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白ゆき姫殺人事件



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【この小説が収録されている参考書籍】
白ゆき姫殺人事件
白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫 み 50-1)

白ゆき姫殺人事件の評価: 2.98/5点 レビュー 183件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.98pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全183件 121~140 7/10ページ
No.63:
(2pt)

期待しすぎたかな

色々な情報が少しずつ明らかにされていくことで、最終的に「なるほど!」と思える結末が待っていると信じ読み進めたが、結果はどの証言からも特に予測もつかず、「へぇ、そうだったんですか」という結末だった。
それぞれの主観で話しているだけなので、伏線とかロジックとか、大どんでん返し!的な衝撃は皆無。
参考資料もめちゃくちゃ見難かったです。
ただ、人間は人と人との関わりによって像が形成されていくんだなということを改めて感じました。
私のまわりの人からみた人間像はどうなっているんだろうと考えさせられる作品でした。
白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫 み 50-1)Amazon書評・レビュー:白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫 み 50-1)より
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No.62:
(4pt)

本編と事件の関連資料の面白い構成

あっさり読み終わった。本編は220ページの中編で、事件の関連資料が80ページ強という面白い構成になっている。

ストーリーは単純で、世間で白ゆき姫殺人事件と呼ばれる化粧品会社の美人OL殺人事件の犯人が誰なのかをメディアや関係者の証言でつづり、最後は犯人に辿り着くというもの。

しかし、SNSや関係者の噂や証言が犯人に辿り着く道に影響を与え、単純なストーリーに捻りを加えている。従って、事件や被害者と犯人を描くというよりも関係者やマスコミ、世間を描いた作品と受け取り、その面白さを味わうべきではないかと思った。

映画も公開されているようだが、この辺りの面白さは上手く表現出来ているのだろうか。少し気になる。
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No.61:
(3pt)

映画を観てから読み始めたけど・・・

映画を観て面白かったので、原作も読んでみたけれど、映画より少し落ちるかという感じだった。

 「それは先に映画を見たからじゃないか?」と言われそうだけどそんなことはない。
 もし、原作を先に読んでいたら、映画館まで足を運ぼうという気にはならなかったと思う。

 『しぐれ谷OL殺人事件』資料を、まとめて最後に掲載しているのが良くなかったと思う。

 どうせなら章の後に載せてくれればもう少し印象も良かったのではないかと思う。

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No.60:
(5pt)

想定外のおもしろさ。人間というのは、本当に人と人の間の存在であることを再確認。

期待値が低かったために、想像以上に楽しめた。
ミステリーというより、人間観察記としても楽しめた。
人と人との間に存在するから、人間として生きているんだなあ。

後半にある、新聞、雑誌掲載記事、ブログや、ライン、TWにあたるような資料的なものが、より、物語を厚くしている。

湊さんの小説は、人の心の暗闇をえぐるようなところがあり、どちらかというと好みではないのだが、今回は暗闇というよりむしろ表面での人のとらえ方の相違が、人間関係の微妙さをあらわしていて興味深かった。
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No.59:
(2pt)

心の無い世界での出来事

湊かなえの作品はどこか苦手だ。
登場人物の心の無さを感じるのか、作り物、操り人形のように思えてしまう。
初めて読んだ告白も、面白いとは思ったが、この人の別の作品を読みたいとまでは思えなかった。
告白以来、二度目の湊作品を読む機会があったので読んでみたが、印象としては変わらなかった。

美人OLが殺害され、同僚の女性社員が容疑者として扱われる。それを週刊誌の記者が近しい人々に取材していくという内容だ。
容疑者の人生を暴き晒され、千差万別の性格、人格を人々から抱かれる。そしてそれを記者に面白おかしく書かれてしまう。
現実の事件でも似たことが行われていることだろう。
その容疑者が犯人ではないのは読む前から思うことだし、誰が犯人なのかも気になるが落としどころ、オチが最も気になっていたが、特に書くほどの内容ではない。
設定の部分である噂の一人歩きも、恐怖を感じることはなかった。また報道が過熱している状況が想像しづらく、ただ狭い空間でしか起きていないものに思えてしまう。
いったいこの作品は何を伝えたいのだろうか。告白でも感じたのだが、登場人物に感情移入することができない。
事件があり、逃亡する容疑者、取材する記者、語る人々、どこを見てもただの操り人形。人間とは思えない。

酷評しているが、またきっかけがあれば湊かなえの作品を手にするだろう。
話の作りは好きだし、一気に読んでしまいたい部分もある。
いつか、読んで良かったなと思える湊作品に出会いたいものだ。
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No.58:
(1pt)

