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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1023件 521~540 27/52ページ
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ユーミン、サザンなどのの新曲を聴いても「これって新曲?」って思う事は多々あると思うけど?、そんな感じでいつものパターンだった。それが心地よいかどうかが個々の感想だろうけど、私はこのワンパターンが最高に好きだ。 | ||||
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速やかに取り寄せができました。早く読みたかったので大変満足しています。 | ||||
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まず、文体がやたらにごちゃごちゃしている。なぜかそのごちゃごちゃとは下品な感がして、開始数行で頭の皮がぞわわとする。気持ち悪い。同じ修飾語が多いと評価されている三島由紀夫とは似ても似つかぬ下品さである。まあ村上春樹って読んだことないからそう感じるのかもしれないが。 それでも読み進める。頭の皮がまだぞわわとする。気持ち悪い。しかし何を書いているのか全くわからない。飛ばし飛ばし読み進める。それでも何故だろう、気持ち悪い。 沙羅とかいう女と主人公が会話をしているところでギブアップした。本を投げ捨てた。会話が全く理解できない。何を言わんとするのか。オシャレという極めて抽象的で独りよがりのものを文書にするとここまで暴力的になるのか。オシャレとは怖いものだ。 ファンのみなさんごめんなさい。 | ||||
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川村記念美術館でモーリス・ルイスを見ました。 そのあと机の上に「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が置いてありました。 同僚が貸してくれたのです。 ばかばかしいほどのプロモーションを通してみる本作は読む気など起きませんでしたが、 条件がそろったので読んでみました。 「すべてが時の流れに消えてしまったわけじゃないんだ。」 初期短編集の納屋を焼く、海辺のカフカ、羊たちの冒険、1973年のピンボール それに翻訳物のキャッチャーインザライ、ギャッツビーと読みましたが、 全て主題の底には記憶、思い出と現在の存在との関わりが描かれているようで、 うじうじした私には心地よいです。 先日読んだ「店員」に人間の絶対的な事実は生まれたことと死ぬこと。 と書かれていました。 大事なのは一人ひとりの儚い思い出(記憶)ですよ。 と訴えているような気がします。 痕跡がすべて消えてしまったとしても。 | ||||
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興味あって、読み終えました。色分けの人生観も面白かったです。 | ||||
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なんか、いまいちだったな~・・・ 最後も中途半端だし、つくるがハブされた理由も、全然深みないし・・・ なんでこんなに皆が絶賛するのかがわからない。 | ||||
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まぁまぁのハルキストです なかなか手厳しい評価が並んでいますが、サクッとテンポよく読めて面白かったです 村上作品としてはとても短く、不思議ワールドもほとんどなく、あっさり気味です けど、これはこれであっさりした青春作品としてノルウェーなんかよりはよかったと思います けど、やっぱり異空間に連れ去ってほしかったなぁ。。 近所にある井戸の底でバットを抱えて座り込むような、そこからぶっ飛んだ世界に連れてって欲しかった どこに連れて行ってくれるのか、読んでて不思議に感じるような、そのような作品がやはり読みたい 早くも自作を待ちたい | ||||
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村上春樹は、文体に格好つけなければならない宿命を背負ってしまった。要所々の情景描写は絵葉書やネット動画のように感じて、新鮮さが欠けたように思えた。どうも、リアリティを感じなかった、残念。五人の生き様は、さすがである。ブレることなく人物が描かれていた。ただ、二箇所、194ページの、ちょっと→ちっと、294ページのエリとつくるの発言が入れ違っていたり、推敲不足を感じさせるところが幾つかあって残念だ。終わり方も、果たして、希望を持たせてくれたか、些か疑問だ。時より、キラリとする描写や文章が出て来て、流石だなと思った。六本指の話が、頭から離れない。 | ||||
