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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1023件 701~720 36/52ページ
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本当つまりませんわ。 この本を読んでも虚無感に苛まれるだけでした。 プラスになることは一切無く何も残りません。 ただ時間を浪費したということだけ。 凡人が書いたものなんてこの程度でしょう。 ゲームをした方がセーブデータという形に残り遥かに有意義でしょう。 あまりの駄作っぷりに表紙を見るだけでイライラしますので後でゲオで売却しようかと思います。 ☆5を付けている者は出版関係者かと思われます。 皆様騙されないようにしましょう。 これに数時間注ぎ込むのならばCoDBO2を買った方がいいですよ。私はこのシリーズの大のファンで毎年海外版、字幕版、吹き替え版の3本購入している程です。オススメです。ただし低スペックかつ過疎っているwiiU版は控えましょう。 偉人の自伝以外の小説は説得力が無く浅知恵の駄作しかないのです。 お金の無駄ですわ。知識も付く、達成感のあるゲームをやりましょう。 | ||||
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読むなら特攻隊の遺書でも読んだ方が為になる BOOK・OFFでもう売りました | ||||
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映画を1本見たような感じです。 私なりに、村上春樹小説の好きなところを考えてみました。 推理ものでもなく、かといってベタな恋愛どっぷりものでもなく、 社会派で正義感をふりかざしてもいないけど、 日常からちょっと外れた(変わった)事件が起きて、 それに向かって解決をしていく、という筋書きなんだ, という結論に至りました。 バランスが良くて読みやすい、というところです。 それにしても村上春樹さん,走ったりして体を鍛えているからでしょうか。 感性が若い!!と思ったのがこの作品の感想です。 | ||||
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素直にさらっと読めて、村上ワールドの雰囲気を味わえる。文体も安定していて音楽を聴くようにして楽しみました。 | ||||
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相変わらず1章の終わりの映画みたいな演出と次の章への引きは、素晴らしいものでした。 私は村上春樹小説を、毎回、そういった表現の技法を楽しむために読んでいて、ストーリーにはあまり期待していません。 しかしながら今回の小説は、物語序盤の多崎つくるを見ている限り、ストーリーにも期待できるものがありました。 彼は、よくいる自己評価の低いこれといった特徴もない人間で、私の周りにも多くのそういった人間がいます。 私自信そういう人間ではないので、共感こそしないものの、彼のような人間の心情や境遇をリアルに描いてくれるのだったら、 それはとても興味のあることです。私の知らない世界ですので。 しかし、残念ながら、この小説はその期待には応えてくれませんでした。 村上春樹が描く、「自己評価の低いこれといった特徴のない」多崎つくるは、現実世界のそういった人間とはまったく違い、 結局彼は他からの評価は高く、好きになってくれる人もたくさんいる人間でした。 作者により与えられた現実離れした謙虚で控えめな性格のため、自己評価を低く設定されているだけでした。 本当に無色の人間をリアルに描いてくれれば、現代的なテーマを含んだ純文学的要素を持ったとても面白い小説になったのに、残念です。 | ||||
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村上春樹さんの本は今までノルウェイの森しか読んだことがありませんでしたが 今回、冒頭を流し読みして興味を抱き、購入に至りました。 ※下記ネタバレを含みます。 結論から言いますと、人を本気で好きになれない人、 また、その人を好きになった人を対象に描いたもので、 上記のような経験がある人にも読んで欲しい本だと思いました。 前者がつくるくんで、後者が沙羅なのではないかと。 本気で好きになれないのは、その先にあるかもしれない孤独が怖いから 本気で好きになれるのは、孤独を幾度と乗り越え理解した経験からの強さがあるから 経験を人生の道と例えるなら、 その経験を積んでいて理解していた沙羅は、 つくる君が今どこの道にいるのか、どこで立ち止まったままでいるのか分かっているように思いました。 だからこそ、早く自分と同じスタートラインまできてほしい 自分を追って、本当の「多崎つくる」にまっすぐ見て欲しいと思い 進むべき道の選択肢を与え、導き、その道をつくる君が巡礼という形で 廻ったのではないかと感じました。 つくる君が信心深い巡礼者であるならば 例えるなら沙羅は聖なる存在で 懺悔できる神様みたいな対象なのではないか、と。 だからこそ、彼女から言われたとおり聖地を巡礼して 最後に彼女の元に戻ってきた。 すべて今まで抱えていたものを禊落として、やっと0の自分に生まれ変わって 沙羅と同じ位置に立って、そこで「本当の多崎つくる」として告白をする。 最後はご想像にお任せします、という終わらせ方が憎いですが、 私はきっとうまくいったと確信しています。 村上春樹さんの作品はノルウェイの森しか読んだことがありませんが、 その本より今回出された本の方が好みです。 この本を読んで、私も沙羅のように 器の大きい女の人になりたいと思った作品でした。 また、つくる君に感情移入した方だけではなく クロや沙羅に感情移入出来た女性の方もなんとなくすっと 禊落とされるような気持ちになるのではないでしょうか。 | ||||
