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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1023件 561~580 29/52ページ
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特に村上氏の小説の熱心なファンではなく、中古品が安くなるのを待っていたのですが、皆さんのレビューに待ちきれず、購入しました。きれいな商品でした。おわけして下さった方、ありがとうございます。 彼の小説を読み込んでいるわけではないので、新鮮な気持ちで接しました。構成が上手くて、引き込まれるように読みました。 カティーサークがどんな味か知らなくても、そういうディーテイルが物語の味付けをしていると思います。 つくるさんを渦巻く人と人のつながりがもたらす物語の進行は、虚構ではありますが、必然的に存在し得ると思えます。ハッピーエンドを見なくても、この物語は完結していると思います。この物語のミステリー的な要素などを除いて核となる人と人のケミストリーがつくる小宇宙。それは、物語のようににかっちりと完成したジグソーパズルのようでなくでも(欠けているパーツもあるかもしれませんが)、いろんな形で、誰にも存在し得るするものだと思います。 | ||||
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村上さんなりに様々な天災や事故、事件などで過去に 傷ついた者の心をどうやって癒してあげられるのか、 小説家として何をしてあげられるのか、ということを 考えられたのだと思います。 トラウマをかかえてずっと生きていくより、ちょっとずつ 前向きに、触れたくないものにも目を逸らさないで、 理解して納得して受け止めて、でもそれでも悲しいけど、 時間の流れと共に薄らいでいくんだよ。と、語っている気が します。 レビューではないですが、以前村上さんが読者に書いたメール文を 紹介します。(ずいぶん前ですが) 「言葉というのは痛烈な武器になり得ます。 言葉は誰かを傷つけるためではなく、愛する人に 気持ちを伝えたり、自己の未知の領域を 探索するために使いたいものですよね。 ネットでも一般メディアでも、きちんとした事実を積み重ねて 他人を批判するのはかまわないんだけど、単なる推測・仮説の 延長線上で決め付けをする人が少なくないような気がします。 そういうのって、自分がやられても、他人がやられていても、 なにか後味がよくないですよね」 大騒ぎしているのはマスコミで、買う買わない、 読む読まないは読者です。 彼はただ、小説を書いているだけなのに・・・。 村上春樹であるがゆえの苦悩ですね。 かわいそうに。 | ||||
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すでにあまたのレビューがあるしレビューを書くことに時間は割きたくないけど 評価1に一票。 ノーベル賞が聞いて呆れるぜ | ||||
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今まで小説を呼んだことがない人が、 小説とはどんなものか、エントリーするための、 初心者向けの小説です。 優れた小説ではありません。最も優れていない小説です。 初心者の方でも楽しんでいただけるよう、興味を持っていただけるよう、 小説の本質とは関係ないもので埋め尽くされてます。 これは傑作です。人を騙して、金を儲け、数字を稼ぐ、 そのアイディアを実行したのですから、詐欺の傑作です。 小説の傑作ではありません。 だから、これは優れた小説だ、と評価するのは間違いです事実と違いますから。 これは優れた人を騙す手口だ、が正しい評価です。 早くノーベル賞貰ったほうがいいと思います。大江に続いてほしいです。 事実と違うことを、不自然なこと、奇抜なことを堂々とやれば、 金を儲け、数字を稼ぐことが出来るのは、 みんな知ってます、でもやりません。なぜなら、 それをやるとみんな不幸になって、世の中うまく、 循環がスムーズにいかなくなるのを知ってるからです。 ホルモンバランスも崩れますしね。 でも村上はそれをやった。 金が欲しかったから。数字が欲しかったから。 有名になりたかった、目立ちたかったから。 立派ですよね。まあそのかわり誰かが不幸になるんですけど… こんなもん読んだり大騒ぎしたり列作ったりしてっから ジャパンはなめられて船侵入してきたり ミサイル飛ばされたり復興もすすまねーんだろが気付けバカ共 | ||||
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こんな36歳いないっていうのは、高校時代をひきずってウジウジしている36歳いないって意味じゃなくて… なんで「BOOWY」「X JAPAN」「ブルーハーツ」の一文字も出てこないんだってことですよ! 親友四人から突然絶好される理不尽に、1977年生まれの人が出会ったら…ブルーハーツを狂うように聴くでしょ! 「気ーがー狂いそうラララララ」でしょ。 鉄道に耽ってる場合じゃないと思うんですが。 ダウンタウンに影響され、笑いに救いを求めるかもしれないし、ウッチャンナンチャンかもしれないし、とんねるずかもしれない。 シロとクロを気にしつつ何もできないもやもやをギルガメッシュナイトで晴らしたかもしれない。小沢まどかで晴らしたかもしれない。 なんでそういう描写が一切なく、緑のガウン着てウイスキー飲んで寝て夢精しちゃうんだよ。こんな36歳いないよバカヤロー。 | ||||
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メディアに流されやすい人=この本を買った人 メディアを盲目的に信じる人や流行に流される人は、人に騙されやすいタイプです 詐欺には気をつけましょう 実際に詐欺被害に遭った人達は大抵が、メディア疑うことをしないので | ||||
