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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年



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【この小説が収録されている参考書籍】
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年の評価: 3.41/5点 レビュー 1023件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.41pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1023件 441~460 23/52ページ
No.583:
(4pt)

本作と、漱石の『こころ』

1)似ているが、結末は大きく違う

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読んでから、
Amazonの本作のレビューを、ひと通り目を通してみた。

その中に、漱石の『こころ』と似ているという指摘があった。
(blue_skyさん)

そう言われてみれば、そうかな、と思った。

多崎つくるも、先生も、長年の胸のつかえを、
他者に語る点は、似ている。

語る時期も、おたがい、同じくらいの年齢だし。

ただ、物語の結末は、だいぶ違う。
多崎つくるは、生きていく道を選ぶし、先生は死を選んでしまう。

それは、手紙で告白すること(こころ)と、
じかに会って話をすること(多崎)の違いによるものか、あるいは、

自分の内面のストーリィの描き方の違いで、差が出たのか。。。

2)自我についてのアプローチの違い

漱石は、たとえば男女の三角関係や遺産相続など、
自我が、あらわに なりやすいシチュエーションを設定し、
主人公の心の不自由さ、不可思議さを描き出そうとしたと思う。

それに対して、村上春樹は違うアプローチをしている。と言っても、
たまたま、『The Long Goodbye』(レイモンド・チャンドラー)巻末に
書かれている同氏の解説を読んだので、そう思ったんだけどね。

チャンドラーの作品評は、
そのまま村上春樹自身の作品評に、あてはまるんじゃないかなぁ。

やや長くなるけれど、抜粋させていただく。

「チャンドラーは自我なるものを、一種のブラックボックスとして設定したのだ。
 蓋を開けることのできない堅固な、それもあくまで記号的なとして。

 自我はたしかにそこにある。そこに十全に機能している。
 しかしあるけれど、中身は「よくわからないものなのだ。

 そして、その箱は、蓋を開けられることをとくに求めてはいない。
 中身を確かめることを求めているわけでもない。
 そこにそれがある、ということだけひとつの共通認識としてあれば、それでいいのだ。
 であるから、行為が自我の性質や用法に縛られることはない。

 あるいはこうも言い換えられる。
 行為が自我の性質や用法に縛られていることをいちいち証明する必要はないのだ、と」
 
 以上『The Long Goodbye』(665ページ)
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No.582:
(4pt)

精神現象に注目しながら楽しみました

村上春樹さんは、(過去の作品からもわかるように)精神症状によほど関心があって、人物と自己を観察している人物だなあと思います。
精神症状を精神医学の述語では語っていないので、それを識らない人にはわからないかもしれないが、なかなか密度の高い観察眼です。
精神症状を精神医学のことばで語らないこととは、便利な刃物で安易に世界を切り取らないということかもしれません。
無粋なことを書いてしまうが、「解離」と精神科医が呼ぶ現象を、実に上手に巧みに書いていたことも印象的であった。

読み手にある種のセンスがないと楽しめない作品かもしれません。
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No.581:
(5pt)

沙羅の隠し恋人は作者??

「死ぬことだけを考えて生きていた」
の冒頭で、即買いを決めた。(私は普段、小説を買うことなど、全く無いので珍しいこと)

すべての著者の作品を読んではいないが、思わずウルッと来たのは初めて。

「どんな言語で説明するのもむすかしすぎるというものごとが、私たちの人生にはあります」

作者の、優しさが伝わってくる。

震災があってからこそ、なのかもしれないが、個人的に捉えて嬉しかった。

フィクションとリアルが交錯する部分での感動というのを、久々に、味わった。

主人公の人生は、当然自分自身とは比べものにならないほど恵まれているが、こころの痛みや恐怖感は共感できると思う。

しかし、死ぬことを考える程苦しんだ割には、あまりに簡単に、相手を赦せてしまうのは、物語であり異性だからだろうか?

犠牲になること。
それから事実を掘り下げて、赦しの心境に入る。それが救いの、前に進む道なのだと提示されている。

登場人物の言葉遣いへの批判があるが、作者の美意識が伝わってきて、そこがおもしろい。
やはり、独特の世界観が確立されている所がステキな雰囲気を醸し出している。

ただ、「〜しなさい」発言の多い沙羅&クロ。

クロは説明的な人物描写はよくされているが、アオとアカは明確に話し方が区別されているのに比べて… 同じような話し方を主人公にしてくる部分が、沙羅とカブる。

女性は、ニンゲンというより、主人公を導く神か妖精に近いのでしょうか?
(こんな風にオンナを見ているの?!というオトコ目線はおもしろい)

とても美しかったのに、破綻してしまったロマンチックなヒロイン。作者は自分の手に入らないキレイなひとは殺しちゃう癖がある?

