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博士の愛した数式



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【この小説が収録されている参考書籍】
博士の愛した数式
博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式の評価: 4.32/5点 レビュー 849件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.32pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全88件 81~88 5/5ページ
No.8:
(3pt)

ちょっと変わったスタイルに評価

小説に、虚数、フェルマーの定理、オイラーの式が出てくる型破りなスタイルに感激しました。ただ、理論物理屋という私の職業柄、数式が出るたびにどんなやり取りが出てくるのかの方に興味が行き、小説そのものにはあまり引き込まれませんでした。重厚な大河的な小説な好きな読者には、やや小さくまとまりすぎという印象を受けるかもしれません。今後の作品に期待したい。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.7:
(3pt)

期待したほどでは

2004年本屋大賞受賞作品ということで、大いに期待して読んでしまったせいか、ちょっとがっかりしました。書店員はこういう本を売りたいのかと正直驚きました。たしかに良い話だとは思いますが、二度三度読み返したいとか、一生手元に置いておきたいというほどではないと思います。記憶が80分間しかもたない病気については、映画「メメント」で知っていたので私にとっては目新しいものではありませんでした。また、登場人物の境遇が自分とかけ離れていたので、感情移入もできませんでした。情景を想像しながら読むという楽しさはありましたので、映像化すると面白いかもしれません。
博士の愛した数式Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式より
410401303X
No.6:
(3pt)

なかなか良いですが

やわらかい水を飲んでいるように、すっと楽に読めました。しかし私にとっては少しやわらか過ぎ新鮮味に欠けていました。映画の「ビューティフルマインド」や「メメント」の持っているエッセンスを用いて和風フレンチに仕上げたというかんじでしょうか。基本的に私は著者が女性の小説は読まないのですが、(←差別ではありません、ただ経験上合わない本が多いのです)この本は買って失敗したとは思いませんでした。読みやすく、美しいというのは間違いありません。ひょっとしたら女性の方のほうがより自然にこの世界に入り込めるかもしれません。私にとって一番残念だったことは、江夏と阪神によってすこし生臭くなりあまり酔えなかった事です、外国の設定のほうが良かったかもしれません。日中、まどろんだ時にこんな夢を見れたら良いなと思いました。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
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No.5:
(3pt)

お薦めの押し売りはもう…

「第一回本屋大賞」に選ばれたとか。うなづけます。だってまるきり「毒」がない。そりゃもう、お薦めのおとぎばなしでしょう。どこからもクレームは来ないでしょう。最近、本屋がしゃしゃり出て来すぎです。「白い犬とワルツ」現象はもうやめて欲しい。読者にはもっと純粋な、その人にとっての良書との出会いの余地を残しておいてほしい。染み入るところは何箇所もありました。本屋大賞でなかったら、大人の絵本としてもっと堪能できたような気がします。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.4:
(3pt)

メルヘンとして読めば良い本です

メルヘンとして読む限りにおいては良い本だと思う。博士のキャラクターは独特のものであるし、ちりばめられた数学の話は興味深く、江夏投手とその周辺のエピソードもほほえましい。主要な三人の登場人物、つまり主人公の家政婦、記憶障害のある老数学者(博士)、家政婦の10歳の息子(ルート)は、みな純粋な心の持ち主である。読後感に切なさと安らぎがもたらされる。しかし手応えのある文学作品を求めるとすると物足りなさは否定できない。純粋であるということは人物たちの人間性に陰影がないことにもなる。多感な10歳の少年、それも母子家庭で育った少年が、博士、つまり普段接することの少ないであろう大人の男性に、あまりに抵抗なく溶け込んでしまう。葛藤があって、それを乗り越えるということではない。まあこれは少年の性格がそうだった、でも片付くのだが、やはりそれ以上に、博士がなぜ子供(この少年以外も含めてすべての子供たち)に多大な愛情を注ぐのか、その動機付けが見えないのが弱い。事故に遭う1975年以前のエピソードにその伏線をはって、自身に子供のいない博士が子供に愛情を注ぐ動機の由来が詳らかにされていれば(ある程度生い立ちに伏線はあるのだが)、物語の説得力(とりわけ少年と博士の絆について)が増したと思う。しかしそうして心理の深層に踏み込まないために、物語としては見通しがよく、読み易いのも事実だ。その意味でメルヘンとして読めば、読後感の良い佳作だと思う。
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4101215235
No.3:
(3pt)

みんないい人

ほのぼのとした、独特の世界観。数学博士と若いお手伝いさんとお手伝いさんの息子が主な登場人物で、時代設定は現代ですが、なんとなく昭和初期のような雰囲気がただよってます。恋愛小説というより、登場人物がみんなそれぞれをいたわりあっているすがたに、こころがあったかくなる一冊です。数学のことにもちょっと詳しくなれますが、難しいところはざっと読んでしまいました。
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4101215235
No.2:
(3pt)

いくつかの疑問が残ります

読み終えて最初に感じるのは、爽やかな時間の流れでした。しかしながら、三つの疑問が引っかかっています。どなたか疑問に答えていただけませんか?一つはオイラーの公式です。義姉が納得するほどの意味を感じませんでした。専門知識があればわかる事なのでしょうか?二つ目は義姉との関係です。特別な関係かどうか勘ぐりませんが、思わせぶりな文だと感じています。三つ目は大人になったルートへの態度です。子どもであるルートに無条件の愛を注ぐのは理解できますが大学生のルートに対し、記憶のない状態で昔と同様に愛しているようです。容姿は完全に大人でしょうから、記憶にない大人に対しての態度とは思えませんでした。粗探しのようで気が引けますが、素朴な疑問です。しかし、どこか気持ちよさを感じる一冊であることには間違いありません。
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4101215235
No.1:
(3pt)

いくつかの疑問が残ります

読み終えて最初に感じるのは、爽やかな時間の流れでした。しかしながら、三つの疑問が引っかかっています。どなたか疑問に答えていただけませんか?一つはオイラーの公式です。義姉が納得するほどの意味を感じませんでした。専門知識があればわかる事なのでしょうか?二つ目は義姉との関係です。特別な関係かどうか勘ぐりませんが、思わせぶりな文だと感じています。三つ目は大人になったルートへの態度です。子どもであるルートに無条件の愛を注ぐのは理解できますが大学生のルートに対し、記憶のない状態で昔と同様に愛しているようです。容姿は完全に大人でしょうから、記憶にない大人に対しての態度とは思えませんでした。粗探しのようで気が引けますが、素朴な疑問です。しかし、どこか気持ちよさを感じる一冊であることには間違いありません。
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410401303X

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