【有栖川有栖】
46番目の密室
評判
46番目の密室の評価:
5.10/10点 レビュー 10件。 C ランク
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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| 作者と同姓同名の登場人物が登場する有栖川有栖氏のシリーズ作品は、その趣向の祖であるエラリー・クイーンと同じくクイーン信奉者で同趣向をシリーズキャラクターにしている法月綸太郎氏と異なり、探偵役は作者と同姓同名の人物ではなく、別の人物が務める。それはデビュー作『月光ゲーム』で登場した英都大学の学生有栖川有栖が登場する、いわゆる学生アリスシリーズでは推理小説研究会の部長江神二郎であり、もう1つが本書がその第1作となる推理作家有栖川有栖が登場するシリーズ、作家アリスシリーズの、臨床犯罪学者の火村英生である。このシリーズはそのまま探偵の名で呼ばれているようだ。 | ||||
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臨床犯罪学者、火村英生の誕生作ということで読んでみました。やっぱり魅力ある探偵は何か暗い過去を背負い一癖も二癖もある大人がいいですよね。昨今の学園を舞台にした学生探偵に、何となく馴染めないのは歳のせいでしょうか。
いい意味でとても読みやすい作品でした。内容も表現もわかり易く、初心者向けかもしれません。火村英生と作家アリスの人となり、二人の関係性を確認して、次に進む…ためにぜひお読み下さい。
余談ですが、学生アリスシリーズは読破しています。このシリーズ、私が学生時代を過ごしたころの匂いが漂っていてとても好きです。作家アリスシリーズは数冊つまみ読みしましたが、また違ったテイストなんですね。少しずつ読んで行きます。