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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1022件 641~660 33/52ページ
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前半で種明かしがわかる作品です。私自身は1Q84が好きです。 | ||||
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「つくる」のかつての仲間アカは言う。 「何にでも反対するひと達がいる。相手にするだけ時間の無駄だ。しかし自分で判断出来るひと達もいる。彼らは放っておいても頭角を現すだろう。僕が相手をしているのは残りの85パーセントのひと達だ。彼らは上からの命令でしか動かない。」というような意味の言葉。 社会的な現象とも言える春樹の新作「色彩をもたない」が出て、85パーセントの読者が指示し、15パーセントの読者がノーと言う。 そのことを予想したのか。 なんにでも反対する層のレビュウは的はずれにかんじる。ベストセラーだからいいとは限らない。 「自分で判断できる」ひと達のレビューは的確だと感心する。春樹が真剣に対峙しなければならないひと達だ。 それとも もう少し深読みすればアカが作者自身の投影なのか。ベストセラー作家の心境なのか。だとすればこれが本作品の唯一のユーモアかもしれない。 「風の歌を聴け」で春樹にノックアウトされ、作品ごとに成長する姿に感動し、「ねじまき鳥」には心から感動した。人物は躍動し、作者の妙な自意識は目立たなく後退している。いくつかのストーリーが交錯して重厚な世界がある。 新作が出るごとに「ねじまき鳥」の感動の再現を微かに期待して手にする。残念ながら期待は裏切られ続けたが、作者にたいするリスペクトは消えない。彼は「ねじまき鳥」の 作者なのだ。 しかし次作に対して期待は出来ないかもしれない。何度も裏切られたからではない、それなりに楽しめた。今回初めて感じた。春樹の才能は枯れたのか? | ||||
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彼自身が脱却できていない、ノルウェイの森を越えるのはもう無理でしょう 自分の今の人生に即したものを書いた方が良いと思います この作品も続編が必要だと思います | ||||
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青年期に生じた友人関係の破綻により恋愛的感性に支障をきたした主人公が、時期をおいて再び色彩豊かなその友人たちと向き合うことで現在の恋愛を大切にしていく。そんな主人公からは複雑な現代社会においての人間関係を着々と『つくり』上げていく姿勢のようなものを勉強させられた。これが好き、これは嫌い、正しい、正しくないではなく、ただ状況をまじめに見つめることで開けてくる展開は私の感性を刺激するもので、正に『村上ワールド』を感じることができる一冊でした。 | ||||
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中学生時代に、友人に良いと薦められて「羊をめぐる冒険」を読み、全く共感できずに自分の感性が他人とズレているのか悩みました。 高校時代に、「ノルウェイの森」と「ダンス・ダンス・ダンス」を読みましたが、これらの作品にも何か違和感を感じました。 そして社会人になって云年後、「1Q84」シリーズを読みましたが、やはり合わず、3巻目は読みませんでした。 今回また懲りずに本書を読んだのですが、今回も残念な結果でした。 しかしながら、このAmazonのトップレビューの方が、この「違和感」をスッパリと晴らしてくれました。 まさに、自分の感じている違和感を言い当てており、心の靄が晴れ渡った気分です。 これで私は家族や友人、同僚に胸を張って言えます。「私は村上春樹の小説に共感できない」と。 | ||||
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村上春樹の作品は、大した事はないんです。 しかし、宣伝の方は、うまくやっているので、書店で必ず、平積みになっていて、一番目立つところに置いてあります。フツーの書店は、個性がない為、よほど、こだわりのある店でない限り、置いてある本も、置く場所も、同じで変わりありません。並んでまで買うような作品ではありませんね。ま、並ぶバイトでも雇ってるんですかね。マスゴミでギャーギャーわめいて宣伝していますが。さほどのもんじゃありませんよ。米のメシよりも、パスタを選ぶ、何事も、おしゃれにスタイリッシュに、必死にしがみつく、無意味な、村上春樹さんです。 | ||||
