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きみの友だち
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きみの友だちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全209件 121~140 7/11ページ
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子供に読んでほしいけど読んでくれない。こういう内容ってなかなかないかも… | ||||
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生まれて初めてレビューします だれかに薦めずにはいられなくて… 娘が大きくなったら読ませてあげたい 私では教えたくても教えられない大切なことが ここにありました | ||||
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中学校の課題図書で読んだこの一冊。面白いのは、主人公の視点が変わっていくところだ。゛友達″って一体何なんだろう。 このような疑問を抱えている中学生は多いのではないだろうか。中学生に限らず、幅広い世代に絶大な人気を誇る本だと思う。 「友だち」について考える機会があったら、この本を強くお勧めする。 | ||||
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重松作品のファンなので、「連作長編」というのがどのような構成なのか、あまり意識せずに手にとりました。 この作品は、短編のつらなりが重なり合い、非常に深いメッセージを送りだす、重松作品の中でも素晴らしい作品ではないでしょうか。 足の不自由な恵美ちゃんを中心に、小学生時代から弟のブンちゃんの高校時代まで、ランダムに時期が移り変わりながら、 その時々の姉弟やその友人たちを主人公に据えながら、様々な友情の形を描きます。初めは短編のように読んでいましたが、 それぞれの糸がやさしく連なり、感動のフィナーレに向かっていきます。自分は小学生の子供たちをもっているのですが、 「みんな」と仲良くなくてもいい、自分が大切に思う友だちがいて、信頼し合っていてくれれるならば、こんなに嬉しいことはない。 終章近くの、恵美ちゃんの友だちの両親が描かれる部分は、涙なしには読めませんでした。 友だち関係にちょっと疲れたり、悩んだりする学生も、子供の学校のことにちょっと心配したりしている親も、 心があたたかくなるとともに、自分や、子供の、ちょっと人と違う考えがあっても応援したくなる、 そんなとても素敵な小説です。 | ||||
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ひさびさに涙がでた。 恵美ちゃんの視点が全てじゃないし 正解ではないことがわかってるけど、 やっぱり子供の時にこの本に会いたかった。 友だち…あえて口には出さない微妙な価値観だね。 他人に「友だちいない」と思われるの、 辛いと若い子はいうんだよね。 でもどんどん一人の時間をトコトン極めて欲しい。 自分がどうしてもらいたいか、 そういう時にわかると思うんだ。 今の時代にこそ「はないちもんめ」復活させてほしい。 あれってやっぱり友だち関係の縮図だよね。 個人的には最後の大人になってからの章は ない方がよかったかもしれない。でも良い本だ。 突然ウルッとくるのでひと前で読まないことを おススメしたい…。 | ||||
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文章は平易でうまい。テーマは重い。 評者は「本当の友だちとは?」などという問題を考えるには齢を重ねすぎているが、 青少年にっとては大問題であろう。 中年男性の筆者が、ここまで踏み込んで書けることは脅威である。 # ただ、評者はエンディングにいまひとつ感情移入できなかった。 # 評者の配偶者は、最後から二つ目の章で号泣したそうである | ||||
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直木賞受賞作家の著者が、短編リレー小説の形式をとりながら 紡ぎ出す本書には、「友だち」とは自分にとってどんな存在なの かを考えるための材料がたくさん詰まっています。 最終章になって誰かが明かされる「僕」の語りによって、恵美、 ブンちゃん、モトくん、堀田ちゃん、三好、ハナちゃん、西村さん、 佐藤先輩、そして由香ちゃんの小学校時代や中学校時代が、 時間を行きつ戻りつしながら語られていきます。 「天真爛漫な子ども」―多くの人がえがくこのイメージは、実際は もっと複雑で、小学生でも中学生でも、たとえその人が活発な 子でも、運動抜群の子でも、頭脳明晰な子でも、それぞれが悩み を抱えて過ごしている。その悩みは、家族や部活のこともあるけ れど、やっぱり「友だち」に関する悩みも多い。 いじめもあるし、「親友」でもちょっとしたことで気まずい関係 になってしまったり…。自分の子ども時代を振り返ればすぐに 分かるこのことを、実に表現力豊かにそして繊細にえがき出した 作品です。 子どもでも大人でも本書を読めば、自分の経験を追体験しながら、 至極簡単に使われている「友だち」って何だろう、ときっと考えて しまうと思います。自分は自分、自分らしく生きる―そんな生き方 をするようになった恵美からのメッセージはもちろん、それぞれ の登場人物から発せられるメッセージは、きっと心に響くことで しょう。 重松文学の代表作である本書からは、著者の力量の高さも同時に 感じてしまいます。読んでよかった本です。 | ||||