真の駄作とは何かを学びました

まず、またしても一人称で語るのか、と1ページ目を開いてとてもがっかりしました。もうこのパターンは飽きました。もしかしてこの方はそれ以外の書き方ができないのかもとさえ思いました。そして読み進めるうちに登場人物の描写の薄っぺらさがとても気になりだしました。第1章を読み終えて「参考資料XXページ」とあり、そこを見るとウェブの書き込みの羅列や週刊誌の記事。アイデアとしては新しい試みかとは思いましたが、とても読みにくい上に量も多い。通常ツイッターでもなんでもそこまで一言一句追って読むことはないし、この「参考資料」を入れることによる効果があるのかは非常に疑問に思いました。むしろ逆効果。これで一挙に冷めました。そして、肝心の中身も最後まで読んでも、疑問だらけ。結局何が言いたかったのかは分からずじまい。犯人捜しというよりは、SNSやマスコミでの広がりを臨場感を持たせたっかったのかもしれませんが、こちらには伝わりませんでした。ストーリーとしてもとても中途半端な印象。出版社や編集の方ももうちょっとアドバイスされてもよかったのでは?この方の本はもう二度と買うことはないでしょう。本当に時間とお金の無駄でした。
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No.57:
(1pt)

がっかり作品

映画の番宣を見て原作が読みたくなって購入。
結論から言うと後半あっさり終わりすぎて「は?」ってなった。
三木典子さんがいい人なのか嫌な奴なのかも分からず。
記事の書き手である赤星さんの人物像も全く伝わってこない。
いろんな人が口々に語っている城野美姫さんにさえ感情移入できない。
読んでがっかりの作品だった。
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No.56:
(3pt)

驚きは少なく

新しい試みなのかもしれないけれど、
やはり「贖罪」「告白」のイメージが強すぎてそういう意味ではがっかり。
ただ自己顕示欲と言うかそう言う部分の表現はやっぱり納得。

こういうレビュー書いてること自体、そうなんだろうけど。
久しぶりの小説、一気に読みました。
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No.55:
(4pt)

今までの

今までの小説を基準にすると確かに読みにくいが
読み物としてなら私は面白かったです。
つまらないという、意見の中に告白と比較した意見が多く見えますが、この作品と告白はジャンルそのものが違うので比較対象には検討しないと思います。
告白の衝撃をまた味わいたいのなら、また告白を読めば良いのでは?
作品の色が似ることはあっても、一つ一つ違うのは当たり前だと思います。
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No.54:
(4pt)

面白かったです。

推理小説は初めてでした。
感想としては面白い!私なりに推理しましたが、この結果は予想できませんでした。
レビューの評価は様々ですが、普段小説を読まない人は読んだら面白いと思います。
映画も公開されるようなので、見に行けたら行こうと思います。
私は巻末の資料があることに読み終えてから気づきましたので、これから読むという人は読み忘れないように気をつけてください。
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No.53:
(1pt)

これは小説?

『告白』が面白かったので、そのノリで新幹線に乗る前に買いました。車内で読もうと。。
年代のせいでしょうか?あまり書くとネタバレになるので詳しくは書きませんが、最初の文体から、後悔が。。これで最後まで引っ張るのかと恐れながら読み進みましたが、その予想通りで。。。
極めつけは、資料と称する類いの新聞記事様式やツイッター様式の文章。。これは、ひどいです。読むに値する文章ではありません。新聞記事っぽく書いているけれど、明らかに違和感があります。でも、新聞記事様式は、何とか読みましたが、ツイッター様式は、ひどすぎます。
もはや、このような作品は、小説という分類には入れて欲しく無いというのが、正直な感想です。高尚なものだけを文学に、とは思いません。でも、これは文学ではありません。
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No.52:
(3pt)

作り方は面白い

一章ごとに、巻末の「関連資料」の関係する箇所を読み、また本編の次章に戻っていくという面白い作りです。その仕組みを始めに説明しておいてくれたら親切ですね。

内容は、他の方のレビューにもあるように、殺人の動機が薄っぺらいなぁ…と。もう少し犯人の心理に踏み込んだ描写が欲しかったと思います。
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No.51:
(5pt)

大好きな湊かなえ

湊かなえが大好きです。発売されるのを待っていました。とても安くて助かりました
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No.50:
(5pt)

現代的な作品

とても面白かった。特に、情報の広がり易さの象徴ともされるソーシャルメディアの利用についてもう一度深く考える機会を与えてくれる作品だ。
中途半端な情報が一人歩きし、そこに尾がつく。
学生なら体験した事のある恐怖。子ども社会によくある話の大人バージョン。この作品がつまらないと感じた人(特に子どもを持つ親)こそこの作品をもう一回読み返す必要がある。明日は我が身ではないが、誰にでも起こりうる事。
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No.49:
(4pt)

