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墓地を見おろす家



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【この小説が収録されている参考書籍】
墓地を見おろす家 (角川ホラー文庫)

墓地を見おろす家の評価: 3.15/5点 レビュー 143件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.15pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全68件 41~60 3/4ページ
No.28:
(4pt)

昨今のホラー映画よりも面白い

この作品が映像化されていない事に違和感を覚える。 発表されてからかなりの年数が経過している作品であるが、現在読んでも面白い。 エンターテイメントとしてのホラー作品の教科書的作品。
墓地を見おろす家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:墓地を見おろす家 (角川ホラー文庫)より
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No.27:
(4pt)

面白かったです。

小説で読者に想像させるという点を最大に活用しています。
僕も読んでいていろいろな場面を想像しました。
最後の部分が少し足りませんでした。
簡単に言えば結論がありません。
想像で結論を作れといいたいのでしょうがそこは想像でなく筆者の答えが知りたかったというのが僕の個人的な感想です。
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No.26:
(4pt)

今こそ読むべき

この小説が書かれたのは、まさにバブルに突入しようかというイケイケの時代。しかしながら、2014年の現在読んでも古臭さを感じさせないのは、やはり作者の感性の鋭さ、筆力の確かさゆえだろうか。作中の、何か得体の知れないものに追い詰められていく一家の姿は、今の日本各地で起きている未曾有の災害の多さ、災厄に見舞われてなすすべもない人間の非力さと重なり合う部分があって恐ろしいと思うのは私だけだろうか。
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No.25:
(5pt)

ピヨコとクッキーで始まる。

墓地を見下ろす家。

いかにもありがちな状況と、
ありえない事態を組み合わせて、
恐ろしい話ができあがる。

ピヨコとクッキーで始まる。
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No.24:
(4pt)

ありがちな・・・

現代の土地開発からの絡みと・・・怪談話し、ありがちな日常の世界か
あなたも・・目が離せなくなる
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No.23:
(4pt)

サバイバル・ホラー

購入したばかりのマンションから、どんどん住人が転居していく。
墓や火葬場に囲まれたこのマンションは、無計画な古い都市計画によって、魔の終着地とされていた。という話です。

怖い表現はほとんどありません。この本の半分くらいは、伏線と日常風景に使われています。閉じ込められるのが主で、登場人物の身になってみれば怖い。という感じですね。

とばっちりを受けてる人のほうが、よほど酷い目にあってるかなーと思いましたが…。納得のいく結末です。
でもあの行動範囲からすると、霊は最後の最後まで、本気を出していなかったのかなと思えました。もっと色々できたんじゃないかと。
ちょっと長い気がしますが、退屈とまでは思わず面白かったです。
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No.22:
(4pt)

救いようが無い圧倒的な恐怖

引っ越した時から運命は決まっていた!逃れられないひたひたと押し寄せる恐怖。
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No.21:
(5pt)

私のもっとも好きなホラー小説のひとつ

私が中学一年生のときに読んだ本ですが、今までこの著者以外におもしろいホラー小説を書けるのは、貴志祐介さんか鈴木光司さんぐらいではないかと思います。

昨今では映画・小説ともに作成者側が想像力を凝らしに凝らし、今までにない結果(ストーリー)がないような状況になってきています。

その中にあってこの本は、「伝統的なホラー」の道筋をきれいに辿っています。墓地を見下ろす位置にあるマンション、ぽつりぽつりと起こる怪異、出て行く住人、引っ越したばかりですぐにマンションを変更できない家族・・・。思い出すだけで、ホラー好きからするとワクワクします。おそらく、評価が低かった方は、そういった伝統的ホラーのもたもた感や、すっきりしなさが好まれなかったのではないかと思います。
(でも、ホラーの主人公が明晰で、恐怖の根源からさっさと逃げり、戦ってかったり、恐怖の根源が理解できたりしたら、話がつまんなくなるかもです。)

奇をてらっていない、けれども丁寧に描写をされているという点この本は抜きんでています。筆力さえあれば、真新しいテーマでなくても、読者に恐怖を与えることができる、というのはもっと評価されていいのでは、と思います。
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No.20:
(5pt)

最強ホラー小説

ホラー小説やホラー漫画が大好きで、実にいろいろなものを読んだけれど、これが一番恐ろしかった。

たしかに恐怖の正体がよくわからないので、「リング」やキングの小説などと比べるとすっきりしないけれど、だからこそ、読後にいつまでも恐怖だけが残る。

ホラー映画は最後まで見ちゃったほうが恐くない。小説も、すっきりしない部分が残るほうが恐い。
洗っても洗っても落ちない恐怖が心のどこかについてしまったようなもの。
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No.19:
(5pt)

最高の作品

私は今まで色々な小説を読んできました、
哀しいものや、恐いもの、感動するものなど、
ジャンルによって感じるコトはそれぞれですが、

この作品は、私が読んだ作品の中で一番
続きを読む手が止まりませんでした。

全てのジャンルに共通して、
”止まらない”= ”面白い”
ということだと思います。


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No.18:
(5pt)

純粋に怖い

読んだのは数年前ですが、今でもあの恐怖が鮮明に思い出されます。ホラー耐性があり、今まで小説読んで怖いと思った事なんて無いのに。とにかく怖い。理屈抜きで怖い。原因とか要らない。最近こう言う純粋に怖いホラーが無いので、大事にしたい作品です。
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No.17:
(5pt)

