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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1023件 621~640 32/52ページ
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アオもアカもシロもクロもグレーもつまらないと言うと断言できる | ||||
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村上春樹の一部の者を不愉快にする少説 彼は心を病んでいる。ちょうど村上龍が「限りなく透明に近いブルー」を書いたときのように。「生きることとはなにか?自分はいったいなんでここにいるのだろう?」彼の作品は、精神科医からみれば、単なる心の病で片付けられるだろう。 そして、また、それは正解であろう。心を病む原因は必ずあるからだ。聡明な村上春樹は自分の存在というものを 追求してきている迷路にはまった人間である。考えても考えてもわからない。あるいは考えれば考えるほど迷路にはまる。境地というものは考えることによって得られはしない。 心の置き所を変え物をみることにより得られるのだろうが、それは心を病んだ人間には困難である。 彼の今回の「多崎つくるとその巡礼の年」は今までの村上春樹の作品と一環して変わらない。心の闇をシチュエーションを変えて表現したにすぎない。丁度テンプレートにあてはめるように。 彼の作品の特徴は1.分析的であること2.比喩が多いこと3.いいまわしに「あるいは」という表現が多いこと。彼はそのテンプレートに従って、自分の心の迷路を描いたにすぎない。 この小説の中に書かれているように1000人に一人かあるいは2000人に一人(何人かは忘れたが)の人間が、この作品を読めば、嗚咽がはしり、心臓が彼が言うように止まりそうに、不快になるだろう。 それは読んでいる者も同じく開けてはならない(ある意味パンドラの箱)を開けてしまい、迷路にはまり、未だに自分の存在というものが分らないでいるものにとっては、病状を悪化させるのみだからだ。 その1000人か2000人に1人から漏れた人はそこまで考えず、欲しいものを買い、食べることを楽しむ人達は、彼の作品を理解できず、すごく聡明な作品だと思うだろう。小説というものは、心の内を分析的に書いてはならないと思う。 そして、読むものを幸せにする(すくなくとも不愉快にしてはならない)ことだと思う。彼は今回の作品で小説では表現できない、音楽にしか表現できない旨を語っているが、ここで僕は確信した。彼の心は病み、そしてこの作品は愚作であると。 彼がマスコミに顔を見せないのは社会適合障害だからではないか?とまで思わざるを得ない。 そしてそれが、出版業という商業ベースにのせられてお金儲けの道具に使われていることを。 一方、こういう考え方もできる。 彼は強欲で名誉欲の強い男で、たまたま書いた本で儲かり、蟻的人間をだまし、お金儲けをして楽しんでいるとも。 | ||||
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やはり前評判が読者の期待を増幅させたのか?在庫が一冊だけあったのを、ザッと内容を拝見しました。村上春樹氏の作品は、まだ読んだ事はないのですが、余りにも{1Q84}が世間を騒がせたので、私は比較的読みやすいページ数の本書を期待を持って、初版だし購入をふまえて流し読みしましたが、余りにも描写が私の感性には相応しく無いと感じて、購入をあきらめました。次に読む時は図書館で済ますかな。 | ||||
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ここにレビューを書くのは少々、勇気が要りますが。 私は初めて村上春樹作品を読みました。 購入のきっかけは発売日の盛り上がりをニュースで見て、流行りに乗っかりです。 しかし、気に入れば購入のきっかけは何であれ良いと思います。 従来の村上春樹作品がどのような深さで内容だったのか知りませんが この作品だけに関しては、率直な熱いメッセージが伝わり、 自分が主人公と同世代30代半ばという事もあり共感できる部分も多々ありました。 生々しい人間描写で入り込めました。 すごくストレートな物語で、とても心地良い余韻を残してくれた作品です。 村上春樹氏入門作品なのかも知れませんね。 人それぞれでしょうけれど、私は気に入りました! | ||||