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届けてくれてから、早速読んで見ました。 今までの小説よりすらすら進んで、すごく読みやすかったです。 内容に同感したり、言葉使いに夢中になったりしました。 | ||||
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2013年4月12日(金曜日)に文藝春秋社から発売された、 「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 [単行本]」。 商業的なおはなしでは、 発売日の12日までに用意されたのが50万部、一週間後で累計100万部だそうです。 プロモーションでいうと、 深夜0時に販売開始を開始したリアル書店や、 大量入荷した書籍のタワー積みなども披露されていました。 作品の内容ですが、 私にとっては、「1Q84」のふたごかな、と思うのです。 村上春樹の作品って、あるひとつのテーマが、視点を変えて、 ふたつの作品で共有されている、ように思えることがあります。 「多崎つくる」と「1Q84」。 これはあるひとつのテーマを視点を変えて共有している、ふたごかな、とおもうのです。 社会現象とも言えるほど熱狂していますが、ここはひとつ 気持ちを落ち着けて、視点の変化を楽しんでみようと思います。 | ||||
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読み終えました。 村上春樹初心者の方にもとっつき易いのでは? お勧めです。 | ||||
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村上春樹さんの世界観に忠実な作品という気がする。だから面白く拝読したが、途中から原因が何となく推察できてしまった。仲間の一人一人の心の葛藤が掘り下げられていたら、もっとのめり込めてかもしれない。最後は果たして?不安と期待と・・、面白いけど私としては続編を書いてもらって、色彩という意味の神秘的な何かがもっともっと続いて欲しい! | ||||
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可もなく不可もなくという既読感でした。「人物を掘り下げて描写をすることに力を入れた」というふうなことを村上春樹さんはどこかで仰っていましたが、最初は確かにぐいぐい引き込まれました。こんなに面白い発想ができるなんて、やっぱりすごいな、、、なんて。「精神を病む」・「異次元の世界」というのが村上ワールドであるとすれば、まさに村上春樹さんらしい作品であると思います。 | ||||
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名古屋が舞台だとは、ビックリです。 名古屋って、なんだかいつも、物差しきっちりで測れない、半端な空気があるとおもうのですが… | ||||
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いつの間にか村上春樹は権威になってしまったようです。 TVドラマを論じるとの同じようなレベルで面白い・面白くない、 価値があった・無かった、と書評されるようになり、 あげくの果ては、政治家に対するごとく容姿やファッションまで扱下ろされる始末。 しかも扱下ろしたことに「すっきりした」と共感する人が大勢いるらしい。 そもそも権威とは無関係な中間小説的な立ち位置だったはずだが、 ノーベル賞候補になった事などが影響しているのだろうか。 とても興味深くかつ不思議な現象です。 本書は全くもっていつもの村上春樹です。ここでいつもの村上春樹を もって来る事で、読み手を明確に選別する役割を果たすような気がします。 ベストセラーとなる事で不必要に広がってしまった読者層から、 今後村上春樹を読み続ける人と読まない人を選別する。 「価値が無い」と判断した人にとっては、今回の約1700円で今後の 村上氏の著作分の数万円を払わなくて済むのだから幸福なのでは? ひとつ言える事はベストセラーだろうが何だろうが、ノーベル賞を取ろうが、 取るまいが、村上春樹はいつも通りの村上春樹的作品を書き続けるだろう、 という事だ。 | ||||
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'X・・・税理事務所 O・・・税理士事務所 'X・・・数学と物理の成績が悪いと税理士事務所は継げない O・・・数学と物理は関係ない 'X・・・1960年台初期に作られたタグ・ホイヤーのアンティーク時計 O・・・1960年台にタグ・ホイヤーは存在しない(「タグ」の付かない単なる「ホイヤー」として存在) こういうディテールって重要ですよね。興醒めします。 | ||||
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この本を読んだ感想としてそこまで売れる本か?と思いました。作家の名前で売れたとしか思えません。私としても多くの人々に影響を与えることができる作家だと思っていますのでがっかりです。 | ||||
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割と早い時期に ”色彩をもつ と 持たない” の理由が解り 意外と解りやすい作品と安心しながら 読み進みました。 今回初めて 読み聞かせをして気付いたこと。音読しやすい! 文章が滑らかなんです。その発見で 興奮しました。 私の半生の中にも 経験したような事がたびたび出てきます。表現できなかった過去経験を文章化してくれている。 半日の集中で 全部読み切れました。第2部も出るのでしょうね。 期待しています。 | ||||
