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64(ロクヨン)
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64(ロクヨン)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全542件 161~180 9/28ページ
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自分的にはおもしろ過ぎでした。読み終えてからすぐに横山秀夫の他の作品を買い、この作品を含め2、3回目を読み返しています。 | ||||
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警察内部のゴタゴタねぇ、へえ… と言う感想しかなく、全く読み進めませんでした。面白さが分からず、下巻は購入しません。 | ||||
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64年の殺人事件とそのリメイクのような誘拐事件、その謎解きとサスペンスに 加えて警察内でのイデオロギーのぶつかり合い、騙し合い。 企業人である私はまるで本社と現場のようだとつい置き換えて読んでいました。 どちらも大きな主題であり、その2つが見事に両立している。 登場人物が心象風景を語るくだりとやや説明が多いかもしれないが、これだけ 複雑な構成だとそれもやむなしだと思ったし、むしろその構成力の凄さに感嘆し ました。 そんな面倒くさいところがあっても一気に読ませる筆力はたいしたもの。 久しぶりに夜を徹して読破してしまいました。 | ||||
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小説「64」を上下巻に分けたうちの下巻。 物語におけるキリの良い所で分けているため、下巻の方が少し分厚い。物理的に。 上巻に続き、読みごたえがすごい。気軽に読むというより、じっくり読んでいった方が良い作品。 この作品の結末は最後の最後まで読んでいて分からない。読んでいて「あれ?これ結末は闇の中みたいなオチなのかな…?」みたいな読んでいてこっちが不安になるくらいであった。 しかし物語の最後で結末が一気に動き出し、スッキリの読後感もある。 読書好きの方は上下巻合わせて読むことをおすすめします。 ただ、主人公三上の娘に関しては一切棚上げで解決していないのは、個人的に少し違和感は残るが…。 | ||||
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主人公は元刑事で今は県警の広報官をやっている。 物語は昭和64年に起きたある誘拐事件を軸に話が進んでいく。 そのうち記者クラブや、主人公の子供の失踪、上層部の思惑など、様々なものが絡んでくる・・・。 前半は物語の根幹をつかむのに若干苦労する。 読みごたえのある作品である反面、気軽に読めるものではない。 文庫版でかつ上下巻に分かれているので、外出先や電車内では読みやすい。 ただ、内容がかなり複雑&重いので、スキマ時間に読むのはあまり適さないかもしれない。 そういう意味では上下巻に分けて持ち運びに便利!という利点はあまり意味を成さないかもしれない。 作品の内容に関しては、普通に満足するものだった。 ただ、上巻なので途中で話は終わっており、まだ何とも言えないが・・・。 ジャンル的には警察小説+ミステリーなのだろうか・・・? どちらかが好きという方でも楽しめるのではないだろうか・。 | ||||
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映画化されるというので、読んでみた。 凄い!凄まじい! 横山秀夫氏の書く言葉、文章がすばらしい。 完全に主人公と同化した。 この作品が、どう映画化されるのか? 映画を見る前に、横山秀夫氏の文章を堪能すべきだ。 | ||||
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まだ、読み終わっていない状態が現状です。 後から購入した本が先行しておりますので・・・ | ||||
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初めて、横山秀夫著の小説を読みました。 文庫で上下巻が出てる中、太い単行本です。 約650ページあり、前半の半分と、最後の100ページが全てでした。 64のタイトルになった事件の捜査に読み入り、ライバルの刑事や組織との確執(これは飽きてきたが)、新たな事件発生と、その結末!他の本も読んでみたくなる非常に興味深い本でした。 ありがとうございました。 | ||||
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ほんとに引き込まれる展開、すぐ下巻を購入読んだよ~ 作者の意図にまんまとはまった! | ||||
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続編の単行本化・・・KINDLE化を早くしてください~! でないとストーリー忘れてしまう~ | ||||
