スリーピング・マーダー

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評判

スリーピング・マーダーの評価:

4.52/5点 レビュー 23件。 A ランク

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平均点4.52pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全36件 21〜36 2/2ページ
No.16
(4pt)

勘が鋭い人には容易に犯人は割れます。

マープルの最後の作品です。扱っているのは過去の作品です。自分の継母の失踪を知りたいことから始まるのですが…一応殺人事件は起こりますが1件のみです。それとあまりトリックは練られているわけではなく勘の鋭い人だと運が悪いと当てられる可能性がありです。だからといって悪い作品ではありませんが。ただし真相部分はかなり鬼畜なものがあります。最後にふさわしくね。それとマープルが小さいけれど大きな活躍もしていたりします。さりげなくね。作品的には面白いけど事件は平凡ですね。
スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150700850
No.15
(5pt)

一番好きです

クリスティの作品では、私としては一番好きな1冊です。
私は謎解きを楽しむと言うよりは、好きな登場人物や好きな場面に会いたくて、何度も何度も、犯人がわかっていても、繰り返し読むタイプの読者です。謎解きが好きな人やミステリの技術的な側面を重視する人には、この作品が向くかどうかわかりません。
この作品は、主人公2人の明るくさわやかなキャラクターも好きだし、家を探す場面からヒロインが買った家に疑念を抱く過程までの導入部も、とても細やかに気持ちよく描かれています。登場人物の生活感が伝わってくるような、暖かい目線で話が展開しているのが、何より好きなポイントです。
ミス・マープルの事件へのかかわり方や、人生経験に裏打ちされた洞察力の発揮どころ、編み物や庭仕事といったディテールの使い方も、すべて自然で暖かく、マープルの魅力がよく活かされていると思います。
事件自体は悲しい展開を見せますが、読後感が爽やかで幸せな気分になれるのも、私にとって魅力的です。
こんな家でミス・マープルとお茶を飲みたいなぁ……と思います。
昔の事件を再検討するというパターンはポワロの「5匹の子豚」と共通しますが、こういうテイストはミス・マープル向きのような気がします。事件がいったん終わっているだけに、かかわった人たちや改めて関心を持った人たちの人物像や生活感覚が魅力的に浮き彫りになった方が、読んでいて楽しいのです。ミス・マープルは、まさにそういう部分を浮き彫りにする役回りですから……
スリーピング・マーダー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: スリーピング・マーダー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300465
No.14
(3pt)

マープル最後の事件だが、書かれたのは最後ではない

本書はミス・マープル最後の事件として執筆されたものだが、その執筆時期は1943年と『書斎の死体』や『動く指』と同じ頃で、執筆順からいえば、むしろマープルものとしては初期作品に属する。
従って、恩田陸が巻末解説で本書を後期の作品としてその作風を論じているのは明らかに誤り。
本書では、ヒロインが購入した海辺の家について、以前あったはずのドアや階段、元の壁紙の模様など、まるで以前から知っていたかのように思い浮かべ、果ては家の中で女の死体が転がっているのを連想し、自分の頭がおかしくなったのではないかと思い悩む。
マープルはそれが実際に起きた過去の殺人であると指摘するが...
前半はゴシック・ホラーを思わせる展開だが、面白いのはここまで。
以後の展開はありきたりで、作者作品を読みなれた読者なら、誰が犯人か分かるだろう。
スリーピング・マーダー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: スリーピング・マーダー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300465
No.13
(4pt)

静かな殺人

マープル最後の事件、感慨を持って読み始めたが同じく「最後の事件」である
ポアロの『カーテン』と異なり、マープル自身は遠景にとどまる。
幼児の深層に記憶された殺人は静かに掘り起こされる。
その過程が怖い。
ただ、犯人は謎解きを待たず、仕掛けも含めてわかってしまう読者が
多いだろう。

本棚に買い込んだ何十冊のクリスティのミステリーの最後に、これをとっておいた。
読み続ければ、トリック、読者をあざむく手法にも慣れてくる。
それでも、アガサを読む楽しみは損なわれない。

推理小説のジャンルを超えて人間の深層を語り続けた小説家。
「厳しいがあたたかい目」の常套句は似合わない。
厳しく救いがなかろうと、その無惨をも恐れない。
私がアガサを読み続けて感じたのは、そんな勇気だ。
スリーピング・マーダー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: スリーピング・マーダー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300465
No.12
(5pt)

