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(短編集)
のぞきめ
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のぞきめの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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前半はホラー要素が強く、楽しく読めた、けれども、後半、つまり過去の話になるや、 愚図愚図とした展開になり、辟易させられた。 ただでさえ大した事のないストーリーに輪をかけて、だらだらとした描写、的を射ない会話、その会話の最中に差し込まれる主人公の意味のない感想、そして感情豊かなのか、よそ者の分際でその日会った相手にいちいち心の中で怒りをあらわにしたりと。 長い割に何も無い後半が終わると、あとは総括的に前後の物語のまとめに入るけど、それもべつに“だからどうした?”という感じで。 | ||||
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新品だということで定価の2倍の価格を出したのに新品とは思えない状態。 これで新品らしいので管理レベルを疑う。 | ||||
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面白いのに、読後感のむなしさがすごい。 導入は面白くて一気に読んでしまったのに、最後の方はダレていつまでも読み終われなかった。 ミステリーなら、もっと伏線らしいエピソードがあった方が最終章はその謎解きとして面白かったと思うし、ホラーなら最終章はまさに蛇足だと思う。 確かに、作者がホラーや民俗というテーマをとても愛しているのが伝わってきた。実際の知識に裏打ちされた文章は面白いものだと思う。 しかし、この作品を読んでいると、小説ではなく、作者の知識の薀蓄を読まされている気持ちになってくるのはなぜなのだろう。 その内容は興味深く面白いものだったが、小説の体をなしているかといわれると疑問が残る。 以前、偶然にも、板野友美主演で映画化した「のぞきめ」を観賞していたのだが、物語としては映画の方が勝っていたと思う。 主役の演技力や、本編からの変更点など比較してみると映画は「それはどうなの?」と思う点も多いのだが、あれはあれで焦点がしっかりとしていてすっきりまとまっている。 この小説を読むまで「のぞきめ」というタイトルは失念してしまっていたが、巡礼の母娘というモチーフは強烈だったからだ。 作者の知識の豊富さゆえか、物語の中にいくつも仕掛けられている小さなギミックが多すぎるせいか、小説版は映画版にくらべていろんな方向に深く記述があって、それが面白いのだが、最終的にひとつのモチーフに収斂されていくのではなく、どのモチーフも終盤になればなるほどどんどん散らばって希薄になっている印象を受けた。 好みのテーマを小説にしているだけにとてもむなしく残念に思った。 | ||||
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話し自体は面白かった しかし、本編までのウンチクの長さ、最後の、のぞきめに対しての推察と考察の部分が鬱陶しかったです 作者が知識が豊富なのはわかりますが、それをひけらかさず、本編だけに集中してくれれば、かなり印象は変わったのになと感じました 怪談に完結を求めるのは野暮〜と作者が発していながら、読者の想像力を無くす終章は、まさに野暮 結構厚めの本ですが、50ページ位は、読む必要もなかったです | ||||
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ホラーとミステリーの融合というのはなかなか斬新だと思いました。特に最後の章での語り手の推理にはなるほど、と唸らされるものがあります。物語全体を奥行きのあるものにしていますね。 けれどもそれが必ずしも良い効果を上げているかというと、個人的には甚だ疑問でした。他のレビューの方も仰る通り、どちらも中途半端というか、ミステリーの方はまだ良いにしても最後の推理がホラーの方を台無しにしている気がしてしまいます。いかにもオカルト系ホラーな物語を期待して読み進むと、実際はホラー色の濃いミステリー、といった感じでしょうか。生きた人間の恐ろしさは十分に描かれていますが。 多くページを割いている二つ目の章で語り手が体験した怪異描写はいまひとつ怖さに欠けるのですが、それどころか実は怪異でも何でもなかったと分かって落胆しました。これは好みの問題かとは思いますが、個人的にはどうも腑に落ちないので申し訳ありませんが星2つです。 | ||||
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所どころ怖い箇所もあるのだが、描写がくどくて悪戯にページを稼いでいるのが気になる。怪談とミステリの融合が売りらしいが、どちらも中途半端。終章になっても、推測のまま物語を閉じてしまっている。余韻を残すことで、怪異を終息させない意図かもしれないが、読者としてはスッキリしない。高い評価をしている読者も多いので、私の読み方が浅かったのかもしれないが、私には合わない作品だった。 | ||||
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