そして、真逆のタイプの、現実的でしっかりした沙羅を求めていく。

とにかく、手許に置いておきたい数少ない本の一つに出会えて、嬉しい。
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No.580:
(1pt)

続編を書くとしたら

私が続編を書くとしたら。。
多崎君と沙羅は結婚して子供ができる。
そして田舎に引っ越し農業を営む。
そして、私達はなんて愚かだったんだ。すっかり村上春樹のチャラついた価値観に洗脳され虚しい生活を続けてきた。
これからは地に足をつけて生きよう。
といった結末にします。
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No.579:
(4pt)

名古屋・・・

名古屋に住んでいるので、期待してしまいました。いつものハルキ節は健在です。
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No.578:
(1pt)

結局最後まで何が言いたいのかよく分からなかった…

すごい話題性があり、本屋でも入荷待ちになる程の人気だったんでこれは買わねばと思い購入しましたが…
村上春樹の本はこの作品が初めて。
私には早過ぎたのか村上春樹の作品が合わないのか何なのか…
読んで即売りましたが、買取価格200円というオチ。
最後まで結局何がしたかったのか良く分らない。
シロが何故殺されたのかも分からないし、
他の人もいくら賛同するしか無かったとは言えシロの言うままに呆気なく主人公を仲間外れにするのも何だかなぁ
かけがえのない友達グループならそんな事するか?って気になってくる。
よりによってレイプ犯とかwwwwwww
しかし仲間外れにされたショックってのは分かるけど、主人公の凹み方半端ないのはワロタwwwww
孤独とか絶望って言うけど、何より頼れる家族がいるのに絶望感じ過ぎwwwww
そんなん孤独っちゃ言わん。人生舐めんなと思えてくる。
家族もお金も無い、大学も上手くいかない、食い物も無い訳でもないのに。
それだけショックを感じる程大事に思ってた友達なのかもしれないけど、
一々大袈裟な奴だこの主人公は。っていう印象しかなかった。
自力で立ち直ったのはいいけど、あの後輩のホモホモしさは何だったのか。
特殊能力っぽい話は結局何だったの?
緑川さんのその後は?あの袋の中身は指だったの?だから何なの?
後輩が後々出てくるのかななんて期待してたけどそんな事は無かったぜ。
読めば読むほど分からないというかツッコミどころ満載というか…
ちょいちょい出てくるオシャンティーな雰囲気がイラッとするんですが、
そこを全く楽しめない辺り私には早過ぎるんだろうなと。
あと、夢でシロとクロとキャッキャウフフして、そのリアルな夢にハァハァしまくってたんだから、
どうせならフィンランドでクロとちゅっちゅぺろぺろしちゃえばよかったのに。
せっかく旦那と子供居なかったんだからそのまま頂きますして自宅でハチ合わせとかどうですk
いい大人が我慢できず早朝4時に電話とかもうね…
それを迷惑がらずに4時という時間が存在するじゃなんじゃ…
あーもうはいはい。って気がしてきて段々読む気も失せる展開にうんざり。
拍子抜けした結末に、この本を読んだ時間を返してくれと思ったほど。
私には死ぬほど合わない作品だけど最後までどうにか読んだワシえらい。
とりあえず、売値200円に泣いた。
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No.577:
(5pt)

30、40代にお勧め。

久しぶりに村上春樹ワールドでした。この心のもどかしさ、まだ忘れていない感情だなって思い返しました。臨床心理学的な考察ができる1冊ではないでしょうか。
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No.576:
(5pt)

久しぶりの傑作。青春の心の動きを見事に描写している。

1Q84は長い割に面白いとは思わなかった。
一応過去の翻訳も含めてほぼ全て読んできたファンだが
最近の作品はイマイチだと思っていた。
だからこの作品も発売後3ヶ月くらいの今頃なんとなく暇だったから読んでみた。

そしたら、面白かった。

低評価レビューが多いと話題になっていたので
期待していなかったのだが、
今となってみれば低評価を書いている人達の目は節穴かと思えるほどだ。
ろくに友達づきあいとか恋愛をしたことのない現代の子どもが書いているのか?

