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64(ロクヨン)
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64(ロクヨン)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全542件 61~80 4/28ページ
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警察内部のことを扱った小説として、非常に面白く読みました。推理小説とはひと味違って、興味深い内容でした。 | ||||
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口コミの情報を得て購入。見事我が家は大フィーバーした。皆で回し読み。姉は二回読んだそうだ。20~60代、世代を問わずに楽しめる一冊。 登場人物それぞれ現実味があり、構成も軸がぶれない。一つの未解決事件が背景に見え隠れしながら物語が進んでいく。 警察広報官が主人公。警察組織の内部事情や警察とマスコミ各社との温度差、未解決事件の被害者と警察の関わりなど、事件だけではなく明るみに出ない裏舞台のような出来事もストーリーの軸に上手く絡んできており、それぞれのキャラクターとリアルさ、構成に引き込まれた。私は主人公の的外れに近いうだつのあがらなさに中盤までイライラさせられたが、現実的な描写であり決してぬるくない書き方だったので我慢して読んだ(主人公のこのポストならこれが目一杯だろう、と思いながら)。後半は主人公も確信を得て動きだし、未解決事件も動き出すという展開で私はそれこそ火だるまのようになって夢中で読んだ。未解決事件の関係者の心情を思うと、涙なしには見られなかった。私には子供がいないが、私がもしその事件の被害者なら、この被害者がしたことと同じことをやったかもしれない。(…と思ってしまうだけ引き込まれた。) ファンタジー要素は皆無だが、登場人物、それぞれのストーリー、警察という組織、事件を報道するマスコミ、それらが一つの物語を作る構成は素晴らしかった。 購入してよかった。 | ||||
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映画を観てから読みだした。 三上の顔が佐藤浩市になり、松岡参事官が三浦友和になり、二渡が仲村トオルに。本も映画も最高だった。 なかなか重い内容だけど。 | ||||
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疑問点が思い浮かべば、すぐさま補足が入るのも親切丁寧です。 ただ本作は違いますが、今まで警察組織に反抗する刑事という構図に馴染めず、刑事ドラマを避けていて、組織の構造を頭に入れるのに手間取ったので、同じく刑事ものを好きじゃない方は苦戦するかもしれません。 読了にはまだ時間が掛かりそうなので、感想は後日追記します。 | ||||
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最後の30ページの謎解きは想定を裏切る展開で面白いが、上下2冊分のほとんどが警務と刑事の対立や、その間で葛藤する主人公の苦悩に割かれ、正直面白くありませんでした。文学としてもサスペンスとしても中途半端で、作者の独特のキレを期待したのですが残念でした。 | ||||
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警察小説の読み物としては面白いですが、至る処で、所謂、中二病的なノリがあって なんだかなあ・・・と思うことが多々ありました。もっとリアルな警察内部の描写を期待してたのですが・・・ まあ、著者は群馬県の地方新聞社の元記者らしいので、警察の内部事情に詳しいかどうかわかりませんが、 なんというか・・・まあ、中高生向けのフィクション小説って感じですかね。東野圭吾とか宮部みゆきラインの 小説が好きな方には面白いと思います。読みやすいので、暇つぶしにはもってこいの小説だと思います。 | ||||
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時効間際の誘拐事件を、見事な推理で犯人逮捕! っていうストーリーを予想していて全然違う。 主人公は殺人事件を追う刑事、とかではなく 広報官。 新聞記者を集めて、会見場で警察の公式発表を述べる人です。 地味な仕事です。 物語の多くを占めているのは、 人事が最大の関心事である警察内部における、 権力の構造やそこで上下に挟まれる苦悩、 自分のせいで娘が家出してしまった事への後悔、 かみ合わない妻とのぎくしゃく感。 地味で重いです。 不本意な人事異動で、不本意な仕事をやらされる。 でもそこで腐らずに、ただやるべきことに全力を尽くす。 警察官という特殊(だと思う)な仕事を通してだけど、 サラリーマンの悲哀、しぶとさ、やりがい、 そういったものを感じました。 グッときた一言。 「部下ができた。」 かっこい~! | ||||
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TVドラマで見て興味を持ち、原典を読むことにしました。来週海外旅行を控えていますが、航空機内やホテルでの読書に持ってゆきます。 TVドラマよりずっと面白いです。 | ||||
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横山さんの特徴なんでしょうけど,事件がなかなか起きません。 この小説は,刑事さんのお話。というスタンスで読むべきもので,推理小説とか,サスペンスというスタンスで読み始めると,途中でつっこみたくなります。 面白かったのですが,そうゆう意味もこめて星二つ。 | ||||
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ハッピーエンドや痛快さはほとんどない。 ミステリというより人間ドラマ。 読み進めてしまうが最後で何も見事に解決されないモヤモヤが残るので、だらだら長かった時間を無駄に感じた。 これが最高傑作らしいので 他はネタバレ見てこの人の作品はもうスルー | ||||
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さすが横山秀夫という感じで読みごたえ十分でした。 広報という、事件を追う警察のイメージとは少し違う視点で誘拐事件が描かれています。小説としてはいくつもの伏線が織り込まれており、ぼくが最近読んだ警察ものでは他を圧倒していました。 自分の子供が身代金目的で誘拐されることは想像できませんが、それによる警察の対応が100%ではない、つまり対応にミスがあったと分かったとき、ぼくはどのように感じ感情を表に出すのか考えながら読みました。 警察がミスをしなければ犯人を捕まえられたかもしれないという思いを14年間引きずって雨宮のように復讐心を持ち続けるのか、ただ絶望の日々を送るのかはわかりませんが、警察は自らのミスでさえも秘密の暴露に使えばいいというたくましさをもつ組織としての深さを感じました。 | ||||
