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鴨川ホルモー
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鴨川ホルモーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全229件 181~200 10/12ページ
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「鹿男あをによし」ドラマ化で作家をチェックしてみたところ、評価の高かったこちらをチョイス。 ストーリーがダメなのか、文章がダメなのか...。 私の好みではありませんでした。 | ||||
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鹿男あをによしを読んでからこちらを読みました。話が序盤からつかめない分、 意図して作者が書かないようにしているんだろうけど、面白くなるまでに 1/4くらい読まなきゃいけない気がしました。そこが★1つ減。 まぁ、鹿男も面白かったし、がんばって読めばそのうち面白くなると…。 著者の誰しもが感じたことのある恋愛的な描写がとてもよかったように思います。 フィクションと、現実の微妙なバランスがいつも素晴らしいなぁと思う作品でした。 京都の大学生の心もちもいろいろ書かれていて面白いですね。 | ||||
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大学って、同じような人が抽出されて入っているんだろうけど、全国各地から集まってくるし人数も多いので、なんとなく知ってるけど、詳しく知らない人が多くて、青龍会みたいなサークルが密かに受け継がれていたとしてもおかしくないような気がするから不思議…。しかも京都という場所ならなおさらでしょうか…。 京都であやしい動きをしている若者たちがいたら、この話思い出して笑ってしまいそう…。 | ||||
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読み始めて数ページで、主人公が気に入ってしまいました。 こんなことあんまりないことなので、一気に読んでしまいました。 もちろん中身も最後までおもしろいです。 特に今まで京都に住んだことのある人には、さらにお勧め。 もちろん京都なんて修学旅行で行っただけって人にもお勧めです。 | ||||
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読後の評価がずいぶん賛否両論に分かれているようですが、個人的には、メチャクチャオモシロかったです。帯に書いてあった、どっかの著名人のコメント「所々で、爆笑した」に惹かれて購入し、読んでみて・・・所々で、爆笑しました(笑)。 | ||||
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話自体は面白い。プロットは相当面白いのだと思う。 けれどいかんせん文章が下手すぎる……。 特に会話文がひどく、いちいち現実世界に引き戻されて、素直に本の世界に入り込むことができない。 今後の作品には期待しますが、この作品はオススメしません。 この雰囲気の本をお探しの人は森見登美彦を読んでみてはいかがでしょう。 (逆の場合は当てはまりませんが、、、) | ||||
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読み始めは失敗したかな〜って思いましたが、 読み進めていくうちにどんどん引き込まれていき面白く読めました。 | ||||
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あまり深く考えずにさらりと読むなら楽しいかも。 着想は面白いのだけど、「ホルモー」も人間関係も中途半端な描写に終わっている気がします。 高村くんや凡ちゃんの性格も一貫してなくて、おはなしのための行き当たりばったりの言動をさせてるみたいで…。(もちろん高村くんが「罰」の影響で変わったこととは別です) 「黙れ、安倍」で去るような凡ちゃんは最後までその手の表現が不器用な人であって欲しいです。 バカバカしさを楽しむお話で、細かいことをつついてもしかたないけれど、 読んでいて「ん?」と止まってしまったところもあります。 吉田神社の儀式で、先輩たちが「春」で脱いだ服を放り投げる踊りを見て緊張の糸が切れ、追従するわけだけれども、見てから参加するんじゃ「春」で一緒に脱ぐことはできないですよね。かなり早い段階で気持ちが参加してないと…。 だったら「見よう見まねで倣え」と言われていたからおっかなびっくり最初からついていこうとしたとか、1回生の服も3枚にさせておいて「夏」に入るときにはつい参加してしまったかのような書き方のほうが、気持ちの流れが不自然じゃないのではないでしょうか。 わたしは主人公の心理とか表情とかを考えながら、ビジュアル化して物語を読むタイプなので、あの文章の綴り方だと、「春」の短い時間(あの歌、歌うとほんとに短いし)のどこらへんで入りこめるのか、臨場感を持って読むことができませんでした。 説明と心理描写の混ぜ込み方がうまくない作家だと思います。 服4枚、とか、わざわざ具体的に数値を出さなければ気にせずに読めるのに、そのことがかえって非整合性に目を向けさせてしまいます。 「ホルモー」の歴史についてもそうです。京大・立命館大のようにどの大学も五百代続いているのでしょうか。京都産業大学は設立されて40数年。50年前のホルモーにも参加できなかったはずです。元来は違う団体で行われていた、などの説明がない以上、無理を生じる数値は挙げるべきではないのでは? 荒唐無稽さを楽しむお話ではありましょうが、実在の大学を設定に借りるならば、物語の設定もそれなりの信憑性を感じられるくらい作り込んで欲しいです。 文句を書いてしまいましたが、軽く楽しむのにはおすすめです。 オニの顔はかわいい! | ||||
