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鴨川ホルモー
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鴨川ホルモーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全229件 221~229 12/12ページ
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何ともあほっぽい大学生らしさがにじみ出てます。 まず、題がずるい。 アマゾンでおすすめされて、ふーんと思っていたのに ホルモーって響きが頭の中に住み着いてしまったので、思わず読んじゃったじゃないですか。 陰陽道なんかは出てくるけど 全体的にのんびりした話なので 「妖怪アパートの幽雅な日常」が好きな人には特にお勧め。 軽ーいし読みやすいですよ。 | ||||
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おそらくこの著者はスロースターターなのでしょう。前半は京都の歴史とかタイトルにある「ホルモー」の説明に終始して、少し退屈な印象を受けました。私は京都に住んだ経験があったので前半も面白く感じられる部分も多かったのですが…。 でも後半から面白くなってきます。というか急に勢いが出てくるのです。「青春」、「恋愛」、「友情」、「笑い」読んでいて心地よいキーワードが巧みに編みこまれていき、最後は綺麗にまとまります。読後感は爽快そのものでした。 でも間違っても感動を求めてはいけません。タイトルや表紙から想像できるようにこれは純粋な娯楽作品です。ハリウッドのB級映画を観る様な寛大な気持ちで読むことをお勧めします(笑) | ||||
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京都らしいといえば、京都らしい本である。 京大青竜会、京産大玄武組、立命館白虎隊、龍大フェニックスの4チームによる「式神」の戦い。 歴史・名跡を感じさせながら「ホルモー」の意味するものに迫っていく。 でも残念ながら、 ・スリルとサスペンスは・・・「ない!」。 ・前振りが長い。 ・魑魅魍魎は跋扈していない。 ・「恋」もあるが、浅い。 それでも、少し笑わせてくれる本である。 しかもこのような本ではめずらしく、誰も死なない(笑) 呪われている京都を知るには、いい本である(爆) | ||||
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紹介してくれた友達から太鼓判があったからかもしれないけど、 ちょっと期待はずれでした。 理由その1.マエフリが長く、ちょっとだれた 理由その2.ギャグが笑えなかった。。。 多分ここは笑うところだろうという場面が、めちゃめちゃ寒く感じられた。これは好みで分かれる部分だと思います。 理由その3.”魑魅魍魎は跋扈”しなかった もうちょっとその辺がフィーチャーされていると思ったんですけどね。 という感じです。いろいろ描かれてますが、つまるところは恋愛モノか、 って感じが残念。 | ||||
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最近テレビの文芸批評を見ていて心に引っかかったのがこの作品だ。 コメンテーターが自分にはこの筆者の年代にこれほどの作品を書ける自信は無いなどと、著者の万条目学に対して脱帽している姿が画面に映し出されているのを見たときに当初は「ふーん」くらいに流していたが、本屋でこの本を見かけるたびにコメンテーターの言葉がグルグルと頭の中をめぐり、ついには購入に至った次第である。 ここでみなさんに一つお願いがある、本屋でこの本を見かけた際には序文の4ページだけを読んでほしい。 そこにはある意味この本の面白さが濃縮還元されているといっても過言ではない。 なぜなら、何を隠そうこの私こそがその4ページに魅せられた張本人だからだ。 あの序文で語られた「ホルモー」が存在する光景には恥ずかしながら血沸き肉踊ってしまった。 だから皆さんにもう一度お願いしたい、いや、あえて助言したい、序文を読むべきだと。 己のホルモー適性値がすぐにわかる試金石がそにはあるのだから。 | ||||
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「ホルモー」って何のこと?と思いながら読みました。しかし、いつの間にか、その言葉の意味なんてどうでもよくなり、というか気にしなくなっている自分がいました。「青春」、「恋愛」、「友情」、「笑い」などなど読んでいて心地よいキーワードが編みこまれていて純粋に楽しめる作品でした。私も「匂い」を放つものになりたいと思わずにいられません。 | ||||
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よく通った喫茶店、木屋町の安居酒屋でのコンパ、自転車通学、「いか京」ファッションなど、学生時代を手に取るように思い出し、懐かしくなりました。唯一、携帯やメールで連絡を取り合うところが昔と違うところでしょうか。 特に意味なく何かに打ち込み、ときにはばか騒ぎ、あるいはメンバー同士でロマンス...ホルモーという変な競技(?)を描いてはいますが、大学青春小説として妙にリアルなものになっています。 読み終えた後、自分が学生時代を過ごした場所を、もう一度訪れてみようと思いました。 | ||||
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スロースターターだと思います。前半は京都の歴史とかタイトルにある「ホルモー」の説明に終始して、少し退屈な印象を受けるかもしれません。まあ、僕が京都に住んでいないってこともあって、ピンと来ないというのもありましたが。京都の人が読めば前半も面白く感じられるのかもしれません。 で、後半から面白くなってきます。中でもよかったのは楠木さんの主人公に対する恋心ですね・・!主人公は楠木とは違う、別の女の子に恋心を抱いているわけですが、その女の子とは色々ごたごたして決別してしまうんです。そんな主人公を心配に思って色々と行動する楠さんが良い。後半の雨に打たれた中での彼女の言動が最高でした。描き方うまいんですよね。 文章も新人とは思えないほどこなれていて凄いと思いました。文章の隙間に入るちょっとした小ネタもいい。笑いました。('-,_ω-`)プッ ただ、京都に馴染みがないと前半がきついかな、とは思いました。京都に少しでも関心があれば面白く読めるのかもしれませんが、特にコレといった思い入れのなかった僕は、前半の説明過多な文章に辟易してしまいました。ま、後半で盛り返してくれたからいいんですけど。 | ||||
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この本の内容を説明するのはなかなか難しい。 まずタイトルの「ホルモー」とは何なのか?誰もがこれまで見たことも聞いたこともないはずだ(いや、間違いなく無い)。 「ホルモー」を知らないのは物語の主人公も同様であり、「ホルモー」とは何なのかを知ることがこの本を読む目的でもある。読めば分る。 かといって、何の説明もなければレビューとは言えないので、一応一言で紹介すると、京都の街を舞台に繰り広げられる、4つの大学同士の対抗戦を背景にした恋愛青春コメディ。と、言ったところだろうか。その独創性はもちろんのこと、キャラの個性や心地よい伏線等々、小説としての重要なファクターに優れた逸品である。 一点個人的に残念なのはボリューム。一般的にはスッキリしたちょうど良い長さといえるのだが、人によっては物語の世界に入りこむと、「もっと味わっていたい」と短く思うかもしれない。私は後者だった。 読んだ者としては、面白かったからこそ、あえて「ホルモー」に関する説明は聞かずに、「ホルモーって一体何なんだ!?」という主人公と同じ視点で「ホルモー」を体験し、「ホルモー」を通じて深まる友情、そして「ホルモー」に導かれる恋の行方を味わってみてほしい。 | ||||
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