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鴨川ホルモー
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鴨川ホルモーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全229件 81~100 5/12ページ
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女の子には積極的になれない主人公 なぜか主人公に惚れている眼鏡っ子(眼鏡をとると可愛い) 個性的な友人 嫌みなライバル そして主人公は知らないうちに能力バトルの世界に巻き込まれていく… 王道です。少年漫画やラノベの王道。 面白くないわけではないのですが、ありふれてるので星3つ。 | ||||
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面白い!面白いんだけど、ネタバレせずにどう面白いかは、説明の仕様がない。 これは内容に先入観なく読み始めて欲しい。 読み進められなかったら、合わなかったと諦めて欲しい。 それだけの独特な世界観があります。 ジャンルも特定しにくい。 どうなるかと先が気になって読み急ぐ感じはミステリー?サスペンス? 立派な青春小説でもあるし、ある「モノ」たちが登場するのでファンタジーにも分類できるような・・・ この本の紹介文にあるように「前代未聞の娯楽小説」としか言いようがない。 とにもかくにも、読めば分かる。 いや、本読みならば、一度はこの世界観に触れるべきだ。うん。 | ||||
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プリンセストヨトミの世界観に呑まれ、こちらも拝読しました。 またもや、通常の思考では想像かつ予測できないストーリー。 脳の使われていない部分を駆使して読み進む。 青春ストーリーとして素晴らしい作品です。 | ||||
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奇抜なアイデアに眼を奪われがちですが、物語の構成も良く考えられており、ほとんど文句のつけようがありません。 大真面目で大げさな描写がかもし出す独特のユーモアもすぐれていて、大仰な舞台設定やばかばかしくも笑えるエピソードなど、小説好きであれば十分に物語の面白さを堪能できるでしょう。 一方、この作品にリアリティをもとめたらまったく駄目で、ホラ話をホラと知った上で読むことが読者にも求められています。 | ||||
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残念ながら、京都の舞台がなんとなくつかめず、またホルモーという鬼の試合も描き方が曖昧でよくわかりませんでした。結果、前半読んで、1ヶ月くらいスパンがあき、今日、後半を頑張って読み切ったものの、最後までホルモーの何がよかったのかわからなかったです。ただ、自分の学生時代の甘酸っぱさや、遊びの懐かしさは感じましたが…。それくらいです。酷評すみません。 | ||||
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一言でいえば、あやかしモノと学園モノが融合したような作品というべきか。 読みながら京都で過ごした学生生活の楽しさが記憶に鮮明に蘇ってきて、ついつい時間を忘れて読みふけってしまった。表紙の絵は、四条通だと思うが、ビートルズの「アビー・ロード」のパロディになっていて面白い。 この作者の「鹿男あをによし」も面白かった。どちらもストーリーは荒唐無稽だけれど、リアリティが感じられる。私見だが、京都・奈良のような伝説伝承の多い古い土地は、場所自体が何らかのエネルギーを持っていて、土地の様子を丹念に書きこむ中で、作品を通して湧き出してくるような気がする。 | ||||
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『鹿男あをによし』を面白く読ましてもらったので、この本もかなりの期待をもって手にしたのですが、期待値ハードルが高すぎたのせいなのか、、、それほど面白いとは感じませんでした。 その理由は以下3つの通り '@式神と鬼を使ったゲームの中途半端さ 'A京都の学生ネタが内輪うけネタ 'B文章表現が少し稚劣 一部「ボンちゃん」や「鼻」の美女など、、クスクス笑える筆者独特のギャグセンスは評価するので ★2つとします。 | ||||
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さすがに評判を裏切らない快(怪)作です。そして名作がはらんでいる、何とも説明のつかない快い混沌感に満ちています。 京都を舞台に、四つの大学の選ばれた学生たちが、鬼(式神)を指揮してホルモーという試合を戦いあうという、あらすじだけきけばオカルト小説かと思われる設定ですが、超自然なものと、ふつうに自然なもの(現代の学生たちの青春生活)がまったく違和感なく溶け合い、両方があわさって「ほんとうの現実」ができているのだ、という、いわばマジックリアリズムな感触に満ちています。 違和感なく溶け合っている理由は、若者特有のなまなましいエネルギーが、本人にも説明のつかないままにあふれ出す、その形象が「茶巾しぼり」を顔につけたような異様な小鬼の群れだというのは、まさに穿ったイメージと思えるからです。