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みんなのふこう 葉崎は今夜も眠れない
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みんなのふこう 葉崎は今夜も眠れないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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2013年1月に同社のポプラ文庫ピュアフルレーベルから出された同名作の新装版である。 ミステリー本関係でよくあることだが、その旨をハッキリと告知してはどうだろうか。 私のように作者の本を新刊が出るたび(題名をよく確かめもしないで)買うような人間は騙された気分になるし、 逆に題名をキチンと確かめてから買う方の中には、旧版の内容の後ろに描き下ろしが追加されていることに気づかず、 ファンなのに買いそびれてしまう人もいるのではないだろうか。 | ||||
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ストーリーは面白かったのですが、ヒロインの不幸が笑える範囲内ではなく、私にはなんか、残酷に感じたので、星3つ。 | ||||
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ラジオに投稿される少女ココロちゃんの不幸話。 その不幸っぷりのすごさにびっくりです。 本人が気にしてなさそうなのがまたびっくり。 幸せな人? ココロちゃんに悪いことした人が同時に不幸になってるんですね。 本当にいたらたしかに近づきたくないかも。 | ||||
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17歳ココロちゃんに纏わる不幸な話が、第三者であるはずのFMのパーソナリティー町井瞳子等を中心に事件が絡み合う一大騒動。例にもれなく葉崎シリーズで面白く一気読みをしてしまいました。FMの番組「みんなの不幸」とその後ニュースで、やり取りが行われる前半のスタイルが大変面白かったのですが、さすがにそれでは話の展開が苦しかったのか、いろんな人の視点から物語が語られることになったのは残念でした。最初から最後まで、「みんなの不幸」とその後ニュースで物語を完結してほしかったです。でもって、最終的にココロちゃんが引き寄せる不幸っていうのは、悪意がある人に対してでなく、関わった人、万人に降りかかるわけ?ってところの解釈がなんだかイマイチと感じてしまいました。が、大変面白い作品でした。個人的な満足度は100点満点中72点ってところです。(^ー^) | ||||
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10年11月の単行本を改題の上で文庫化.加筆・訂正も行われているとのことです.(巻末より) 物語はわずか1ページの『文月』に始まり,1年後の同じく『文月』までを描く全13話の連作短篇. ローカルFM局で放送されるラジオ番組,そこに寄せられる投稿コーナーのスタイルで進められます. そのちょっとした珍しさや,「あるある」と思わせられる姉御肌のディスクジョッキーのトーク, そこにて紹介される,とある少女を続けざまに襲うトラブルと,それに連鎖していく物騒な事件は, ある程度パターン化している流れとオチで,「ないない」とフィクションゆえの気軽さで楽しめます. ただ,中盤を過ぎ,ラジオ番組のスタイルではなくなり,話の雰囲気も徐々に変わり出した頃, それ自体は,飽きが出てきたタイミングでもあり,うまい変化,方向転換だったと思うのですが, 同時に,話を回すための話運び,演出が目立つなど,引っ掛かる部分が見られたのは残念なところ. とはいえ,結末.オチこそコミカルなものですが,実はユーモラスでも切なくでもなんでもない, 合間合間に挟まれるいくつかのやり取りも含めて,救われない,何とも言いがたい感情に見舞われ, 語られる少女のトボけた様子や,序盤の雰囲気に油断させられた分,結構な反動と余韻が残されます. | ||||
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