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64(ロクヨン)
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64(ロクヨン)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全66件 1~20 1/4ページ
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面白かったけど、三上の娘の家出、刑事部長のおこもり、といった伏線が回収されていないのが不満。特に家出は冒頭のシーンだけに何も進展がないのはなんで? | ||||
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客観的事実による組立てよりも、心理描写による推測の場面があまりにも多く、納得感が中途半端な形で終わったように感じました。この作者の作品はどれもそうした傾向がありますね。 | ||||
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大作で傑作なのだろうが、主人公(三上)の心の葛藤が最初から最後まで重くのしかかり続けて、読んでて楽しくない。登場人物が多すぎるのは最後で明らかになる真相との関連もあるに違いないがそれにしても多すぎ。 | ||||
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多少冗長で、いつもの著者の作品(特に一連のD県警シリーズ)の事件現場の臨場感の様なものは感じられないが、続く下巻にはそれが予測される内容(前置き)で、 下巻の展開を読むのが待ち遠しい。 | ||||
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翔子ちゃん事件(64)と三上の娘(あゆみ)の存在が気になるのに、関係のない描写が多すぎて上巻でイライラしてしまいました。警察の忖度が見たいならいいかもしれないけれど、推理小説要素を強く求めると痛い目を見るかも。どうしても警察内部のゴタゴタ記者クラブとの駆け引きが前に出てくるので、事件へのアプローチがしょぼいなという印象でした。ボリュームはあるのですが、無理やり上巻と下巻に分けたような感じがして、他の小さな事件まで事細かに書く必要があったのか?謎です。これから読まれる方はうっかりあらすじに騙されないで欲しいと思います。 とはいえ、好きなシーンもありました!三上が日吉に言葉をかけるシーンです。下巻はこのシーンがあるので満足しています。事態を好転させるきっかけとなる「誰か」が家庭では不十分なこともあるという点においては、時代が変わっても通ずるものがあるように思いました。ちなみに下巻は事件の展開も面白くなるので、 上巻ほど読み進めるのが大変ではなかったです。 | ||||
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マニアックな警察内部でのやり取りを、詳細に表現している点では面白かったです。 | ||||
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未解決誘拐事件での捜査ミス、事後の対応ミス、先伸ばしにした故の隠蔽工作 …その時点で公表できない(事件解決優先、被害者のみならず加害者の匿名問題その他諸々の)事情ありきでも、基本的には警察組織の都合 現実にそうなのだろうと改めて思うところですが、で、主人公の三上(警部でも刑事でもなく市民ファースト)と部下の美雲(市民に開かれた窓でありたい)のような、市民の立場で物事を判断するスタンスは…他の人にも少なからずあったにしても、行動原理は組織内の派閥であったり、上からの命令順守だったり(仕方ないけれど) 散々動き回って、結局は組織内抗争とは別件(64関連ではあるが)で殆ど無駄骨になるけれど、それが警察組織の現実描写になるのは、そこが作品としての要だから? 最後にあゆみの行方も釈然としないもどかしさもあって、もやもやとした印象が残ってしまいました | ||||
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横山秀夫さんの本です。 警察ネタですね。警察のなかでの、人事やら派閥やら、はたまた新聞記者対策などの話が主軸になっています。 主人公は、元刑事で、今は強面の広報官、三上。刑事魂があって、だけど、人事異動で、不本意ながら広報官をしているという立場。 さらに、三上の娘が家出をしている状況。 匿名報道をめぐって、記者達からの突き上げも厳しい。 そんな中、迷宮入りになりかけた「64」の事件の被害者遺族のもとに、警察庁長官が表敬訪問をすることに。 「64」事件とは、誘拐事件で、子どもがさらわれ、身代金をまんまと奪われて、殺されて発見された事件。 警察庁長官が線香をあげに、遺族のもとにうかがうことによって、事件を風化させない意図があった。 ところが、記者達は取材ボイコットの動きを見せる。 さらに、遺族のもとにうかがうと、「警察庁長官には来ないでほしい」と拒まれる。 いったい、遺族感情がどうしてこじれるのか? そんな疑問を抱いた三上は、「64」の事件をめぐって、警察内の不祥事を耳にする。 それと同時に、県警の刑事部長のポストをめぐって、本庁と県警の激しいつばぜり合いが。 三上は、今は広報官で警務部だが、もとは刑事で刑事派なので、心情的には県警の刑事一派だが、刑事一派からは警務部一派とみられる扱いを受けてしまう。 そんななか、また事件がおこる!! とりあえず、三上の心情描写が、ねちっこく書かれているのですが、 いささか「書きすぎ」「考えすぎ」ではないかと思えないところもないです。 また、よくありがちな派閥抗争的な様相をていしてくるのですが、 こういう時の「心の動き」がよく描かれてはいます。 また「64」の事件の真相も、後半になってくると次々と明らかになり、さらに別の誘拐事件もおこったりして、 ここいらへんの、めくるめくドライブ感は、読んでいて爽快でありました。 でも、いささか考えすぎというか、心内描写をねちっこく描きすぎで、 また事件も盛り込みすぎているような気がします。 結局のところ、三上の家出娘はどうなったんねん、とか、尻切れトンボ感があります。 さらに、別の誘拐事件が、「64」とも結びついていくのですが、ここいらへんも、時効間際の事件の真相が!!といきなりくるところは、いささか強引な感じもします。 いくつか苦言を呈しましたが、でも、文章はとてもシンプルで、読みやすいです。 なかなかおもしろい本です。 | ||||
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とにかく長い。 もっとコンパクトにできなかったのか? 自分としては「クライマーズハイ」の方が面白かった。 | ||||
