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GOSICK VIII‐ゴシック・神々の黄昏
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GOSICK VIII‐ゴシック・神々の黄昏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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文体とポンポの悪さから文章が読みにくい。キャラクターが幼稚で共感できない。 | ||||
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第二次世界大戦の背景となる世界史の知識が圧倒的に不足しているため、ストーリーにリアリティがない。また設定が単純なため物語としてもつまらないものになっている。さらに文体とテンポが悪いため後味の悪さだけが目立つ。何のために東洋と西洋を邂逅させたのか、作者自身が設定と活かしきれていない。主人公の精神が幼なすぎて成長譚としても成り立っていない。 | ||||
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後半駆け足のアニメよりも納得できる設定です。最終的にお互い告白して結婚するので、読後モヤモヤ感はありません。ようやく落ち着きました。ありがとございました。 | ||||
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感動的なラストと言い、スッキリする締めですね。続きが待ち遠しいです | ||||
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まさに期待通りの幕引き?でした。 住所の書き止め方はどうかと思いましたが(^_−)。 続きを期待させる余韻も良いです。 | ||||
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カップルの別れ、戦争の足音、片や徴兵、片や幽閉 急展開と言っていい、8巻の大きな変化っぷりはじきに来る物語の終わりを確かに感じさせてくれるものでした。ヴィクトリカと一弥とが互いの物を大切に持つようになったり、普段なら言わないようなことを言ったり――。その結果は二人の別離、予想していたとはいえ何とも悲しい気持ちになりました……。 ブロワ侯爵の過去がつまびらかにされ、その行動原理が明らかになりました。ヴィクトリカについて、どのように扱うかというその意図についても。魔術に傾倒しながらそれにかつて裏切られ、その結果がしかし自分に都合のいいものだったから今度もそうなるとヴィクトリカに期待する――。それで魔術道具でも与えるのかと思いきや、探偵に事実のみを与え未来予測をさせる。あれ、それって科学的アプローチじゃないの? 幼女拉致監禁から子供を出産させてのその子供もまた監禁、さらにはクスリ漬けにするとかもうブロワ侯爵も無茶苦茶ですなやっていることが。貴族的な典型的傲慢な態度、と言われればそれはまあそうなのかもしれませんが……。次はいよいよ完結巻、楽しみに読んでみようと思います! | ||||
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逃亡劇とサバイバル劇、贈り物が命を救う、再会そして新天地へ 遂に、物語も完結ですね!悪の巨魁の最期について言及がなかったのは、ちょっと物足りないですが……。でも主人公2人にはこの敵に対し一杯食わされることは出来ても、打倒する力はないんですよねよく考えてみると。こういう風にするしか、なかったんですかね。 それにしてもまあ、本当にどちらも満身創痍になりましたね。身体的にも、精神的にも。互いへの贈り物は危機を脱する為に失くしてしまうし、正に残ったのは互いに体に、心に刻んだ相手についての想いのみ。それがでも最終的に、生死を分けた訳ですが……。 何にせよ、最期が幸せな結末になって良かったです!こういう最期なら、全巻に渡っての二人の艱難辛苦についても許容出来ます。愛の試練、というにはいささかキツ過ぎるものでしたが。本当に、いい物語でした! | ||||
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物語もクライマックスに向けて動き始め、一弥はビクトリカはどうなるのか?最後まで目が話せない展開で、期待を持って最終巻まで一気に読んじゃいます。 | ||||