いつもながらの犯人の意外さ

イギリスの風景と文化を楽しむことができる ミス マープルもの。
映像作品も同時に見たので、すごく楽しめました。

筆跡鑑定の真贋は、他の作品でも出てきますが、しばしば偽物と思われたものが本物だというのがアガサクリスティの仕掛けの一つだということが分かりました。

古い建て物、建築家も、仕掛けの一つですね。

新聞の切り抜き、郵便、検死、刑事、庭の手入れは、マープルものに限らない小道具と登場人物。

本作品は、めずらしく、犯人はいったい誰かが途中でわかってきました。
スリーピング・マーダー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: スリーピング・マーダー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300465
No.11
(4pt)

《回想の中の殺人》

初めて来たはずの場所に感じる既視感。
ふとした偶然により、記憶の淵から甦り、フラッシュバックされる過去の恐怖――。
《回想の中の殺人》をテーマにした“ミス・マープルの最後の事件”。
一人の美しく魅力的な女性と、彼女を愛した男たちの関係性を軸に、
過去の記憶に眠っている殺人を掘り起こしていく手ぎわは、じつに
優雅でエレガント。
ミステリというより、ホラー風味のサスペンスという感じであるため、
意外な犯人とか、緻密な解明といったものは望めませんが、着想の
独創性とサスペンス醸成の巧さには流石に大家の風格があります。
スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152073055
No.10
(4pt)

クリスティの死後に出版された作品

初めて来たはずの場所に感じる既視感。
ふとした偶然により、記憶の淵から甦り、フラッシュバックされる過去の恐怖――。
《回想の中の殺人》をテーマにした“ミス・マープルの最後の事件”。
一人の美しく魅力的な女性と、彼女を愛した男たちの関係性を軸に、
過去の記憶に眠っている殺人を掘り起こしていく手ぎわは、じつに
優雅でエレガント。
ミステリというより、ホラー風味のサスペンスという感じであるため、
意外な犯人とか、緻密な解明といったものは望めませんが、着想の
独創性とサスペンス醸成の巧さには流石に大家の風格があります。
スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (1977年) (Hayakawa novels) Amazon書評・レビュー: スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (1977年) (Hayakawa novels)より
B000J8U2UQ
No.9
(4pt)

《回想の中の殺人》

初めて来たはずの場所に感じる既視感。
ふとした偶然により、記憶の淵から甦り、フラッシュバックされる過去の恐怖――。
《回想の中の殺人》をテーマにした“ミス・マープルの最後の事件”。
一人の美しく魅力的な女性と、彼女を愛した男たちの関係性を軸に、
過去の記憶に眠っている殺人を掘り起こしていく手ぎわは、じつに
優雅でエレガント。
ミステリというより、ホラー風味のサスペンスという感じであるため、
意外な犯人とか、緻密な解明といったものは望めませんが、着想の
独創性とサスペンス醸成の巧さには流石に大家の風格があります。
スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150700850
No.8
(4pt)

ミス・マープルの最後の事件

初めて来たはずの場所に感じる既視感。
ふとした偶然により、記憶の淵から甦り、フラッシュバックされる過去の恐怖――。
《回想の中の殺人》をテーマにした“ミス・マープルの最後の事件”。
一人の美しく魅力的な女性と、彼女を愛した男たちの関係性を軸に、
過去の記憶に眠っている殺人を掘り起こしていく手ぎわは、じつに
優雅でエレガント。
ミステリというより、ホラー風味のサスペンスという感じであるため、
意外な犯人とか、緻密な解明といったものは望めませんが、着想の
独創性とサスペンス醸成の巧さには流石に大家の風格があります。
スリーピング・マーダー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: スリーピング・マーダー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300465
No.7
(4pt)

作品自体も三十年以上眠っていた

初めて来たはずの場所に感じる既視感。
ふとした偶然により、記憶の淵から甦り、フラッシュバックされる過去の恐怖――。
《回想の中の殺人》をテーマにした“ミス・マープルの最後の事件”。
一人の美しく魅力的な女性と、彼女を愛した男たちの関係性を軸に、
過去の記憶に眠っている殺人を掘り起こしていく手ぎわは、じつに
優雅でエレガント。
ミステリというより、ホラー風味のサスペンスという感じであるため、
意外な犯人とか、緻密な解明といったものは望めませんが、着想の
独創性とサスペンス醸成の巧さには流石に大家の風格があります。
スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
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No.6
(5pt)

