企業の炎上鎮火を請け負う裏仕事人の西澤奈美は、筋力トレーニングを日課とし、冷蔵庫にはビールと栄養ゼリー。

第67回江戸川乱歩賞受賞作! 「事件が面白い」「登場人物が魅力的」「警察の描写がリアル」と選考委員が称賛! 博士号を持ちながら30歳で北海道警察の警察官となった沢村依理子。

南極遊覧中のチャーター機がシステムダウンを起こし不時着。

第68回江戸川乱歩賞受賞作。 史上最年少、選考委員満場一致。

探偵事務所への匿名の依頼は、あるホームレス青年の調査だった。 彼は穏やかで理知的な人物だが、社会に絶望していた。

ビデオジャーナリストの伏見が住む鳴川市で、連続イタズラ事件が発生。

人もうらやむ瀟洒な住宅街。その裏側は、忖度と同調圧力が渦巻いていた。

助けてくれた青年を置き去りにしたことで被害者だったはずの少年は、世間から集中砲火を浴びた。

「館」×「孤島」×「特殊設定」×「百合」! 孤絶した楼閣=密室で起きた「絶対不可能殺人」 最侠のヒロインは、最愛の師の「死の謎」を解くことができるのか!? 選考委員絶賛! 第67回江戸川乱歩賞受賞作 綾辻行人「論理的に真相を解き明かしていくスタンスには

なぜ犯人の服の目撃証言は、 「赤」「緑」「白」「黒」「青」と五通りなのか 食い違う目撃証言、見つからない凶器の謎。

女子高生の亜李亜は、猟奇殺人鬼の一家に生まれ、郊外でひっそり暮らしていた。

平穏に夏休みを終えたい小学校教諭、元不倫相手を見返したい料理研究家…きっかけはほんの些細な秘密だった。

映画原作「ヘルドッグス」続編! 警察小説を超えた、慟哭の人間ドラマ 関東最大の暴力団・東鞘会の跡目争いは熾烈を極めていた。

天才音楽家が名曲に秘めた謎。構想30年、格式高き芸術ミステリ。

村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果、適さないことが分かる。

大正十三(1924)年七月、鳥取県鳥取市──。

育った家がごみ屋敷となり果て、久しぶりに戻った美佐。家を片づけていく過程で金庫を発見する。

ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説! 射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。

『今すぐ人生がどうにかなってもいい人募集中!』web発・日常侵食ホラー 実母のせいで貯金も住処も失ったタカヒロは、住み込みでマンションの一室を管理する仕事の求人を見つける。

ホラー作家の失踪、酒蔵関係者の連続惨殺事件、そして九年前の奇妙な依頼。その真相は螺旋の記憶の奥底で蠢いていた。

柚月裕子の13年がつまった短編集 美しい花には毒がある 献身的に母の介護を続ける娘の楽しみとは……。

『誰かがこの町で』でブレイク! ソーシャル・ミステリーの旗手が衝くドメスティック・バイオレンスの闇 4日に1人、妻が夫に殺される。

メキシコで麻薬密売組織の抗争があり、組織を牛耳るカサソラ四兄弟のうち三人は殺された。

ぎりっ、ぎりっ。ぐし、ぐし。

関東の地方都市で起きた連続猟奇殺人事件。

札幌の新設大学で発生した爆破事件。 博士号を持つ警察官・沢村依理子が捜査に加わる。

南天の木の植わった坪庭がある、京都の小さなゲストハウス「風待荘」。

祖母が遺したのは、血に染まったシャネルスーツだった。

〜ミステリ作家からの挑戦状〜 登場人物全員、同姓同名! 大胆不敵、大混乱ミステリ待望の文庫化。

誰がうそをついている?幼なじみの四人が校庭に埋めた拳銃は、二十三年の時を経て再び放たれた。

第５７回江戸川乱歩賞受賞作　　　　　　　呪いで人が殺せるか。

銃撃テロを生き延びた五人。

東京、炎上。正義は、守れるのか。

意識不明の重体で運ばれた、横川達男。主治医の白石ルネは、延命治療は難しいと治療を中止。

バブル期に個人として史上最高額の負債を抱え、自己破産した朝比奈ハル。

自宅アパートの22階から飛び降り自殺した女子中学生シウマン。

自身の身代わりとなった親友・セリヌンティウスを救うため、3日で故郷と首都を往復しなければならないメロス。

トラブルやたくらみに巻き込まれて、お人好しが右往左往。助けを求められたなら、放っておくことはできやしない。

現職国会議員に中国のスパイがいるという情報によって、極秘に警視庁外事課に捜査本部が設置された。

始まってしまったら……人が死ぬ。何人もの人が。

ある日、逢坂剛氏のもとに奇妙な宅配便が届いた。中身は旧式のフロッピディスク。

父親が突然亡くなり、山形の山あいの集落に引っ越した小学校6年生の高橋みのり。

企業のトラブル請負という仕事をめぐって最愛の恋人・雪江と師を続けて亡くした西澤奈美は心の整理がつがす空虚な日々を送っていた。

「ガラスの鍵賞」「リヴァートン賞」「マウリッツ・ハンセン新人賞」受賞 ――北欧のミステリ賞で三冠を成し遂げた警察小説の傑作、日本上陸!! 錯綜する現代と過去の殺人事件をノルウェー警察本部のベテラン刑事が追う 真相が明かされても話のさきは読

探偵・茶畑徹朗の許にもたらされた、奇妙な依頼。

カラマーゾフ事件から十三年後。

新設された東京スペリオール・バレエ団。

無菌病棟、通称《クレイドル》。

「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。

埼玉県警の何森(いずもり)は、昔気質の一匹狼の刑事である。仕事一筋ながら協調性はなく、県内の警察署を転々としていた。

完全民間宇宙旅行のモニターツアーで、念願の宇宙ホテル「星くず」についた途端みつかった死体。

検事を辞して弁護士に転身した佐方貞人のもとに殺人事件の弁護依頼が舞い込む。

穂刈は、クラスで起こるいじめに目を逸らすような、事なかれ主義の中学教師だった。

長谷川祐子は、霊視の依頼で来た客から、悩んでいる若い夫婦を紹介された。

極限状況での謎解きを楽しんだ読者に驚きの〈真相〉が襲いかかる。

５２ヘルツのクジラとは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一頭だけのクジラ。何も届かない、何も届けられない。