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QJKJQ



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【この小説が収録されている参考書籍】
QJKJQ
QJKJQ (講談社文庫)

QJKJQの評価: 6.00/10点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

QJKJQの感想

2016年度の江戸川乱歩賞受賞作。
乱歩賞は新人の賞ではありますが、著者はペンネームを変えての再デビューなので他の乱歩賞のような初々しさはなく、個性的な作品でありかつ異質を放っている作品だと感じました。

猟奇殺人鬼の一家に生まれた主人公。自身も父も母も兄も殺人鬼。ある日部屋で兄の惨殺死体が発見され、しばらくすると消失する謎が発生する。殺人鬼として狙う加害者側から一変、主人公は被害者側となり、死体消失の謎によるミステリ模様が始まるする流れ。
本書を手に取る前のイメージは、猟奇殺人ものなのでドロドロなグロなものを想像していましたが、そういう気分にさせるのは序盤ぐらい。主人公の家族に何が起きたのか?という謎を追う流れで、本筋は"殺人"について、歴史、考察、哲学などの思考を巡らす物語。

なんとなく読んでいて、内容は違いますが夢野久作の『ドグラ・マグラ』を感じました。「ゴオォゥン――ゴオォゥン……」とか、現実の話なのか虚構や幻想の話なのかごちゃごちゃになるような展開。奇書と感じるのも分かります。

本書は個性的な作品。一つの物語として完成されています。
ただそれが好みかどうかは人それぞれでありまして、個人的にはあまり楽しめなかった作品でした。

egut
T4OQ1KM0
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

QJKJQの感想


 私の家族は全員、猟奇殺人鬼。 自ら削り出したナイフで対象を一突きする私。 抜いた血を口からまた飲ませる拷問的惨殺をする父。 狂乱に満ちて殴り殺す母。 特性のマウスピースで喉元を咬みきる兄。 殺人者であることを世間から慎重に隠しながら私は静かに暮らしていた。 あの日、兄の惨殺死体を目撃するまでは――。 

 何かが壊れた快楽殺人者は隠れる側から追う側へ、殺人者の心理に迫る怒涛の400P。 一家の秘密とは、タイトルの意味は?広げに広げた壮大で暴力的な物語は予想だにしない結末を迎える。 好みの作品ではないが流石江戸川乱歩賞に輝くだけあって全編通して筆力の高さが見られる、まったく止まることなく読み終えられた。

りーり
9EDFH0HC
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

QJKJQの感想


▼以下、ネタバレ感想

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なおひろ
R1UV05YV
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

QJKJQの感想

最初は気持ち悪く
途中から説明が多くなるが
読むのをやめることは無かった。
父娘の心情が理解できなかった。


jethro tull
1MWR4UH4

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