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生まれ来る子供たちのために But,we are not a mistake



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【この小説が収録されている参考書籍】
生まれ来る子供たちのために (講談社ノベルス)

生まれ来る子供たちのために But,we are not a mistakeの評価: 9.00/10点 レビュー 2件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点9.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(10pt)

生まれ来る子供たちのために But,we are not a mistakeの感想

考えうるなかで最も醜悪な結末を迎えたシリーズ最終作。上記の評点は、シリーズを通しての点数である。主人公とヒロインごとにマルチエンディングが設けられているが、何れもシリーズを通読してきた者であれば、目を蔽いたくなるような帰結へと向かっていく。どこで間違えたのか、どのようにすればこの結末を避けることができたのか。本巻の末章を読んだ読者は、必ずその疑問に向き合うことになるであろう。そして再度このシリーズ全体に向き合い、立ち返り考え直す必要性が希求されるのである。そして思うであろう、「本シリーズは『復讐』の是非について度々論じられていたが、彼ら彼女らが決断した『復讐』とは、果たして正しい行為であったのか」。様々な視点から描かれる登場人物の行為を問題として提起し、それを我々が生きる現実へと反映させることができる、或いはそれを目的としていたようにも思われるが、兎も角、浦賀作品の集大成ともいえるシリーズであったことは間違いない。
ただし、過激な表現、易々とタブーに触れる姿勢など、無辜の万人に勧めることのできる作品ではないが、できるならば若い感性が新鮮なうちに読んでいただきたいシリーズである。早期の復刊を望む。

陰獣
Z0SROFAS
No.1:
(8pt)

生まれ来る子供たちのために But,we are not a mistakeの感想

純菜シリーズ、ここに堂々完結!異なる2パターンの結末と、最後に明かされる秘密。伏線も含めて、ミステリ的にも青春小説的にも浦賀のひとつの到達点といえる作品だと思いました!

ジャム
RXFFIEA1

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