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が、評価は分かれるところ。 確かに読みやすい文章ではあるが、文章や描写に粗さが目立つ。 鬼を操って戦うという「ホルモー」というゲームには惹かれるところがあるものの、 肝心のストーリーの展開や収束が残念ながら、「そのパターンか」「あーやっぱりな」と思ってしまうほど、さして斬新なものでもない。 とはいうものの、全体としてはすっきりと話がまとまっており、手軽に楽しめる作品じゃないかと思う。 ややこしい言葉をこねくり回したような、森見登見彦のようなテイストが口に合わない方にお勧めかもしれません。 | ||||
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説明してしまうと「ホルモー」とは、 大学生のグループが人間の言葉ではない奇怪な言葉で、 その言葉を習得した者にしか見ることのできない式神のような鬼のようなモノを操り、 他の大学のグループと対戦していくゲームのこと。 次々と判明していくホルモーの真実に飲み込まれていく学生たちの苦悩には笑えるし、 勝負の終了を意味する絶叫のシーンは想像するだけで噴き出してしまいそう。 面白いのよ、でもなぜか完璧にはノレない。 おそらく内容はそのままに、 削る部分は削り、加筆する部分は加筆する。 この作業がもっと必要なのかも。 ホルモーそのものではなく、 学生たちの人間関係にスポットの重きを当てているのもどうなのか・・・。 この競技の奇怪さ、くだらなさをもっと丁寧に描いてくれればなぁ。 もっと手に汗握る感じがほしいっ! さらに、この人の不幸は同世代の作家に森見登美彦がいたことにもある。 京都を舞台に、京大生たちの奇想天外な物語を描くという点でどうしても比べてしまう。 その結果やはり森見ほどのセンスはなく、 京都という地の持つ味を生かし切れていないのをはっきりと感じる。 森見との違いをはっきりとさせ、どんな方向へ変換していくかがこの人の今後の鍵。 今後も追いかけてみたい作家ではありますね。 | ||||
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本屋大賞6位というのもあり、文芸かと思って買ったのだけど、読み終わったあと、実はラノベじゃないかと思ってしまった。「ホルモー」というのは、万城目さんの造語らしく、魑魅魍魎か式神かというものを操って行う、対戦ゲームみたいなもので、読まないと正体が分からない。こんな造語をよくタイトルにしたなと思うのだが、手に取る人は、まず「鴨川」で引っかかってくるのかも知れない。私も、京都の話じゃないかと、ついつい惹かれて買ってしまった口で、読んだら思っていたような話ではなかったのだ。(面白くないと言う意味ではなくて、本編はとても面白いです。) 万城目さんがこの作品で作家デビューのきっかけとなったのが、ボイルドエッグズ新人賞なのだが、過去受賞の作品の表紙を見ると、萌え絵で、やっぱり系統的にラノベだろうと思ってしまうのだ。表紙は、石居麻耶氏のこんな絵だけど、これが萌え絵だったりすると、ラノベって言われるんだろうな。だが、この表紙のイラストは実は奥が深くて、物語を読み進まないと、イラストの意味が分からない。なんで、4人の男女が、青色の浴衣を着て京都の街を歩いているのか?しかも1人は、ちょんまげ姿なのだ。 万城目は「まきめ」と読むのだが、最初のうちは、「まんじょうめ」かと思い、クスリとしたものでした。本名なのか、「まんじょうめ」をわざと「まきめ」と読ませているのか? | ||||
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「鴨川ホルモー」 なんじゃこら、というタイトルに なんじゃこら、という表紙 見るごとに湧き出る興味 ホルモーの鬼が手にするのは凶器 鴨川ホルモーは、主人公が一体何を活動メインとするのかわからないサークルのビラをいもらったところから始まります 構成的には、そのサークルがなんなのか主人公達と同様に読み手も 気になって読み進めさせ そして、種明かし で、そこから盛り上がります 深くは書きませんが、ちょっとしたバトルがあります。 個人的にはもう少しバトル要素を追加してほしかったです。 特に凡ちゃんは吉田の諸葛孔明と言われているのに その知略が明記されたのは最後の戦いのみ 残念です。 がしかし、それを差し引いてもこの本は面白いです。 コミカルな設定に、コミカルなキャラクター そして主人公の儚い恋 バトル要素をもう少し付け加えてほしかったので、星一つ減らしますけれど、実質五つ☆みたいなものです。 | ||||
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万城目さんの文才がふんだんに盛り込まれた作品だと思います。非常にすらすらと読めました。 就職の際の履歴書にもまともに書けないようなサークルで戦争ごっこをやってる京都近辺の大学生のお話です。「鹿男」でファンになった方にも読みやすい本を探してるという方にもオススメの小説です! | ||||
