう理由でもあるなら、聴こうじゃないか。 | ||||
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前作の「姑獲鳥の夏」でもそうでしたが、ストーリーの面白さとは別に、異常とか差別とかそういうことについて考えさせられました。 心無い噂や罵倒、差別的発言で呪いがかかるというのは現代でも多々あります。 LINEやツイッターなどで言葉が垂れ流しになっており、「つぶやき」という名の呪文が溢れています。 「こんなことで・・・」という事件や殺人の頻発もこの種の呪いかもしれません。 言葉というのはよくよく考えた上で、しかも必要以上には語らない、特に他者に対してはという京極堂の姿勢を見習いたいです。 関くんは、そこまで考え深くない我々の代表みたいなものですね。 | ||||
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長距離通勤が続く時期があり、これは電車内で読む良い機会だと、ページ数に躊躇いを感じていたこの魍魎の匣を思い出しました。 購入してそのまま帰宅し、自室でページを開いて数分後、いや、数時間後に気がつけば、私は通勤の車内のことなどとうに忘れて次のページを次のページをと、貪るように読みふけっておりました。 前作、姑獲鳥の夏を読みながら脳裏に描いていたあの情景、人物、揺れる風鈴。 今作ではそれらのピントが合うかのように、さらに色濃く描かれています。 内容に関しては他の方が書いている通り。 私はただ、この想いを吐き出したかった。 この本をまだ読んでいない人々が、なんだか酷く羨ましくなってしまった。 | ||||
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多少ですが、冗長でここまで長くする必要があるのかなと感じたりもしました。そういう意味では姑獲鳥のほうが削ぎ落とされた感じで、個人的には好きでした。 木場ちゃんの存在感が姑獲鳥の何倍もあるので、彼のファンなら必読です。かっこいい。 | ||||
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このシリーズ全般にわたって言えることですが,ミステリは実現可能(と思わせる)ものであるならば,この小説ではミステリでありません。 正しいか否かはともかくとして,きちんと説明してはいますが・・・ ただ,ジャンルを度外視した場合,私はこれがシリーズベストであり,過去読んだ小説の中でもかなり上の方です(ちなみに次は「狂骨の夢」)。 特に,シリーズの他の小説と比較して猟奇的であり,また解決時にすべての事件がきれいに収まります。 小説の長さも,1日暇しているときにちょうどいい程度だと思います。 | ||||
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このシリーズ全般にわたって言えることですが,ミステリは実現可能(と思わせる)ものであるならば,この小説ではミステリでありません。 正しいか否かはともかくとして,きちんと説明してはいますが・・・ ただ,ジャンルを度外視した場合,私はこれがシリーズベストであり,過去読んだ小説の中でもかなり上の方です(ちなみに次は「狂骨の夢」)。 特に,シリーズの他の小説と比較して猟奇的であり,また解決時にすべての事件がきれいに収まります。 小説の長さも,1日暇しているときにちょうどいい程度だと思います。 | ||||
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このシリーズ全般にわたって言えることですが,ミステリは実現可能(と思わせる)ものであるならば,この小説ではミステリでありません。 正しいか否かはともかくとして,きちんと説明してはいますが・・・ ただ,ジャンルを度外視した場合,私はこれがシリーズベストであり,過去読んだ小説の中でもかなり上の方です(ちなみに次は「狂骨の夢」)。 特に,シリーズの他の小説と比較して猟奇的であり,また解決時にすべての事件がきれいに収まります。 小説の長さも,1日暇しているときにちょうどいい程度だと思います。 | ||||
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