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超音速漂流(リメイク版)



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【この小説が収録されている参考書籍】
超音速漂流 (文春文庫)

超音速漂流(リメイク版)の評価: 4.45/5点 レビュー 20件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.45pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

お手軽航空サスペンス風薄っぺらヒーロー物

「軍の極秘テストで誤射されてしまった超音速旅客機の帰還までを、管制官と素人パイロットの苦闘とともに描いた小説」というつもりで読み始めたら、話のほとんどは自分のミスを隠そうとする軍や航空会社のお偉方の策謀、そして他のレビューアーの方の記述の通りゾンビと化した乗客と正常な生き残りとの戦い(とも言えない単なるもみ合い)の描写に終始しており、残念ながら期待はずれ。
誰も超音速機を救ってあげようとしないあたり、それほど管制官と共著者のトマス・ブロックをはじめとするパイロットとの溝は深いということなのかもですが、それもあまりといえばあまりだし、なんだか全体にプロットを盛り込んでいる割には話が単調な上に、人物のかき分けもまるっきりできていない(軍と航空会社の人物造形がほぼ同じだし、ヒーローは中身がないし)と、まあ「出張帰りの新幹線でちゃちゃっと読み飛ばし、終点で同僚に"読む?"とききながら押しつけるたぐいの小説」かと。だいたいさぁ、大穴の開いた旅客機がやってきたら、まわりの航空機の着陸を調整したり、滑走路を空けたり、緊急車を手配したりと、管制官だって苦労してるはずなのに、なーんで、そういうのは無視なのよ。飛行機はパイロットだけで飛んるんじゃねーぞっ!
超音速漂流 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:超音速漂流 (文春文庫)より
4167527936

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