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白ゆき姫殺人事件
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白ゆき姫殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全183件 41~60 3/10ページ
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私これ好きだ、きゃっきゃして読んでしまった、とくにこの最初の子、情報通って言うのか、お気楽組って言うのか、他人事みたいにペラペラペラペラ。顔も想像できたし、テレビにでてる、誰とかちゃんみたいな、話し上手の・・・・ってか、なんか誘導してるし・・・わたしがいつも見ているワイドショーのそれまた裏幕、当事者、(内部者)だし、詳しいわけだし・・・そこそこ小器用で、職場で、飲み会で、居て楽しいような子・・・それでそのあと、なんど話を焼き直されて誰かれ話しされても、飽きなかった・・・なんて私だ。 この後まだ、どんでん返しされても、まだ着いていく・・・みたいな、これほんとなのかなって・・・・、きょうニュースでやってる事件の顛末ももっと信じらんない。どんどん信じらんない・・・・・。もの書く人ってやっぱすごい・・・。 | ||||
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殺人事件の真相が、関係者の証言を元に明らかになっていくのだが、 その工程、登場人物に引き込まれ、一気に読めた。 | ||||
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小説とはいえない 今までの湊かなえ作品からすると駄作 買って損した | ||||
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殺人事件という悲劇によって始まる物語ですが、悲劇に対峙した人々がそこにドラマ性を持たせようとすると、それは途端に喜劇に変化していきます。本作は、それがSNSという現代的なツールを軸に進んでいきますが、それはいつの時代も、他者との関係性に関わらず存在しうるもので、本作でもSNSの炎上のみならず、職場の噂、女友達(自称親友)の自己本位な擁護、果ては両親に至るまで、主人公を取り巻く軽薄な人々が勝手に存在しない物語を進めてくれます。おそらく作者はこの辺りの軽薄さを意図的に書いたのでは無いでしょうか?もちろんそれだけでは単に不愉快な、コミュニティにおける爛れた人間関係にしかなりませんが、そこにそもそもの主人公の性質自体をごく僅かにずれさせている事で、全体的なこっけいさを愛らしく感じられるようになっています。 この作品は、読者がどのような視点から物語を理解しようとするかによって、感想が変わってくる作品であるように思えます。ミステリーや推理サスペンスとして見れば盛り上がりに欠ける平面的な駄作になるでしょう。しかしながら、前述の「悲劇の表裏にある喜劇」として見つめると登場人物一人一人が憎めなく、人間味を感じる喜劇としてその姿を現してくれることと思います。 | ||||
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湊かなえの作品をあまり読んだことがなかったので、彼女のスタイルなのかは わからないが、本作は登場人物同士の会話はほとんどなく、 インタビューや手紙などの形で、一人ずつが一人で話を進めるという、 あまり見ないような方法で話は進んでいった。 ミステリーとしての内容もさることながら、メディアの報道の歪みや不確実性、 さらにはSNSが普及した現代ならではの情報の怖さが強く感じられた。 悪気はなくとも、安易に誇張され本来の意図とは異なる捉え方をされ、 それが広がるにつれて事実との乖離がますます大きくなっていく。 そんな現代ならではの怖さをこの作品は描いている。 なにより、自分が登場人物だったらこんな行動や証言をしてしまいそうだなと、 極めて現実的で人間的なキャラクターばかりで、展開には納得させられたが、 真犯人が暴かれるまでの展開は少しあっけなく、もう少し予想を裏切られたかった感は否めない。 しかしながら、現実にも起こりうるような、極めてリアリティに満ちた作品であることは間違いなく、 最後まで一気読みしてしまったほど面白い作品なのは確かである。 | ||||
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噂は真実であるかどうかではなく、影響力の強い人が発信するかで決まってしまう。 狭い地域での噂もネット社会では、どこにも逃げ場を与えてくれない。 ここまで誰一人(夕子ちゃん以外)、親までも惑わされるとは現実には考えられないけど、 報道や友人同士の些細な話が誰を追い詰めることがあるのだと…わかっているようで考えてもないのが現実かも。 残念ながら、身勝手な人はいるのが常。 真実を見極めるなんて大それた事は言えないが、悪い噂は特に見えている事が全てではないかもと考えていきたいです。 | ||||
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犯人が最後まで分かりませんでした。 最後の犯人に到達して、「ああ!なるほど」と思いました。 推理小説としては面白いでしょう。 しかし、週刊誌記者の胸糞悪さが半端ではなく、現実にいそうな記者であるため、余計にうざったかったです。 よい推理小説であることよりも、マスゴミ消えろ!!という感想しか浮かびません。 | ||||
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人物像が浮き上がってきて別な楽しみ方で読みました。少しわかりにくい点もありました | ||||
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ミステリーとして犯人捜しや予想外の展開を期待している読者の方には低評価かもしれないですね。 この作品の面白さは人間なんてこういうものだという、薄情さや、無意識の悪意などに焦点をあてているところだと思います。 | ||||
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映画は公開時にすぐ見まして、帰宅後amazonのレビューを確認。 「読むまでもないかな」とその時はスルーしたのですが、この度湊作品をいくつか読む中でやはり読んでみようかと。 まぁ思ってた通りなのですが、ツイートや雑誌記事のカットインなどは紙媒体は不利で 映像作品には敵わないな~という事。それと映画はキャスティングもまぁ良かった。 最後に真犯人が捕まる流れも、映画の方が解りやすかったですしね。 そもそもこの本は、映像化前提で世に出たのかも。 ちなみに、個人的に映画化が「良かった」と思ってる作品は、 国内だと『グラスホッパー』、『脳男』、海外だと『輪廻の蛇(→ファイナル・デスティネーション)』。 | ||||