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前作もだけど 取りあえず初版購入。 でも なーんか読む気になれず・・・ ドリーさんの否定的なレビュー読んで逆に背中押されました(^^; そ、そんなに面白いの??? 王様のブランチも見てたので思わずふいてしまいました。 ドリーさんありがとうございます!!! だって全部共感できちゃうんだもん(読む前から) ちなみにIQ84は読まずに売っちゃいました☆ なので何十年ぶりかの村上作品です。 はじめは1日5~6ページで寝てしまうほど 身体が拒否反応を起こしました。 「一気に読めました」という方はよほどのファンの方なのでしょうね。 私もそうだったはず・・・多分。 村上作品に出合ったのは 高校生の時、 村上春樹と同世代の現代文の先生の授業でした。 村上信者の一人でした。 カッコイイのにあこがれる思春期ですからその頃は読みましたよ。 村上春樹以外にも都会的でカッコつけた軽い感じの作品が売れた時代だと思います。 そういう意味では何十年たっても期待は裏切りませんね☆ 未だにそんな感じの登場人物がでてくるので ある意味 懐かしく安心できます。 マイノリティー?トムクルーズの映画? 少数派でいいじゃん。 ケミストリー?そういえば解散しちゃったなぁ この まどろっこしい言い回しの翻訳って何十か国も正確にできるのだろうか? 全く内容と関係ないことを感じながら楽しく読み終えました。 で 最後 え?ここで終わりかよ。 予想通りの終わり方。 やはり期待は裏切りません。 1785円の価値はあるのかどうか? うーん どうかなぁ 描写は思いうかびやすいので 連想しやすく 微妙な映画1本観たと思えばまーいいのではないでしょうか?! | ||||
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変なタイトルだな〜と思いながら、何の先入観も無く読み始めた。ところが、多崎つくるを取り巻く4人の友人達の「色彩」青赤白黒が示された時、えっ?これって五行では?と思う。つくるは、五行相関の中央に位置するあの色では‥と。そして予感は、主人公の4人の友人の末路を追うに従って恐ろしい確信に‥途中から、暗示と言えばあまりに直接的に仏教を想起させる名前のガールフレンドが登場してきて、自分の中で、ん、中国?、ん、インド?と乏しい東洋思想についての知識の断片の中で混迷しましたが。。いろいろ批判も多いようですが、個人的に中国とインドに関心がある私にとっては非常に面白い作品でした。 | ||||
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初めて村上作品を読みました。 暇で、ちょうど話題になっていたから 有名な作家だし買ってみるかと思って読んでみました。 結果、結末はない。 無駄に官能小説みたいなくだりがあるし、 どうしたいの?って感じです。 結末が無くていいのなら素人でも書ける。 村上ファンは何に惹かれているのか、 正直分かりません。 作中に興味を引かれる単語が多く出て来ました。 新宿、赤坂見附、小金井、フィンランドと、 自分の行った事のある場所ばかりで少し驚きました。 フィンランドで主人公がこのへんにプールはないか?とたずね、 プールは無いと言われていたシーンがあったのですが。 ホテルの近くにトラムがあり、ヘルシンキ内にいるのなら、 トラムでプールまでいけるはずなんだけどな〜と俺は思ってしまいました。 映画「かもめ食堂」でも使われたプールがあるはずなんです。 中央駅にも行っているし、 そこから歩いて行けない距離ではないんです。 トラムは中央駅で交差して八の字に街をめぐっています。 一日券を買うと乗り放題なので実に便利です。 話を戻しますが、 この作品は、なぜあそこで話が終わっているんでしょう? 6本指のくだりで、灰田の存在は必要だったんでしょうか? 金縛りのくだりも必要だったのか? 解決しないようなものなら、 話に入れる必要がないと思う。 この作者には何か深い意図があるんでしょうか? 解決しないなら、話にならないと思います。 解決しないのが有りならば、 この世の全ての物語は途中で話をおわらせれば村上春樹になります。 | ||||
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ジョークや比喩などでププッとするところがなかったのが自分としては残念。いつもそれを楽しみにしていて、ドッグイヤーするので。アダルトな要素も少なく、まだ読んだことのない女友達には気軽にオススメできるという点で、これまでとちょっと違う。 | ||||