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本書の内容は既に知られている方も多いと思いますので、ここでハイライトをたどるという愚は割愛させて頂きます。 (まだお読みで無い方で、万一にでもあらすじを知りたいと言う方が居られるならば、決して未だにあらゆる書店にて下品にも平積みされている本書を買い急ぐ様な真似はなさらず、Amazonレビュー :"孤独なサラリーマンのイカ臭い妄想小説 byドリー"をまずは一読されてから購入の方をご検討されるのが賢明かと思われます。) その上で、5月24日付の産経新聞にて掲載された作家百田尚樹さんのインタビュー内容が、あまりにも本書に対する意見(もちろん、実際そういう意図は無いだろうが)としても、また僕が個人的に感じた本書に対するわだかまりと言うかもやもやに対しても、明確でかつフィットした内容でしたので、ここに引用させて頂く事で僕の本書に対するレビューとさせて頂きます。 以下引用 "ぼくらクリエーターが、絶対にやってはいけないことがあると思ってます。それは「自己満足」です。自己満足だけで売れない本をつくるんだったら、本ではなくてブログに書いておけばいい。単行本を買うのに支払う1500円、1600円って、相当に高いですよね。だから、本を買って読んでいただいた人には、値段以上の満足を与えたいんです。サービス精神です。物語の面白さだけでなく、いろいろなことを調べて、新しい、面白い情報を付加価値として入れたいんです。" "読み終わって本のページをパタンと閉じた後に、「ああ、ええ本を読んだなあ」と思ってほしい。「じゃあ、ぼくもまた明日からがんばろうかな」と思ってほしいんです。「人生っていいものだなあ」と感じ、生きる喜びと勇気を持ってもらえるものを書いていきたいですね。" | ||||
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_ 参考になったレビューナンバーワンの人の書き込みに出ている 「ケミストリー」のくだりの話は 二十年以上前に、ユーミン(松任谷由実)がラジオで普通に話していたのを思い出した。 当時のオシャンティー雑誌であったPOPEYE(ポパイ)にも 恥ずかしげも無く、コラム風のエッセーもそんな感じだった。 村上春樹 ってのは、二十年以上前から感性が進化していないというか 成長ゼロなんだなー しかし、ユーミン(松任谷由実)は、ある時期から若者の間で「痛さ」と「笑い」の対象に成り下がり CDベストセラーからも急降下していった。 今 車の中でユーミンを流せばプゲラされるか、バブル時代のキモオヤジ扱いされるだろう。 しかし村上春樹は、まだ売れてるそうだ。 日本の二十年前に近づいた海外で評価されるならまだしも 今の日本でプゲラされないのが不思議でしょうがない。 読者が保守的なのか、まだマスコミの洗脳が機能しているのか? 参考になったレビューナンバーワンの人の書き込みがポスト村上と言うか「脱村上」の のろしとなって村上=痛さ=笑いの象徴になれば 皆の目、新しい日本のカルチャーの目が覚める日が近づくと思う。 | ||||
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純粋につまらない。 ねじまき鳥や海辺のカフカ、世界の終わりや羊をめぐる冒険にはたしかに存在した、この小説は普通の小説とは違うぞ、と思わせるなにかが、この作品、というか1Q84あたりから失われてきている気がする。 突飛なギミックやメタファーを使って小説世界に深みを与え、そこに意味があるにしてもないにしても、なんらかのテーマや癒しのようなものを各自が読み取れるようにする、その見事な手腕と懐の広さが村上作品の大きな魅力だったと思うのですが、この作品にはそれがまるでない。 それゆえに今作品では村上作品特有の、なんというかあまりにオシャンティ―な描写がいちいち鼻につきます。自分としては世界観と調和していたら読み流せるはずなのだけれど、今回はその世界観があまりに脆く弱い。二冊以上でじっくり分量を書かせる長編向き作家だとは思いますが、それでもちょっと酷い。また人物造形にも難があり、つくるくんの友人たちはあまりに記号的過ぎるし、恋人役はなんだかよく分からない。主人公だってその境遇と性格思考がかみ合っているとはとても思えず、リアリティがない。 まあ、個人的には評価の低いノルウェイの森や1Q84が売れていることを考えると、村上作品の真の魅力はそういった要素とは別にあるのかもしれないけれど。うーん。 | ||||
