ばらばら死体の夜
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Prologue 一章〜六章 Epilogue それぞれ登場人物の目線で書かれています。 一章は沙漠、二章は解、三章は里子というように。 思ってたのと違いました。 犯人はあなた。動機、証拠はこれ。逮捕。すっきり。みたいな展開を期待して読みましたがそういうのではないのですね。 借金、消費者金融、その人の生い立ちなど、じっとりとしたお話でした。 そういうお話とわかってて読むなら⭐︎5 推理小説だと思って読んでたから⭐︎1 真ん中とって⭐︎3にしました。 | ||||
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多重債務者がテーマだ。あまり作者のセンスには合っていない気がする。 借金まみれの白井沙漠は、とてつもなく考えの甘いアホだ。願望と現実の区別がついていない。 じわじわと地獄に引き込まれる描写が、あまり怖くない。本当はもっとさりげなく恐ろしいはずだ。 カードで借金するのを銀行から預金を引き出すのと同じ感覚というのでは、救いようがない。 同じテーマなら、宮部みゆき「火車」か青木雄二「ナニワ金融道」のほうが、遥かに深くて怖い。 殺人の加害者もあまりに単細胞で、不自然だ。こんな立場の男が借金を抱えてるのは有り得るかなあ。 周辺の人物からの視点が入るが、あまり意味がないような。 緊迫感だけは文句なし。読んでいる間は夢中になれた。 | ||||
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2011年に出た単行本の文庫化。 陰惨な物語である。神保町の古書店の二階に下宿する謎の美女と、翻訳家との愛欲にまみれたストーリーなのだが、消費者金融がテーマとなっているのが変わっている。 さまざまな人たちの人生をねじ曲げ、滅ぼしていく力として描かれており、圧倒されるばかりだ。あと、その危険性についても勉強になる。 書きぶりは相変わらずの桜葉さんで、書きたいことをただひたすらに、書きたいだけ書いたのだなあという感じ。 暗く重い世界だ。 | ||||
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私の読解力の無さで何が言いたいのかがまるで分かりません。 もし何かしら言いたい事があるのなら、もう少し分かりやすく書いていただきたい。 | ||||
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桜庭作品お得意の、登場人物それぞれの視点から語らせる手法。 裕福な妻だけ何も語っていない。貧乏学生だった解を飼い殺しにしている妻。 結婚前に解に歯の矯正までさせる妻が、夫の借金ぐらい調べていなかったと思えないのですが 誰も彼も育ちが悪そうで驚愕。歯の矯正のクダリもだし。妻の側との差を表現するためなのか。 夕の読書会の名前や、HIddenという言葉が暗示的。 事件から10年もばれていないけど、老後のお金に不安を抱いている泪亭主人によっていずれ暴かれるのでは。 その時解の「downtown」を見てしまった女友達も、娘の夕も、やっと答えが出た気がするだろう。 舅の持論の通りに、持てるものは持たざるものに惜しみなく与えていれば避けられた。 実際には持っていなかったんだものね。 | ||||
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