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湊かなえ作品は面白い、と薦められて初めて読みました。 この作品は面白いんですが、私には読みにくかったです。面白い理由は人は自分の視点からしかモノを見られないし考えられない、という当たり前だけれど日常生活では盲点となっている部分をうまく描いているところ。読みにくかった理由は細かいところまで神経の行き届いた文章ではないので、余計なところが気になって文章に集中できないところ。作家の感性は面白いものがあるけれど、文章としては読みにくい、といったところです。最近、面白いと聞いて読んだ有〇浩の文章を読んだ時も同じ感覚を覚えました。良くも悪くも、文に慣れてからは一気に読めたので☆4つで。 | ||||
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様々な関係者の証言をもとに殺人事件の真相が明らかになっていくが、純粋な推理小説ではなく、結末はかなりどんでん返しになっている。賛否両論あると思うが、現代社会のSNS,風評など的確にとらえた作品だと思う | ||||
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"DNA型鑑定により犯人とされた人間が実は無実の罪であった… 警察の絶対権力と科学捜査の絶対信頼度の中で、間違いはないと決めつけられた時の怖さ。 真犯人が別にいると著者が確信しているにも関わらず、間違いを認めないが故に、プライドなのか再捜査をしない警察との戦い。 真実を真実としえて扱わず、捻じ曲げてしまう隠蔽体質の怖さに衝撃を受けた内容であった。" | ||||
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ツイッターや雑誌の記事などの資料と関係者からのインタビューで犯人を割り出す斬新な試みと、人の噂のなんといい加減なことかというテーマのある作品なのだが、本を読み進めていく上で、証言者の語り口が面白くないので、はっきり言って読むのが苦痛。 肝心の小説としてのおもろしろさをこの語り口調がダメにしている。 湊さんの作品は少女という話はおもしろかったんだが、これはハズレです。 ただ映像とかなら、人の語り口も変えれるし、面白くできるかもしれません。 | ||||
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SNSとの連携や関係者の聞き込みを重ねて盛り上げていく構成は読みやすく、最後まで一気に読めるスピード感はあったと思う。 しかし・・石鹸を少々盗んだ事がバレただけで人を殺すか?ここで一気に白けた。 映画も見たがそんなふざけた理由で殺される役の菜々緒さんが可哀想だった。 | ||||
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この方の作品はいくつか読んでいるが、きちんと体をなした作品が書けないのだと思う。 こんな思いつくまま書いたような作品が売れている時代なんですね。 伏線を回収して犯人をつきとめていく、という面白さはないし じゃあミステリーではなく、単なるエンターティンメントとして楽しめばいいのかというと、それにしては内容が面白くない。 モンブランの栗とか、豆腐とか、狙ってる感はわかるけど、くだらなくてつまらない。 でも今はこの作家さんの作品はすぐ映像化するし、編集側も本が売れるので量産する方針なのでしょう。 まあ面白いかどうかは主観的なものだからそれはいいのですが、まず小説としての構成がなく、 できの悪い散文を読まされているような感覚が気持ち悪い。 これは何か関係があるのかも?と深読みしては、結局何もなくて裏切られる作品ばかりです。 あまり深く考えずサクサク読めるものがいいという読者にはウケるのかなあ・・・ ※余談ですが、ただのヒラ社員が会社の冷蔵庫に残っていたケーキを勝手に自分のものと思って食べた(しかも朝から??) とか、どんな昭和ののどかな会社なんでしょう。 出勤してすぐケーキ食べるなんてありえないし・・・現実感なさすぎです。 こういう風に書いておけば現代の若いお気楽OLっぽいんじゃね?みたいなのがミエミエでぞわぞわしました。 | ||||
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低い評価が多い印象で、確かに今までの湊さんの著書からしたら、後半にかけての盛り上がりには欠けていたかな、という印象でした。 しかし、ネット社会での個人情報流出の簡易さ・危うさや、それを通して作られていく歪められた人物像。 自身が感じていた、記憶していた自分という人間を、周囲(それも身近な人たち)からの先入観ありきの様々な言われように、1人の人間の自我もまた歪められていく。 ミステリー、サスペンスとは違いますが、日常でも起こりうるこうした情報操作・人の噂話というものに、『ペンは剣より強い』という格言を思い起こさせられました。 | ||||
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一番「理不尽だ」と感じたのは、「自分が発見される前に真犯人が捕まってしまった為、どこにも『釈明』する機会がないであろう」事だった。 取材に応じた相手に対面しても「大変だったね」と言われるだけで、後は話題にするのを封じられてしまうであろう。 という部分。 典子に対し「ざまあみろ」ではなく「気の毒」だと思える程に善良なのになあ。 ここで「彼女が哀れで」ではなく「気の毒」という言葉を使ってるのがすごく「美姫」という人となりを現してる気がした。 「資料」をばっきり巻末にまとめちゃってるのが、なんとなしに笑った。 | ||||
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まさしく悪意と集団心理 そしてそれを煽るマスコミ・・・ 犯罪の容疑者になるというのはこういうことなんだろうなと ミステリーといえばミステリーなんだろうけど 人間の俗悪さがなんとも気持ち悪くリアルに描かれてました | ||||
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井上真央主演で、映画化されていますが キャスティングがあっていると思います 湊かなえはドロドロした、人間心理が多く、後味の悪さが残る作品が多いですが 比較的これは展開が早くて読みやすいです 通信化粧品会社白雪石鹸大当たりで、通販売上1位にまでなるほど 会社の人間関係のドロドロと、嫉妬渦巻く人間関係が克明に描かれています 美人OL 三木 典子が殺される惨殺、死体 となり発見される 犯人は,里沙子なのだが、いろいろ、動機に不明な点がおおい ライターの、赤星雄二がよかったです 湊さんの作品の中では1番面白いです。 | ||||
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