■スポンサードリンク
白ゆき姫殺人事件
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
白ゆき姫殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.98pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全183件 161~180 9/10ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この小説の見所、あるいはポイントは関連資料。これをどう解釈し、捉えるかでこの小説の好き嫌いが分かれる気がします。 今の所のレビューを拝見すると、私が感じている以上に低い。 正直、私は小説を読み、評価する身としてはまだまだ未熟者。今の世の中で、湊さんの人間の『負』をテーマとした作風がうけないのは、仕方のない事だとも思う。 でも、こんな小説に対してほとんど初心者である私でもスラスラと読める、読ませる、読みたいと思わせてくれる湊さんは、とても凄い作家さんだなと思う。 湊さんは、これからも様々な世間からの賛否両論を受けていくと思う。 でも物語というよりは『本』を読むという事の楽しさを教えてくれた湊さんには、私は感謝したい。これからも、世間からのどんな反応にも負けずに頑張って欲しいと思う。 あまりこの小説の内容に関しては私としては、とにかくスラスラと読む事ができて良かった。そして面白かった。 たった一つ、意見的な事を述べておくならば、各章に合わせてある関連資料。それをその関係していく章の終わり終わりに区切るように載せれば、まだ読者の方々からの評価も上がっていく様に思う。 もしこちらの小説が文庫化された時には、その方がきっと、この小説の面白さが伝わっていくと思う。 でも例えこの単行本の形式のままで文庫化となったとしても、私はきっと必ず購入すると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
湊かなえさんの作品は、読み始めたら夜遅くまで止められない作品が多かったのですが、この作品は随分時間が掛かりました。それに途中に入っているツイッターのまとめや新聞記事をちらっとのぞいていたら、そのまま真犯人の書いているところまで読んでしましました。そのため早いうちに犯人が分かったので、面白くなったのでしょうが・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
理解力の薄い私は2回読まないと理解できない。1章読んだら巻末の資料へ。。。が面倒だった。どうして1章ごとに入れなかったんだろうか。最後だけ先に読んでしまったら簡単に犯人が分かってしまい楽しさ半減。 容疑者に仕立てられた城野さん中心に話は進んでいきますが犯人は別の人。動機がいまいちでメッタ刺しにしなくてはならなかった心の闇がよくわからなくて、何かすっきりしない話だった。。。でも読んでしまう湊作品。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一世を風靡した作品、「告白」。新しい切り口の小説で、私としてもすごく好きな作品でした。 その後、「少女」を読み、あれ?と思い。「贖罪」を読み、確信に至り。でも湊さんの本は贖罪のように装丁がすごく綺麗で、一度話題になった作家という事もあり、「白ゆき姫殺人事件」もつい読んでしまいました。 結論。失敗。 物凄くつまらないわけではありません。しかし、湊かなえさんはもう何冊も本を出しましたが、どれ一つとしてデビュー作の告白を超えられていないのです。 初めの一人のある女性だけのセリフの章には「おっ?」と思わせられました。その後も会話文だけなのですらすら読ませられました。 しかし、期待させたわりにラストが面白くなかったというか…。ラストのさわりの一部は途中でよめてしまう。犯人に関しては面白いけど、どこがどんでん返しの驚きが足りない。展開としては面白いのに、見せ方が悪かったのか…。 この小説ではツイッターや新聞記事やブログを本当にそのページのようにして載せていますが、それも魅せ方に工夫が足りないように感じました。こういうものを載せるという発想は面白いけど、このブログなどによって明かされるもの、同時進行の背景であり物語の裏側はそこまで面白くはありません。 本当に面白い作家には代表作は一つではないはずです。告白レベルのものが書けるまでは湊さんはもう書かなくていいし、こちらも読まなくていいのでは。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーは普段全く読まないのだが、 湊かなえさんは別。 湊さんのお話の登場人物はみんな 憎しみとか妬みとか、大なり小なり誰もが持つ感情をちゃんと持っている、 至極人間らしい人々だ。 普段はうまく隠して生活しているが、人間という生き物はこの手の話が大好物である。 一つの事件を発端に、ここぞとばかりに騒ぎだす登場人物たち。 ささいな出来事を、すでに出ている「犯人」というただひとつの答えに結びつけるために 記憶の中の「妄想」を「事実」にしてしまう。 罪悪感など一切なく、むしろ自分の中の正義に忠実に。 「自分はそんなふうには絶対ならない」 と思っていたとしても、「そんなふう」の境界線は 自分の足下のすぐ際に引かれており、 ふとしたきっかけでどうなるかなど本人でさえもわからない。 しかも、質の悪いことに 「そんなふう」な人々は、自分が「そんなふう」 であることに全く気付いていない。 自分の中の正義とは、案外当てにならないもののようである。 「そんなふう」な人たちがたくさん登場するこの小説、 作品としてはもちろん、未来の自分への警鐘として じっくり読んでみるのもいいかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
