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花の鎖
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花の鎖の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全152件 41~60 3/8ページ
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人はやはり自分が本当に体験したことは生き生きと書けるものだなあ と思いました。この本で言うと山歩きの描写、主婦としてのおかずの使いまわし、 等がうまくかけていて、作り物である物語に現実感を与えるのを助けています。 三人の女性を書き分けるために、一人称も「私、わたし、あたし」、口調も 反応のしかたの描き方にも工夫がみられます。 もう一度読もうと思わせる魅力はないのですが、最後までするすると読ませる 技術はエンターテイメントとして成功しています。手馴れた感じで 妙な訴えがないので後味がいいです。 その時代になかったような言い方とかモノ(ティッシュとか)が出てきて しまうのはご愛嬌。 | ||||
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湊作品といえば、女性の心情をよく捉え、読者に訴える 内容が多いと個人的に思っており、つい共感しながら本を読み進めていますが、 この「花の鎖」は、登場人物3人がどういったつながりなのかと、 読めば読むほど、様々な妄想が広がっていました。(笑) 時系列を読み取るのに必死でしたが、 何度も読むことでまた違った感想が持てる作品なのかと思います。 | ||||
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登場人物の個性をそれぞれ上手にわかりやすく表現してくれています。 いつもすごいなぁって思いながら読んでいます。 そしてこの小説「花の鎖」に入り込んで読んでいくと、思わず”ウルッ”と するところがありますが、そこは何とか我慢して読むことができました。 (何も我慢する必要もないのですが、電車の中だったりもするもので・・・。) ところで、骨髄の適合性が何万分の1の確率とのことですが顔も合わせた ことのない、いとこ通しが恋に落ちる確率の方が低いんじゃないんでしょうか、 って事は思わないようにします。そこはやはり運命でしょう。 登場人物が多すぎてわかりにくいとのレビューも見ますが、ネット等で相関図が ヒットしますので、終盤に入ってから必要に応じての検索をお勧めします。 あくまでも終盤がいいですよっ。 | ||||
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湊さんの作品はわりと読んでいる方なのですが、今回は途中で誰が誰だかわからなくなることがあり、メモを取りながら読みました。 日を置いて読むと「あれ?この人の祖母が…違った母だった」とか「この人の恋人のAが?違うやBだ」ということがあり、読み直しました。 ひっぱるなーというわりに最後はまとめて、はいシューリョー!ぱたんって感じでした。 読後感が悪くなかったのは良かったです。二度読み推奨とありましたが納得です。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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山女日記ほどつまらなくはないけれど、 こちらの作者は登山と珈琲の話が多い。 登山のウンチクは興味ある人ならいいけれど 全く興味がないので途中で飽きてきたので 飛ばし読みしました。 登山描写をもっと減らしたら楽しい作品だと思います。 | ||||
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語り手が変わるごとに登場人物が増え混乱してしまい、筋を掴むまで前半すごく読み辛かったです。 この人の言ってるこれはなんとなく繋がってるな…あ、時系列がこうなってるな…と 予想でき始めた頃からやっとスラスラ読めました。 正直、著者の小説は告白しか読んだことがなく変な期待をしてしまい、大どんでん返し!びっくり!とかでは無くてちょっと残念でした。 でも、終盤にかけてひとつずつ片付いていく感じはすっきりしました。 何より、これだけお花が出てくると読んでいて心が華やぎます。 後味が良く、読んで良かったと思える作品でした。 | ||||
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三人の名前と語りの口調ですぐに仕掛けが分かってしまって そのせいもあって、つまらなかった・・・。 隠しきれていないんだと思う。もっと巧妙だったらいいのに。 いやしかし、三人の関係性を考えると隠しようがないか。 それにしてもまどろっこしくて寝てしまった・・・・ 前に読んだのはリバースだったのですが(リバースも引っ張り過ぎな所はある。) この著者の作品はクライマックスに差し掛かってそれまでの物語が 一気に集約されて全て明かされる。→えー!!なんてことだー!! って感じなのだけど、 もう既に、ほんとにすぐに3人の関係性が分かってしまって (って事はこういう誘導はありきたりなのか?) この作品はそこにたどり着くまでの過程が退屈で疲れました。 先が読めると盛り上がりもないし、あーそーやっぱりねーへー。と読んでしまった。 きんつばきんつばきんつばきんつば 焼きたてのきんつばきんつばきんつば 口に放り込む、かぶりつく!! うーん、残念。 | ||||
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結果的にはまずまず楽しめましたが、途中で先が読めてしまって残念でした。 まあ綺麗にまとまってますが、場面転換が多く頭が疲れます。 | ||||
