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墓地を見おろす家
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墓地を見おろす家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全68件 21~40 2/4ページ
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他の方のレビューが低いのは、 後から来る人の為のサービスだったのですね 参りました! と、ここで私も低いレビューを すれば良いのですが、とても怖かったです。 真夏の真昼間の出来事で、 夜中では無いのが、一番不気味でした。 私はアゲハ蝶が大好きですが、 これからは見る度に思い出しそうです。 この作品、2時間ドラマの前後作で、 作って頂きたいですね。 映像化お願いします、豊島圭介監督。 ラストはこの小説のままで。 | ||||
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単純にホラー小説として楽しめました。かなり前に読んだのですが、今でも怖かったなと思いだします。描写がうまいのでしょう。終わり方が終わり方の為、消化不良な方の意見もわかりますが、過程がすごくぞわぞわして先が気になり最後まで怖さを楽しめたので私にとってはすごく思い出深いホラー小説です。 | ||||
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本書は作者が直木賞を受賞する6年前の36歳の頃に文庫として刊行された作品ですが、文章は当時からとても巧く、すいすいと読みやすく、読みだすと止まりません。 それでいて登場人物らの描かれ方などは、それぞれの背景などしっかり書かれており、いずれの人物もとても魅力的で、小池真理子は人間を描くのが本当にうまいなあと感心してしまいます。 ホラーの帝王と言われたスティーブン・キングなどもそうですが、ただ単に怖がらせるお話を書けばいいというのではなく、登場人物らを人間としてしっかり描くことで、良質な文学としての側面も感じさせます。 主人公である美沙緒と哲平の過去や、同じマンションに住む住人栄子とのやり取りなども、説得力のある描かれ方をしており関心します。 そしてエレベーターに乗るのが怖くなるジワリとした恐怖も味わえます。 ただ、本書後半の展開、特にマンションの外に近づく者たちへの仕打ちは、ちょっとやりすぎ感があります。 そこさえなければ、五つ星をつけてもいい面白さでした。 | ||||
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これ、予想していたよりはるかに怖かった。かなり怖かった!非常にうまく書けていると思う。できたらドラマ化してほしいくらい。 | ||||
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かなり昔に出された本なので、現代に当てはめて読むには設定が古いんでしょうね。 携帯電話も出てこないし、PCもネットも出てきません。 主人公は、幼い子供がいる主婦です。夫婦+幼い娘が話の中心。 ぐるりと広大な墓地に囲まれたマンションを買ってみたら、、、 という展開のホラー小説なんですが、途中からSF要素が強まり、 最後は「!!」な終わり方です。 ただ、それでも今読み返してもやっぱり面白い。 怖いというよりも面白いんですよね。 話のテンポが良いのもあるし、この話が持つ独特の暗さが好きです。 展開も上手。 古いしオチもわかっているんだけど、それでも面白いという点では 鈴木光司さんの名作ホラー「リング」と、よく似ています。 この話が出された時代も、ほぼ同じじゃないかな? どちらも何度も読み返していますが、やっぱり面白い。 バブル期の末期ぐらいの設定(登場人物、服装、性格など)を 頭に描きつつ、当時を思い出しながらちょっと懐かしく読めるという点で、 40代以上の人に良いかもしれません。 | ||||
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ホラー話で少しガッカリするかなと思いましたが サクサク読めて最後のページまで飽きさせないのは なかなかよかったです。 まさか!と思う終わり方にプラスアルファで それもホラー好きにはたまらなかったです。 | ||||
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これは滅茶怖い! ホラー小説好きなのに、恥ずかしながら、雑誌「ブルータス」でしょこたんに紹介されるまで知りませんでした。こんな名作が眠っていたとは! お墓の前にあるマンションを買った、ある家族の悲劇。一言で言ってしまうとそれだけなんですが、いやもう、次から次へと怖いことが・・。エレベーターに乗るの、しばらくやめたいです。 ところで、このお話、映像化はされたんでしょうか。是非是非、テレビか映画になることを希望します。絶対おもしろいはずです。 | ||||
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これは長編ホラーとしてはかなり面白かったです。古本屋で探しても無かった物なので嬉しいです。 | ||||
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読みながら「何か邪悪な感じだなあ」と思いつつ、読了した途端に 熱出して寝込みました。本はカミさんに捨ててきてもらいました。 単なる偶然なんでしょうが、自分にとってはそんな印象深い作品です。 | ||||
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最近は国産ホラーも妙な方向へ進んでいますが、 ココらへんは正当なホラーという感じ なかなか怖かったし、読んでよかった作品 ホラーというものは、一度見てしまうと、 その上、その上の刺激が欲しくなるものなので、世代によって変わるのでしょうね | ||||
