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沈黙の森



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【この小説が収録されている参考書籍】
沈黙の森 (講談社文庫)

沈黙の森の評価: 7.33/10点 レビュー 3件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.33pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(8pt)

家族を愛する、現代のワイルド・ウェスト・ヒーロー登場

ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズの第1作。発表直後から各種新人賞を獲得し、多くの評論家から絶賛されたというのも納得がいく力強いアクション・ミステリーである。
新任の猟区管理官・ジョーは地元民・キーリーの密猟現場に出くわし、違反切符を切ろうとして拳銃を奪われて笑い者にされたのだが、その因縁の男・キーリーがジョーの家の裏庭で死んでいるのが見つかった。エルク狩りのキャンプ場で何者かに襲われて負傷したままジョーの家まで馬で来たようだった。ジョーと仲間の猟区管理官、保安官助手の3人でキャンプ場に行き、テントから銃を持って出てきた男を射撃したのだが、そこではキーリーの仲間二人が殺されていた。犯人が撃たれて入院したため一件落着とされたのだが、キーリーが持っていたアイスボックスに残された獣の糞が気になったジョーは、その疑問を解明しようとする・・・。
無口で大人しく、一見、無能にも見られるジョーだが実は、何事にも屈せず、真っ正直に自分の信念を貫いて行く正義の男である。融通が利かず、上司や仲間の受けは悪いのだが、何者にも流されない強さを持ち、しかも心底から家族を愛する心優しい、アメリカ人好みのワイルド・ウェスト・ヒーローで、このシリーズがベストセラーを続けているのもうなずける。さらに、ワイオミングの大自然が眼前に浮かんで来る情景描写も魅力的。
清々しい読後感が得られるアクション・エンターテイメントとして、多くの人々にオススメしたい。

iisan
927253Y1
No.2:
(7pt)

デビュー作なので、力入っていました!

cjボックス氏のデビュー作品だそうです。
最初から力の入れ方がこちらにも伝わってきますね!こういうお父さん?がいたら、ホント頼もしいですよね。
俳優でいうと、誰になるのだろう??と思いながら読み進めました。
昔でいう、ロバートレッドフォード?
古き良きアメリカの典型的な(理想的な)男性が似合いそうです。

物語としては、少々辛いところもありますが、全体としてよく出来たミステリーだと思いました。

ももか
3UKDKR1P
No.1:
(7pt)

CJボックス氏、第一作?

CJボックス氏の本は既に数冊読んでいますが
この小説が第一作のようです(ジョーピケットシリーズ)
ここから始める方が勿論良いでしょうが、それほど違和感もなく読んでいたので
彼の小説がそれだけ読みやすいということなのでしょう。(時々軽い説明もあったので)

親子の関係は遠い昔テレビで見ていた「大草原の小さな家」みたいで、憧れます。


ももか
3UKDKR1P

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