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村上作品は自殺願望の人が増える本だと前に書いてあるのを読んだことがあるのでがそれ以来近づいていません。前に読もうとしたノルウェーの森は開始3ページ目かで挫折してしまいした(笑) | ||||
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他人に流されてファッション感覚でブランド作家の新刊を並んで買って読書するからそうなる。高い金払ってガッカリさせられた。ワハハ。 | ||||
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大多数の小説、村上作品を読んでいます。それを踏まえての感想になります。 いつもどおりの登場人物がいつもどおりの台詞を吐いています。登場人物に血が通っていないんですね。 実に気持ち悪い。やはり僕には村上作品は肌に合わないようです。 ただ、読めばすぐにそれとわかる確固たるブランドを築いている点は事実として認めざるを得ない。 ただ、これまで読んだ小説の中で、村上作品ほどつまらないものも珍しい。カンガルー日和、回転木馬だけですね。 | ||||
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以前から村上春樹さんの作品は愛読させていただいており、その新刊ということでさっそく購入しました。 まだ読んでいませんが、カバーもおしゃれで、タイトルも内容の面白さを感じさせてくれるような題なのでオススメです。 | ||||
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「国境の南、太陽の西」と読後感が似ていた。切ないといえば切ない気持ちになるのかな。 いい大人がいつまでも引きづりすぎじゃないかと思うがそれもそれで村上春樹らしい。 | ||||
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ラストでモヤモヤする読者も多いようですが、このストーリーは、つくるが新しい場所へ向かうために自己と世界に対する認識を新たにするプロセス(いやぁ、青春ですね)が中心なので、あの結末で問題ないでしょう。数年前まで高校生だった私には、おもしろく読めました。 私なりに要約すると、以下の通りです。/たまたま与えられた場所が最高に心地よくて、そこのメンツが大好きで、そこで形成されたアイデンティティが何よりの自己認識だった。でも自分の夢を叶えるべく外の世界に出たら、今までの場所からは完全に追放されてしまった。帰るべき場所を失い、そのショックから死にたくなったりもしたけど、巡礼の年月(いわば殉死した自分に向き合い、弔う旅)を経ることで、最後にはまた誰かを欲することができる幸福感に包まれる。 | ||||
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こんな物に群がる人達の存在が信じられません。 全くの資源の無駄です。 題名も表装も本文も真っ白なら価値が無限大に広がるという物です。 | ||||
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ノルウェイの森以来読んでみました。 こんなにつまらない小説をこれだけ売りさばく手法はノーベル経済学賞ものですよホント。 | ||||
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国境の南、太陽の西の主人公を独身にして、ちがう性格の男性にしてみたらって 具合で村上春樹らしい本でした。 まあ 期待以上でもなく、期待以下でもなく、やはり、主人公は村上春樹が描く、 教養を備えた なぜか女性から色々と近寄ってこられる男性でした。うらやましい。 | ||||
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あまりの人気で釣られて読んでみたが人気の理由がわからない。 評価は☆2つ 理由としては下記に記載する。 '@表現方法 比喩などの表現方法が多く、非常に読みにくい。 現代文学であるのに対して、著者があえて難しい表現をして文才があるように見せてるだけ 使用する漢字についても同様のことがいえる 'A展開 どこがとは書かないが(ネタバレになってしまう為)矛盾点がある。なにより中途半端である。 そして私が一番気に入らないのは最後。 終わり方として最低だった。展開を読者任せにするにしても中途半端であるし、展開を想像させるほど心躍っての終盤ではない。 以上の2点 | ||||