ミス・マープルの味わい方いろいろ

ミス・マープルの長編シリーズは、全12作と、ポアロ物の三分の一しかないのだが、「殺人お知らせ申し上げます」で有名な「予告殺人」、車窓から並行する汽車で行われている殺人を目撃してしまう「パディントン発4時50分」、一切の手掛かりのない「何か」の解決を依頼される「復讐の女神」と、奇抜な仕掛け物が多いのが特徴であり、潜在意識の中に封じ込められていた幼児期に目撃した殺人事件を扱ったこの「スリーピング・マーダー」も、そんな一つに数えられるだろう。  
初めてイングランドに移住することとなった若妻グエンダは、ある家を見た瞬間、もう隅から隅まで知っているような胸騒ぎを覚え、「これが私の家」と即決する。やがて、改装を始めると、次々に、そこにあるような気がしていたもの、そこにあればいいと思っていたものが隠されていたことがわかり、彼女は言いしれぬ不安におびえることになる。そんなとき、彼女の潜在意識を呼び覚ますある出来事が起こった…。 
ちなみに、ミス・マープルの長編シリーズは、「復讐の女神」を除いて、ミス・マープルの探偵振りが地味で控え目なため、全体的に、「マープル度」(マープルが絡むシーンのページ数の割合)が低いのが難点といえば難点なのだが、全12作が出揃ったところで、各作品のマープル度を測ってみると、次のようになった。
①「復讐の女神」…96%、②「カリブ海の秘密」…70%、③「魔術の殺人」…64%、④「スリーピング・マーダー」…45%、⑤「鏡は横にひび割れて」…43%、⑥「書斎の死体」…42%、⑦「パディントン発4時50分」…29%、⑧「予告殺人」…29%、⑨「バートラム・ホテルにて」…28%、⑩「牧師館の殺人」…25%、⑪「ポケットにライ麦を」…23%、⑫「動く指」…7%。  
なお、アガサ自身が選んだベスト・テンには、⑧と⑫が入っており、特に⑫がお気に入りだったようだ。  
スリーピング・マーダー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: スリーピング・マーダー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300465
No.5
(5pt)

束縛の愛

この作品は愛の怖ろしさを描いています。束縛の愛は怖いとしかいいようがない。
ストーカーにもつながる、保身の為に殺人も辞さない犯人の愛は・・・つまり自己愛ですね。
スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150700850
No.4
(5pt)

束縛の愛

この作品は愛の怖ろしさを描いています。束縛の愛は怖いとしかいいようがない。
ストーカーにもつながる、保身の為に殺人も辞さない犯人の愛は・・・つまり自己愛ですね。
スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152073055
No.3
(5pt)

ミス・マープル最後の事件

マープル最後の事件とは言うものの、
作品の中に特に感傷的なシーンはない。
マープルの活動も、大変に静かであり
水面下で進んでいる感がある。
しかし最後の最後の大活躍は爽快!
ストーリーも、若妻の回想を辿って
当時の事件を解いていくという、これまでに
ない斬新な手法で、先が気になってしまい
どんどん読み進めてしまった。
殺意の動機も、意外だが納得できるもので
「さすが」とうならされる。
だが、それゆえに犯人が誰なのか、最後の
最後まで、全く気づくことができなかった。
自らの人生にも、自分が気づいていない事件が、
実はあったのではないかと、ぞっとさせられた。
スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150700850
No.2
(5pt)

ミス・マープル最後の事件

マープル最後の事件とは言うものの、
作品の中に特に感傷的なシーンはない。
マープルの活動も、大変に静かであり
水面下で進んでいる感がある。
しかし最後の最後の大活躍は爽快!
ストーリーも、若妻の回想を辿って
当時の事件を解いていくという、これまでに
ない斬新な手法で、先が気になってしまい
どんどん読み進めてしまった。
殺意の動機も、意外だが納得できるもので
「さすが」とうならされる。
だが、それゆえに犯人が誰なのか、最後の
最後まで、全く気づくことができなかった。
自らの人生にも、自分が気づいていない事件が、
実はあったのではないかと、ぞっとさせられた。
スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152073055
No.1
(4pt)

Sleeping Murder

ニュージーランドから英国に移り住むことになった、新妻グエンダ・リードは夫より一足先に英国に着き、二人の新居を捜すことになった。夫の提案で南海岸よりの町を探していたグエンダはちょうど手頃な大きさで魅力的なビクトリアスタイルの家を手に入れる。グエンダが住む為の家の修繕をしている時、何度もデジャ・ブーを感じ、突然家のホールに金髪の女性の死体がある場面が頭に浮かびパニックに陥る。そんな時夫の叔母のミス・マープルと出会い・・・過去の殺人事件に興味をそそられる新婚カップルと次々に明かされる過去の出来事。ミス・マープルの控えめな活躍がおもしろい。
スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: スリーピング・マーダー―ミス・マープル最後の事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150700850