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ゴーグル男の怪
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ゴーグル男の怪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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イマイチ | ||||
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冒頭からゴーグル男による殺人事件が 発生。その容貌が描写され、怪奇なる犯人像を印象付ける。そして、主人公とおぼしき「ぼく」の登場だ。 幼い時に受けた男による暴行、住吉化研への入社、事故による被曝、被曝者の悲惨な容態などが描かれる。 まるで山道で案内板を悪戯されて彷徨うが如く、まったく間違った道に誘導される。そう、作者の手管に嵌ってしまったのだ。その上、暴行犯がスーパーの社長である棗田(なつめだ)だと判明。完全にゴーグル男は「ぼく」だと思い込まされる。 ところが事件はまったく違った様相を見せる。人間の果てしない欲望の果てに起きた惨劇・・・。 「ゴーグル男の怪」というタイトルそのものが、作者の仕掛けた罠だったと 読み終えてみるとわかる。 でも、性的暴行シーンやら、臨界事故の凄まじさ、また被害者のグロテスクなまでの活写など、一体何だったの?といった感は否めない。 | ||||
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殺人事件に関する伏線はちょっと浅いなあと思ったけど、「ぼく」視点でのストーリーは凄く深かったし、読んだ後暫く放心しました。特に臨界事故の部分はリアルだし、素人にも分かり易く書いてあったので読み易かったです。とにかく、その敷地内で幽霊が出るとか首吊った人が居るとかそういう描写が怖くて、被曝した人の姿とかも怖くてぞっとしてました。ただ読者が推理するように構成されていなかったのが残念です。最初の200pくらいで犯人は出てきて居なきゃいけないと思うので…。あと「ぼく」が性的暴行を受けるシーンとか、生々しくてなんというか…衝撃的だし、想像力が凄いものがあると思いましたが…。どうしてもそこに興味を持っていかせようとする姿勢が、あまり好きではありません。そういう描写を持ってきたら読むだろう、と言われているみたいで…。勿論動機になる部分ですから重要だし、カットは出来ないけど…そういうものから目を背けているべきでもないのかも知れないけど、性描写をすればいいってもんじゃないと思うんですよね。島田氏のは性描写とはちょっと違いますけど。あとどうして被曝して運ばれた人数が2人だって言われたのか、それが最後まで回答が無かったので謎です。私が読み落としてるんでしょうか…。 | ||||
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さすがに大御所、面白く書いています。テレビで放映したものを一冊の本にしたものです。1話のみです。 ただ、イヤミス(後味が悪いミステリー)的なところは途中から飛ばして読みました。それでも面白かったです。 近年の著者の作品には、そのようなイヤミス的な話がよく出てくるようになっています。私は好きではないのですが、「イヤミス」という言葉が出てくるということはファンも多いのでしょう。 | ||||
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