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GOSICK VIII‐ゴシック・神々の黄昏



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GOSICK VIII‐ゴシック・神々の黄昏の評価: 4.37/5点 レビュー 30件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.37pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 21~30 2/2ページ
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No.10:
(5pt)

黄金時代

桜庭先生
お願いします。
外伝sでもいいです、でも出来れば長編、大ボリュームで・・・新世界での二人の推理と冒険を。
渇望しております。
N.Y.を、アヴリルや瑠璃さんが訪問したりしますか。グレヴィール兄さんにもHappy Endが来たりしますか。

N.Y.市警殺人課には。R.Q.警視がいたりして、その息子の高等遊民にE.Q.がいたりして。
西海岸には、家出した妹を探すS.S.も。

現実の歴史では、大戦のはざま。1930年代〜・・・「黄金時代」ですもの。その、何が何でも読みたいです。
GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫 さ 48-28)Amazon書評・レビュー:GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫 さ 48-28)より
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No.9:
(2pt)

おちが弱いかな

権力を持たない二人が持つ唯一の武器が頭脳だということをもっと強調した内容なら
納得がいくのだけれど、本作はシリーズの終巻としては残念なできあがりではないか?
出来が良いとはいえなかったアニメ版のほうがメリハリがあったように私には感じた出来でした。

GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫 さ 48-28)Amazon書評・レビュー:GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫 さ 48-28)より
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No.8:
(4pt)

大団円!

上巻がさまざまな登場人物の意を決した行動があっただけに
下巻はほとんど行動といった行動は少なく
淡々とその後を説明したような感じでした。物足らない。
シーンが飛び飛びでちょっと混乱してしまう。
あと当て馬ヒロイン、アブリル。どうなったんだろう。外伝で語るのだろうけど。

下巻はラストなだけにもうちょっと全体的に練りこんでほしかった。

なにはともあれ久城とヴィクトリカの大冒険が完結してよかったです。
内容的には星3つだけど無事完結したので+1つけます
GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫 さ 48-28)Amazon書評・レビュー:GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫 さ 48-28)より
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No.7:
(5pt)

旧大陸の物語の世界から新世界へ

富士見ミステリー文庫から始まった桜庭先生の代表的シリーズがついに完結です。
神託でいわれた言葉から二人はどうなってしまうんだろうと思っていた読み手の一人であっただけに
エンディングにはほっとしました。(今になってもう一度よーく読み返してみると
良い方と悪い方どっちにもとることができるんですね。)

おおよその流れはアニメ版とほぼ同じですが、こちらのほうがヴィクトリカと一弥を含め、
登場人物それぞれにまつわる運命をよりはっきりと描いており、一部内容も異なります。
桜庭先生が公式ガイドブックで語っていた言葉を一部借りると、
ヴィクトリカと一弥は旧世界、旧大陸の物語の世界を逃れ、
神のいない新世界を生きるべき人間として描かれていました。

コルデリア、ブライアンを含め旧世界、旧大陸に生きる住民たちは物語の世界へと去ることになり、
灰色狼の末裔であるヴィクトリカも旧世界の住民として連れ去られそうになります。
しかしそこは、コルデリアがもう一人のヴィクトリカとして暗の部分をすべて背負い、
ヴィクトリカ自身が髪の色を失うことで旧世界から脱出できたのかなと思います。

自分個人が一番気になった点は、ふたりがそれぞれ持っていたペンダント。
アニメ版でもペンダントが二人にとってそれぞれを思い生きる希望であったわけですが、
小説版ではこのペンダントが二人の(特に一弥についての)運命を左右することになります。
もしペンダントがなければ、どうなっていたんだろうと思わされてしまいました。

エピローグは、ヴィクトリカと一弥の再会から5年後、マテリアル・ワールドに生きる二人。
世界を揺るがす風に負けることなく再会した二人が
旧大陸の物語の世界の呪縛から完全に逃れられたことを象徴しているようでした。
個人的にはマテリアル・ワールドにおける二人のエピソードを
短編集GOSICKsの形で出してもらいたいです。

最後に、桜庭先生、本当に良い物語をありがとうございました。


GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫 さ 48-28)Amazon書評・レビュー:GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫 さ 48-28)より
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No.6:
(4pt)

不満はあるが安定したハッピーエンド

〜以下のレビューはネタバレ含みます〜


桜庭一樹の作品の中でも代表的なシリーズであるGOSICKの最終巻です。

先行して最終回を迎えたアニメと基本的なプロットは同一で安定したハッピーエンドであり、
ハッピーエンド至上主義者の私は安心して読めました。また、ヴィクトリカがなぜ銀髪になったのか、
久城とヴィクトリカが再開後どのような人生をたどったかなどの説明が補足されている点は個人的には楽しめました。
しかし、逆に言えばアニメを見ていた人には、新鮮に感じる展開は無く、
またアニメでは小説の方に説明を投げた(例えばアニメではヴィクトリカが銀髪になった理由は全く語られません)
ともとれるのでこれは評価が分かれるところかもしれません。

個人的に最も引っかかった点は、最終巻だからある程度は仕方ないとは思いますが、
完全にボーイ・ミーツ・ガールの文法で、ミステリの要素が殆どないことです。
一応ミステリシリーズである以上は何らかの読者が推理する展開を入れておくべきだと思うのですが・・・
もちろん、上巻で最終的な謎を久城がヴィクトリカに提示して、下巻でそれの答えが「愛」であるとしているとか、
オープン・エンディングを読者への最終的な謎として提示するなどの解釈はできますが、月並みといえば月並みにすぎます。

ともあれ、読んでいて気持ちのいいハッピーエンドは大好きなので概ね満足でした。
GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫 さ 48-28)Amazon書評・レビュー:GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫 さ 48-28)より
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No.5:
(5pt)

本当にお疲れさまでした!

