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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年



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【この小説が収録されている参考書籍】
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年の評価: 3.41/5点 レビュー 1023件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.41pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1023件 361~380 19/52ページ
No.663:
(3pt)

無理して作られた物語

学生時代の5人グループ(男3女2)に、突然、絶交され、それから15年余り経過して、
なぜ否定されたかの真相を、結婚を前にした36歳の男が探っていく700枚ほどの長編。
人間というのは、他人にどのように受け入れられるか、それが人生の重要事項である、
との認識の元に作り上げられた、一つの物語です。
主人公以外は、必ず名前に色を示す字が含まれている、この辺の設定が、物語りじみている。
しかし、これは、この本のリーダビリティにも通じているし、
現実的な話であるよりも、まず、読み物として理解しやすく興味深いことが重要である、
という作者の小説に対する考え方が出ていますね。

まあ、現実問題として、日常の中で、
必ずこの5人グループの友だち関係をどうしても維持したい、
各人がこのグループに依存している、そんな人間関係自体、現実味が無い。
また、つくる君が4人に否定されたからといって、死を考えて何ヶ月も過ごす、
ちょっと、無理矢理な気がします。
仲間がいたほうが、日々、勢いがつく、その程度だと思いますがね。

とは言え、ひとまず在りそうで無かった話なので、
小説としては上出来の方なのかな、と。
絶交の真相が、一女性が重度のメンヘラであり、
つくる君にレイプされ妊娠させられたとのデマを3人に話したから。
この真相も、非現実的だが。
このように、この小説は「何か新しいネタの意味ありげな小説」を、作家なので、
何か書かなければならない(ノルマ?)として、書かれた小説、の感がなくはない。

今から〇十年前、初めて、村上春樹を読んだときの幼き私のその時の感触は、
「この作家の小説は、過去の名作のカタだけを表面的に真似ているが、ニセモノの小説だ」
というものでしたが、
今回の感触は、
「作家としての証(ノルマ)として、
かなり各方面について気を使って丹精に書かれている長編」、
というものでした。

何か「人生の真相を突き止めた(のだろうか)」のような記載が多いのですが、
結局、纏まったことは、特に述べていないように見える。

一方で、最近の量子力学的な世界観に影響を受けているのか、
「万人に共通の一つの真理が、一本だけ棒のように横たわっている世界」、ではなく、
「人間がいる数だけ、その人間の解釈ごとに無数の異なる世界が存在する」、
といった世界観の小説ではあります。

結論として、それでも、自分の創作に対しては結構ヒントをくれているる、
という意味では、
アマゾンのこの小説への糞味噌な評価は、やりすぎだろうと思いました。

結局ね、例えば、日本の他の作家で、ノーベル文学賞を取りそうな作家として、誰がいるのか。
そういう意味では、あと、何回か、候補・候補と騒がれていいんじゃないか。

まあね、会社クビになって、さあどう生きていく、といった立場の人間から見たとすれば、
「仲間からどう見られてるの、僕って…」みたいな小説、
それから彼女に対して射精をイメージできるか否か、みたいな小説、なので、
一部の「イカ臭い」といった指摘も、あながち、間違いではないのか。
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No.662:
(1pt)

またか。

昔からの村上ファンでずっと読み続けています。
最近の作品はとりあえず、一応読んでおこうという感じで読んでいます。
最近の作品はもう昔感じたような奥深さはありません。では、なぜ読み続けているのか?
それはもしかしたらと期待するから。
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No.661:
(5pt)

素直に読める。

村上春樹の作品はねじまき鳥が好きでしたが、村上春樹は久しぶりに読みました。こんなに素直に読めたのは初めてでした。ちょっと涙ぐみました。 タイトルと主題が明確でストーリーはシンプルで不可解な謎もなく、現実と夢が混ざり合う事もなく進みます。性描写もそれ程激しくないです。 刺激を求めている人や新しいものに飢えてる人には向きませんね。 私は読む本は、慎重に選びます。間違ってもベストセラーだからという理由では読みません。好きな作家であっても 読まない作品もあります。 正直、春樹の文体に飽きてたり、時代遅れだと思ったり、過去作品と比べたり、オシャレなシチュエーションにひがみを持つ人は、そもそも読むべきじゃないですねー。
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No.660:
(1pt)

