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(短編集)
鍵のない夢を見る
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鍵のない夢を見るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全120件 21~40 2/6ページ
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物語のネタバレがないよう、これから読もうとしている人に 参考になるよう心がけてレビューしますね。 直木賞とのことで、(芥川賞受賞作より)娯楽として気軽に楽しめると予想してましたがそうではありませんでした。 他のレビュアの方が書かれているように ・犯罪事件としてのヤマやオチ、としてよりも日常さやリアリティに重きが置かれている ・登場人物のクズ具合が多い(というか、人間の醜さが緻密に描かれている) ・後味が悪い という点で、気軽に読んで楽しめるという感じではないです。 正直、私も読みすすめるのが辛くて ”なんでそこまでしてこの本、読んでいるんだっけ?”と思って たびたび中断しました。 それでも、 ”この作品はどんな所が評価されて、受賞したりテレビドラマ化されたんだろう?” という気持ちで最後まで読み通しました。 とはいえ、読み切ると 作品の価値というか優れている点がぼんやりわかりました。 さらに、ネットで”直木賞受賞の際の審査員のコメント”というものを 読むことができるので、それが非常に役に立ちました。 ”なるほど、そういう視点でこの作品は書かれていたのか” と新たな視点で考えると、やはり優れた作品であるかと思います。 現代美術や前衛音楽とかもそうですが 新たな枠組みを開拓すべく挑戦している芸術活動は、 従来の受け止め方だと全く楽しめなかったり、苦痛であることすらあるかと思います。 『優れた作品であるけど、心地よくはない』 私にとって本作品はその部類でした。 なので、本書に関して言えば ”直木賞受賞の際の審査員のコメント”がとにかくおすすめです。 本作品の前に読んでも構いませんし、私のように 読了後に読むのでも良いかと思います。 | ||||
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良作です。ただ、テーマが犯罪なこともあり、どの話も後味が悪い。笑 辻村さんって青春小説のイメージが強かったんですが、負の感情の描写が上手いですよねぇ。女性はドキッとする話が多いのでは。 | ||||
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直木賞受賞作品。ただ、辻村さんの代表作と言われるには、ファンとして違和感がある。この作品の登場人物はクズが多い。いつもの、かしこ過ぎる小学生や、東大へ行く高校生、才能ある芸術家は出て来ない。そういう意味では異質な作品だが、WOWOWでドラマ化(Amazon primeで鑑賞可能)されたりと、辻村さんが話題になることは嬉しい。 | ||||
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するするっと読みすすめることができました。 ただ、読み終えるごとに生まれるこの感情を何と表現すればいいか。 悪く言うと、不快感。私はこういう女になりたくない。こういう女ではない。という感じ。 ただ、女という性の深さというか、あー何か分かる、と思ってしまう。だから不快に思うのかもしれない。分かる自分もやはり女なんだと。 | ||||
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様々な立場の女性を主人公にした全5編の短編集。 窃盗や放火、殺人など主に犯罪が絡むストーリーですが、その物語の起伏を楽しむというよりも、鬱屈し追い詰められた主人公の抉り炙りだされる心理状態に圧倒されます。 また、全員がそうではありませんが、主人公と周囲の人々との間に生じる認識や感覚のズレも気持ち悪く、このあたり筆者の巧みな文章裁きを感じます。第147回直木賞受賞作。 | ||||
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校正がなっていないというレビューが目についたので訂正しておきます。 「人の言葉や誘いに誠意のない対応ができないのは、礼儀の問題だ。」 という文が間違いだと言われていますが、 冷たくあしらうべき誘いにも主人公は礼儀正しく対応してしまうことを憂いている場面ですので何も間違っていません。 厳しい批判が気になったので著者に代わり説明させていただきました。 作品は少し純文学寄りに感じましたがすごく面白かったです。 | ||||
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正直、物語の展開は平板で詰まらない。でも、それぞれの登場人物がそろら辺にいそう。俗物っぽい人物が物語を作っていくあたり、娯楽作品のトップ直木賞だなあと感じた。。 ウィキではこの作品は読者に委ねた(多分阿ったと書きたかったのだろう)もの、とある。登場人物が誰も頭が悪そうに見えるのは、それこそ読者に阿っているのだろうか それにしても小説ってもっと言葉を吟味して連ねるものじゃなかったのだろうか。文の作りが雑く感じる。同じ直木賞でも、もっと丁寧で緻密な物語がたくさんあるのに、残念に思う。 | ||||
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いろんな人のいろんな苦悩がみえるかなあ。 同じ作品で別の人物の話も読んでみたいと思った。 | ||||