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さすが横山秀夫という感じで読みごたえ十分でした。 広報という、事件を追う警察のイメージとは少し違う視点で誘拐事件が描かれています。小説としてはいくつもの伏線が織り込まれており、ぼくが最近読んだ警察ものでは他を圧倒していました。 自分の子供が身代金目的で誘拐されることは想像できませんが、それによる警察の対応が100%ではない、つまり対応にミスがあったと分かったとき、ぼくはどのように感じ感情を表に出すのか考えながら読みました。 警察がミスをしなければ犯人を捕まえられたかもしれないという思いを14年間引きずって雨宮のように復讐心を持ち続けるのか、ただ絶望の日々を送るのかはわかりませんが、警察は自らのミスでさえも秘密の暴露に使えばいいというたくましさをもつ組織としての深さを感じました。 | ||||
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著者の作品で「クライマーズ・ハイ」などは、この数十年間の日本の社会小説の中でも大傑作の一つと考えますが、この作品はいけません。ワープロの出現以来、どうにもただ長く書けば・・・・というような作品群が増えてきました。加えて、登場人物を多く登場させ、その心理だの苦悩だのをあれもこれも書き加えて、兎に角、長くして重厚な雰囲気を与えれば名作であると勘違いした作家が増えたのではないでしょうか?この作品はまさにそのような典型的なものとなっていると言わざるを得ないのが、誠に残念です。 なによりも作品として分裂してしまっています。主人公の娘の失踪は結局なんのために書かれているのか?警察内部の人間関係・職責関係を描くにしても、何度も同じ様な記述が繰り返されるのはなんのためなのか?キャリアと所轄、刑事部と警務部などの警察内部の対立も何度繰り返して書けば気が済むのか?そしてその度に描かれる主人公の心理描写は、まるでドストエフスキーもどき、スタンダールもどきとしか言い様がありません。著者自身がその記述に於いて深刻ぶっているだけ、重厚な記述だと思い込んでいるのではないでしょうか?(高村薫氏の作品もそんな傾向があり、その方向へ行こうとしているのでは?と疑いました。) 題名ともなった肝心の事件そのものは、最後にドタバタとまるで刺身のツマのように書き足されます。それまでの膨大な記述は何の為だつたのでしょうか?なにも下巻まで書かなくとも、上巻だけのページ数で書けたのでは、その方があっさりとしたものになったのでは?我ながら、よくも途中で投げ出さずに最後まで読めたものと今となって驚いています。WOWOWで放送された映画の方が、話をふくらませてはいますが、はるかにまとまっていると感じたのは自分の偏見でしょうか? | ||||
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TVドラマを見て面白そうなので註文しました。9月にアメリカのWashington D.C.へ旅行しますので、機内の読み物として持参します。 | ||||
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著者の作品で「クライマーズ・ハイ」などは、この数十年間の日本の社会小説の中でも大傑作の一つと考えますが、この作品はいけません。ワープロの出現以来、どうにもただ長く書けば・・・・というような作品群が増えてきました。加えて、登場人物を多く登場させ、その心理だの苦悩だのをあれもこれも書き加えて、兎に角、長くして重厚な雰囲気を与えれば名作であると勘違いした作家が増えたのではないでしょうか?この作品はまさにそのような典型的なものとなっていると言わざるを得ないのが、誠に残念です。 なによりも作品として分裂してしまっています。主人公の娘の失踪は結局なんのために書かれているのか?警察内部の人間関係・職責関係を描くにしても、何度も同じ様な記述が繰り返されるのはなんのためなのか?キャリアと所轄、刑事部と警務部などの警察内部の対立も何度繰り返して書けば気が済むのか?そしてその度に描かれる主人公の心理描写は、まるでドストエフスキーもどき、スタンダールもどきとしか言い様がありません。著者自身がその記述に於いて深刻ぶっているだけ、重厚な記述だと思い込んでいるのではないでしょうか?(高村薫氏の作品もそんな傾向があり、その方向へ行こうとしているのでは?と疑いました。) 題名ともなった肝心の事件そのものは、最後にドタバタとまるで刺身のツマのように書き足されます。それまでの膨大な記述は何の為だつたのでしょうか?ページ数にしてこの半分、いや3分の一で書けたのでは、その方があっさりとしたものになったのでは?我ながら、よくも途中で投げ出さずに最後まで読めたものと驚いています。WOWOWで放送された映画の方がはるかにまとまっていると感じたのは自分の偏見でしょうか? | ||||
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期待してたのと全く違うよ。期待を裏切られても読み応えある作品は無数にあるのに。警察小説では駄作の部類。記者クラブがこんな骨太かよ。上下一冊に収めるべき作品。この原作を映画化して大丈夫なの。 | ||||
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とにかく分厚い本なので、上巻だけでもかなりの読み応えがあります。 警察や記者など一般人には分からない世界ですが、 同じ人間なので心理描写に共感を得られますね。 楽しいです。 | ||||
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終わって欲しくないという願望と先が気になるという 葛藤の中で読み終えました。読後感は十分に満足です。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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通勤中、下車駅を通過しそうになるほどのめり込んで読みました。 | ||||
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