殺された三木典子の、いやらしさが全然伝わらない。チケットのことにしても、セレクトショップのことにしても、女の世界ではままある程度。 その上、犯人が殺した手口の残忍さに、動機がついていけていない。 内容もページ数も薄ーい本。勿体無いけど、中古本屋にたたき売り。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この方の最初の作品が一番面白かったです。『告白』はかなりのめり込んで読みました。読んだ後も面白いなぁと思えた作品だったのに、2作目、3作目とだんだん物足りなくなりました。この作品は表紙につられて買いましたが、やっぱり物足りない。今までの作品の中でも最低かもしれません。他の作品もそうですが、結末の説明が少なすぎて消化不良になります。結局、どういう事だったの?!というモヤモヤが晴れません。 一人一人の話から物語が構成されているのは面白いですが、矛盾した話の場合、最後に種明かしが欲しいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
二人称形式での文章は、いつもの湊かなえらしくあり、とても読みやすく一気に読破したくなるところは、期待通りだったが、物語の構成が、殺人事件に関するインタビューが前半を、殺人事件に関する関連資料(掲載週刊誌、ブログ、新聞記事等)を後半にしたところが、実験的な試みだと思った。賛否両論あるだろうが、個人的にはまあまあ楽しんでよめた。 ただし、動機の描写、人物像の描写が少なく、ミステリーとしての読みごたえはない。この本は、殺人事件の容疑者の人物像を取材を通じて浮き彫りにしていく過程で、取材される者の自己顕示欲、人を見下げる卑劣さ、そして容疑者自身の自己評価の危うさ(良くも悪くも自己中心的な評価)に主眼がおかれたもののように感じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小説とはいかに行間を読ませるものであると私は思う。 その作者でしか出せない複雑であいまいでいてそれでいて明瞭な世界を堪能することが小説を読む意義といえるだろう。 それを期待している読者にとっては結末を〇イッターをモチーフにしたマンマローというSNSで表現するのはいきなりデジタルを持ちだされても面喰らうどころか違和感を通り越して嫌悪感すら感じるだろう。他の人の感想で読みにくいとあるのはもしかしたらそういうことかもしれない。 ハードウェアーがいくらデジタル化してもいいがソフトまでデジタル化したらダメだろうと。 ネット上のコメントの意見はどうしてもデジタルになってしまう特徴がある。0か1、黒か白か、賛成か反対か。 私ごとだがそれがなんとなくわかってきたので〇イッターはやめてしまった。 本作品でも主人公を犯人と煽り立てるスレッドと主人公が犯人ではないと擁護するスレッドが立つがどちらも主人公を追い詰めていくのはデジタル社会の功罪を表しているといえよう。 文学にデジタルを取り入れたのは斬新かもしれないが、これは今だけ通用するやり方だろう。 この原作者はパイオニアとはいえるかもしれないが、この先もっと洗練したやり方で文学にデジタルを取り入れる作家が出てくるかもしれない。 しかし、私は文学はいつまでもアナログであってほしいと願う。 二元論の文学など読む価値もない。 決して同じものなど存在しない「個」こそ、我々の読みたいものだと私は思うからだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
その美貌ゆえに一目置かれる三木典子は、日の出化粧品のOL。 ある日、雑木林の中でナイフでメッタ刺しにされ、殺されて いるのが発見された。 重要参考人の女性の同僚や上司、後輩、学生時代の友人などの 証言によって次第に“犯人像”が作り上げられてゆく。 犯人と決め付け、些細なことを取り上げて悪く言ったり、ただ 自分を守ろうとして悪し様にいう証言が多い。 もっと、彼女を誉めてやっている証言があっても良いんじゃないか? 被害者の人物像も描写が少なくて、いまひとつ頭の中で描けない。 巻末の資料でまとめずに、本文の中でしっかり描いて欲しい。 読み終わった後で、いちいち資料は読まない。 もちろん、途中でも。 わたしの考えが古いのかな? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんでこんなに評価が低いのかしら? 後段部分については評価が分かれるところだろうが、リアリティ自体はあまりない (はっきり言ってこんなまとまりの良い掲示板があるわけない)ものの、 読者に対する見せ方としてはよくできているし、あまりに唐突なエンディングにもうまくオチをつけたものだ。 