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ゴシック・シリーズ(第1部)の最終巻。 下巻では、戦争が本格化し、ヴィクトリカは果てしない逃避行に、久城は戦地に駆り出されてしまう。 その戦争の混沌とした恐ろしさが、桜庭さんならではの異様な迫力で描かれている。ただ、あまりにもジュヴナイルっぽくてあまり感心しなかった。 そして結末へ。幸せではあるものの、いろいろと不幸と哀しみを詰め込んだラストは良かったと思う。 | ||||
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ゴシック・シリーズ(第1部)の最終巻。 上巻では、久城が日本へ、ヴィクトリカが父親のもとへと連れ戻され、学園も閉鎖されてしまう。 そして、史実とは異なり、1924年に第二次大戦が始まり、二人もそれぞれ戦渦に巻き込まれていくことになる。ただ、そのあたりの改変や、久城が16歳で出征したりと、不自然な点が多く、イマイチ楽しめなかった。 殺人事件などの謎の部分も子どもだましでつまらない。 | ||||
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完結編なので この上下は 絶対読みたかった。 期待どうりです。 桜庭一樹は たいしたもんだ。 | ||||
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完結しました。上下巻で物語の中では世界大戦の始まりから終わりまでとかなりの時間が流れます。目まぐるしく環境が変わっていく中、主人公達がどんな気持ちでどのように成長していくのか、アニメではカットされてしまった行動や心理描写が書かれていて充実感が味わえました。またページ数は少ないですがエピローグも、この長い物語の最後をしっかり締めてくれています。角川に移ってイラストが無くなってしまった点は残念ですが、シリーズを通して登場人物すべてに感情移入しながら読むことが出来た作品です。 | ||||
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エンディングはアニメに先を越された感がありますが、やはり第2次大戦へと近付いていく臨場感を味わうのならば小説でしょう。折角出会ったキャラクタ達が意図せずお別れとなっていく個々のシーンはかなり切ないです。そして分かれた後の過酷な状況も直接的な描写ではなくキャラクタの心理から想像させるこの作者ならではの技法で、想像が膨らみます。上巻ということで佳境で終わっていますが、間を開けずに下巻を読みたいですね。ただ、ここまできて言うのは何ですが、男の主人公が「きゃっ」と言う違和感もこの作者ならではです。 | ||||
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シリーズを通しての感想になります。 私がこのシリーズを読み始めてから3巻,4巻あたりから感じていたのは「どのようにして「第二次世界大戦」を取り込むのだろう?」ということでした。それというのも久城君が"第一次世界大戦"後に留学してきた学生という設定があったからでした。作中で言われている"大きな嵐"が世界大戦の事であれば、久城君とヴィクトリカに訪れる二回目の嵐は"第二次世界大戦"に違いないと思っていましたから。でも、そうすると少なくとも1945年にならないと日本は終戦しませんから、そこのあたりどうするのだろうかな? と考えていたわけです。 でも、よくよく考えるとこのお話自体がファンタジーであるわけですから、二回目の嵐である第二次世界大戦も、何も忠実に描写せずによかったんですよね(苦笑) 私としては、桜庭さんは、ずっと第二次世界大戦を忠実に描いてくれるものだと思っていましたから、私の個人的な希望を裏切られたわけですから、そこで星をマイナス一つ(苦笑) でも、終り方が綺麗に感じる事が出来たのでシリーズ全体としての評価は星四つです。 | ||||
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アニメで放送されていたのを観て、原作を読みました。 普段のヴィクトリカと一弥とのやりとりも癒されるけど、やっぱり、ヴィクトリカのパイプを加えて、推理をする姿が可愛いし、衣装も可愛い。 原作を読んでいても浮かんで来るんですよね。 ヴィクトリカ、一弥、グレヴィール、コルデリアの顔や声が。 でも、最終話の所だけ話がいまいちで、どうやってヴィクトリカが助け出されたのかとか、また再開した後のヴィクトリカと一弥の未来も気になってしまい、購入しましたが読んで、納得が出来ました。 苦難もあったけど、この先も2人一緒なら大丈夫だなと思ったし、終わり方も良かったと思いました。 欲をいえば、探偵を開業した経緯と2人の活躍を期待します。 アブリルとお友達はどうなったのかな〜。気になります。 | ||||