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主人公の生い立ちに関係し、少なからぬ影響力を行使することになる、ステージ毎の各登場人物の描写に濃淡の差があり、一部において、種明かしのないまま、小説は空白を残して帰結する。 | ||||
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村上春樹さんの本を初めて読みました。独特の世界があり、引き込まれました。 | ||||
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簡潔な所感。 ・多崎つくるの深い孤独、共感しかけたら数ページでひっくり返される。 ・また結局、恋愛とセクシャルを欠かさずして成就しない世界観から抜け出せない。 ・そしてその世界観と一対となる、現実的にいそうにないスペックの女性を軸にしないと話が進まない。 ・誰を相手にしても書き文字的、翻訳めいて交わされる、リアルな一対一のそれと思えぬ会話。 ・一方で相変わらずの、片寄った具体名を並べた気取り風味。経済的には大きな宣伝だろうなと思いつつ(苦笑) これだけでだいたい「いつもの村上春樹」が浮かんだらお察しということで。 本当に一読者として面白かったのは灰色君周りで、エピソード・会話共にわくわくさせられた。彼の人物造形ならば、多崎くんとの怪腕はキャッチボールが成立していたように思える。だからこそこちらを掘ってくれれば、という他の方々の声にも大いに納得している。 以下は純粋にやるせない感想文。 ーーチラリチラリと見かける話の冒頭から、主人公である多崎つくる君の過去の解説は、不思議な共感を感じさせた。もっともこんなに酷い形ではないが、思春期に置き忘れてきたものを今もウジウジ抱えたまま、押し込んでいる一人として、珍しく「割と早く」手に取ってみた。断っておくが、私は村上春樹のいい読者とは言えない。 そうして二晩かけて読了したが「ああ、なんだまたこういう話か」としか思えなかった。 いくら華麗な筆致でスタイリッシュに書いても、まず揺るがない根本が初手から詰みを突きつける。それは詰まるところ深夜萌えアニメやライトノベル・美少女ゲーム並みの「超常現象じみたヒロイン」との「超常現象じみた」な出会いなくして、主役が成長や再生以前に、現在地点にも立てないという点だ。あるいは、何人かの読者には、こういった経験に既知感があるのかもしれない、が。 それゆえに皮膜の下に疼く、死の香りに満ち満ちた過去を直視することもしなければ、おおよそ人生に建設的な未来などを見通すなど、またのまた夢なのだ。 なれば本作の展開、特にそれを牽引する多崎つくるの恋人「沙羅」という人物は必要十分を超えて「超常現象的」である。かつての友に「真相」を聞き出す「巡礼」もまた、沙羅の提案ーーというより事実上の主導により始まる。明かされる真実がありつつ、もちろん16年も前の過去が綺麗に戻ることもない。ただ、メンバー各々が「それなりにみんなそれなりにやっていて」同時にまた多崎つくるの自己肯定・自己愛の欠落もまた軟膏を塗り重ねて行くようにフォローされてゆく。 しかしここまではまあよかったのだ。 決定的に評価を決めたのが……沙羅と双璧をなす位置付けであろう「存在自体が超常現象的なヒロイン」のシロについて。思い入れをしやすい、カラーリングとしても妥当である。だが話が進むにつれ、まるで「あーこれ釣られた。地雷踏んだわー」と止め時を迷う沼の様相を呈してくる。「釣られたな」と私はここで★もグイっと下げることになる。 人物造形的に「極めて分かりやすい読者受け」と予感した以上、引っ掛かったもの負けという感はあるが、よくここまで釣りやすい、隙の無い描写をして、ある種お約束な落とし方をするなと、呆れを通り越した。「世界的作家」にしてはあまりに稚拙なやらかしーーある類の読者層への皮肉むしろ悪意が込みすぎているなと、思わずにはいられなかった。読了し脳内の仮想メモリを解放するときの嫌な感じが当分忘れられそうもない。 だが逆に、例えば今回の例ではたまたまシロであるが、この手の造形の人物を想定したまではいいが、「超自然的なまでにピンポイントで致命的な躓き」を負わせず、十数年の時を経過させた様を書いたならどうなるか。そんな女性は書き得ないのではないか、現在の村上春樹をもってさえ。そんな逆説的な考えも得た。だから落とすしかなかった。もっとも分かりやすく手っ取り早い手法を連ねて。 ここまでが、感情的なやるせなさの吐露と、まず間違いないという冷たい直観、そういったものに挟まれながらの感想文である。 今は話の筋に関係の無い色彩描写を見てみるのも面白いのかもしれないと斜め読みしつつ「オレンジジュース」が妙に気になっている。勢い余って買ってきた。 | ||||
