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双頭の悪魔



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【この小説が収録されている参考書籍】
双頭の悪魔 (黄金の13)
双頭の悪魔 (創元推理文庫)

双頭の悪魔の評価: 7.55/10点 レビュー 22件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.55pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全10件 1~10 1/1ページ
No.10:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

双頭の悪魔とは

学生アリスシリーズを読むのは何年ぶりだろうか、登場人物の特徴等は全く覚えていないが、このシリーズがとても楽しいものだったことだけは記憶している。本作も例に漏れずあっという間に読めてしまった。非常にボリュームのある大作であるが、分量は一切気にならない。読者への挑戦状は3つも用意されており、3度も事件の解決を楽しませてもらえる、非常に贅沢な1冊だった。

「双頭の悪魔」とは見事なタイトルに思う。川を隔てて存在する2つの村、そこにはかつて川の氾濫をおさめるためにそれぞれの村から生贄を用意させていたという言い伝えがある。そんな村にやってきた主人公一行は大雨により橋が壊れてしまい、互いの村を行き来できなくなるどころか2手に分断されてしまう。そしてそれぞれの村で殺人事件が起き互いにどのように絡み合うのか非常に興味をそそられ、最終着地も見事だった。
そんな本作の良かったポイントはこれだけ多くの登場人物が出てくるのに、一人ひとりをしっかり描き切ったことだろう。それぞれの人物が個性的で、この手の作品によくある、誰が誰だかわからないといった事象は一切無かった。本格ミステリではストーリーは非常に退屈だといったことが珍しくないが、このシリーズでそのようなことは未だ経験していない。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.9:
(8pt)

双頭の悪魔の感想

「双頭の悪魔」とはそういう事だったのですね.

▼以下、ネタバレ感想

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マー君
S2HJR096
No.8:
(7pt)

まあまあでした

パズルです。

わたろう
0BCEGGR4
No.7:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

双頭の悪魔の感想

読者への挑戦状が三度挿入されている、ということは既に散々煽り文句で使われているのでネタバレにはならないと思いますが、、その第三の謎解きが特に分かりやすくて惚れ惚れしました。
それでも第一の謎解きについて疑問が残ったので、ネタバレで記録しておこうかな、、
そして、直接的ではないものの「おっ?」となった伏線があったのでそれも記録。

▼以下、ネタバレ感想

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De
2O1XLRX4
No.6:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

双頭の悪魔の感想

これぞ本格推理小説の醍醐味と言える高評価も納得の作品でした。
フェアに展開されるお手本のような本格推理小説を2冊同時に読ませた後に、
一つにつなげる完璧なロジック。
『双頭の悪魔』というハマりすぎるタイトルが本当に見事です。
少し話は長かったですが読みやすくて素晴らしい作品だと思いす。
順番が前後してしまいましたが『月光ゲーム』『孤島パズル』も近いうちに読もうと思いました。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

双頭の悪魔の感想

行き来が不可能になった二つの場所で起きた殺人事件。
それぞれの犯人は別々なのは分かるが、どういう風にこの二つの事件が結び付くかが、この作品の核となる所です。
まさしく、双頭の悪魔というタイトルが、ピッタリと当てはまる作品です。

松千代
5ZZMYCZT
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

双頭の悪魔の感想

別々に見える二つの事件が一つに結び付く大技が綺麗に決まっているのがこの作品の一番の読みどころです!あと、「孤島パズル」で心に傷を負ったマリアの繊細な心理描写も丁寧に描かれており、マリアが理由は違うものの同じように心に傷を負った元人気アイドル由衣と交流していくうちにどう双方がどう変わっていくかという点も良かったです!この二人の再生の物語を抜粋すると「双頭の悪魔」ならぬ「双頭の天使」になるのかな?(笑)

ジャム
RXFFIEA1
No.3:
(8pt)

双頭の悪魔の感想

2つの事件が繋がっていく様がよかったです。

みい
XL0AKYF3
No.2:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

ロジックが積み上がっていく快感

初読である。「作家アリス」シリーズは殆ど読破しているのに「学生アリス」シリーズは手に取ったことがなかった。非常に楽しかった・・・久しぶりに純粋な意味でのロジック・ミステリの長編を堪能した。有栖川有栖氏の簡潔にして明快な文体は、すらすらと頭に入ってきて・・・奇態な世界観を呈することもなく、マニアックな薀蓄に走ることもない。全てが「ミステリ」のために設えられている、と感じる。嵐のせいで孤立した山奥の芸術家コミュニティ・・・鍾乳洞の奥の異様な殺人現場・・・断絶した河の反対側で起こった別の殺人・・・「読者への挑戦」など、さらりと読み飛ばしてしまう自分が情けないが・・・精巧で繊細なパズル・・・というよりも積み木の塔のように、ロジックが組みあがっていくのを呆けたように眺める歓びは快感ですらある。

▼以下、ネタバレ感想

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驚愕冬彦
2WGNS0HA
No.1:
(8pt)

双頭の悪魔の感想

江神二郎シリーズ第三弾!

気持ちのいい論理的推理で、大満足です!

アンコウ
BKBVHN0W

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