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最後の方でのSFチックの展開は少々萎えましたが、充分怖くて楽しめました。 1985年頃はガス炊きの炊飯器で米を炊いている家庭もあったでしょう。 当時の生活、建築などを想像して読まないと、色々とげせない部分だらけですが、深く考えずに読み進めれば怖くてたまらないと思います。しかし、マンションに最後まで残るなんて強靭な精神力の持ち主です。自分なら鞄1つで一旦、逃げ出します。 | ||||
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書かれたのは1988年で、バブルに入るか入らないかの時期ですね。 当時はこの作品を知らず、四半世紀も経ってから読みました。 日本独特なホラーです。この手の作品では、不明点が残りがちですが、 生きてない何か?の謎は解けないですし、自然現象と割り切れば、 災害モノみたいな感じもします。どうーにもならん感じで抗う人たちというか。 映像化はされてないと思われますが、 結構壮大で、少しずつ現れる、盛り上げ方など、 設定を現代風にして、映像にしたらおもしろいかも。 | ||||
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伏線の回収がない投げっぱなしだという批判がありますが、私には「ホラー小説として」過不足なく上手に書ききってあると思えました。 きちんと行間に書いてあるそれを読み取れるか、読み取れないかの違いなのではないでしょうか。 漠然とした、わけのわからないこの世ならざるモノを描くのに1から10まで説明するなんてそれこそ馬鹿馬鹿しい話です。 私が星一つ減らした理由は母親が幼稚園年長の娘を側に置かないことが多すぎる不自然さを感じたからです。 | ||||
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品物の良さが見た目で分かり、手障りも気持ちの良いもので思った以上満足でいます。大事にします。 | ||||
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前々から気になっていたのですが、先日ふと思い出したので近所の古本屋で購入。評判通り、怖いとしかいいようがありません。この物語にははっきりとした「実体」を持ったものが登場するわけではありません。終始、黒い何かモヤモヤしたものといった描写でしかそれは出てきません。最初は、何か嫌な感じがするといったものでしたが、徐々に主人公たちを物理的に追い詰めていきます。最後のシーンでは、後味の悪さが際立ちます。執筆されたのが1993年にも関わらず、それほど古さを感じさせません。著者の描写力には脱帽です。ぜひとも一読をおすすめしたいです。余談ですが、他のレビューの方もおっしゃっているのですが、人が解けていく描写にちょっと笑ってしまいました。マジかよって感じですねww。 | ||||
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墓地を見おろす家が気になってしまって購入した。恐怖に震えました。 | ||||
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かなり怖くて面白いですね 一気に読めるタイプです 他人のレビュー見るとバラけてるのが不思議 | ||||
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怖さは、まあまあ。 私自身は、得たいの知れないものや見えないものより、生きた人間の持つ狂気のほうが怖いと感じるタイプなので。 普段はサイコスリラーを好んで読んでます。 まあ、たまにはこういうのも良いんじゃないかと手にとってみました。 読みやすくて良かったです。 特に地下室。 エレベーターでしか行けないっていうのがポイントですね。 お手々ベタベタもなかなか。 でも、周りに墓地があるマンションなんていくらでもあると思うんですけどね。 このタイトルの付け方いいですね。 | ||||
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舞台上で普通の生活を営んでいる人々がいる一方、 舞台裏、舞台下には得体の知れない何かが蠢いている。 そんな漠然とした恐怖を感じられました。 半ば強引に進められた地下街計画が頓挫するぐらいの「何か」が地中を蠢めいている。 それの正体は土着的な呪いみたいなモノなのでしょうか? 何にせよ、話の肝となる「この土地の地中は踏み込んではいけない場所」と言う印象をハッキリではなく漠然と読者に伝えている作者の力量は確かなものだと思います。 ニュアンス的には「動かしたら呪われる鳥居」「切ったら祟られる巨木」みたいな感じですかね。 そして怪異の原因が最初から最後まで登場していた事に気づいた時には頭がスッキリしました。 私だったら図書館に行ったあたりで引っ越してますね。 こんな「ストローみたいな怖い場所」には住みたくないですし。(笑) 心底ゾッとしましたが、炊飯器で失笑したので星4です。 | ||||
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例えば呪われたビデオを見てしまったとか 不吉な家に足を踏み入れてしまったとか、 どうして?なぜ?と因果を求めるとこの小説を 見誤ってしまうのではないか。 私はこの『墓地を見おろす家』はそういう類いの ホラー小説ではなく、どちらかと言うと 因果は関係ない妖怪怪談の部類に入ると思います。 地下室で主人公夫婦の子供が「かまいたち」に 足を切られたように、妖怪には因果はありませんから。 この小説に登場する禍々しいものが墓地が原因なのか、 地下道が原因なのか、それともまったく関係ないのか。 それは読み手に任されているのではないでしょうか。 最後近くの人が一瞬で煙となって消える描写は ナンセンスに感じましたが、ラストのあの救いのない 終わり方はとても良く、余韻に浸らせてくれます。 読み終わった後でも、もし地下室の穴が開く前なら 主人公家族も助かっていたのではないか等々。 あと、停電にもかかわらず炊飯器が使えた事に疑問を 持つ方もいらっしゃるようですが、この物語の時代には ガス炊飯器は一般的です。水道も止まっていませんし、 ガスが止まった描写もありません。 ガス炊飯器でご飯を炊いたのだろうと当時の読者は 読み取ったはずです。 | ||||
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