そりゃ「告白」と比べれば多少は落ちるかもしれないが、いつまでもデビュー作に 引きずられた評価しか受けられない作者も気の毒だし、今回の新たな試みには拍手を送りたい。 昨年は推協賞もとったことであるし、この作家の懐はまだまだ深いものがあると思う。 今後も長く付き合っていくつもりである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初から最後まで、ただただ疲れた。 ずーっと語り口調で一方的。 もう二度とこの人の本は買わないと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初の方の作品に比べると作品の質がどんどん落ちてきていると思います。この作品は全然おもしろくなく最悪です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
化粧品会社に勤務するOLが惨殺される事件が起こった。疑いを持たれているのは、同じ会社に勤務する同期の女性である。 この事件に興味を持ったフリーライターが取材をはじめる・・・同僚、同級生、地域住民等から、疑惑の女性の人物像が語られてゆく。 ところが、それがネット、週刊誌などで話題になって・・・。噂が噂を呼び〜増幅されながら・・・勝手に彼女の印象が人々に形成されてゆく。 自分のことを他人が如何思い、別の他人にどう喋っているのか・・・ある恐怖にも似た感情が伝わってくる。 噂が噂を呼ぶ、情報社会の恐ろしさをかいま見るミステリー。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ネタバレかもしれません。 何故文芸系の作品(文芸作品とは言いたくない)でインターネットを扱うと、 ネット=推論がまかり通り曲がった正義感の暴走というネタばかりになるのでしょう。 決してそれだけではないと思うのですが、有名になると一般人の意見は所詮そんなもんですかね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これはまた・・・作者の本は全部読んでおり,別の作品もレビューさせてもらってるがそこで「もう買わない」と言ってたはずだが性懲りも無く買って読んでしまった。 どうせまたガッカリするんだろうな・・・という予想を大幅に上回って駄目な作品だった。 美女が猟奇的に殺され,(まるで女学校のような)会社で起こる不可解な連続盗難事件が絡み合い,各自の憶測,推理が飛び交い・・・お,女子むき出しで今回は良さそうだな,と期待するも束の間,起伏も乏しくページが過ぎ,ついに前衛的?で斬新??なツイッターとか新聞記事になり終わる。この最後のツイッターとか新聞記事だが読むのがやたら面倒くさい。 でも読んだらこの作品の真価が現れるに違いない,と思い我慢して読んでもなんてことないのでビックリする。なんのためぇぇ〜〜もはやミステリーにすらなっていない。 湊かなえはかなりの実力者だ。貶したくて貶してるわけではない。女子校の学級委員的な文章も非常に味わいがあって面白い。ただもうネタ切れなのだ。「告白」は最高だったいや「贖罪」までは良かったなどと言っていても仕方ない。 書き続けないと不安なのかもしれないが一旦ここは筆を最低1年置いて感性を熟成させて欲しい。私はもうしばらくは買わない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み終わった後のもやもや感がハンパないです。 でってゆー…みたいな。 定価で買って損をした気分です(';ω;`) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初は面白かったけど、途中からtwitterの画面仕様のページが何ページも続いた次には 新聞仕様のページが出てきたりしてとても読みづらいと感じました。 話も尻つぼみですし、あまりの読みにくさに最後のtwitterの羅列はほぼ読みませんでした。 いろいろ実験したんでしょうけど、ハードカバーを定価で買ってしまって後悔。でした。 300円くらいで買ってたら満足していた可能性はあります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書はミステリーの謎解きと言う感じでは無く、臨場感のあるエンターテイメント小説に仕上がっている。話は容疑者の周りの人間のインタビューと手紙、ネットの投稿を中心に進むが、インタビュー自体にリアリティが感じられ、なかなか面白い。 容疑者に悪意のあるもの、逆に強く擁護するもの、もっともらしい話など、それぞれにリアリティがあるが、殆どの読者は、インタビューの話を真に受けて、最後まで作者に騙されるだろう。ただ、最後まで一気に読み進めたが、結末の謎解きの説明がやや不足しており、欲求不満を感じる。小説自体にもリアリティが感じられ、女性のいじめとは巧妙で近くに居ても仲がよいだけだと勘違いするだろうと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『告白』が面白かったから読んだけど、期待はずれ。 関連資料みながら読める人には面白いかも。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!