私がGOSICKと出会ったのは4年前でした。
華やかなヨーロッパの舞台、個性豊かな登場人物たち・・・と私はすぐにGOSICKの世界に引き込まれて行きました。
早く、もっと速く続きが読みたい!!と新刊をいつも心待ちにしていました。

ですが、「ゴシックエス・秋の花の思い出」の刊行でGOSICKの新刊はぱったりと出なくなってしまいました。
一部では、「もう桜庭先生はGOSICKの続きを書かない」、「直木賞をとった先生にとって、GOSCIKは恥なんじゃないか?」
とまで言われていました。
しかも、今まで刊行していた「富士見ミステリー文庫」の廃刊・・。
私は、「この物語の続きはもう読めないんだ・・」とあきらめていました。

そんなときに「角川文庫で新装版のGOSICKがでる!」と耳にしました。
さらに、桜庭先生が「最後まで書く」とおっしゃったということを聞いて、私は跳びあがりました。(大げさですが、本当です笑)

最終巻まで書いてくれて、桜庭先生には「本当にありがとうございます!」といいたいです。
そして、「お疲れさまでした」とも。

ヴィクトリカと久条くんの2人の行動に、何回もはらはらしたり、微笑ましくて笑ってしまったり・・。

この物語は、私に沢山のきらきらした、わくわくした感情をくれました。

最終巻を読んで、「この本と出合えて、あの時書店でこの本を見つけてよかった!」と思いました。

全然本のレビューになっていなくてすみません。
まだ、最終巻を読んでいない人たち、まだ「これって面白いのかなぁ」と迷っている人たち、
「読んでみてください」
私が言えることはそれだけです。

もちろん、「ミステリーじゃない」、「おもしろくない」など色々な意見があると思います。
人の感じ方はそれぞれだし、それをどうこうしようとは思いません。

でも私は読んでいて、おもしろかったです。楽しかったです。

長文失礼しました。
GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫 さ 48-28)Amazon書評・レビュー:GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫 さ 48-28)より
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No.4:
(5pt)

アニメから入りました。

上巻もそうでしたが、下巻もアニメの展開とはかなり違っていました。
勿論全体的な流れと結末は同じですけど、映像でなく文字なだけに情報量が大変多く、
登場人物たちの心理描写もしっかりと活写されています。
特にグレヴィールのヴィクトリカへの本音や想いはとても詳細に綴られていました。
アニメでは描かれなかった来日直後のヴィクトリカの身に起きた出来事も
とても印象的でした。
特筆すべきはやはりエピローグの存在でしょうね。
再会後の久城とヴィクトリカがその後どうなったか―――の後日談が書かれてました。
GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫 さ 48-28)Amazon書評・レビュー:GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫 さ 48-28)より
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No.3:
(5pt)

物語が動き出した

ゴシックを読んだことのある方なら以前から伏線が張られていたことに気づいていると思います。それが動き出しました。ネタばれになるといけないので書きにくいのですが、、、。がぜん面白くなってきました。主人公の相手役の男の子も大人っぽく憂いが出て、主人公には強さがありました。今までは軽いノリで読んでいたのですが、読みごたえが出てきていると思います。今後が楽しみです。
GOSICKVIII上‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)Amazon書評・レビュー:GOSICKVIII上‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)より
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No.2:
(5pt)

アニメから入りました。

先日アニメ最終話を見てとても感動したものの、ところどころ説明不足や不自然な点を感じました。
きっと原作ではちゃんと書かれていて、アニメは尺に合わせて割愛したり変更されたのだろうと思い、
原作で補完したく思い、購入した次第です。
読んでまず驚いたのが、割愛・変更という言葉では間に合わないくらい、エピソードがまるで違っていた事です。
俯瞰としてのストーリーの大まかな流れは同じなんですが、細部が違い過ぎている!
アニメで感動した方は是非原作も読んで頂きたいと思いました。
同じ話なのに二度美味しいというお得感を味わえるでしょう。
すでに知っている展開を再びなぞるというようなガッカリなものでは間違ってもありませんから。
勿論アニメで感じていた説明不足や不自然さは解消されます。
そういう意味でもお奨めです。
GOSICKVIII上‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)Amazon書評・レビュー:GOSICKVIII上‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)より
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No.1:
(5pt)

とうとう最終章

角川文庫版で発売された第一作目から楽しみに読んでおりました。影絵のようなイラストの装丁もおしゃれで可愛らしく大好きです。(アニメ絵の表紙のライトノベルとしての発売のみだったら、桜庭一樹さんの作品でもおそらく手に取らなかった・・・)
最終章というのが本当に残念。もっともっとヴィクトリカと一弥と魅力的な登場人物たちの物語を読みたかったです。毎回毎回、ストーリーの面白さや読みやすさもさることながら、情景や人物の設定や描写がすばらしくて惹き込まれていました。
今回はかなり切ない気持ちで読み進めていましたが、一体次号どんな展開で結末を迎えるのか?今から楽しみなような、寂しいような・・・
ヴィクトリカには幸せになってもらいたいな。
GOSICKVIII上‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)Amazon書評・レビュー:GOSICKVIII上‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)より
4044281211

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