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他の方のレビューを見ていて思いました。 おそらく時代遅れなんだと思います。 個人的に昔の少女漫画を見ていて、ヒロインや主人公が惚れるメンズのセリフや展開に言いようのない恥ずかしさを覚えますが村上さんの小説ってまさにそれ。 読んでいてこっちが恥ずかしくなって内臓が痒くなるあの感覚。 20世紀の少女たちはそれを「きゃー素敵」って言ってたのかもしれないけど、今の我々にその感性はないですから。 現実世界を舞台にしながら、展開はファンタジー。 今の人たちってかなり現実的なので、そういう部分を楽しむ度量がないんだと思う。 プロレスやお相撲の夢を現実に引きずり下ろして批判しちゃう時代ですよ? ま、一番いただけないのは「孤独」とか「薄暗い主人公」みたいな読者に優越感を与える設定にしておきながら内容で裏切る点。 そこがリアリティーがなくてイラっとする。 好景気も過ぎて、あんまりいい時代じゃないのでみんな自分に自信がないんですよ、村上さん。 だからこういう主人公設定の物語を読むことで救われたいのです。 なのに「といいつつモテちゃう俺」「ちゃっかりおしゃれに生きちゃう俺」みたいな展開はこの時代に生きてる人の感性に合ってないんじゃないかな? 小説なんて他人の妄想ですから、村上ワールドを覗き見るって意味で楽しまなきゃいけないのかもしれませんね。 | ||||
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とにかく日本語が貧しいことに辟易。 さすが自虐史観の持ち主で、「韓国と中国で大人気」の作家さんです。 創価大学で、池田大作先生の本と並んで課題に出されるし。 ある意味、ここまで売国に徹すると見事。 これからも国内外で日本貶め発言に励んでください。 マスコミが持ち上げる事象って、反日が多いってこと、 改めて感じました。文学的感性の低い頭の悪い人が読んで、「わかる」から 嬉しくなる本なのかも? 私も「ブンガク」が解ったしぃみたいな? | ||||
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叩いている人は「殆ど読んだことがない」とか「途中で挫折した」と言っている人ばかり。そもそも最初から向いていないんだから読んでも面白くないのは当たり前。それを誰かが批判してウケたからって我も我もと便乗して批判するのは、ホントみっともない。 過去、村上作品に親しんでいる人には違和感ない本だと思う。 漫画家の萩尾望都サンが60歳を過ぎても延々と「母と娘」をテーマにした作品を(しかも娘の立場で)描き続けているように、村上春樹サンも永遠に自分のテーマを書き続けるのかな〜って思った。好きとか嫌いを通りこして、今後どんな作品を残していくのか追い続けたい作家の一人です。 | ||||
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3日前の連休最終日、京都大学で行われた村上さんの講演会を NHKニュースが延々と絶賛報道してたから、本書を捨てたいと言う知人が丁度いたから 本書もらって、初めて村上作品を読んでみた。 村上さんって、すごい「気どった変態」なんですね。 すごく気持ち悪いけど、村上さんが変態なのは、彼の自由。 村上さんが、気持ち悪い変態小説を書くのも、彼の自由。 でも、変態な彼を絶賛するマスゴミの変態さは許せない。 マスゴミが、こんな気持ち悪い変態小説を絶賛するから、私を含む 国民の多くが本書に「金や時間を浪費」した事実こそ マスゴミは報道すべきでは? | ||||
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一時期、マスコミから流れてくる情報で良く耳にする機会があったので読んでみました。噂にも聞くし、どれだけ凄いの!!という期待感を持って書店に行きました。感想は時間とお金を返せです。表現力にはある種の思想が受けて見えますが、はっきりと嫌いと言えます。好きじゃないです。読んでいく間に、お金払ってもらいたいくらい不快感を覚えました。嫌いな本も読んでみたい方にはお勧めですね。期待して購入を考えている方はギャップに驚かれるかもしれません。 | ||||
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レビュー「孤独なサラリーマンのイカ臭い妄想小説」を生み出した起爆剤としてのみ、本小説には価値がある。 紙の塊そのものには、さしたる値はない。精々が出版社と書店に落ちる利益程度のものにすぎない。 | ||||
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何不自由無く人生を過ごして来た中産階級のインテリが自己陶酔全開で孤独気取ってやる絶望のごっこ遊びみたいな話。 | ||||
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はっきり言って、村上春樹は終わったね。浜辺のカフカが最後かな・・・風の歌を聞けからすべて読んでいて、好きな作家だったけど、世界の終わりと、あたりがピークで、ねじまき鳥クロニクルで巻き返した感があったけど、1984と田崎つくると最悪だね。ぜんぜん主人公に感情移入できないし、共感もない。キャラが出鱈目で、灰田とかほったらかしだし、昔みたいに緻密な構成がない。深く追って行ったなら、一冊ではけして収まらないと思うし。売れて印税が入って社会的な地位も上がり、お金もジャブジャブ入ると、こうゆうものしか書けなくなるのかな。名前に色が入っていたから、いないからって意味がまったくわからないし、買って読んだ俺がばかだった。すぐブックオフもって行ったら100円だったし・・・これから、過去の村上春樹の作品を読み返すことがあっても、これからの村上春樹を買うことはないだろう・・・龍はあるかもね。 | ||||