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書店は売れきれ状態だったのですが、アマゾンですぐに買えました。 話題の一冊、春樹ファンでは無いのに買って読みました。 内容的にはマスコミに躍らされた感じの作品かな・・・もちろん、持論でs。 | ||||
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アマゾンレビューではえらく評価が低いですが、僕は大好きな作品です。 「途中で読むのヤメタ」とか「モテたいだけの妄想」とか なんでそんなくだらない先入観捨てて、 真正面から向かい合えば、きちんと答えてくれる、そんな良作だと思います。 これまでは非現実が先に立つことが多かった村上作品ですが 本作は現実が先にたち、その根底に薄く深く非現実(ファンタジー)の河が流れるという作りです。 そういう意味ではノルウェイの森と仕立てが似ているとも言えます。 とても心の疲れた時に読むことになったのですが、これまでないほど、元気をわけて貰えました。 個人的な話ですが、村上作品の主人公の年齢と私の年齢が一致したのが今回がはじめてだったので そういった点でもすんなりとストーリーに入りこむことができました。 ★5つです。 | ||||
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村上春樹の新しい本を久々に最後まで読んだ。 人間の<その人全体>は時間の中に存在すると言う事... それについて言及する内容が小説として短くまとめられているように思った。 僕は文学について何も知らないけど、村上作品がノーベル賞に近いと言われるのは、 日本の「禅」からもたらされた、その存在と時間の関係にについての思索に 読む人を導く内容であるからなのではないだろうか、と思う。 ただ、今の日本人の中からは(世界にとって多少新しい) その日本の古い思想の伝統が失われているに等しい事は残念に思うけど。 そういう意味で、この作品の中から何を捉えるかという事は、 今時の日本人に試されているという面も多少はあるとも思う。 今まで読んだ村上作品と感じた違いは、 読む人に勇気を与える作家の意識を感じた事だ。 (村上作品は数冊しか読んだ事が無いからあくまで個人的なものですが。) 人は弱いモノだけど一人一人には小さくても生きようとする力がある。 小さな力だけど、絶望の淵から覗き込んだ深い穴に落ちるのをとどめる。 壊れてしまったモノ...もとに戻せるモノもあるが、どんな犠牲を払っても戻らないモノだってある。 たとえ、それがその人に取って、どんなに大切で、どんなに絶対に失えないモノだとしても。 そして流れた月日も元に戻す事は出来ない。 失ったモノを別の何かで埋める事が出来ないとするなら、 ある人に取って、人生とは長く生きれば生きるほど、背負う不幸は大きくなって行くモノなのかもしれない。 あるいはついにはその不幸に押しつぶされ終わる生涯もあるだろう。 しかし、どんな人でも人が本当には孤独ではない事に気付けたなら、 同じ現実の中で、その小さな心の真実は変化することもあるだろう。 もしそうなるなら、その人が背負った不幸とはその変化のための道のりに変わる。 たとえ、そこで得たモノより絶望や傷の方が結果的に大きかったとしても。 もしかすると絶望の淵に立つ人の数だけそんな話の数があるだろう。 この小説はそういう話の一つ、または一部なんだろうと思った。 | ||||
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村上春樹作品って少女マンガ思考なんじゃないですかねえ。 成人男性で村上春樹が本当に面白いと思っている人ってそんなにいるのでしょうか? | ||||
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意味がありそうで意味のないチープな会話が続いたあと、 不細工ではないがそこそこ顔かたちの整った自分が 魅力的な女の子二人と同時にセックスする妄想をして、 挙句のはてに男の口の中に出した夢を見て混乱した というところで げんなりして、やめた。 | ||||
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後半の展開が、引き込まれるようにあっという間に読みきってしまいました。 沙羅との結末が読みたかった・・・。少々消化不良ぎみでした。 フィンランドは夢想のような光景で、逆に行ってみたくなりましたね。 楽しませていただきました。 | ||||
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