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隠蔽工作と言えば、政財界に病院、そして警察 この小説は警察という組織内での様々な人間ドラマを、主人公・三上広報官の目線で描いている。 警察vs警察(都市vs地方、事務方vs現場、上司vs部下)、警察vs被害者、警察vs犯人、警察vsマスコミ 作者が記者・フリーライター出身であることから、vsマスコミの互いの緊張感や主人公の動きを中心とした描写は、 映像がなくても目に浮かぶほどの臨場感が伝わってくる。 三上の自分への問いかけなど、表現が細かくちょっとクドイ様にも感じられるが、それがまた人間くささを感じる。 広報官としての葛藤、家庭内でのトラブルも同時に抱え、読んでいる方も一緒に疲弊してしまうほどだ。 上巻は、事件の概要から重要キーワードを巡って東奔西走する様子を中心に進められる。 下巻に入ると、食い入るようにページをめくってしまう。 読者でありながら自分自身の立場をも同時に考えされられるようで、中高年にはわが身に沁み入る一冊だと思う。 | ||||
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隠蔽工作と言えば、政財界に病院、そして警察 この小説は警察という組織内での様々な人間ドラマを、主人公・三上広報官の目線で描いている。 警察vs警察(都市vs地方、事務方vs現場、上司vs部下)、警察vs被害者、警察vs犯人、警察vsマスコミ 作者が記者・フリーライター出身であることから、vsマスコミの互いの緊張感や主人公の動きを中心とした描写は、 映像がなくても目に浮かぶほどの臨場感が伝わってくる。 三上の自分への問いかけなど、表現が細かくちょっとクドイ様にも感じられるが、それがまた人間くささを感じる。 広報官としての葛藤、家庭内でのトラブルも同時に抱え、読んでいる方も一緒に疲弊してしまうほどだ。 上巻は、事件の概要から重要キーワードを巡って東奔西走する様子を中心に進められる。 下巻に入ると、食い入るようにページをめくってしまう。 読者でありながら自分自身の立場をも同時に考えされられるようで、中高年にはわが身に沁み入る一冊だと思う。 ドラマ化の主役が、ピエール瀧であったのは、失礼ながら納得できるが、 映画化の主役が、佐藤浩市では原作の設定に沿っていないのでは?と思った。 警察のカオ(広報官)としての立場と共に、自身のカオでも悩んでいるから、 佐藤浩市では、カッコ良すぎやしないですか? | ||||
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いつもの横山節で状況を説明し、主人公の家庭、仕事場、同僚などを書き込んでいく。 初めて読む人は濃密な書き込みで息が詰まるかもしれない。 ただ、下巻に向けて濃密な書き込みはつづき読者によっては放り投げる人もいるかもしれない。 ミステリを謎の提示とその解決というように捉える人にとっては消化不良の感じが残ると思う。 下巻を読んでもそれは変わらない。 組織の維持と自らの立場を守ることが主要な目的となっているので、娯楽小説の範疇に入るが、読後すっきりとはいかない。 お気楽な勧善懲悪の警察物とはまったく違うので、そのような物語を望む人には読むなといいたい。 | ||||
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横山さんが小説を書くと、書いたあとに、 書いた内容が事実として世の中に存在してしまうような、 強い説得力を感じます。 緻密で詳細に書き込まれた世界観や、 張り巡らせた伏線を拾い集めるような仕掛けは見事です。 前半部分では主人公の内省が少しだけ続きますが、 一度サイコロがふられたあとの物語の展開には息をのみました。 小説のテクニックなどに気を取られることなく、 何も考えず物語がどうなるのか、そこに没頭できる作品です。 第三の時効のときも思いましたが、 この本のエンディングの次の場面を読みたくなります。 本書・本事件の最終場面で、 主人公の三上と参事官の松岡が交わした会話の続きを読みたいです。 本を開くと、どのページにもある登場人物の生活や苦難がそれぞれに潜んでいて、 でも文章として文字になっているのは、横山さんがクローズアップした人物だけ。 確実に本書の中で生きている、そのほかの登場人物たちにとっては、 読者が本を読み終えることで、 横山さんが作った物語を事実へと昇華させる文字通り「鍵」となっているんじゃないか、 そんなリアリティを楽しめました。 こういう本に出会うたびに、また、本を読みたいと思う自分がいます。 もしかしたら、 初めての読書が本作、という人には、 面白さを感じる前に読み進めることを諦めてしまうのではないか。 そんな取り越し苦労をしますが、 文庫になったようなので、万人におすすめできる本です。 私は★を6つか7つつけたい気分になりました。 余計なことを一切考えず、ぜひ読書にひたってください。 警察小説がお好きな方にとっては、 王道の醍醐味をこれでもかというくらいに、 満喫できる一冊になるのではないでしょうか。 | ||||
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久しぶりに面白い小説でした。 引き込まれて一気に読みました。 広報官の熱い正義感、警察魂、各登場人物の個性的な人間臭さ、広報官と彼の部下の信頼への過程、仲間意識への過程、事件の展開、引き込まれました。 | ||||