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ほとんどの村上春樹作品を読んでいるので、今回の書評なども読まず、先入観なく読んだわけですが…、確かに、今度の作品はどうコメントしたら良いかよくわかりません。 ただ、村上春樹だから、彼の独特の表現だから、この正直あまりどうってことないストーリーが興味深く読めるのであって、このストーリーを別の作家が書いたら、どう感じるだろうか…と思いました。 なんとなく中途半端で、途中で消えてしまう人物もいたり、結局結論が出ないで終わってしまう展開もあり、読んでいるほうが、この主人公のつくるくんのように悶々としそうです。 それにしても、読み終わってからのAmazonの書評をみたた、面白いの何のって!書評のほうが面白い作品は久々です!それだけ、村上春樹に対する期待や思いがあるんだろうと思います。 どうも、最近の村上作品は小説よりエッセー的なもののほうがとても納得し、共感して読めます。 「僕が走る時に…」はとても良かったし、昨年あたりに朝日新聞に寄稿した国際問題へのこめんとなどはとても素晴らしかった。 次の新たな展開を本当に期待して、少し評価ポイントを上げました。 | ||||
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前半で種明かしがわかる作品です。私自身は1Q84が好きです。 | ||||
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きのう、武蔵野大学三鷹で、村上新作の講義。目からうろこの驚愕の内容だった。本を読まないので読んだ気になった。しかも、村上の心境になった。目からうろこ・・。 | ||||
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村上春樹作品を多く読んで来ましたが、今回の本は例えると「ノルウェイの森」と「スプートニクの恋人」のミックスにあたります。最初の書き出しから最後まで宿命的にしがみついている「死」というテーマ(「シロ」と「クロ」などは直子とミドリさんを彷彿させる)、非日常的なキャラクターを出現させず、「暴力」をなるべく現実的に描いている点など共通する箇所も多く見られます。1Q84と比べると分量も少なく、さっくり読めました。 他のレビューにもある通り、村上春樹特有の勿体ぶった言い回し、乾燥した文章は健在です。しかし、別にそれに対していちゃもんをつけなくてもいいかとも思います。わざわざ「村上春樹を読まない俺超イケてる」と格好つけた文章をAmazonレビューに掲載する必要はないのではないでしょうか。 ただ、この本は、一度読んだ感想では、決して大ベストセラーになるような本ではないと感じています。本人も京都大学で「新作はは文学的な試みだ」とおっしゃっているので、あくまで「最新のハルキを知る」ために読むべきでしょう。 結論として、「以前から村上春樹を読んできた人は読むべき」、そうでない人はスルーしてもよい、ということになりそうです。 | ||||
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村上春樹氏の作品を理解出来る歳になったかなと思い購入して読んだがこれは読者の覚悟がいる。 こういう「文学作品を目指してます」的な作品が受け入れられる人はいいが、「地に足が着いてない作品」を嫌う人は受け入れられないと思う。 こう何と言うか全体的に「孤独になった事が無い人が、孤独な俺はかっこいい。」という雰囲気が漂っていて自分は受け入れられなかった。ここまで読むにに苦労した作品に出会った事が無かったので、読み終わった感想が疲労感しか残らなかった。 | ||||
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「リンカーンの言葉で、「すべての人を短い時間だますことはできる。でもすべての人々をずっとだますことはできない」」 これは2010年夏号の「考える人」のインタビューでの村上氏が引用された言葉ですが、この発言が奇しくも3年を経た今、 この様な醜い評価の中で氏はどのように受け止めるのでしょうか。 才能を使い損ねてしまうと、このような事になるというお手本のような本書です。今からが人生のハーベストに 向かう年齢だというのに・・・彼の筆力のファンでしたが、気の毒に思いました。 まず、ご自身が、共依存関係の心の病を治して、真摯に、筆を洗ってから、もう一度「孤独」を突き詰めるなり 「生きる」という題材に向き合うべきでしょう。人の心を引っ掻き回すだけの小説に何の価値があるのか疑問です。 共依存関係の解決が、今後の小説家としての課題でしょうか。身体は鍛えておられるようですが、精神面では脆弱なんですね。 多くの人が感じているように「孤独」では無く、満たされた生活の中で「満たされない精神」を書いているだけでは、反感を買うのは当然だと思います。 でも、今更、村上春樹が自分の人生をやり直す(見直す)って事は無理でしょうね。つくる君の決心もあるんだか、ないんだか(笑) もしも奇跡的にそんな事が起れば、その時こそ、この方の文才が、人の心に、闇では無く光を与える事ができるものに劇的に変化を遂げると思います。 | ||||