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読み始めてすぐに、一人称の視点が複数なのにイラっ…。 各章ごとに小さな波乱があるものの、お話の作為性が高く、なんだか変に安っぽい。 妙に達観した、上から目線的な物言いの主人公格・恵美が常に最適解カードというのも いやらしいですし。ナニサマですか。あなたは。 そして問題の最終章。結婚・イコール・ハッピーエンドというのも、ちょっと安直に すぎませんか? 「いろいろあったけど最後は大団円ですよ♪」とか、あざとすぎます…。 学園友情ドラマなどがお好きな層には興味深く読めるのかな。 | ||||
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小中学校特有の友だち関係が非常によく描かれています。 友だちがある子を嫌いだと言ったら、味方につかなくては自分がハブられる… 誰とでも仲良くしようとすると、八方美人だと言われハブられる… いい子ぶろうとすると嫌われる… でも、周りのご機嫌伺いながら過ごす日々にどこか疑問を持つ様々な『友だち』たち。 思春期の頃ってほんとに難しいですよね…。周りに合わせながら生きていかなくちゃいけないし、誰にでもそうゆう時期ってあるはず。そうゆう複雑な心境を乗り越えさせてくれるような小説でもあり、それを乗り越えた人々に懐かしい気持ちを与えるような作品だと思いました。 短編ですが、それぞれの主人公たちは、最後には勢ぞろいします。 『友だち』の意味を考えさせられる作品です | ||||
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誰しも一度は人間関係について悩んだことがあると思う。この小説は、それが当たり前であるとわからせてくれる暖かい物語。僕は小学生の頃は人間関係に何の疑問も持たなかった。当たり前のように好きな友達と長い時間を一緒に過ごし、嫌いな友達とはドロドロの関係(もちろんいじめとかの類いではない)を築いていった。しかし、中学校の頃からやたら相手の反応を伺うようになった。こいつ本当は俺のこと嫌いなんじゃないかな、とか。そして、それを自分特有の悩みだと思っていた。けど、そんなことなかったんだなと今更思い知らされた。僕だって周りからは何の悩みもないように見えていたかもしれない。皆、同じ。少しだけ、人間関係の煩わしさの中に楽しさを見出だすことができるようになった気がする。 | ||||
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娘のお誕生日プレゼントに買ってやりました。 何度も何度も、表紙がすりきれるまで読んでいます。 本当に、重松先生は どうしてこんなにも大人も子供も 心をつかむんだろう。 | ||||
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「恵美」という少女の周りの人々「きみ」が主人公の連絡短編。小学校から中学校時代のものすごく繊細で傷つきやすいあの時代、「友だち」とは自分の世界のうちのどれくらいを占めていただのだろうか。あるときは世界のほとんどだしあるときはゼロかマイナスだった。ちょっとしたことで仲良くなったり険悪になったり不思議だった。 読んだ後、あの時代の友だちの顔を思い返した。ほとんどが没交渉だが、確かにあの時代、ぼくらは友だちだった。読んだ後少し泣いた。 | ||||
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わたしは男なので、ブンとモトのライバル関係がうらやましく思えます。 ちょっとデキすぎなふたりだけど、あるシーンでモトがつぶやく「負けて悔いのないない相手で、こいつなら負けてもいいか、と思える相手―だからこそ、誰よりも負けたくなかった」というフレーズは秀逸。こういうふうに語れる間柄って、いいよね。 ただし、多くの書評にあるように最終章が余計。たびたび登場する「僕」と各章の主人公である「きみ」の関係は、登場人物と作者がコマの中で会話するギャグマンガみたい。せっかくの普遍的な話が、作者の私小説に落ちた気がします。 重松作品全体に言えることですが、子どもの登場人物が大人からの目線で物分り良く書かれているからと思います。そろそろ優等生路線から脱却して、ソーシャルスキルに問題のある人物を描くなどの新境地を拝見したいものです。 | ||||