初めて村上春樹の作品の主人公に感情移入できた。

友達グループとの一体感、そして、もつれ、和解、
そして恋愛での嫉妬。

つくるくんと同じような経験(感情の経過を含めて)をしてきた自分にとっては
本当にこれはただの空想の小説じゃなくて
村上春樹自身が過去に味わった気持ちを生々しく描いているのだろうと感じた。

心理学者の河合隼雄さんと仲の良かった村上さんだから
象徴的な死というのが子どもが大人になるためにとってとても重要なことだと知っているはずだ。
しかし人によって象徴としてではなく心理療法でいうところの行動化によって
物理的な死に追い詰められてしまう人もいる。ユズだな。
だから心理療法家にとってもいい研究材料になるだろう。
実際、息子さんの河合俊雄さんが解説していたんだっけな?読んでみたい。

俺の予想では、あの後、つくるくんは沙羅にフラれてまたショックを受けて死にたくなるのだろう。
だいたい、女の人が改めて数日後に会おう、その時に話したい、なんて言う場合
上手い言い訳というか、断り文句を考えるための時間を用意しているだけなんだ。笑
自分にも経験があるからよく分かる。
深夜に情熱敵な電話をかけたこともある。あのあたりの行動と心理は痛いほどよくわかる。笑
そして沙羅のあのさばさばした対応も本当に身に覚えがある。爆笑

それなのに、物語があの後どうなるか説明されずに終って不完全燃焼という感想があって
驚いた。 その人達はあの後、まさか二人が結ばれるとでも思っているのだろうか?ありえないだろう。
だからあの終わり方が丁度いい。見事な終わり方だった。

自分は謎解きに全く興味がないので、
伏線とか犯人捜しとかそういうのはどうでもいい。
灰田は●●の象徴だとか言われても、本当にどうでもいい。

自分も今でこそ、つくるくんが(もしくは村上春樹が)経験したような
死にたくなるような出来事を乗り越えてきて、あぁ生きてて良かったと思えるけど
やっぱり当時はつくるくんのように思い詰めていたものだ。
沙羅と会える水曜日を待ちわびるつくるくんはまだまだ青いな、なんて思っちゃった。
ははは。。

友達と再会した時のなんとも言えない切ない感じ、フィンランドの空気感、
つくるくんの深夜の電話の情熱、そういった情緒の美しさを素直に楽しむ小説だと思った。
似た作品でいえば、カズオイシグロさんのNever let me go私を離さないで、のような感じか。
(俺は色彩よりカズオさんの作品の方が好みだが。)

1Q84で最後に結ばれた二人のラブシーンはなんだかとても陳腐に感じたが、
それよりエリとハグをしたシーンの方が深く感動したよ。
よく出来た小説だった。
でも謎解き系の話題はカットしてもうちょっと心理描写を増やせば良かったのになんて思った。

この作品、多分、大人の男じゃないと良さ分からないよね?
女の人も楽しめましたか?

(それと、低評価レビューとか参考にならなかった票が不自然に多いのは
 村上春樹が原発反対だから、東電の工作員がやってるんだと思いますよ。)
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No.575:
(1pt)

村上春樹は携帯小説と同レベルってそれ一番言われてるから

もう許せるぞおい!

またエロゲシナリオか……壊れるなあ
こんなのがみんな好きだなんて国民の知的レベルはああもうめちゃくちゃだよ。
著者は悔い改めて
もう許さねえからな(豹変)
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No.574:
(3pt)

読みやすい

とても読みやすくさらっと読んでしまいました。とても期待していた割には普通でした。
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No.573:
(4pt)

大長編小説も好きだけど、このくらいの長さの小説もいいですね。

村上春樹の小説は読みやすいのに独特の世界観があります。

主人公の「痛み」が物語を通して癒されていくのだが、その癒され方がまた独特で面白い。

僕は個人的に最終章の「19」が一番深く入っていけました。

主人公のつくるが巡礼の末に幸せになっていくのか。。。

その心の内の複雑な描写が、読みやすい文体なのに、深い心理状態へ読者を誘います。

こんな風な読書体験をさせてくれる作家さんってなかなかいないですよね。

そして、今までの小説と違う読了感もありました。

震災後初の長編小説というタイミングもあるのかもしれませんね。

著者さんの大長編小説も好きだけど、このくらいの長さの小説もいいですね。
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No.572:
(4pt)

まあまあ

実はまだ読んでいる途中なんですが、まあいつも通り面白い村上ワールドですね。
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No.571:
(5pt)

すぐ読み切ってしまいました。

名古屋が舞台だということもいいですし、とてもおもしろかったです。
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No.570:
(3pt)