恥かしくなった

どこにもない社会でどこにもありえない人物がどこにもないものを
語り合い自己満足している姿、気持ち悪くなってやめてしまった。
表現をまともに考えるとこの作家のおめでたさが漂ってきて恥ずかしくなって買うのをやめた。
ノルウエーの森ぐらいかな、まともに読めたのは。
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No.659:
(5pt)

長年のフアンです

だれもが経験することとても大事な時期の話です。終わり方は残念だけど結構楽しめました。今後も期待の村上春樹の新刊です
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No.658:
(5pt)

小説を鑑賞する姿勢

皆さんのレビューを見ていて感心したのが、作者の過去の作品のストーリーや登場人物をよく覚えていらっしゃるなあということだ。私自身も熱心な村上春樹の読者ではある(と自負している)が、ほぼすべての作品においてその登場人物の名前やストーリーや物語の結論をまったくと言っていいほど覚えていないのだ。

なぜだろうと考えてみたのだが、どうやら私が村上春樹の小説に求めていることは、彼の文章が作り上げる世界観を味わう、ということなのだと思う。もちろんその時々でストーリーの展開に期待をしたり、登場人物が語る言葉の意味を自分に引き寄せて考えてみたり、今の自分にとって大きな意味を持つ一行のセンテンスに感銘を受けたりはするが、それはあくまでも副次的な収穫に過ぎない。一番重要なのは文章そのものを味わうこと、その文体や言葉の響きや連なりやリズムが生み出す感触というか雰囲気のようなものを、小説を読むという行為を通して感じるということだ。それが村上春樹にしか作り出せないものであることは、ここに投稿しているレビュワーの皆さんの大半が認めるところであると思う。

多分だけれど、作品を通して作者自身が伝えたいことなどは実はないのではないか(あくまでも具体的で明確なメッセージという意味において)。それを探しながら読んでしまうとこの作者の作品は、意味ありげなインテリジェンスをまとっただけの中身のない気取った作品、などと評されてしまうのであろう。作品の意図について作者本人は、「読者は作品を自由に咀嚼する権利を持つ」と語っている。

村上春樹は言葉という表現方法を用いて、美しく均整のとれたオリジナリティのある、さまざまな感情を包含したある種の完結した世界を作り出す。そういう稀有な才能を持つ人なのだと思う。彼の小説は明確な結論やメッセージを持たない芸術表現であり、例えば村上春樹の作中にもしばしば引用されるジャズやクラシックなどのインストゥルメンタルミュージックにも共通する傾向であると思う。人々はその時々で自由にその表現を味わい、感じ、解釈する。そういった姿勢で改めて彼の作品を鑑賞すれば、村上春樹作品に懐疑的だった読者も今までとはまた違った新しい体験を得ることができるかもしれない。そして「音楽を奏でるように小説を書けばいい」と作者が語っているところからも、その鑑賞姿勢はおそらく作者の意図とそう違わないはずだ。
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No.657:
(5pt)

時間の無駄やで

オレにとっては凄く良かった。
それだけ。
内容を掴もうとこっちもパワー使ったからな。
なーんも頭使わんと受け身でおもろいモンもらえるようなエンタメタイプの小説ちゃうし、それは別に「良い悪い」じゃなくてその作家の方向性やがな。そういう小説書く作家さんもおるしそうじゃない作家さんもおるし。
まぁベストセラーやから思ってちょっとムカついてフラフラっと読んでみて、つまらんと思ったんやったらもう自分の心に閉まってほっといたりぃな。
ここのレビューで匿名や思ってホンマにびっくりするような(書評でもなんでもない)しかも小説にっていうか作家さんに対してただの悪口書く人おるけど…ただの考え方の違いやん、作家さんが悪いわけでもあんたが悪いわけでもないけど、この小説で何かを感じ取れる人種もキチッとおんねん。少なくともおるんやから顔見せんと踏みにじるようなことすんな。
オレは良い小説やと思いました。折に触れて読み返してまた理解を深めていこうと思います。
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No.656:
(5pt)

意味はもちろんわからないんだけど...