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すべての始まりは、葵祭りのときだった・・・。大学入学から一ヶ月、 祭りのときに手渡されたビラを受け取ったのが運のつき。安部は否応なく 「ホルモー」の世界に足を踏み入れていた! 「ホルモー」とは何ぞや?読み手もしだいにその世界に足を踏み入れて いく。4つの大学で繰り広げられる戦い。果たしてその結末は?安部の 恋の行方は?内容は面白さ盛りだくさんのはずだが、いまいち読んでいて 楽しめなかった。「だからどうなの?」「だから何なのさ!」読みながら 常にそういう思いがあった。作者は結局何を言いたかったのか?読み手に 何を伝えたかったのか?筋が通ってないように感じる。どちらかというと 単なるドタバタ的なものだった。面白くてサクサク読める・・・・という 作品ではなかった。 | ||||
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やたら登場する細かい地名、情けない京大生男子、奇妙なサークル、 更に、もってまわった大仰な語り口から、森見登美彦のマガイモノのような 印象を抱きながら読み出しました。(しかも森見さんほど巧くない) 次第にそうした印象は薄れ、スピーディかつファンタジックに、 またある意味では予定調和的に盛り上がって行った後半は非常に楽しめました。 舞台の中心には非現実的なものの存在が跳ね回っているにもかかわらず、 主人公を含めたそれぞれの人物像や人間関係が「ああ、あるよなぁ」と 頷けるものだったし、「ホルモー」のシーンもなかなか見応えがあります。 さらっと読める作品なので一読の価値はあると思います。 | ||||
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舞台も京都内、大学内、アパート内、語り手の男子学生の心の声となんともすごい閉鎖空間で進んでいくのにこの自由さたるやいったい何なんでしょう!(笑) ついつい(?)真剣にひきこまれている自分に時々「でもホルモー…」と我に返る瞬間あり。 でもぐいぐいひきこまれていつのまにかホルモーをホルモーとして認識している私がいます。 すごい力を持ってますよ。ホルモー。 | ||||
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評判の作品だとは全く知りませんでした。その装丁が気に入ったことと、何だか分からぬが京大生のマヌケ話だろうと気軽に購入、即読了。結論から言えば大変面白かった。「ホルモー」とは何か、そしてこの「ホルモー」の実態に近づいていく展開が縦のラインで、「ホルモー」に絡む登場人物たちとのやりとりが横のラインです。簡単に思えて実は難しい「ホルモー」の説明は、うまく「俺」の口を通じて明らかになっていきます。このあたりは作者の上手い所。小爆発的に噴出したくなる場面やしみじみと可笑しい場面も、はしゃいだ筆致でないのところに好感が持てます。登場人物も良く、特に高村のキャラはいい味が出ています。そして意外にも「ありえない・おもしろ話」なのに、じんわり感動させる展開になります。相当に良い余韻を残す作品で、作者の他の作品にも手が伸びそうです。でもやっぱり、「凡ちゃん」最高!凡ちゃんに巡り会いたければ、この作品は必読です。 | ||||
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最高にバカバカしく、読んでるうちに“そこはかとない”可笑しさがこみ上げる娯楽小説! 式神(小鬼)を統率して行う対抗戦『ホルモー』の500代目を背負わされた京大生。 先輩から伝授される、伝統と称した いかにも意味ありげな儀式や作法が大爆笑!! 代替わりの儀式で、代々歌い継がれている曲は、超有名な「昔なつかしのCMソング」。 式神(小鬼)を操るために、半年以上かけて覚えさせられる鬼語は、 「ぐああいっぎうえぇ」といった嘔吐(えず)くような発音のものばかり。(笑) 意味もなく、根拠もなく、品もない・・・でも長年続けたがゆえに“重みある伝統”に。 これが、いかにも学生っぽくて微笑ましい。 大学時代って、社会の得にもならない&害にもならないバカバカしいことを、 “本気でやる”ためにある時間なんだ・・・とあらためて感じました。 それにしてもこの本は可笑しい!!後からこみ上げる具合が他に類のない一冊です。 | ||||
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2浪の果てに京都大学に入学した主人公:安部は,葵祭の牛車を引くエキストラの帰りに同じアルバイトをした高村と名乗る人物と偶然帰りを共にする。そこで『一緒にENJOYしませんか?京大青龍会』と書かれたビラを1組の男女から渡され,いかにも怪しいサークル勧誘にあう。これから共に『ホルモー』を戦い抜く運命にあるとは知らず・・・ ありえない話であるが,面白い。人によっては好き嫌いがあるかもしれないが,私は久々にとても面白い本に出会ったと思う。設定なども全くありえない訳ではない設定なので,読んでいく従い舞台が京都ということもあり,本当にある話であって欲しいと感じるようになってきた。2年の話で終わっているので,次の年の話も読みたいような,読みたくないような・・・しかし,『ホルモー』・・・う〜ん,いい響きである(!?) | ||||
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この「ホルモー」という聴きなれない言葉に、 タイトルを見た人は一瞬興味を覚えるのではなかろうか。 この「ホルモー」という言葉が意味不明(失礼)であることも事実。 一瞬興味を覚えるだけではなかなか手に取ってみようと思えないのではなかろうか。 そこを乗り越えて是非中を読んでもらいたい。 意外なほど面白いです。 ストーリー展開が上手なのでしょうか。 次が気になって気になって、ついつい読み薦めているうちにあっという間にラストという感じ。 | ||||
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