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読み終えるに,それほどまでの凄さは感じないまでも,文学のおもしろさはこういったところなんだろうなぁ〜,としみじみ思うわけです.文学にはロジカルな納得感の説明は必要なく,読み手が読み手の感じ方でどう捉えるか,言わば感性の問題のように感じています.特に文学を理解していない(理系の)小生にとって,あるがままに受け止めればいいと理解しています.作品自体に賛否両論あること自体は当たり前の事だと感じるわけで,あえて驚くべき事はその反響の大きさだと言うことくらいでしょうか... これまでの作品同様,今回の『田崎つくる〜』にも共通している小説全体に横たわる 『ヒトの孤独感』,『絶望感とそこからの脱却』,『ヒトを支える心の根幹の在り方』,そう言ったモノが現実社会との融合の中で描かれているような印象で,読み終えると寂しいような,もの悲しいような,でも何か見出すモノがあるような,不思議な思いになるのが村上文学の特徴であるように感じています.つくるが受けた仕打ちと,ここから生じた孤独感,絶望感,疎外感は多くの人が経験したことがあるように感じており,ここから抜け出せないヒトはある面で自ら命を終えてしまったり,他人への暴力といった形で自己の欲求を発散したりしますが,その多くの場合,何らかのきっかけで立ち直ることも少なくありません.絶望の淵に至った主人公のつくるは,偶然知り合った友人や時間の経過に助けられ,その危機から脱するわけですが,その危機から脱することができなかったかつての友人は不幸な末路をたどり,その最終的な結論は述べられないまま本書は終わります.つくるの年上の彼女との交際の行方も尻切れトンボで終わる当たり,ちょっと消化不良であるように感じるのも,文学的な技法の一つだそうです.続編に期待しましょう! 個人的には,最終章でつくるが新宿駅で時間を潰し,新宿発松本行き最終の『あずさ』(馴染みある,日頃よく使う列車なだけに)を見送りながら物想いに耽るあたりは,なんだか共感をそそがれる思いで,何とも言え無い気分になりますね.自身,甲府から都内や横浜への出張で『あずさ』,『かいじ』には頻繁に乗車するので(多いときは週3往復したことすらあったので),慣れた田舎暮らしと言えど,甲府に帰るときにちょっと寂しい思いに浸ることが無くはありません.また,つくるの家庭事情も自身のそれに似ているような,そんな印象で捉えてしまいます.実はこういった背景を持ち,同様な感覚になる人が多いように主人公を設定しているように思えます.これらの時代と人間設定が多くの読者に共感を与える理由なのかもしれません? 本書のテーマ,読んでみて思うに,種々考えさせられる昨今の人間模様のように捉えています.話題に乗り遅れない意味でも,読んでみて良い書籍だと思いますね! | ||||
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「ねじまき鳥」「カフカ」など、 イラっとする作品もありましたが、 ここへきて、暗喩として投げっぱなしに見えていたことが、 ようやっと、小説のなかで見える形で像を結んできたなあ、 と、偉そうにも思いました。 村上春樹の小説は、どれもこれも、 「ファンタジー」のように、つかみどころのないところが 魅力だったのだけど、それを脱皮したのではないか、 ということです。 翻訳については、 『心臓を貫かれて』など、なまなましいドキュメントを上梓したこともあり さらには、『アンダーグラウンド』では、自ら、インタビューを行なって、 「現実」を描きました。描いたというよりも、 「現実と自らを結びつけた」という気がします。 これまでの「ファンタジー」としての小説と、 「現実に人が抱えている痛み」を、結び付けて作品化したのが、 この『多崎つくる』ではないかと。 フィンランドの森の風景も、匂いも感じられるような小説を、 村上春樹の作品で、読めるとは思ってなかった。 いいですね。 | ||||
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読後、聴いたことのない曲が頭の中に流れた。そして、シロにとって「人生の生きる価値」は、負担だったのだろうか、と思いを巡らした。彼女は、死のトークンを引き受け「前もって決められた場所で、前もって決められた時間に」死んだ。彼女の霊は途絶えていた仲間の傷と傷を繋ぎ、抑圧していた昔の調和をえぐり出していく。彼らは、かつて「痛みと痛みによって、脆さと脆さによって」繋がっていた、と展開する… 今も曲が流れ、目を閉じると彼女が白く輝いて見える。これが、死のトークンを引き受けた者のある種の色とある種の光なのだろうか。音と光の中、余韻に浸る作品だ。 | ||||
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村上春樹の本は全て読みましたが、カフカや1Q84が素晴らしかったので、今回は少し地味でした。 | ||||
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