おもしろかった。ただし解説、お前はダメだ。

購入前にレビューを見ると辛口評価ばかりだったので期待せずに読みましたが、面白かったです。
それぞれの登場人物によって、一つの事件もしくは人への考え・受け取り方の違いがあるってことが湊さんの作風だと思っています。
今回の作品でもそこは変わっていなくて、そういう部分が面白くて読んでる自分にはあってました。

殺人事件が起こってその後行方不明になった同僚があやしいのではないか、とフリーの記者が関係者に聞き込みをしていく話。
たった一人の人物に対するその他の登場人物からの評価は千差万別。
一つの物事でも受け取る人間によって考え感じ方が違ったり、別の一面・情報を知っているから評価が変わったり、
好意・悪意を持っているから受け取り方に違いがでたり、見栄を張って嘘をついたり、
後暗いことがあったり別の人物との関係があるから評価が変わってしまったり、
理由があって嘘を言っている人物がいたり。

そこまではいつもの湊さんの作品ではよく見られるもの。
今回はそこに、マンマロー(ツイッター)のつぶやきや、週刊誌の記事まで加わっています。
面白がってするつぶやきや、読者に受けるように改悪されたインタビューなど、これしか見ていない人間は確実に印象を操作されてしまう。
これって、現実でもそうですよね。
何を信じていいのか分からなくなる、でもある意味全てが(各々にとっては)真実なのでしょうね。

文庫版だし、気になるなら買ってもいのではないでしょうか。
ただし解説、お前ェはダメだ。

この作品が映画化されるということで映画監督さんが解説を書かれています。
「これを書いた湊さんという作家を信用できると思った。普通のミステリーのオチの納得ではこんな気持ちにはならなかっただろう。」
…他のミステリー、ディスってんのかコイツ。

「…(映画監督にとって)一番大事にするべきは作品でしょう、そのように仕事をしてくれと俺は言いたいのです。(中略)…(映画化にあたって)原作になかったシーンを入れさせてもらった。厳密に言えば原作になかったシーンではない。原作にあった作者の眼差しを追いかけた末に行きついたシーンと言ったほうが正確だろう。」
作品を大事にしろよ。厳密に言えば原作になかったシーンではない、ってないものはないだろ。
映画監督のこういった勝手な解釈があるから、映画化されても見たくないんだよ。

「ここまで共感できた小説を映画に撮れる僕は本当に幸せである。逆に言えば、そこまで共感できない作品は引き受けない。原作者への共感が欠けた作品を映画化してもだれも幸せにならないからだ。」
…もう、何も言えない。
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No.48:
(4pt)

皆さんの評価が低いのが残念

皆さんの星の数が少なく、感想もあまり良いものが少ないことに驚きました!
あまり読書をしない僕でもすらすらと読め、また「ネット上での議論」などTwitter世代でも入り込みやすかったです。
確かに最後のTwitter形式のページは読みにくさが多少ありましたが、ストーリー、特に最後のどんでん返しはとても面白かったです!
もしかしたら、読書家の皆さんからしたら面白味のない作品かもしれません。しかし、ある意味この作品は若者向けかも知れませんね。
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No.47:
(1pt)

実験作その2

今回はすべての文章が一人称で書かれています。
私は、俺はと。
これがなんと読みにくいこと。
湊かなえさんの作品に往復書簡というのがありましたが、あれに通じる部分があります。
あれも手紙のみで作品を構成するという、面白い試みではありましたが、
結果としてすごい読みづらい作品になっていました。
今回も試みは面白いですが、読むに堪えない作品にしてしまっては元も子もありません。
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No.46:
(2pt)

結末が微妙

どんでん返しがあると思ったら全然ないし、犯人の殺害動機が弱すぎてなんで殺したのって感じだった。初めて湊さんの作品読みましたが、期待していたぶんガッカリです。
白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫 み 50-1)Amazon書評・レビュー:白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫 み 50-1)より
4087451585
No.45:
(4pt)

なかなか。

文庫を新刊で買ってからレビューを見て、星の少なさに「失敗した…」と思い、期待しないで読みました。私には合っていたみたいです。買ってよかったです。読み手が記者目線になり、登場人物が自分に話しかけています。登場人物達は、容疑者に対して様々な意見を話してきます。それをまとめ記事にする…。記事にしたものは、資料として載っていますが…取り敢えず読んで頂きたい。人間の恐ろしさ、弱さ、何を信じるかはあなた次第です。って感じです。
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4087451585
No.44:
(5pt)

関連資料も小説の内。最後の最後までじっくり読んでください!

推理小説だから、犯人が解ってしまえば、お話は終了。
と、考えている方々、この作品は付録っぽい関連資料も
しっかりこの小説の一部です。

最後のページまで気を抜かないで読んでください!

読み終えた後、最後のページと最初のページがしっかりリンクします。

かなり面白かったです!
新鮮な感覚の小説です。
一気読みしてしまいました!!!
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4087451585

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