自分が何色だか分からないために皆、とってもとっても苦しいんだろうね。ちなみにとても魅力的だった粋な女性(無論、女性を差別してる訳じゃなくて)に自分はうす〜〜〜〜〜〜い緑らしいですW
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No.655:
(2pt)

途中まではおもしろかった。

村上春樹の作品は全部読んだ事があるのですが
世界の終わりとねじまき鳥と羊と海辺とアフターと神の子どもはみな踊るや短編集は好き。
国境とかノルウェイは苦手。
で、この作品は途中まではよかったものの苦手な作品でした。残念。
灰田くんとのやりとりやエピソードとフィンランドのエリの夫や陶芸の描写には惹かれました。
思春期に友人の裏切りで死にたくなるのはわかるんです。私も経験あるし。
シロがピアノの才能に不安を持ち精神バランスを崩すのも
私もピアノをずっと習ってきて同じような思いを持った事があるので共感しました。
でも。童貞でもない36歳の男性が、たった4回ぐらいしか会った事のない女性にふられたら死ぬだろうってのはどうなの?
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No.654:
(5pt)

いかにも村上文学という作品

読み始めて5、6ページでその先が気になる。どんどん読み進めたくなる。こんな作品はそうそうない。1Q84でもそうだったが。
ファンタジー的要素、主人公を導く役回りの人物の登場など、いかにも村上文学らしい読んでて面白い作品でした。
村上作品は比喩を多用するところにも特徴がありますが、少し多用しすぎるかな…とも感じますね。
先日亡くなられた山崎豊子さんのように「キラッと光る比喩」をここぞという場面で使った方が、読者の心にもっと響くのではないかと素人ながら感じました。
あと、灰田の登場の意味が結局分からなかったですね。レコードを渡すだけ?だったのかと。出来れば村上さんに直接解説していただきたい点ですね。
クライマックスのエリとのやり取りは極めて示唆に富んだ良い展開だと感じました。沙羅との関係が最終的に明確にならなかったところも良かったと思います。明確になったら一気に薄っぺらな内容になったような気がしますし、そもそもそれはこの作品の所詮枝葉の部分ですから。
エリとのやり取りが濃密で充実しすぎていた分、最後の新宿駅からの描写やつくるの感情表現は少々尻すぼみだったかなと感じました。
でも、読み応えのある、良い作品だったと思います。
次作品が楽しみです。
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No.653:
(1pt)

もう春樹は2度と読まない

今回初めて村上春樹を読みましたが正直行ってがっかり・・ 性描写ばかりで気持ち悪くとってもつまらなかったです。何故こんなつまらない小説ともいえないようなものが売れるのか??? もう二度と読まないです 評価は0です
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No.652:
(4pt)

星4つです

村上春樹の世界が十分に展開されていて、あー村上春樹を読んでいるね、という気分になる。
ここのところ日本は経済が停滞気味で、貧すれば鈍するで社会全体がどよーんとしていた。
そんな時代にとてもあっている、世相を反映したかのような作品、これぞ村上ワールドなのだろう。
そろそろ経済が元気取り戻すと、こんな作品誰も相手にしなくなるかもしれない。
いや、昔元気なころも、村上ワールドはやはり存在していた。内面の探求は物事を進めていくと、最終的にたどり着く堂々巡りの世界。研究テーマとしては永遠だ。
精神世界、心理学、フロイト的なもの、映画、音楽、むかし千駄ヶ谷で飲み屋をやっていたときに仕入れたストーリーの数々、陳腐な表現でもなんとか複雑な内面世界を描き出そうとして波状的に迫ってくる描写法・・・これらが村上ワールドではないでしょうか。
そのエッセンスが詰まった本作品は、なかなかこれはこれでいいじゃないか、と思える。実際読みながら世の中の不思議、自分の周りにこれまでおきた不思議についていろいろ考えさせられたしね。
図書館で借りて読みました。買うほどのものでは・・・いや、不思議の世界にどっぷりいつまでも浸りたい場合は、買って置いとくのかなぁ。
浸っているとろくなことにはなりそうにもないがね。
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No.651:
(4pt)