そして、彼らを操るすさまじい鬼語も、読めば吹きだしてしまうような言葉の連なりながら、肉体エネルギーそのものの爆発だと感じられます。 ことに印象的なエピソードは、男子学生だけが神社で鬼の支配権の引き継ぎをする場面です。冬のさなか、大昔のCMを羅列したような歌を絶叫し、みんなが全裸になって踊り狂います。常識的な昼の世界(意識界)から見れば青二才の蛮行であり、神話の夜の世界(無意識界)からみれば正当な性の饗宴(オルギー)です。 若さとはこの二つの世界にわたって広がる力なのだ、と痛切に納得させられます。 主人公は失恋の痛手すなわち私怨から、このホルモー試合の様式を変えてしまい、結果、自分の団体(京大青竜会)を分裂させます。そうすると、小鬼たちは彼には制御できぬ動きを始め、毎晩何かを襲って殺しはじめます。 このあたりもえたいのしれない若さのエネルギーの無意識面(性的側面の狂暴さ)を見るような思いがします。 けっきょく彼は別の女子学生に告白され、立ち直ってゆく段階で、ホルモーを征し、この会の会長になります。 失恋と新たな恋、成長という、若者らしい普通のエピソードの背後にあるもの、すなわち目に見えないどろどろとした生のエネルギー模様を可視化したのが、このホルモー合戦だったのではないでしょうか。(念のため、全体は関西弁のユーモアにくるまれ、陰惨なテイストはなく、強壮な笑いに満ちています)。 目に見えないものを見えるようにしてくれるのが文学だとしたら、これは文学どまんなかの作品だと思います。 | ||||
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あかん。相性が悪いのか全く読み進むことができませんでした。極前半でギブアップ。 「さあ、これから面白くなりそうだ」という期待感がもてませんでした。 京都に疎いのも原因かも。 鹿男も買ってあるけど・・・ | ||||
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鴨川ホルモー?!あぁなんかちょっと前に映画やってたな。そんな思いで買いました。自分は京都には住んだ事はないのですが、大学生の時にデートしたり、京都に友達多かったので、結構知っていました。作品は京都が舞台でして、観光名所や定番の場所がずらりと出てきて、懐かしい気分になりました。あぁここにも行ったよなーとか気持ちでは10年前の大学生になった気分で読んでました。京都のガイドブックを横にこの本を読むと、京都行ったことない人でも更に楽しめると思いますよ。内容がテンポよく一気によんでしまいました。読み終わった時は、ホルモー!と叫びたくなりました(笑)作品読んで、久しぶりに京都に行って見たくなりました。もしかしたら何処からかホルモー!と聞こえて来るのを期待して。 | ||||
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「プリンセス・トヨトミ」があまりおもしろくなくて、万城目さんとは相性が悪いのかな、もう読むのよそうかなと思ったのですが、ファンの方に「鴨川ホルモー」はおもしろいと勧められて、ダメ元で読んでみました。おもしろかったです! 「プリンセス・トヨトミ」と違って文章も濃厚で、登場人物の一人一人も、情景も、くっきりと思い描けるほど丁寧に、思い入れたっぷりに書かれていて、この作家ならファンになるなと納得しました。青春のほろ苦さというか、酸っぱさ、甘さみたいなものも存分に味わえて、不思議な生き物たちの不思議な戦いにも夢中になれて、最初から最後まで惹かれつづけました。読んでよかったです。 | ||||
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還暦を迎えた私ではありますが、最近若い人気作家の作品をよく読んでいます。文体がいきいきしているし、発想がユニークで、気分が若くなります。 この作品も以前から書店で目にしていて、「ホルモン」ではなく「ホルモー」とは一体何だろうと思っていました。今回読んでみてその奇想天外な発想と、本人自身の学生生活をベースにしたと思われる舞台設定のリアルさとの融合が何ともいえない持ち味をかもし出していると感じました。 「陰陽師」など安倍清明ものをベースに、魔界にひそむオニの様子を実に楽しく、エネルギッシュに描きながら、サークル仲間の青春像を爽やかに表現しています。 | ||||
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最初はよく分からなくて理解するまで大変でした!あまりにリアリティあふれる日常描写だから青春物語と思いきや突如現れるオニに頭がおいつかない(^w^) だけど、おもしろすぎてどんどん読み過ぎて、最後までよんでしまいました ( ̄∀ ̄)! 渡辺さんこんな感じでどうでしょうか? | ||||
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一般人には見えない小さな鬼と契約して大学生活を送る物語。 展開が早く、どんどん読み進んでしまった。 現実から離れすぎてうまく噛み砕けなかった部分もある。 主人公の論理的な言いまわしがいい味を出していた。 何となく先が読めた所が残念。漫画にもできそうである。 | ||||