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監獄に幽閉され、薬を飲まされて未来を予言させられていたヴィクトリカを救出するため、コルデリア・ギャロとブライアン・ロスコーの片割れは、その身を引き換えにした。そうして、もうひとりのブライアン・ロスコーに連れ出されたヴィクトリカは、新大陸を目指す。 一方、戦場に送られた久城一弥は、ヴィクトリカとの再会を糧に、今日も銃弾飛び交う中を生き抜いていた。そして戦火の影響を受けるのは、銃後を守るアブリル・ブラッドリーやセシルも同じ。果たして彼らに再会の時は来るのか? 桜庭作品ぽくない終わり方に一番驚いた。純粋ハッピーエンドで、事後談めいたエピローグが用意されているとは…。ここから、ハードボイルド・アクションものが書けそうなくらい。 長い中断もはさんでしまったけれど、非常にきれいに、そして爽やかに終わったと思う。その分、負担がアブリルに行ってしまった気もするけれど。 | ||||
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1924年の冬。クリスマスはヴィクトリカの誕生日でもある。冬期休暇を前に慌ててソヴュール王国から帰省する貴族子弟たちを見送り、アブリルからはカタチのない餞別ももらった後、久城一弥はプレゼントを持ってヴィクトリカの許へと向かった。そんなヴィクトリカから課せられたのは、退屈しのぎに15の謎を持って来ること。 人のほとんどいない学園中を探しまわり、ついには街にまで下りて探したものの、大晦日までに発見した謎は14個。しかし世界情勢は、昨日と同じ明日が続くと思っている一弥の予想に反して、大きく変わろうとしていた。それは、金色の妖精/美しき怪物/灰色狼を巻き込み、そして一弥すらも巻き込み、進展していく。 グレヴィールを兄貴と呼ぶようになったのはいつからだっけ?と思いつつ。今回のヴィクトリカと一弥の描写は、少女と少年から大人の女と男になりかける時の、何ともいえない空気を醸し出してくれる。 特に、ヴィクトリカが一弥から受け取った手紙を己が身に刻みこむ部分や、久城瑠璃の前で頭をかきむしって泣く部分、アブリル絡みでいうと、ヴィクトリカのところへ行く前に彼女が去った正門を見る描写など、これまでの一弥では絶対に取らなかったであろう行動がある。彼は何かを知るものになったのだ。 娘をオカルト兵器と信じ、自身の栄達のために利用しつくそうとするアルベール・ド・ブロワ侯爵。そんな彼は、幼いころの感情を抱えたまま今に至っている、大きな子どもなのだ。ここに、ひとつの対比があるのだと思う。 そんな彼の目論見がこのまま進んでしまうのか、あるいは。世界を覆う二度目の嵐が吹き荒れる中、彼らの運命はどこへと向かうのか。 | ||||
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なかなか届かなくて、上下巻を逆に読むコトに…。しかし、面白かった。全巻通して振り返ると、齟齬をきたしている所もあるが、世界観に影響なしです。完結した所を読めたのはシアワセでした。 一弥の 「ぼくの、ヴィクトリカ」というセリフが、どうしてこれほど 甘く、美しく響くのか…。ぜひ またこの世界の続きを期待しています。 | ||||
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最終巻はふたたび世界大戦がおこり、ヴィクトリカはオカルト省に軟禁され、一弥は日本へ強制送還されます。上巻の山場は大晦日、2人の分けれのシーンでしょう。そして長く苦しい戦時中に情景がアブリル、一弥、セシル先生たちの視点で語られます。時系列では第2次世界大戦よりも20年ほど前になりますが、イメージは先の大戦をモチーフにしながら、ヨーロッパVSアメリカ、旧世界と新世界の戦いという別の視点で描かれています。アンブックスの「アンの娘リラ」のような重苦しい戦争のお話です。ヴィクトリカの指輪と一弥の金貨のペンダントが彼らを救うKEYとして使われています。日本でくらすヴィクトリカは想像できなかったので、エピローグがNYになっていたのはいい結末だと思いました。 | ||||
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シリーズとしては大変面白く読ませてもらい、シリーズ評価は★5つです。しかし、最後を締めくくる巻としては物足りなさを感じずにいられません。最終巻だからかもしれませんが、8ではこれまでのミステリー要素はなく、だからといって、これまでの様々な伏線である、ニコルルー事件やジュピター・ロジェなどとの結末、ソヴュールの行く末などについてもあまり触れられている訳でもはなく、読んでいて不完全燃焼でした。「S」を出すのかもしれませんが、折角の結末がこれでは…と思ってしまいます。これでは「やっつけ仕事」と思われても仕方がありません。上下巻に分けたのだから、時間をかけてじっくり書いてもらえたらなぁと感じました。 | ||||
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