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横山秀夫のネームバリューと映画化されているので期待して読んでますがいまいち面白くありません。近年の小説では「ゴールデンスランパー」もそうでしたが、的が外れていると言うか何かが足りないのかよく理解出来ないストーリーが多いです。 また物語の設定が誘拐事件での自宅班のミスの隠蔽だとか、交通事故加害者の匿名への抗議とか事由がつまらな過ぎです。また警察小説であるならば、もう少し重い作品にしても良いのではと感じました。文章が軽い感じがします。同じ警察小説である「マークスの山」よりはマシでしたが。登場人物も多いので中々進みませんでした。 但し、上巻の後ろから100ページあたりから少し読む気が出てきたので星3にしました。この勢いで下巻が良ければ良いのになぁ! | ||||
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面白いとは思ったけどダラダラとした描写の部分も多く、長過ぎた。 1冊れ程度のものに集約させテンポよいものにしたほうが良かったのでは? | ||||
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ストーリーは全体的にアキの来ない天下になっていると思います。最後はビックリ! | ||||
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警察小説の読み物としては面白いですが、至る処で、所謂、中二病的なノリがあって なんだかなあ・・・と思うことが多々ありました。もっとリアルな警察内部の描写を期待してたのですが・・・ まあ、著者は群馬県の地方新聞社の元記者らしいので、警察の内部事情に詳しいかどうかわかりませんが、 なんというか・・・まあ、中高生向けのフィクション小説って感じですかね。東野圭吾とか宮部みゆきラインの 小説が好きな方には面白いと思います。読みやすいので、暇つぶしにはもってこいの小説だと思います。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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ミステリー小説が好きなので、映画化もされ話題になっている本作品を購入しました。 経験則で言うと、上下巻分かれている作品は上巻で話を広げ、下巻で一気に読ませるものが多いと思います。 それを期待して上巻を読み終え下巻に手を伸ばしたのですが裏切られた気分でいっぱいです。 まず、これはミステリーと呼んでいい作品でしょうか?この作品の”謎”は主に2つあると思います。 一つ目は未解決の幼女誘拐殺人事件 - 通称ロクヨン事件。二つ目は主人公である刑事の娘の家出事件。 まず、一つ目の犯人を見つける方法がお粗末過ぎて、もう何とも言えない。二つ目に関しては謎のまま終了。この作品のキーである無言電話を自然に出すためだけに作られた設定と言いきってもいい。この作品がノンフィクションであるならば謎が謎のまま終わるのもアリでしょうけど、フィクションでこの出来は漫画で言うところの打ち切り連載終了並みの消化不良。 ただ、この作品が面白くなかったわけではない。ミステリーでなく刑事ものとしてみれば組織の人間関係など知らなかったことが沢山出てくるし、記者クラブとのいざこざもドラマがある。なので総合で評価をつけると星3つ。 | ||||
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警察に対してのよくある批判ネタから、それはあり得ないでしょう!という無理のある設定から、最後には事件の意外な展開へと続く… んー 個人的にはボリュームの割にはイマイチかな | ||||
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これは、事件が起きて犯人を探すミステリー小説というより、警務部と刑事部の対立の狭間で苦悩する組織小説といった方がいいだろう。 一人一人のキャラクターがリアルで、実際の警察官や新聞記者もこのような性格なのかな、と思わせる説得力がある。 ただ、赤間だけは誇張化・戯画化されて描かれている。それは作品の娯楽性を重視してのことだったのだろう。 | ||||
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まだ冒頭だけですが、いつでも読める安心がいいですね。 早く後編買うぞ〜 | ||||
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いかにNHKのドラマが良く出来ていたかを、再確認してしまった。 ドラマ → 映画 → 小説の順番で読みました。これで正解でした。警察内部の権力争いやゴタゴタが全体の8割を占めており、残り2割が事件です。登場人物と役職の多さに、辟易します。 話の流れを知っている私でさえ、まだ事件が起きないの?!と、イライラしましたから…。小説だけ読んでたら挫折しますね、確実に。 まさか主人公の一人称(という表現でいいのか?)とは思わなくて、それも疲れました。ドラマや映画では、三上の内面はあまりよく分からなかったのですが、まさかこんなに不満たらたらな人間だったとは…。笑われれば、すぐ自分の顔を笑ったのでは…と疑うし、(自分が認めていない)上司には文句ばかりだし。愚痴を延々と読まされて、仕事辞めろよ、と思ってしまいました。 でも、ドラマと映画では削られてしまったエピソードがあり、キャラクターに深みが増しています。 前半を我慢して我慢して読み切って、残り200ページで事件が起こったら、後はもうページをめくる手が止まることはありません。ここからは本当に面白いです。犯人を見つけた方法に、背筋がゾクゾクします。三上が広報官として生きていく決意をする姿に、胸が熱くなります。 ドラマ、映画の補完的な読み方をしてしまいましたが、これに関しては、それで良かったです。小説 → ドラマ → 映画の順で読んだ父親が、「警察内部のゴタゴタがややこしくて、サクサク読めない。なかなか事件が起きない」と言っていた理由が、やっと理解できました。 いかにNHKのドラマが良く出来ていたかを、再確認してしまった(二度言った)。 | ||||
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映画は大ヒットしているようですが、この上卷を読むのは、ちょっと時間がかかりました。 話の展開があまりに遅く、同じ場所を心の視野狭窄的に巡ってばかり、という感がありました。色々な伏線にはなっているのですが あまりの遅さに、読み続けるのが苦痛でもありました。 だだし、下巻に入ると一気に話が進みます。 我慢の上巻という感じです。 | ||||
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