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どうして、この人の作品に出てくる人たちはみんな同じような人なんだろう・・って思います。 リアリティがなくて俗世間にまみれてませんって感じの主人公(自分がモデルなのか?)と賢くてオシャレな女(ダナキャランとか着てる)は大体何か心に傷があるし、 彼らはいつもオシャレなビストロなんかで食事してて、間違ってもしば漬けなんかは食べません! 読み始めてすぐに、うんざりしてきました。そして読み終わった後は何も残りません。 オシャレでクール、透明感をがんばって出していますが薄っぺらです。 若い時なら美しさに感動したかもしれませんが、わたしもいい年になってきたので、これじゃあ満足できません。 薄っぺらなのを隠すために「死」を中途半端に扱って重たく見せようとしてるんでしょうかね? つまらないものを読んでしまった。やれやれ。 | ||||
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若い頃ノルウェーの森を読んだ。わざわざ赤と緑の本買って 図書館遠いし今みたいに古本屋もあまりなく買うしかなかった。学生だった私には意味を理解しようとしても無理だった。嵐が丘とか椿姫は読めた。夏目漱石も宮沢賢治も読めた。でも何でこの人のは読めないんだろう…と思った。要はえげつないんだなぁ…。下ネタにしか感じない。今回のも学生時代と感想は一緒……。 その辺の小説家志望のオタク青年が、仮にこの内容の原稿を出版社に持ち込んだら、いかがなものだろう…(笑) 散々罵倒されるか無視されるか。要は「村上春樹」だから売れるんでしょ。次々…。 現に自分も赤緑本買ってるし。お小遣いはたいて。変わらないですね…。 せめて京都大学での講演会の時は抽選などという有り難い人気がとれたのなら、スーツで来ましょう。京都大学ですよ。失礼でしょ?来て下さる方々にも学校側にも。 大人の品格が無いんですよね。娘に読ませられません。恥ずかしくてあの下品さが。まぁ買って読んだ方々で後悔している方は沢山いるでしょうが、私は斜め読みで終わりにしましたよ。意味不明だし品がないし…。星2つつけたのは内容ではありません。今の日本の景気回復に まぁ一役かっているという意味で。 でもお財布からお金払って買ってしまった方々は、そのお金でおいしいラーメンかお寿司も食べられたんじゃないかなぁ。 せめて名門大学を借りて 人前に出る時は帽子を後ろに被るなどという失礼は、いい年をした大人がすべきではなく お笑い芸人じゃあるまいし。あ〜あ品格疑うことばかり。編集者っているのかな。相手が村上春樹だから言えないのかな。 もう少しこれからの若者に「良書に出会えた」と言ってもらえるような内容の本を出版してほしい。 間違っても 女子学生がみても恥ずかしくない文章をね…。 京都大学にあの帽子じゃ 期待するほうがアホみるか。 | ||||
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『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、一言でいえば、いままで私をひきつけてきた村上作品ではありませんでした。もしかすると、村上春樹は、大きな賭け、あるいは試み、挑戦に出たのかもしれません。インタビューでも、「文学的に後退したと思う人がいるかもしれないが、僕にとっては新しい試みなんです」と言っているようなので。 初期の頃から順々によんでいくとわかりますが、村上作品は、大きな変化をとげていっています。 たぶん、サリン事件の頃から。だんだんと、「個の喪失感」だけにとらわれていた主人公がその殻をやぶり社会へコミットしていっているのです。 そして今回、とうとう、主人公は自らの意思で(恋人にたきつけられたとはいえ)失ったものを探しに出かける、あるいは、なぜ失ったか知ろうとし、そして、好きな人へ結婚を申し込もうと決意します。 これはもう初期ではありえないことです。 村上作品の主人公といえば、わけのわからないまま妻(あるいは猫、彼女)が去る、でも僕は探しに行こうとはしない。結婚はほぼ破綻。本人の意思にかかわらずやっかいなことに巻き込まれていくけれど、結局、失われたものは、失われたままです。 なので、本作品を読んで、なんて、前向きな主人公なんだろう!と思いました。 その点を重視すれば、今後の村上作品がどうでるか楽しみになる一冊です。 ただ、十代の頃輝いていた若者たちが、年を重ねるうち、病んだり、ゆがんだり、逃亡したり・・・そういう「ふぞろいの林檎たち」風な現実に、エールを送る話なのかな、と思いながら読みました。が、もしそういうことを伝えたいのであれば、もっと別のストーリーであってよかっただろうし。うーん、そういうちょっと現実的な内容は村上作品には合わないのかな。つくるの「父親、母親、姉」に対する感情を、希薄な感じにさらっと流してしまう点も残念でした。 非現実的なセックスに含みをもたせたり、哲学的な会話は相変わらず。 でも、その表現方法はアメリカ文学に影響を受けた村上春樹だからこそのもので、別に「あり得ない」と一蹴する必要もないと思います。 「物語」が必ずしも、現実に準じていなくてはいけない理由はないのですから。 村上春樹のそういった表現方法を受け入れがたければ、現実的な、「あり得る」内容の小説を読めばいいのです | ||||
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妻のため購入しました。大変満足したようです。ひとまづ読み終わったので夫の番がきました。読み出してすぐ引き込まれ、昼食中や睡眠時間を削って読んでます。 | ||||
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