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中二病的な主人公像は、作者の個性の投影なのでしょう。 気取った描写に向き不向きはあると思いますが、とりあえず現代人向けではありません。 文学小説に一般的なセンスを求めてはいけないという好例で、 流行に流されて痛い目を見るのは、観察眼を養わない人が支払わされる授業料ということでしょう。 むしろ問題は、マスコミや出版社の喧伝態勢。 好き嫌いの激しい作品を大々的に評価すると、多くの行きずり読者に失望を与えることになり、 結果的に、活字嫌い・読書離れを助長してしまいかねません。 そんな事態は、作者にとっても業界にとっても望ましくないでしょう。今後は自重願いたい。 | ||||
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「ノルウェイの森」が好きな方は読みやすいのでは?と思います。 というのは、不思議な世界やメタファーな人物?(羊男とか)が出てこないからです。 井戸におりたり壁をぬけたりもしません。 個人的にはアンリアルな村上作品が好きなので、残念ながら本書は☆3つにしました。 少なくとも日本人はこういう会話はしないだろというようなオシャレが会話がでてきます。 それは今に始まったことではないので出来ればスルーして読んでほしいと思います。 フィクションなのでオシャレ会話もありだと思うのですが。 村上氏の作品は、好きな人はすごく好きで読んでる的なスタンスがいいと思うのですが、多分出版社とか本屋とか、大人の事情でこのような販売方法がされているのだろうなと感じます。 村上作品の多くは孤独をモチーフにしていますが、根底には愛(恋愛関係においての愛だけでなく)がとても必要で最も大切なものだというメッセージを感じます。 本書を読んでどう感じるかは読み手しだいだと思います。 駄作、傑作、さまざまな意見があるとおもいますが、それな読者ひとりひとりにゆだねられているものであり、他人に強制するものではないと個人的に考えています。 | ||||
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批判的なレビューが多いなかで、「良いなあ。」と感じた一節をご紹介します。 人は、ポジティブな要素のみで結びついているわけではない、ということを表現しているのだと読み取りました。 なかなか深みのある表現だと感じました。 ----以下、引用です。----- 人の心と人の心は調和だけで結びついているのではない。それはむしろ傷と傷によって深く結びついているのだ。痛みと痛みによって、脆さと脆さによって繋がっているのだ。悲痛な叫びを含まない静けさはなく、血を地面に流さない赦しはなく、痛切な喪失を通り抜けない受容はない。それが真の調和の根底にあるものなのだ。(307頁) | ||||
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とても読みやすかったです。これまでの作品でも、どこか心の奥底のほうで共鳴するところがあり、それが1箇所だけだったとしても、読んでよかったと思ってきたし、なかなか新刊の出ない村上さんなので、もったいなくてすぐには読めなかったくらいです。前回の作品は、それまでの村上さんの作品を読んでいる私には一連のつながりあるものに思えたし、今回のは、さらに一歩進んだ感じがした作品でした。 私は、今この本を読むことができて、とても良かったと思える本でした。 | ||||
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で十分だろう。読むにも値しない作品。この程度のものに長蛇をなして購入すると言う神経が理解できない。 例の有名な賞を取るのであれば、それは何かこの作家にかつてのフジヤマゲイシャに似たエキゾチズムでも 感じているに違いない。タイトルが実にチンケでそれだけでも敬遠したくなる。一言名古屋を舐めんなよ。 それから安全な場所に居ながら、自分も傷ついたなんて軽々しく口にするな。胸くそ悪いわ。 それにしてもドリーのレビューは対象本を完全に超えてるな。すげえよ。と思ったが、◯はげ絶賛みたいで こけたよ。 | ||||
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孤独っていけないことなの? 孤独って解消しなくてはいけないの? 私自身は、孤独ほど優雅で贅沢で素敵な精神状態はないと思っていて、孤独を獲得するためにずっと努力をしてきたタイプなので、春樹さんの孤独の扱い方には違和感を感じます。誰とも物質的にも精神的にもつながっていないって最高です! だから、孤独を抱えた繊細(ぶっている)男性を描写するのは、もうやめてほしい。ワンパターンだしつまらない。 あと春樹さんが、シャレ乙ととらえていることと、現実のシャレ乙には乖離が生じている。なんだか色々と古臭い。 これを読んだ時間を損しました。 村上春樹を読む時間があったら、Michel Houellebecqを原書で読んだ方が百倍充実した時間を得ることができますよ。 | ||||
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