ははは、怖い。

引越先に怪異モノ。最初は静かな小さな異変から始まり、中盤からラストにかけては怒涛の様に話が広がっていく。そして最後は、もう一文一文が怖い。怖くて、面白かった。満足。1番いやだったのは、「くすくすという笑い声」って描写でした…。
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No.16:
(4pt)

文字だけでこんなに怖いとは……

これまで読んだホラー小説の中では1、2に入る怖さでした。これを読んだときちょうどマンションに住んでいたのですが、幸い1階だったのでエレベーターを使わずに済んだのです。ほんとしばらくエレベーターには乗れなかったです。
文字だけでこれほど怖がらせる才能はただものではないと思います。
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No.15:
(4pt)

ENDLESS STORY

いや〜 怖かった・・・
物語にグングン読者を引っ張っていく作者の技量に脱帽!
オチが気に入らないと思われる方がいるかもしれませんが後味が悪く少しその先に
待つ出来事を考えさせられるようなオチは個人的に大好きです。
1.マンション入居者最後の一家あの世逝き 
      それにより・・・↓
2.最後の入居者案内を見る限りマンションに入れないという不可解な現象は消えた 
           ・・・↓ 
3.墓地前という環境さえ除けば立地条件も良くさらに安くなったこともあり冒頭の
主人公一家のような心情で何も知らないでいる新たな入居者達がこのマンションに
集まり始める。無論新たな管理人も以前に恐ろしい惨劇があったことを知る余地も無い。
4.入居者は物語の内容のような事を目の当たりにし引っ越して行く・・・
・・・だが最後の一家は・・・
とまあこんな感じでこの物語はエンドレスで続いていくのではないだろうか・・・
 
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No.14:
(5pt)

巧みな時間描写

 小池女史の作品の基本がここにあると思います。
本書には、怖がらせよう、という感じが少しありますが、読者の足元から離れない描写といいますか、身近な会話や、自分になんども問いかける心の叫びなど、自分がそうなったら、多分同じことを考え行動するであろうと、予測ではなく同時時間で読み進めていける快感があります。
 女史の作品がこちらの傾向に行く前に、私はインスパイアされた世代なので、女流作家という見方はあまりしていません。この人は普段から人と対面しているときは観察眼バリバリなのでは、とちょっとこわい。
 ファンですが、会いたいけど会うと千里眼で見られている気持ちになるのでは、と考えてしまいます。
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No.13:
(5pt)

怖かった・・・・・

自分が、同じように子供を持ってマンション暮らしなので、シチュエーションが物凄くリアルで心底怖かったです。
出てくるのが目に見える形の亡霊とかそういうものではないから、それもかえって恐怖をかきたてられました。
最後の数十ページを夜寝る前に読んで、電気が消せなくなってその晩は明るい中で寝ました。
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No.12:
(5pt)

最近出会えないな〜、こういう作品。

ホラーの名作は古今東西、圧倒的に短編のほうに多い気がします。
そういう意味ではこの作品は稀少です。現代の傑作ホラーのひとつと言ってよいでしょう。
最後の最後まで「怖いもの」の正体の輪郭は明らかにならず、尻切れとんぼのような終わり方とも言えますが、それをどう捉えるかは読者しだいでしょう。私の場合今だ見えない「怖いもの」がとぐろを巻いていて、それはなんだか自分の近くにもあるような心持ちがします。
主人公の視点にうまく同化できれば、悪い夢を見たときのような後味の悪い恐怖感が味わえます。
恐怖の好みもいろいろあるかと思いますが、想像力が豊かで、感覚的な
怖さを求める方なら楽しめのではないでしょうか。
ホラーのイメージというのは一般的には「黒」なんでしょうが、この作品はなぜか、「白」という感じがします。
挿し絵が入っているのも、漠然とした不安感をかきたてる効果が味わえました。
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No.11:
(5pt)

閉塞感を伴う恐怖

本書の怖さは閉塞的で、盲端の端であえいでいる様な感覚だ。後に分かるが、かつては、土葬も行われた墓地と、中途半端な開発のため、地下では穴で繋がっているマンションが舞台だ。それでも、格安なので、一家は割り切って購入。しかし、次々と不吉な事が起こる。常識的に考えて、墓地は人に何も危害を加えない。墓地に隣接した民家は数限りなくある。ところが、このマンションは例外だった。
このマンションの特異性に気付いた一家は、転居を試みるが、転居先は火事で全焼するなど、転居すら妨害されている。さらには、マンションの窓や戸が開かなくなり、一家は完全に閉じこめられる。相手は見えないが、時折一端が見え隠れする。見えない相手に、じわじわと締め上げられる。これは怖い。閉塞感を伴うだけに、強烈に怖い。
本書で味わう恐怖は独特だ。閉塞感的恐怖とでも呼びたい。
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No.10:
(5pt)

感じる恐怖

ブルースリーの有名な格言を引用させていただくと、
この小説は「考える恐怖ではなく、感じる恐怖」ではないでしょうか。
アパートから逃げ出せないから怖いのではなく、
何故逃げ出せないのかがわからない事自体に恐怖を見出せる人に
とって、これ程怖い小説もない。
最後の後味の悪さも相成って、私的には1番読み返したくない小説
最有力候補です。
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No.9:
(4pt)

投げっぱなし

主人公達が次第に追い詰められて行く様は凄くハラハラドキドキして良かったです。
ホラーとしても小説としては結構恐い方だと思います。
ただ、物語が最高に盛り上がってる最中にいきなり終わってしまうのがなんともアレです。
あのラストではモヤモヤ感だけが残りました。
途中までが良かっただけに非常に惜しい作品だと思います。
墓地を見おろす家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:墓地を見おろす家 (角川ホラー文庫)より
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