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内容は皆さんが書いてるので省かせてもらって、自分の感想だけ書きます。 語り手が前面に出てきてる感があって、説教臭さはいなめません。 「こういう風に感じるのが正解」と示されているようで、押し付けがましさがあります。 ある意味で、昔あった道徳の教科書とよく似ています。 色々なエピソードが書かれてますが、煮詰めればどの話も、白と黒・善と悪のように二分化されており、 答えはひとつ、そう、恵美が正しい、ってことになります。 あー、やだやだ、学校の先生みたいな話、まさに「教えてあげよう」てきな態度。 いい話なんだよ、結構面白いんだよ、けど、本当説教臭いの。 想像の余地がないくらい、作者の考え押し付けてくるの。 もう少し、自分の考え後ろに隠したら? 感動しないわけじゃないけど、いちいち鼻について、思わず反抗を覚えた。 もったいないと思う。 | ||||
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私は小さい頃引っ越しばっかりしていて、いわゆる「転勤族」でした。 結構内気な子だったので新しい学校にいくたびにびくびくして、あまり周りの人に自分の意見を言えない子になっていました。 でも私が小学生高学年のときにこの本に出会って友達のつくり方を変えました。 自分も恵美ちゃんみたいに親友がほしいと思ったのです。 今では、なんでも話せる親友が2人もいます。 私に親友ができたのはこの本のおかげであると私は思っているのでこの本は私の宝物です。 ぜひ、たくさんの小中学生の子に読んでほしいです。 | ||||
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自分が中学生だったころの多感な気持ちを思い出すことができた。 イジメに向かう気持ち、追い抜かれるものの嫉妬と焦り、友達との衝突で感じる遠慮や痛み 人はそういった瑞々しい感情を忘れていくものだと改めて気づかされた。 一方で最終章はまさしく蛇足。 「きみ」と語りかける語り手が誰だったのかここで明らかになるのだが、 小説として一気に破綻したと言わざるをえない。 主人公であるはずの少女が見てない筈の場面まで彼が語れるはずもない。 まさか後日、登場人物にひとりづつ聞いて回ったというのか?? この点は説明がつかないと思う。 また、今まで語られた様々な人物描写はただ自分の結婚相手を 輝かせるためだけの「自慢話」だったのか、と気づいた時に 一気に興ざめしてしまう。 単なる自己満足の延長でないか?と。 そんな不満を拭えないので★3つ。 | ||||
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重松清さんの作品は何冊も読みましたが、私の中での最高傑作が この「きみの友だち」です。 恵美と由香、そして恵美の弟であるブンとモトという4人を軸に、 ある一時、4人と時間を共有した子にもスポットを当てた短編連作です。 同じ時期の出来事を主人公を変えて描くことで、「誰もが悩みながら 生きている」という当たり前のことに気付かされます。 また、全編を通して「人と人の繋がりの温かさ」が伝わってきます。 「この本は、十代の時に読みたかったな〜」とも思いますが、 いくつになって読んでも共感し、考えさせられ、そして感動する 作品だと思います。また、世代によって得られるものが異なる作品 とも思えるため、数年に一度は読み続けていきたいです。 最後に作者による「文庫版のためのあとがき」があり、最終章の ことが書かれています。 作品同様、この”あとがき”も素晴らしいので、「普段はあとがきは 読まない」という主義の方にも、ぜひ読んでみていただきたいです。 | ||||
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浪人が決まって卒業までの間に本を読もうと思って、以前から気になっていた本書を手にとったんですが 小説を読んでこんなに感動したのは本当に初めてで、そんな本に出会えて本当に幸せだと思いました この本には確かに“ともだち”についての答えはどこにも書いてありません が、読者一人一人の心を揺さぶる何かしらの真実があることもまた確かだと思います この本に出会えたことは一生の宝物です | ||||
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短編連作の構成で描かれる長編ものです。主人公(キミ)は1話毎に替わっていくが、長編小説を形づくっています。大変面白い構成で魅了されます。 ストーリーの大半は、小学から高校までの多感な時期を描いています。主にいじめ、人間関係に主軸が擱かれていますが、近年の学校の様子、子供たちの姿を見ているかのようなリアルさがあります。中高生に読んで欲しい1冊です。 | ||||
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素晴しい作品でした。 普段小説をあまり読みませんが 作り事でない臨場感がありました。 図書館で読んでいて涙が止まらず 困りました。 | ||||
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