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たくさんの本をいままで読みました。 誰かに伝え聞いた評判のものやベストセラーといった、自分がもともと気に入っているものでなくてもそれなりに楽しめるのが普通です。 マスコミが連日村上春樹がどうしたこうした垂れ流すので、連休だったのもあり、ものは試しと買いました。 内容はテキトウに思いつくまま人物を登場させて、たまに性的描写をまぜて、途中であんまり関係ない奴はでなくなり、結論は面倒臭いから勝手に考えてって作品。 途中でなくなった人物は、察するに話を構成する上で面倒くさくなったのだろうという感じ。coitusの場面は映画とかにするならやっぱりお色気必要だよな、って感じ。 なにが面白いんだろう。 さっぱりわかりません。 身の回りでこの本を読んで、さすが村上春樹だ、とか言ってるヒトがいました。頭がおかしいとしか思えません。 金と時間の無駄であり、読み終わった後のイライラを何にぶつけていいかわかりません。なので初めてレビュー書きました。こんなおかしなヒトが書いた本(作家とは認められない)は2度と読みません。 | ||||
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村上春樹の作品は、大した事はないんです。 しかし、宣伝の方は、うまくやっているので、書店で必ず、平積みになっていて、一番目立つところに置いてあります。フツーの書店は、個性がない為、よほど、こだわりのある店でない限り、置いてある本も、置く場所も、同じで変わりありません。並んでまで買うような作品ではありませんね。ま、並ぶバイトでも雇ってるんですかね。マスゴミでギャーギャーわめいて宣伝していますが。さほどのもんじゃありませんよ。米のメシよりも、パスタを選ぶ、何事も、おしゃれにスタイリッシュに、必死にしがみつく、無意味な、村上春樹さんです。 | ||||
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青年期に生じた友人関係の破綻により恋愛的感性に支障をきたした主人公が、時期をおいて再び色彩豊かなその友人たちと向き合うことで現在の恋愛を大切にしていく。そんな主人公からは複雑な現代社会においての人間関係を着々と『つくり』上げていく姿勢のようなものを勉強させられた。これが好き、これは嫌い、正しい、正しくないではなく、ただ状況をまじめに見つめることで開けてくる展開は私の感性を刺激するもので、正に『村上ワールド』を感じることができる一冊でした。 | ||||
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極めて村上春樹的な作品と言える。 主人公は孤独を好み、欲望が少なく、マイペースに生きる青年。 音楽を聴き、料理を作り、コーヒーを淹れ、 特に何もしていないのに女にモテる。 もう、これは藤子不二雄の漫画の主人公がなにかと のび太っぽいのと同じで、彼の1つのスタイルとして考えよう。 さて、こういう主人公が好きか、嫌いか。 それで、この本を読むか読まないかは分かれる。 後者は読んでも時間の無駄。得る物はなにもない。 ベストセラーだからといって手を出さない方がいい。 前者は、得る物があるかどうかはその人次第だが、 本を読んでいる間は夢中になれるはずである。私は前者である。 内容のの好き嫌いを越えて、文章はとても素晴らしい。 どんどんと放たれる魔法のような比喩、的確すぎる表現、 長過ぎず短過ぎもしないセンテンスの数々がつくる軽快なリズム。 こと、文章という点に限っては素晴らしい。 今までのどの作品よりも文章はキレがあった。 小さな物語だった。 『1Q84』は社会全体を含むとても大きな物語で、 読むのに時間とエネルギーを要した。 これは非常に個人的な物語。サラりと読むことができた。 読了後は、腹七分目。しかし、適度な空腹は心地よかった。 その空腹を自分の想像力で満たすのが食後の一つの楽しみでもある。 さて以下は極私的に思ったこと。 「自分の傷にしっかりと向かい合いなさい」 それがこの本の言いたかったようにぼくは思える。 何かを大きく失い、傷ついた自分とってはとても深く響いた。 | ||||
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彼自身が脱却できていない、ノルウェイの森を越えるのはもう無理でしょう 自分の今の人生に即したものを書いた方が良いと思います この作品も続編が必要だと思います | ||||
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燃やしなさい、コメンテーター含めて!日本人の精神的レベルがここまで堕ちているとは、呆れ果てます。 | ||||
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