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カリブ海の秘密
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【この小説が収録されている参考書籍】
カリブ海の秘密の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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リゾート地で殺人事件が起きて、いろんな噂話が飛び交い、老婦人が犯人に立ち向かってゆくという、この世界観がなんとも心地良いのです。正直、そんな大ネタでは無かったし、高い点数はつけてませんが、いつもと変わらぬ、これぞクリスティ!という肌触りが最高でした。 | ||||
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マープルが甥のレイモンドの計らいで、セント・メアリー・ミードを離れて、カリブ海のリゾート地で静養している際に遭遇した三人の死亡事件。マープルは、最初に死亡したパルグレイヴ少佐の死に不審を抱き、マープルの「たったひとつの武器」である会話によって、真相を究明しようとする。 三組の微妙な関係の夫婦や、頑固老人と従順な秘書といい加減な世話係の組み合わせなど、多彩な人物を登場させ、物語を進行させていく手腕は作者の真骨頂であり、見所である。今回は特に、パルグレイヴ少佐がマープルに見せようとした写真に写っていたのが誰であったのか、パルグレイヴ少佐がその人物がいることに気づいて写真を引っ込めた相手は誰なのか、ということに焦点が当てられている。「犯行をうまくやってのけると同じ犯行が繰り返される」ということと、「人間は人の話をいとも簡単に信じてしまう」ということが、うまく真相に活かされている。 マープルはある人物との会話からヒントを得て、ある事柄に気づき、犯人が誰であるかを知るのだが、正直、犯人を特定する決め手としては弱い。これといったトリックが使われているわけでもないし、アリバイも問題になっておらず、ミステリ―としてはやや物足りなさを感じる。 | ||||
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前年に肺炎を患ったミス・マープルは、甥のレイモンドの心遣いで西インド諸島に転地療養に訪れるが、そこでお決まりのごとく連続殺人に巻き込まれる、というか積極的に謎解きに参加する。しかし、いつもとは違って、身近に信じられる味方を持たない異国での捜査は難行するが、やがてある手がかりから事件の全貌を見出す。いつものごとく手がかりは多いものの、犯行とは無関係な情報が多いが、それでも作者作品に慣れている読者なら、比較的容易に犯人がわかると思う。 | ||||
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前年に肺炎を患ったミス・マープルは、甥のレイモンドの心遣いで西インド諸島に転地療養に訪れるが、そこでお決まりのごとく連続殺人に巻き込まれる、というか積極的に謎解きに参加する。 しかし、いつもとは違って、身近に信じられる味方を持たない異国での捜査は難行するが、やがてある手がかりから事件の全貌を見出す。 いつものごとく手がかりは多いものの、犯行とは無関係な情報が多いが、それでも作者作品に慣れている読者なら、比較的容易に犯人がわかると思う。 | ||||
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お馴染みミス・マープルがラフィール氏という富豪の老人と共に事件を解決するストーリー。 ただ、このラフィール氏というのが、あまりにも存在感がありすぎて他の登場人物があまりにも目立たなくなってしまっている。 長いストーリーながら、ラストもわずかにドンデン返しがあるのだが、ややあっさりしすぎているように思える。長い時間をかけて読み続け、ようやくラストにたどりついたのに、明らかになった真相は「なんだ、そんな事かよ」と思ってしまうレベルだった。 ラストにさらにもう一つドンデン返しを用意してもよかったのではないかと思う。 やや物足りない作品といえる | ||||
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お馴染みミス・マープルがラフィール氏という富豪の老人と共に事件を解決するストーリー。 ただ、このラフィール氏というのが、あまりにも存在感がありすぎて他の登場人物があまりにも目立たなくなってしまっている。 長いストーリーながら、ラストもわずかにドンデン返しがあるのだが、ややあっさりしすぎているように思える。長い時間をかけて読み続け、ようやくラストにたどりついたのに、明らかになった真相は「なんだ、そんな事かよ」と思ってしまうレベルだった。 ラストにさらにもう一つドンデン返しを用意してもよかったのではないかと思う。 やや物足りない作品といえる | ||||
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本書の舞台は南北アメリカ大陸に挟まれたカリブ海で、勘違いしている人がいるが、イギリスとは関係のない作品。その本書でついに国際素人探偵としてデビューするマープル。だが、本書のマープルは作者自身が年老いたためか精彩がない。何しろ、ミス・マープルといえば、過去の人間観察の経験から、よく似た人物や事件を現在の事件にあてはめて犯人を推理するのが本領なのに、本書ではついに最後まで犯人を連想させる極悪人を誰一人思い浮かべることが出来なかったのだから。 | ||||
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本書の舞台は南北アメリカ大陸に挟まれたカリブ海で、勘違いしている人がいるが、イギリスとは関係のない作品。 その本書でついに国際素人探偵としてデビューするマープル。だが、本書のマープルは作者自身が年老いたためか精彩がない。 何しろ、ミス・マープルといえば、過去の人間観察の経験から、よく似た人物や事件を現在の事件にあてはめて犯人を推理するのが本領なのに、本書ではついに最後まで犯人を連想させる極悪人を誰一人思い浮かべることが出来なかったのだから。 | ||||
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