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家出した娘を思う親心、警察組織の中におけるキャリアとノンキャリアの権力争い、上司の理不尽な指示とマスコミ対策の板挟みに苦悩する主人公の広報官。横山さんの著作を読むのは初めてでしたが、左記のテーマを繊細な人物描写を交えて描く良い作品です。他のレビューアーの方がご指摘されているように、初めの方は事件があまり進まず読むスピードが上がりませんが、上巻の後半辺りからだんだん話が展開していきます。また、所々に貼られる「伏線」は「あ、これ多分何かの伏線だな」と気づくはものの、下巻のクライマックスでその全貌が一気に解き明かされます。 それにしても、警察内部、特にキャリアとノンキャリの権力闘争って現実もこんなに激しいんですかね~。民間の一企業に勤める私などは無縁の世界だと感じる一方、上司の指示と外部関係者との「板挟み」に骨を折る主人公には感情移入することができました。ラストの展開は読者の見解が分かれるところだとは思いますが、これはこれでアリかと。本作は既にNHKでドラマ化されており、さらに近々映画化が予定されているとのことで、活字との比較の意味でも映画は是非見に行こうかと思っています。 | ||||
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読めば読むほど深みがます作品でした。 宮仕えの立場の痛みが突き刺さりました❗ | ||||
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※単行本を読んだ感想です。 横山さんが小説を書くと、書いたあとに、 書いた内容が事実として世の中に存在してしまうような、 強い説得力を感じます。 緻密で詳細に書き込まれた世界観や、 張り巡らせた伏線を拾い集めるような仕掛けは見事です。 前半部分では主人公の内省が少しだけ続きますが、 一度サイコロがふられたあとの物語の展開には息をのみました。 小説のテクニックなどに気を取られることなく、 何も考えず物語がどうなるのか、そこに没頭できる作品です。 第三の時効のときも思いましたが、 この本のエンディングの次の場面を読みたくなります。 本書・本事件の最終場面で、 主人公の三上と参事官の松岡が交わした会話の続きを読みたいです。 本を開くと、どのページにもあ登場人物の生活や苦難がそれぞれに潜んでいて、 でも文章として文字になっているのは、横山さんがクローズアップした人物だけ。 確実に本書の中で生きている、そのほかの登場人物たちにとっては、 読者が本を読み終えることで、 横山さんが作った物語を事実へと昇華させる文字通り「鍵」となっているんじゃないか、 そんなリアリティを楽しめました。 こういう本に出会うたびに、また、本を読みたいと思う自分がいます。 もしかしたら、 初めての読書が本作、という人には、 面白さを感じる前に読み進めることを諦めてしまうのではないか。 そんな取り越し苦労をしますが、 文庫になったようなので、万人におすすめできる本です。 私は★を6つか7つつけたい気分になりました。 余計なことを一切考えず、ぜひ読書にひたってください。 警察小説がお好きな方にとっては、 王道の醍醐味をこれでもかというくらいに、 満喫できる一冊になるのではないでしょうか。 | ||||
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※単行本を読んだ感想です。 横山さんが小説を書くと、書いたあとに、 書いた内容が事実として世の中に存在してしまうような、 強い説得力を感じます。 緻密で詳細に書き込まれた世界観や、 張り巡らせた伏線を拾い集めるような仕掛けは見事です。 前半部分では主人公の内省が少しだけ続きますが、 一度サイコロがふられたあとの物語の展開には息をのみました。 小説のテクニックなどに気を取られることなく、 何も考えず物語がどうなるのか、そこに没頭できる作品です。 第三の時効のときも思いましたが、 この本のエンディングの次の場面を読みたくなります。 本書・本事件の最終場面で、 主人公の三上と参事官の松岡が交わした会話の続きを読みたいです。 本を開くと、どのページにもあ登場人物の生活や苦難がそれぞれに潜んでいて、 でも文章として文字になっているのは、横山さんがクローズアップした人物だけ。 確実に本書の中で生きている、そのほかの登場人物たちにとっては、 読者が本を読み終えることで、 横山さんが作った物語を事実へと昇華させる文字通り「鍵」となっているんじゃないか、 そんなリアリティを楽しめました。 こういう本に出会うたびに、また、本を読みたいと思う自分がいます。 もしかしたら、 初めての読書が本作、という人には、 面白さを感じる前に読み進めることを諦めてしまうのではないか。 そんな取り越し苦労をしますが、 文庫になったようなので、万人におすすめできる本です。 私は★を6つか7つつけたい気分になりました。 余計なことを一切考えず、ぜひ読書にひたってください。 警察小説がお好きな方にとっては、 王道の醍醐味をこれでもかというくらいに、 満喫できる一冊になるのではないでしょうか。 | ||||
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警察小説であり、お仕事小説であります。この主人公のタフさを見ていると、自分も多少の困難、理不尽などに負けずに前へ進もうと思えました。 主人公がたてる仮説と観念に導かれて時に強引に引きずられていくかのような気分の時もありますが、この主人公の内面とともに進む旅なのでそれもありかな。 女性の部下に対して「女性」の部分を意識し過ぎな気がしましたが、警察という特殊な世界で刑事として生きてきた主人公はそうならざるを得ないのかな。でも物語が進むにつれて、部下たちも、上司としての主人公も成長したなと思いました。 映画も楽しみにしています。 そして、モデルとなった痛ましい「あの事件」が解決しますように。 | ||||
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