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万城目学の他の作品が面白かったので、この本も手に取ってみました。危うい危うい。 こんなに楽しめる小説を、読む事なく死ぬところでした。鴨川ホルモーでは、触手は伸びづらいと思うのですが…。内容としては、少々粗い笑いのセンスも突飛な設定、フェチな性癖も、思わずニヤリとしてしまいました。そして、小説の後半明らかにされるホルモーの真実(語り手の推察ですが)。真面目に語るそれすら馬鹿馬鹿しい。オチに至る展開は想像しやすく、予定調和が嫌いな方には向かないかもしれません。ただ、あまり先読みはせずにエンタメとして楽しめる方にはイイ作品だと思います。 | ||||
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本書のタイトルを見た時に鴨川で浮かんだのは京都ではなく、千葉県房総半島の鴨川(シーワールド) 関東地方に住んでいる人は私と同じような勘違いは多いのではないかと・・・。 話の中身は“SF”“幻想”系で、深刻な状況も出てくるのに、一切の緊迫感なしの 脱力系お笑い青春小説。 非日常と日常がゴッチャになっていながら、違和感を感じさせないところが良いです。 飄々としていながらも、適度に盛り上っての大団円になるので、最後まで楽しめました。 途中ホントにアホだなと思ったのはレナウン娘のくだり。 京大に入れる学力は残念ながら無かったけれど、京都で大学生活を送れたら、さぞ楽し かっただろうにと羨ましくなりました。 先に京都を舞台に小説を書いている森見登美彦さんのファンからは評判良くないよう ですが、私は森見さんも万城目さんも両方好きです。 | ||||
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ホルモーとは一体何だろう? タイトルから物語の内容は絶対 想像がつかない。 しかし読み進めるにつれホルモーの 意味も分かり(完全には理解できないが……) 物語の不思議な魅力にハマっていました。 主人公の阿部は同級生の高村と二人で サークルの勧誘ビラをもらう。 新歓コンパも兼ねていて飯につられた阿部は サークルの詳細も語られないまま メンバーになっていく。 そして先輩から語られたサークルの真の内容とは 式神を使った四大学対抗のバトルであった。 青春物語の中にファンタジーな設定がうまく 調和され不思議な空気を纏った物語です。 式神も愛嬌が感じられて可愛いです。 読み終えた後、一度は叫びたくなりますよね。 ホルモォォォー! | ||||
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鹿男あをによしよりは遥かに面白かったです。 一気に読了できたし。 しかし、ホルモーを行う前迄が面白かったかな、と言うか(つまり前半)。 肝心のバトルは薄いなと言うか、 非日常を差し置いて結局主人公は恋だ嫉妬だごく日常に没頭してるなと言った印象。 そこが受けてるのかとは思いますが。 聖闘士星矢でいうならば(え) 星矢が聖衣はどうやって手に入れられるか、聖衣とはどういうものなのか、女神がどういう位置付けなのかといった設定ばかりが描かれていて、 バトルに費やすページ少なっ…といった印象。 でも続編も買おうかなあと思います。 | ||||
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本書は万城目学氏による第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞作。 若き大学生達が「ホルモー」なる謎の伝統競技に挑む青春物語。 舞台は京都。主人公は京大生の安倍(鼻フェチ)。 彼を中心に男女混成メンバー10名にて形成されるサークル「京大青竜会」。 同じく京都にキャンパスを構える他の三大学を交えて「ホルモー」は繰り広げられる。 さらに恋愛の要素をプラスしつつ、ストーリーは展開する。 中盤あたりまでは「で、ホルモーってなんだ?」といった感じで引きこまれる。 そして読み進めるにつれ、徐々にベールは剥がされてゆく。 これが本当に徐々に小出しにされる。やり方がズルイが、すごく上手い。 中盤以降でそれが明らかになるが、その後は恋愛絡みに話が進み、これまた引き続き目が離せない。 また、チョンマゲの高村、凡ちゃんこと楠木ふみ、安倍が目の敵にする芦屋、先輩であるスガ氏など、中心となるキャラクターは、いずれも個性的で活き活きとしている。 読んでいて気持ちよい。 特に、ストーリー上での凡ちゃんの「出し方」がとてもいい。 前半では早良京子の陰に隠れて目立たないものの、後半で本領を発揮する。 とにかく申し分の無いエンターテイメントなので、読んでみるといい。 きっと取り憑かれたように読み切ってしまうだろう。 | ||||
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面白い。 京都の大學に入った主人公が、謎のサークルに入り、ホルモーという謎の競技 をやることになります。 いったいどうやったら、こんな、ホルモーなんて、みょうちきりんな言葉を 思いつくんでしょう。 しかも、競技するのが、「オニ」だなんて。 しかもしかも、そのオニの顔が○○(未読の人のためにあえて伏字にします。)だなんて。 空想上の生き物が、空想上の戦いを行なう。その戦闘シーンがあまりに リアルで、私の頭の中に、○○の顔をしたオニたちが、レーズン(!)を食べながら 闘っている姿が、くっきりと浮かびあがりました。 女性二人が補給係という設定がちょっと気にいらなかったのですが、 その内一人は、後半、大活躍してくれます。 楽しめる一冊でした。 | ||||
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