なに言うてんねんワールドクラス

羊男とか壁抜けとか、ユキの超能力とか6本目の指の小袋とか1Q84というパラレルワールドとか青豆とかのあり得へん恋愛とか夢での受精?とかそういう、なに言うてんねんを既成事実として話を成立させるところが彼の真骨頂。彼の妄想の極みで結晶。 新人賞とった時編集長に「君には問題がある」って言われたそう。その問題あるムラカミワールドこそが、アメリカの侵略とか問題から脱却出来ない現代で共感される。 ナルシストの妄想の昇華という、下らん前提の愛すべきサブカルチャーと、アメリカの属国人日本人のメンタリティーが世界を映すというワールドワイドなハイカルチャーとの、ハイブリッドみたいな感じ。ノーベル賞には似合わない、崇高じゃない。下らなく崇高という独自の存在。芥川賞とれなかった太宰のように受賞者より後生に語り継がれる。その書き下ろしをリアルタイムで読める。エクセレント。色々あるでしょうが本当に書きたいものを書いて欲しい
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No.650:
(1pt)

言いたいことがわからない

謎を残した部分が多すぎて、え、終わり?といった印象を受けました。
そのうえ、興味をそそらない部分の描写が多すぎて、だれる部分も多かったように感じました。
どうなるのか?!といったところの興味はかなりあったので、ページはどんどん進みましたが、正直かなり期待はずれです。
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No.649:
(4pt)

村上春樹の描く「男の子」

ようやく読みました。一言。面白かったです。
村上春樹の文体は1Q84からとてもすっきりしてきて、話の流れがスムーズで読みやすくなったように思います。
ストーリーテラーになったきた感じです。文体も洗練されてきた気がします。

私は女であるせいか、最初村上春樹を読んだ時は「????」でした。
何冊読んでも、「????」が無くなりませんでした。
面白いのだけれど、違和感というか。

でも、色々な男の子と話をし、色々な男の子の感じ方、考え方を知ると、村上春樹のような男の子は確実に存在します。
勿論、村上春樹のような男の子の考え方や価値観と全く相対する男の子も沢山いますが。

私は、村上春樹が描く様な男の子が不思議で、興味を持ちます。
村上春樹が描く女の子も面白いです。男の子が、女の子をこんな風に見てくれるんだと思うと、男の子が愛しくなります。

村上春樹をここまで面白く読めるようになって、「村上春樹を読み続けて良かった・・」と思います。
これからも、村上春樹を読み続けたいです。
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No.648:
(5pt)

村上春樹

皆を喜ばせるものは誰にも書けませんよね。自分が好きなスタイルの作家の作品をそれぞれ楽しめば良いだけのこと。酸っぱいものが嫌いなのにわざわざグレープフルーツを買って、砂糖を塗りたくって食べるよりは、いつものようにバナナでもたべていれば良いことです。
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No.647:
(3pt)

中古品ですから・・・

値段相応の商品でした。以前購入した商品の程度がみんな良かったので少々がっかり。
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No.646:
(4pt)

面白かった。

家族のだれもが、それぞれの感慨も抱きました。
読んでよかった本です。
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No.645:
(3pt)

今はこういう本が読まれているのかというものでした

歴史本を読むことが多い私です。ですからここ最近のものは読んでいませんでした。今こうした内容のものが読まれているのかという感じです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
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No.644:
(3pt)

失速する・・・

出だしの勢いある内容に燃えるような思いでしたが、最後失速する読書余韻でした。
最後の描写がすべてかな・・・
すごい地味な終わりに若干期待外れでした。

私の読み手の・・・深読みできなかったからか・・・???

しかしテーマ、主旨は途中の段階ではっきりと明確に感じ取りました。言葉にうまくできませんが・・・

その重厚な感じが最後失速した気がします。

フィンランド行きが例え架空読書とは言え、読書世界から逸脱する原因?になったのか???

とにかく村上作品の上位には入りませんが、だから村上春樹を嫌いにはなりませんね。
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