母親を高校の同級生・渡部に殺されたライターの銀次郎。

ライター・銀次郎は、元妻・聡美が引き起こした医療ミス事件の真相を探ることに。

いまだかつて、これほど哀しいホラーはなかった。これほど恐ろしいファンタジーはなかった。

富士樹海近くで合宿中の高校生文芸部員達が次々と殺されていく。

平凡だが幸せな生活を謳歌していた香奈子の日常は、恋人・貴治がある日突然、何者かに殺されたのを契機に狂い始める…。

ライターの銀次郎が昏睡状態から目覚めると、謎の男が現れた。男は「この病院で目覚めた人は自殺する」と告げる。

ライターの銀次郎の同業者、青葉が殺された。青葉が特ダネを追っていたことを知った銀次郎はそのネタを探り始める。

階段から落ちた恋人・亜矢子は意識不明のまま昏睡状態に陥る。

糖尿病の妹・理奈がいる敦士は、妹が群馬県の川で見たイルカを探すため、彼女と友人とともに群馬へ向かう。

「この子は近い将来、自殺する」。初対面の少女の運命をなぜか私は知っていた。

父が自殺した。突然の死を受け入れられない安藤直樹は、父の部屋にある真っ黒で不気味なパソコンを立ち上げる。

【第２９回　山本周五郎賞受賞作】 善意は、悪意より恐ろしい。

“私の事を、父は「ガラスの人形」だと呼んでいた。脆い、脆い、透き通ったガラスの人形だと。

ひと気のない公園の池で10歳の少年の溺死体が発見された。

もしも殺人を犯してなければ・・・驚愕のパラレルワールドミステリ! 北海道・網走に住む小説家の加納豪は、かわいい妹の彩を溺愛していたが、彩が商社に就職して夕張でひとり暮らしを始め、やがて同期の奥津と結婚することになり悲嘆に暮れる。

身に覚えのない上司殺しの罪で刑に服した江木雅史。事件は彼から家族や恋人、日常生活の全てを奪った。

「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。

遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きた。

猟銃を持った殺人犯(黒のキング)が、妻・友貴子(白のクイーン)を人質に我が家に立てこもる。

ロケットエンジンのバルブシステムの開発により、倒産の危機を切り抜けてから数年――。

森の中の『ハーフウェイ・ハウス』という閉ざされた学園には二十二人の大人びた美しい子供たちが暮らしていた。

治安が悪く、地獄のような街で地べたを這いずって暮らしていると考えていた俺は間違っていた。

埼玉県と長野県の境近く、かつては個人の別荘であった寮「リラ荘」を、日本芸術大学の学生七名が訪れた。

十七歳の洋子は佐久間という工員の青年と恋に落ちる。だが仲間二名が殺害される事件が起き、犯人と疑われた彼は姿を消す。

夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。

かつて学生運動に身を投じ、いまはキャリア警察官として埼玉中央署に勤務する二条実房。

富豪の一人娘が、別荘で不審な事故死を遂げる。

中原道正・小夜子夫妻は一人娘を殺害した犯人に死刑判決が出た後、離婚した。

「死刑囚の孫」である二人の女性――出自に縛られ気弱なアキと芯の強いジャーナリストの莉菜は祖父たちの「事件」の真実を追う。

結成14年のアマチュアロックバンドのギタリスト・姫川亮は、ある日、練習中のスタジオで不可解な事件に遭遇する。

ミステリ作家の西野冴子は、ストーカー扱いされた挙げ句、殺人事件の犯人として逮捕されてしまうが、一切心当たりがない。

ミステリ作家の冴子は、友人・亜美から恋人タケルを紹介される。

孤独に暮らす老婆と出会った、大学生の総司。

大学に入学した僕が賑わう校内で見たのは、「新委員募集中。あなたも信じてみませんか―。

雪に閉ざされた山荘に、UFO研究家、スターウォッチャー、売れっ子女性作家、癖の強い面々が集められた。

鏡ばかりの部屋で発見されたエリート医師の遺体。自殺とされたその死を、検事・志藤は他殺と疑う。

拉致監禁。両手親指切断。

助言あり〼(ます)――。スーパーの駐車場で“相談屋”を営む稲垣さんの下で働くことになった浜田青年。

テレビのドキュメンタリー制作者のキャサリン。彼女は順風満帆の生活を送っていた。

「さて、同窓会を下記のとおり開催することとなりました。

姉を見殺しにされ天涯孤独となった青年。愛弟子の企てに気づいたとき、湯川がとった驚愕の行動とは。

ナンパした祥子を情事の最中に絞め殺してしまった19歳の零。だが警察が到着した時には死体は消えていた。

半年後までに、邪魔なものはみんな“片付ける"――。

北関東のある町で、中学二年生の名倉祐一が転落死した。

三姉妹の長女・百合が次女を殺した。

史上初！ 最終候補にダブルエントリーされ、「こっちを読みたい！」という声が続出した話題作。

わたしの人生は充実する、あの夫、あの親族さえいなければ。

八歳の女児が乗用車に撥ねられ死亡する。運転手は不起訴処分になるが、そこには罪深い大人たちの様々な打算が働いていた。

「僕が死んだ時、居合わせた人間達を僕が生まれたあの島に向かわせてください」そう遺言を残し中学生が自殺した。

村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果、適さないことが分かる。

”原作者”と”盗作者”の緊迫する駆け引きに息を呑む。

ウォーカロン。「単独歩行者」と呼ばれる人工細胞で作られた生命体。

郊外の町で、幼稚園児の遺体が発見された。被害者は死後に性的暴行を加えられていた。

永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。

ミステリ作家浦賀和宏は悩んでいた。次作のテーマは「密室」。

綾辻行人氏推薦! 警察のリアルに描かれる極上のフーダニット 京都府警の本部至近ばかりで発生する、連続眼球強奪殺人。