多様な読み方ができる作品。

物語の主旋律からは外れるが、
この作品は著者のほかの作品と違い、めずらしくも、
表現の世界に生きる人間の想いが、かなりピュアなかたちで表出している箇所がある。

緑川と灰田のお父さんとの会話。
才能というのは、肉体と意識の強靭な集中に支えられて、初めて機能を発揮する。ちょっとしたことで(たとえば虫歯一本の痛みで)、ひゅっと無に帰す。そんな一寸先もわからないものに頼らざる負えない才能に、いったいどれほど意味がある? と緑川が言えば、灰田のお父さんは、それでも生み出された作品自体は、個人を超え普遍的な現象として精神の大いなる跳躍を生み出す、と反論する。

そして最後につくるの見る夢。
つくるはピアノを弾きながら、演奏を通じて絶対的な認識に到達した高まりを感じ、雷光のような霊感に刺し貫かれる。しかし聴衆は、退屈し切って騒々しい。
夢から覚めた後、つくるは、人生は複雑な楽譜のようで、それを正しく読み取れたとしても、そして正しく表現できたとしても、(両方ともそれこそケミストリの賜物だろう)受け手には正しく理解されない。しかも必ずしも人を幸福にするわけでもない。と感じる…。

以上の箇所は、まさに作家である作者の心の葛藤・煩悶の正直な告白ではないだろうか。

人間の心理を、意識・無意識(肉体と一番連動している領域)・そのまた奥の地下二階(地下水脈で他者と繋がっている)と分けて考えると、つくるというのは、いつも意識が最後に気づくのである。(あるいは、最後まで気づかないのだ)
 肉体はもう沙羅を受け付けない。しかし表層的な心ではまだ激しく求めている。
 あるいは、もう仲良しの4人がなくても、目標をもって十分東京でひとり生活していける。しかし心はまだまだホームタウンの仲間に帰属し、必要としているのである。
 このズレは一種の自己欺瞞である。

もう一点、気になることがあるのだが…
シロは妄想ではなく実際にレイプされ、不本意に妊娠までしたのである。レイプ犯は実在するのだ。そして実際に首を絞められて死んだ以上、殺人者は実在しているのである。そしてこの小説はリアリズム小説として書かれている。殺人者とレイプ犯が同一人物かどうかはわからないが、少なくともシロは自分をレイプした相手の首を、人の嫌がることはやりそうにないつくるの首に挿げ替えたのである。潔癖症の娘がレイプされ心の均衡を失っているときに、この機に乗じて息苦しい5人組の関係を内部崩壊する前に壊してしまおう、という行動に出るだろうか。(そう解釈した書評があった)そんな余裕は絶対ないだろう。
むしろ実際のレイプ犯をつくるにすり替えることによって、自分が徹底的に壊れてしまうことを避けたのではないか。生存本能がそうさせたのではないか。そう考える方が自然ではないかと思うのだが、どうだろうか。
しかしこの考えは、きっとこの物語にはそぐわないものだろうとも思う…。
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No.569:
(2pt)

うーん、短い。

もう少し長く、深く引っ張って欲しかった。 せめて上下巻にしてほしい。
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No.568:
(3pt)

ベストセラーになるには何かがあると思って購入しました。

世間で売れるものにはいいところがあるから売れるのであって、私はそう言う意味で市場と言うものをを信じています。
この小説も含め村上春樹がベストセラー作家と呼ばれるのには何かしら共感を呼ぶということでしょう。但し私は共感しませんでした。その思いは以前からの村上春樹の小説を読んだ時と変わりません。
三島由紀夫が昔、空虚で無機質なニュートラルで抜け目無い云々。。。と言っていましたが、主人公達はそんな感じの人達って感じですね。
何となく今の時代の空気感が伝わってくるような感じもしないではないです。登場人物の実家の職業や本人たちの仕事も、物作りとかじゃな言ってところとか。ある意味都会的と言うか、もう田舎からって感じよりも地方都市から上京する感じで、地方都市すらも輝きを失ってる所なんかいい設定じゃないかななんて考えてました。
私は共感しませんでしたが、今は彼のような小説家が人々の心を捉える時代なんだと思います。
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No.567:
(3pt)

うーん。

すらすら読めて、それなりにはおもしろいのですが、、、。
すこし物足りない感じがしました。
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No.566:
(1pt)

低評価に納得

つまらなかったです。 内容に入っていけませんでしたし、最後まで何が言いたいのかさっぱりわかりませんでした。
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No.565:
(3pt)

可もなく不可もなく

今までの村上作品の中では残念な内容でした。

一気に読み上げるような高揚感は感じられませんでした。
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No.564:
(1pt)

ひどい作品

レビューを見ていくと、読む価値がないひどい作品だということが
よくわかりました。

コスト的におりあわないので
500円以下で手に入れるようになったら
怖いもの見たさに読んで見ようと思います。

売れっコ作家って言っても、こんな偽物ばっかりなんですね。
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