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浅ましい人間模様が描かれている。もう人間と話したくないなと思えたので、それなりに文章はうまいのではないかと感じる。 しかし、個人的には女性視点が多く感情移入がしにくい。 なぜかあまり好きになれないのは、「終わり方」がしっくりこないせいだ。どれもこれもがあっけない。あっそうなんですね。と思うのは伏線がないからだろうか。 感情の描写を伏線として見たとしても些かあっけない印象を受けてしまった。どこかいつも客観視をしていながら、感情的になりたいと願っているような、そんな文章の印象を受けた。 うまい人に憧れている普通の人、そんなイメージがある作家だなと思った。 | ||||
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つまらない。その一言に尽きます。ヤマもオチも意味もインパクトも工夫もひねりも内容も何にもない。何が言いたいのかわからない。そもそも言いたいことがあるのかどうかも疑わしい。ならばせめてその場しのぎの面白さだけでも提供すればいいのに、それすら無い。久しぶりに時間が惜しいと思いました。 | ||||
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直木賞受賞作品を久しぶりに読了。短編集。女性が色々と悩む姿が現実味があり、生活感は溢れている。ただ、何でこれが直木賞を受賞したんだろうか。 | ||||
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転校してきた女子小学生と主人公の物語、未婚の30代女性の物語、彼氏と海で旅行をする20代女性、大学時代から付き合っている彼氏と離れ故郷で教師になった20大女性、生まれた子供とベビーカで買い物に来た母親の物語。 別々のお話で別々の主人公ですが、女性の各世代をなぞるような全五篇の短編集です。第一編から第五篇まですべての物語で心臓を握らてたような切なさや切迫感があります。 展開の読めないミステリー要素の強いものも多く、辻村深月さんの他の作品も読みたくなる一冊です。。 小学校高学年の友情と切なさ。結婚適齢期を過ぎた女性の切なさ。若い女性の盲目的な恋愛の切なさ。夢と現実と恋愛の切なさ。子育て中の喜びと切なさ。 五篇がそれぞれの魅力が光る短編集でした。短編集なのでそれぞれの分量は少ないので、辻村深月さんの作品を初挑戦される方にもおすすめです。 私は心臓を握られたような切なさを五編続けて感じ続けました。他の辻村深月さんの作品も読みたくなりました。是非読んで欲しい一冊です。 オススメの方 1.壁にぶち当たっている女性。 2.普段あまり本を読まない方。 3.小説で心を締め付けられたことのない方。 | ||||
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やっばり辻村深月の小説が大好き | ||||
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とても面白かったけど、娯楽小説だと思って読み始めたので立ち直るのに少し時間がかかった。純文学作品だと思って購入することをお勧めします。 | ||||
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かがみの孤城で初めて手にした作家さん。その時の感動も新しくたまたま本屋さんで見掛けた作品。子ども目線が身近で、すごく読みやすい。ミステリー性もあり、ラストにドキッとさせられる。かがみの孤城があまりに良すぎて★4つだけれど面白い。 | ||||
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知らずに買ってしまいました。タイトルからは想像できなかった、犯罪ばかりの短編集。文章力はある作家さんだと思うのですが、全部犯罪なので非常に後味が悪い。次は明るい本を読もうと思います。 | ||||
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「君本家の誘拐」は結末に救われた。「美弥谷団地の逃亡者」は日常起きている事件を連想させ、世相を映していると 思った。 | ||||
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67頁 4行目 人の言葉や誘いに誠意のない対応ができないのは、礼儀の問題だ。 人の言葉や誘いに誠意のある対応ができないのは、礼儀の問題だ。じゃないですかねえ。直木賞なんでしょう。 文芸春秋さんちゃんと校正したんですかねえ? 作者と出版社のケアレスミスにしては単行本と文庫本と気付いていないような気がする。 | ||||
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現代に生きる人々が抱える閉塞感やどうしようもなさがよく描かれている。理想の男性を追い求めて乗り遅れていく女性やダメンズの夢に飲み込まれる女性の心理描写が秀逸で、そこら辺は女流作家ならでは。とはいえバッドエンドの物語ばかりというわけではなく、そこにはちゃんと希望もある。核となるテーマを各作品がうまくラッピングした短編集で非常に面白かった。 | ||||
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まだ一話だけしか読んでいませんが何故だろうと思っていた事に触れていてよかったです。 忙しくても後を読まずにいられない感じです。 | ||||
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