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Zの悲劇



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Zの悲劇の評価: 5.86/10点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.86pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

Zの悲劇の感想

ドルリー・レーン悲劇四部作の第三弾。
X、Yに比べて評価の低い本作ですが、ラストの畳み掛ける様な消去法推理の美しさは個人的には『Yの悲劇』より好きです。
ただしペイシェンスの一人称語りが読みづらいうえ感情移入しにくいため、
いまいちストーリーが頭に入ってきませんでした。
そのために完璧に計算されたロジックの魅力が半減してしまい堪能しきれなかったことが残念です。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

Zの悲劇の感想

まず、ペイシェンスが嫌いなキャラでした。読んでいてイライラがたまります。 そしてレーン氏の老人ぶりがなんとも残念。なぜこんな設定にしたのでしょうか。しかしラストの謎解きは、論理的で良かったと思います。それだけに、もっと沢山のレーン氏の活躍が読みたくなりますね。まだレーン氏には、最後の事件が残っています。どんな結末になるのか、四部作は起承転結だと言われている様なので、期待して読んでみたいと思います。その時にこの作品も再評価出来れば良いのですが、現時点ではペイシェンスのマイナスの方が強く、良く出来た物とは感じられませんでした。

なおひろ
R1UV05YV
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

Zの悲劇の感想

レーン4部作の3作目。
Yの悲劇から10年後という設定になっています。
主要メンバもその立場を変え、そして年齢的にも老いたなぁという印象です。
得意の変装もなしです。変装しても変装した対象と同じ動きができない程、肉体的衰えが見えると言う事でしょうか。
こういう現実に則した設定は評価していいのではないかと思いますが、若干読んでる方は歯がゆくなったりします。
そんな中この作品には、サム元警視の娘ペイシェンスが新たに探偵(もどき)として登場します。
最後はやはり主役交代して美味しいところはレーンが持っていくのですが、序盤戦はレーンが手助けをする形。
(レーンと比較して)彼女の推理のまだまだ未熟な点や青さがよく描けていると感じたのですが、ただそんな彼女の一人称で終始したのはどうなのか。
おかげでこれまでの2作品とは大きく雰囲気が異なってしまっていますが・・・どことなく軽い。

この作品がこれまでの2作品と印象が違うなと感じるのは視点だけではありません。
死刑執行過程の描写が含まれているのですが、この箇所だけ異様に浮いているように感じました。
死刑が執行された日時は推理上で非常に大きな意味があるのですが、執行される人物は事件に全く関係のない人物ですし、不必要と思えるくらいの詳細な描写がなされています。
作者は死刑制度の現状というかその是非まで含めて世に問いたかったのでしょうね。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

Zの悲劇の感想

ドルリー・レーン4部作の3作目。起承転結の転と言う感じの急展開。X・Yから数年が立ち、女探偵ペイシェンス・サムが登場する。X・Yよりは地味な印象を受けるが後半のプロファイリングは鮮やかだった。

水生
89I2I7TQ

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