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登場人物の描写が素晴らしく、夢中で読みました。 何度も涙し、また繰り返し読みたいと思いました。 | ||||
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湊かなえさん、とても好きです。 今回読んだ花の鎖は、ラストで頭の中がパニックになりました。同じ時間で進んでるのかと思っていたら、時代が現代と過去。 1度読んだだけでは、頭の中でしっくり来ない為、一通り読んで話の流れがわかったところで、もう一度読もうと思います。 湊かなえさんの、ラストでまさかそうくる?!という仕掛けが大好きです。 | ||||
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湊さんの過去作品は、ほとんど楽しく読めましたが、今回の作品は、いまいちのめり込む事が出来なかった為、星一つとさせて頂きました。 3人の登場人物や時間の前後関係など、仕掛けが複雑過ぎる割りに、登場人物の個性が乏しく、誰の章を読んでいるのか、いちいち確認しないと、すぐに現在地が分からなくなってしまいました。 最後まで読み終わってもなかなか府に落ちず、仕掛けの大きさの割りに、オチが弱いと感じました。 湊さんの良さは、どこにでもある仕掛けで、どこにも無いオチを作り出せる所にあると思うので、今回の作品は、見た目の派手さに拘り過ぎて、細部や中身が薄っぺらいと感じました。 | ||||
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女性作家ならではの性格描写と巧みな舞台設定が、本作品でも発揮されたミステリー物語です。 作品名に込められた含意は、時間、時代、歴史という「時の流れ」です。 登場する主人公たちの人間関係が不明であるにも関わらず、ぐいぐいと引き込まれるストーリー展開が巧みです。 多くの作品では舞台設定に共通点があるのことが著者の特徴でもあります(本作でも、きんつばがでてくる)。 ヒロインの人間模様が解き明かされるラストが素敵です。 | ||||
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心理描写が女性独特で非常に繊細で読んでいて吸い込まれる。告白に次ぐものがある。 | ||||
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やがて1本の鎖となり、読者には繋がる、私にはしんどいかなぁ、湊さんの作品は。 | ||||
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主人公3人の関係については、途中で思い当たる事もあったのですが、それを打ち消さざるを得ないような、巧みな誤読誘導が序盤から挿入されているので、真相を明かされた時は、思わず「ウソだ!」と思ってしまいました。でも、読み返してみて、確かにウソは書かれていなかった事に気付き、うまいなぁ、と心底脱帽。 書店で何げなく手に取ったこの本がきっかけで、著者の作品を立て続けに読むようになりましたが、時間の経つのがとにかく早い。ほぼ全てが一気読みと言う中において、女性の暖かな描写が胸に来るこの作品が一番のお気に入りです。3人の中でも「花」の毒舌さは著者の他の作品でも楽しめる、定番のキャラなんだな、と思って苦笑しましたが、長いミステリの締めくくりにふさわしい、爽快感を残してくれました。 しかし、世の中にはあの病気のドラマが山ほどあるのねという言う事や、著者はジャズが嫌いなのかな?といった、どうでも良い事がやたらと気になります(笑) | ||||
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ミステリー作品で涙を流したのは初めてです。私は湊かなえ先生の文章の表現、展開が大好きですが、この作品はミステリーと言うより人と人との繋がり、女性の心情、親と子の感情の交差を描いています。途中、登場人物の相関図を書いて整理しようと思ったのですが、読み進めていくうちに、題名通りの「花の鎖」の意味がクリアになったとき、ボロボロと涙があふれ止まりませんでした。「鎖」とともに、ある「老舗」が譲らない一本の紐で、それぞれに関わっていく様は、自分にもそんな対象があればいいなと思わせます。今までレビューを書いたことはありませんが、この作品を一人でも多くの人に読んでもらいたいと投稿しました。 | ||||
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けっこう早い段階で、人物構成、ストーリーもよめてしまったのですが、それでも登場人物からどのような言葉で真実が語られるのだろう?と気になり、ラストまで楽しめました。 | ||||
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自分的には「再読」時の方が楽しめるな、と思った。「そうだったんだ!」よりも、ひとつずつ理解してく方が好きだから。 「美雪」さんみたいなおっとりした感じの人が、女手ひとつで、子供をしっかり育て上げた事が(←しかも紗月みたいなタイプとは)あまりピンとこなかった。 ま、人は成長するって事かな。 …んでも、ドナーになる時はちゃんとリスクも認識しなきゃいけないよ。「今から考えても仕方ない」事ではない。充分に調べて考えて、それから決める事だと思う。 とはいえ、楽しみました。 | ||||
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登場人物の繊細な胸の内の描き方がとても素晴らしく、一気に引き込まれていきました。 人間のほんの些細な嫉妬や悪意が、巡り巡って取り返しのつかない事件に繋がってしまう。 心の痛みを抱えたまま生きなければならない、人間の痛ましく悲しい現実が、とても美しく書かれており、何度も涙しました。 | ||||
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